今回はRazer(レーザー、レイザー)のゲーミングキーボード「BlackWidow V3 TKL」をレビューしていきます。
Razer BlackWidow V3 TKLの特徴
- メカニカルキーボード – RAZER メカニカルスイッチ(グリーン、イエロー)
- コンパクトなテンキーレスデザイン
- ケーブルを3か所の出口で選べるケーブル配線オプション
Razer BlackWidow V3 TKLの性能(スペック)
キースイッチ | スイッチ | Razerメカニカルスイッチ |
---|---|---|
軸 | グリーン、イエロー | |
アクチュエーションポイント | 1.9mm | |
キーストローク | 4.0mm | |
押下圧 | 50g | |
耐久性 | 8000万クリック | |
サイズ | フォームファクター | テンキーレス |
幅 | 365mm | |
奥行 | 155mm | |
高さ | 41mm | |
重量 | 822g(ケーブル込み) | |
ケーブル | ケーブル名 | – |
タイプ | ラバー | |
長さ | 1.8m | |
レポートレート(Hz) | 1000 | |
配列 | 日本語配列、英語配列 | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
Razer BlackWidow V3 TKLのパッケージ内容
梱包状態
パッケージ内容
Razer BlackWidow V3 TKL本体、ステッカー、製品情報ガイド。
Razer BlackWidow V3 TKLの形状、外観
Razer BlackWidow V3 TKLの色は1色のみ。配列は日本語配列と英語配列があります。今回購入したのは日本語配列です。
フレームはアルミ製で頑丈、触るとサラサラとしていてヒンヤリとしています。指紋が目立たないマット仕上げ。フレーム下部にはレーザーのロゴが入っています。ロゴ部分は光りません。矢印キー上にはインジゲーター。
キーキャップのかな印字はなし。触るとツルツルとサラサラの間といった感じ。指紋が目立たないマットタイプ。キーはフレームからむき出しになっているタイプで掃除がしやすくライティングがよく映えます。
スペースキーは短めでキー3.5個分くらいの長さ。
ファンクションキー、PAUSEにメディアコントロールなどが割り当てられています。Fnキーを押すとこれらのボタンが白色で光るようになっています。
裏面はプラスチック製。滑り止めは4隅に小さめの滑り止めが張られています。滑り止めは強めで少しぶつかったくらいでは動かない感じです。
角度調節のスタンドは2段階で調節できます。スタンドにも滑り止めラバーが張られているのでしっかりと固定されます。
ケーブルは3か所から出口を這わせられるようになっているため配線も便利です。
ソフトウェア機能(Razer Synapse)
カスタマイズ
キーの機能割り当てを行うことができます。
WindowキーとFnキー以外は割り当てを行うことができます。
〇割り当てられる機能
- キーボード機能
- マウスの機能
- マクロ
- デバイスの相互操作
- プロファイル切り替え
- ライティングを切り替え
- RAZER HYPERSHIFT
- プログラムを起動
- マルチメディア
- Windows ショートカット
- テキスト機能
- 無効化
〇ゲームモード
ゲームモードがオンの場合、以下の項目で選択したものが適応されます。
- Windowsキーを無効化
- Alt+Tabを無効化
- Alt+F4を無効化
ライティング
ライティングの明るさ、効果などを設定することができます。
〇クイック効果
- ウェーブ
- オーディオメーター
- スターライト
- スタティック
- スペクトラムサイクリング
- ファイヤ
- ブリージング
- ホイール
- リアクティブ
- リップル
- 環境認識
キースイッチ(軸)
Razer BlackWidow V3 TKLにはRAZER メカニカルスイッチ(グリーン、イエロー)が搭載されています。今回購入したのはグリーンスイッチです。
しっかりとしたクリック感とクリック音があります。
アクチュエーションポイントが1.9mmと標準的。押下圧は50gと少し重めで誤入力を減らすことができます。
打鍵感、打鍵音
私はブログなどの文字入力作業もするのですが、やはり作業等をする分にはしっかりとしたクリック感とクリック音があったほうが打鍵時に気持ちよさがあり作業に向いていると感じました。
アクチュエーションポイントは1.9mmと標準的でかつ押下圧が50gと少し重めなので誤入力が少なくなったなと感じました。
Razer BlackWidow V3 TKLはテンキーレスデザインですが私はテンキーを一切使わないのでまったく問題なく作業することができました。また、スペースキーが小さめですがキーボードを見なくても外すことなく押すことができました。
DELETEキーもあるので個人的には必要なものがしっかりあり、必要ないものは一切ないといった感じで作業には完璧なデザインでした。
ゲームをやってみた使用感
実際にゲームをプレイしてみて使用感はどんな感じか試してみました。
キーボードの置き方として、ニュートラル、ハの字、逆ハの字があると思うのでそれぞれ試してみました。
テンキーレスなので配置に困ることはまったくありませんでした。奥行きは少し長めですが特に問題なく配置できました。マウスを大きく操作してもぶつかることもなく非常に快適でした。
アクチュエーションポイントが1.9mmと標準的でかつ押下圧がやや高めなので手を置いていても誤って押してしまうこともなく、誤操作をすることもありませんでした。
ただ長時間やっていると少し押下圧が高くて重いなと感じることがありました。大した問題にはなりませんが、少し押しづらいなを感じます。
操作時のクリック音は当然なりますが、私の場合ボイスチャットや動画などで拾ってしまうことはありませんでした。マイクが拾ってしまわないように調節しておけば問題なく使えます。逆に調節していないと拾ってしまいそうではあります。
同時入力テスト
ゲームをする際、2~3つのキーを同時に入力することも多々あると思います。
そこで同時入力をいくつまで受け付けるのかテストしました。
同時入力テストのテストに「キーボード同時入力テスト」を使わせていただきました。
Razer BlackWidow V3 TKLの同時入力数
押せるだけいっぺんに押してみましたが全て同時に入力できたのでMAXいくつまでかはわかりませんが、基本的に全て同時に反応してくれそうです。
ゲームでよく使う[1,2,3,4,5,q,w,e,r,t,a,s,d,f,g,z,x,c,v,b]を特に重点的に調べてみましたが、同時押しができない組み合わせ等はありませんでした。
Razer BlackWidow V3 TKLの応答速度(反応速度)
キーボードの応答速度(反応速度)を測っていきます。※純粋なキースイッチの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。
100回やった結果はこのようになりました。
- 最速:0.169秒
- 最遅:0.219秒
- 平均:0.1996秒
平均タイムは0.1996秒となりました。全キーボードの平均タイムは0.20326なので少し速いという感じになりました。
アクチュエーションポイントが1.9mmと標準的な長さなのでタイムとしてもまぁそうよなといった感じ。
押下圧が重めなのでもう少し遅くなりそうでしたがそこまで押下圧は気になりませんでした。
⇓測定の仕方、その他ゲーミングキーボードの応答速度(反応速度)は以下の記事で確認できます。⇓
まとめ
ゲームはもちろんですが、作業がしやすく気持ちよくタイピングできるキーボードでした。
クリック音が気にならないという方はゲームにも使えてかなりよさげです。
メリット
- ゲーム、作業両方に使える
- アクチュエーションポイントが標準的で押下圧が重めなのでタイプミスが少なく済む
- 作業中のクリック感が気持ちいい
デメリット
- ゲームを長時間していると若干押下圧が重く感じる
⇓その他のゲーミングキーボードのレビュー記事は以下で確認できます⇓
⇓おすすめのゲーミングキーボードと選び方を以下で解説しています⇓