デバイス比較・知識

Razer BlackWidow V3 TKL VS Razer BlackWidow Lite

投稿日:2021年2月9日 更新日:

Razer BlackWidow V3 TKL VS Razer BlackWidow Lite

当サイトはFPS向けにゲーミングデバイスのレビューを行っています。

当記事では「Razer BlackWidow V3 TKL」と「Razer BlackWidow Lite」の比較、違いについてまとめています。




性能(スペック)

Razer BlackWidow V3 TKL Razer BlackWidow Lite
キースイッチ メカニカル式|RAZER メカニカルスイッチ(グリーン、イエロー) メカニカル式|RAZER メカニカルスイッチ(オレンジ)
フォームファクター テンキーレス テンキーレス
奥行 155mm 133mm
365mm 361mm
高さ 41mm 36mm
重量 822g(ケーブル込み) 682g
ケーブル ラバー製 マイクロUSB(ストラップ付き、取り外し可能な編組ファイバー被膜ケーブル)
アクチュエーションポイント 1.9mm 1.9mm
キーストローク 4.0mm 4.0mm
押下圧 50g 45g
耐久性 8000万クリック 8000万クリック
レポートレート 1000hz 1000hz
配列 日本語配列、英語配列 日本語配列、英語配列

 

仕様・外観

大きさ(サイズ)

大きさ(サイズ) 大きさ(サイズ)2 大きさ(サイズ)3

●Razer BlackWidow V3 TKLの大きさ(サイズ)

  • 奥行:155mm
  • 幅:365mm
  • 高さ:41mm

●Razer BlackWidow Liteの大きさ(サイズ)

  • 奥行:133mm
  • 幅:361mm
  • 高さ:36mm

両キーボードともテンキーレスなので、割かし配置しやすいサイズ感です。

少し「BlackWidow V3 TKL」のほうが奥行きが長めです。

配列

配列 - Razer BlackWidow V3 TKL 配列 - Razer BlackWidow Lite

両キーボードとも日本語配列、英語配列の両方があります。

画像は両キーボードとも日本語配列ですが、大きな違いはありません。唯一の違いはスペースキーの大きさで「BlackWidow V3 TKL」はキー3.5個分ほど、「BlackWidow Lite」はキー2.5個分ほど。

日本語配列と英語配列の違いとしてエンターキーやスペースキーの大きさ、変換キーや無変換キーの有り無し、ちょっとした配列の違いなど様々な違いがあります。

普段から日本語配列を使っている人が英語配列にしたり、逆をすると慣れるまではかなり違和感を感じると思うので注意が必要です。

フレーム

フレーム - Razer BlackWidow V3 TKL フレーム - Razer BlackWidow Lite

「BlackWidow V3 TKL」は表面のみアルミっぽい金属製フレームで頑丈なつくりになっています。表面の質感はザラザラとサラサラの間のような触り心地で指紋は目立たない印象。

「BlackWidow Lite」は表面のみアルミ製フレームで頑丈なつくりになっています。表面の質感はザラザラとサラサラの間のような触り心地で指紋は目立たない印象。

キーキャップ

キーキャップ - Razer BlackWidow V3 TKL キーキャップ - Razer BlackWidow Lite

両キーボードともスペースキー以外は凹状。

両キーボードとも印字は摩耗することが無いダブルショットキーキャップでサラサラとした質感。キーがフレームからむき出しになっているフローティングデザインで、掃除がしやすくライティングもよく映えます。

ショートカットキーや専用キー

ファンクションキー ファンクションキー2 ファンクションキー3 pause

「BlackWidow V3 TKL」はファンクションキーがそれぞれ、F1~F3:音量コントロールキー、F5~F7:メディアキー、F9:オンザフライマクロ記録キー、F10:ゲーミングモードキー、F11~F12:バックライトコントロールキー、pause:スリープモードキーとなっています。専用キーはなし。

ファンクションキー(1F~3F) ファンクションキー(F5~F7) ファンクションキー(F11~F12) pause

「BlackWidow Lite」はファンクションキーがそれぞれ、F1~F3:音量コントロールキー、F5~F7:メディアキー、F11~F12:バックライトコントロールキー、pause:スリープモードキーとなっています。専用キーはなし。

角度調節

角度調節のスタンド4 角度調節のスタンド5 角度調節のスタンド6

「BlackWidow V3 TKL」は2段階。

角度調節 - Razer BlackWidow Lite 角度調節2 - Razer BlackWidow Lite

「BlackWidow Lite」は1段階で角度を調節することが出来ます。

ケーブル

ケーブル ケーブル2 ケーブル3

「BlackWidow V3 TKL」は脱着ができないラバーケーブル。ケーブルは底面を沿わせられるようになっており出口を左右中央の3か所で選ぶことができるようになっています。

USB接続口

「BlackWidow Lite」は脱着可能な布巻きケーブル。接続口はMicro USBで本体右側にあります。

 

キースイッチ(軸)

Razer BlackWidow V3 TKL

キースイッチ(軸) - Razer BlackWidow V3 TKL

キースイッチ(軸) RAZER メカニカルスイッチ(グリーン) RAZER メカニカルスイッチ(イエロー)
打鍵感 打鍵を体感しやすいしっかりとしたカチッと感 スコスコ
打鍵音 カチカチ 静音
アクチュエーションポイント 1.9mm 1.2mm
キーストローク 4.0mm 3.5mm
押下圧 50g 45g

「BlackWidow V3 TKL」はグリーンとイエローの2つがあります。

グリーンは青軸と同じクリック感、イエローは赤軸を同じクリック感です。

アクチュエーションポイント、キーストローク、押下圧に結構違いがあります。

アクチュエーションポイントとはキーの押下時にスイッチがOFFからONに切り替わる距離のことです。ストロークとは違い、ストロークはキーの押し始めから押し切るまでの距離です。

アクチュエーションポイントが長いと少しキーが押ささってもすぐに反応してしまうことがないのでミスタイプが減ります。しかし押し始めてからキーが反応するまでの距離が長い分反応速度が遅れてしまいがちです。

逆に短いとミスタイプしやすくなりますが、押し始めてから速く反応しやすくなります。

押下圧は重めだとミスタイプしにくいですが、ゲームなどで同時押しや操作性がやや落ちます。

逆に軽いとミスタイプしやすくなりますが、同時押しや操作性が上がります。

Razer BlackWidow Lite

キースイッチ(軸) - Razer BlackWidow Lite

キースイッチ(軸) RAZER メカニカルスイッチ(オレンジ)
打鍵感 グリーンとイエローの中間の打鍵感
打鍵音 ほどよいクリック音
アクチュエーションポイント 1.9mm
キーストローク 4.0mm
押下圧 45g

「BlackWidow Lite」はオレンジ軸のみ。

グリーンとイエローの中間のクリック感をしています。

また「BlackWidow Lite」には打鍵音を抑える静音リングが備わっているため、打鍵音がうるさいと感じる場合には多少静かにすることができます。

 

ソフトウェア(設定)

カスタマイズ カスタマイズ

両キーボードとも専用ソフトウェアが備わっており、基本的な機能(キー割り当て、ライティング設定)が可能です。

 

ライティング

Razer BlackWidow V3 TKL

キーキャップはダブルショットキーキャップで印字が半透明なので光らせることでキーが見やすく綺麗に見えます。

キーがフレームからむき出しになっているフローティングデザインなので、普通のキーボードよりもライティングがより映えます。

色の種類や効果の種類も豊富でカスタマイズがしやすいです。

Razer BlackWidow Lite

「BlackWidow V3 TKL」同様、ダブルショットキーキャップでフローティングデザインなのでライティングが良く映えます。

しかし「BlackWidow Lite」は色の種類が白色のみなので、カスタマイズ性は微妙。

 

同時入力テスト

同時入力テスト

ゲームをする際、2~3つのキーを同時に入力することも多々あると思います。

そこで同時入力をいくつまで受け付けるのかテストしました。

同時入力テストのテストに「キーボード同時入力テスト」を使わせていただきました。

それぞれの同時入力テスト

両キーボードともどのような組み合わせで押してもしっかり入力されました。

同時に全てのキーを押すことはできないので最大いくつまで同時入力できるのかわかりませんが、文字入力等の作業やゲームをするのに困ることはまずありません。

 

応答速度(反応速度)

応答速度(反応速度)

反応速度を計るゲームで反応速度を計測して平均タイムを出し比較します。※純粋なキーボードの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。

このテストで分かることは”露骨な遅延が無いこと””ボタンを素早く押せるか”程度のものです。

それぞれの結果は以下になります。

●Razer BlackWidow V3 TKL(グリーン)

  • 最速:0.169秒
  • 最遅:0.219秒
  • 平均:0.1996秒

●Razer BlackWidow Lite(オレンジ)

  • 最速:0.181秒
  • 最遅:0.229秒
  • 平均:0.20631秒

両キーボードとも遅延は一切感じませんでした。

特別速く反応できるといった感覚もないですが、ゲームでも全く問題なく使用できると思います。

 

結局どちらを選ぶべきか

FPSにおいて重要なポイントは「同時入力(同時押し)」「サイズ」「アクチュエーションポイント」「押下圧」があります。

FPSなどのゲームの場合複数のキーを同時押すことが多々ありますが、「同時入力(同時押し)」ができないと思い通りに操作できずそれだけでハンデになってしまう場合があります。その点両キーボードとも複数のどの組み合わせでも同時に押すことができるので問題ありません。

「サイズ」はFPS的には小さいほどマウス側の操作範囲を広く取れるので有利です。そして両キーボードともテンキーレスで省スペースなのでFPSに向いています。

「アクチュエーションポイント」は「BlackWidow V3 TKL(グリーン)」と「BlackWidow Lite(オレンジ)」は1.9mmと平均的長さでゲームや文字入力等の作業にも使いやすいです。「BlackWidow V3 TKL(イエロー)」は1.2mmと短めでゲームで使う場合は速く反応してくれるので最適ですが、文字入力等の作業をするにはミスタイプしやすくなるかもしれません。

「押下圧」は「BlackWidow V3 TKL(グリーン)」は50gとやや重めでミスタイプがし辛く文字入力等の作業に向いています。「BlackWidow V3 TKL(イエロー)」と「BlackWidow Lite(オレンジ)」は45gとやや軽めでゲーム等で同時押しや操作しやすく向いています。

その他のポイントとして「クリック感」「ライティング」「配列」があります。

「クリック感」は「BlackWidow V3 TKL(グリーン)」は体感できるほどしっかりとしたクリック感。「BlackWidow V3 TKL(イエロー)」はスムーズでスコスコとしたクリック感。「BlackWidow Lite(オレンジ)」はその中間のクリック感で、作業やゲームの向き不向きよりも好みで選ぶのが良いかと思います。

「ライティング」に関しては「BlackWidow V3 TKL」は色の種類や効果が豊富ですが、「BlackWidow Lite」は白色のみで効果も少ししかありません。「ライティング」に拘りたい場合は「BlackWidow V3 TKL」のほうが良いかと思います。

「配列」は両キーボードとも日本語配列と英語配列の両方があります。ゲームしかしない場合は大きな影響はないかと思いますが、普段使いや文字入力等の作業をする人は使い慣れているほうでないと慣れるまで苦労するので注意が必要です。

これらを加味して自分が優先したいポイントを考えて選ぶを良いかと思います。

個人的に選ぶとしたら、私は文字入力等の作業をすることが多いので標準的なアクチュエーションポイントと押下圧でかつゲーム中に打鍵音が気にならない「BlackWidow Lite」を選びます。

⇓それぞれのレビュー記事は以下で確認できます⇓

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