当記事では【2020年】現状最強のゲーミングキーボードについてまとめます。
FPSにおいて最強のゲーミングキーボードとは
FPSにおいて最強のゲーミングキーボードは、FPSでキーボードに求められる要素がしっかり押さえられているかまたそれらがいかに優秀かにあると思います。
そして考えられるFPSでキーボードに求められる要素は以下になります。
- 操作しやすさ
- 反応速度、応答速度
- 同時押し、同時入力
- 配置のしやすさ(ニュートラル、八の字、逆八の字)
- 打鍵音、タイピング音
これらを比較し最強を決めようと思います。
操作しやすさ
正直操作のしやすさはキーボードの違いではそこまで無いと思います。
キーの配置はキーボードが変わってもほとんど変わらないしキーキャップの大きさや離れ具合もほとんど変わりません。なのでどのキーボードでも大差ありませんがその中でもこれは操作感に違いが出るなと感じるところは押下圧です。
キースイッチによって押下圧は違いがありおおよそ40~50gまでの違いがあります。その中で特に操作しやすい押下圧は軽めのほうが操作しやすいということです。
押下圧は軽いほうが素早く押し込むことができ、軽い力でも押すことが出来ます。なので直感的に押しやすく無意識的に操作しやすいです。
具体的な数値で言うと45g以下が体感押しやすいと感じています。キースイッチだと赤軸(リニア)や銀軸(スピード)などがFPSに向いていると感じました。
反応速度、応答速度
FPSにおいて反応速度、応答速度は速ければ速いほどいいのは間違いないです。
そして反応速度、応答速度はアクチュエーションポイントの影響が最も大きいです。アクチュエーションポイントとはキーの押下時にスイッチがOFFからONに切り替わる距離のことです。アクチュエーションポイントが短ければ短いほど反応速度は速くなります。
しかしだからと言ってアクチュエーションポイントが短ければ短いほど良いかと言われればそうではなく、短くなるほどキーに指を置くだけで反応してしまうことがあり誤操作の原因なってしまうことがあります。
なのでアクチュエーションポイントは誤操作しないくらいの長さでかつ最も短い長さでベストということになります。体感で言うと1.2mm未満だと誤操作が出ることが多かったので、1.2mmが最も速く誤操作しない長さかなと感じます。
同時押し、同時入力
ゲームではキーを2つや3つ同時に押しことがとても多いかと思います。しかしゲーミングキーボードの中には同時に押すとキーが反応しなかったり別のキーが反応してしまうものがあります。そのようなゲーミングキーボードはFPSをするにはハンデになる場合があるので向いていません。
これに関しては単純でメカニカルキーボードであれば問題ありません。
メンブレンキーボードやメカニカルキーボードなど様々なものをレビューしてきましたが、メンブレンキーボードは全てキーの組み合わせによって3つ以上反応しないキーがあったり別のキーが反応するということがありました。
逆にメカニカルキーボードであれば安いものでもしっかり同時押しすることができました。なのでFPS的にはメカニカルキーボードであれば問題ありません。
配置のしやすさ(ニュートラル、八の字、逆八の字)
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FPSでのキーボードの配置の仕方は大きくニュートラル、八の字、逆八の字の3つに分けられると思います。この3つがいかに配置しやすいかがFPSにおいては重要なことだと思います。
配置に関してはキーボードのサイズが小さいほどしやすいと言えます。
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ゲーミングキーボードのサイズは大きくフルサイズ、テンキーレス、60%の3種類があります。
基本的にテンキーレス以下のサイズであればどの置き方でも問題なく配置できるかと思います。
しかし小さければ小さいほどキーの数は減るため、キーの割り当てられる数も当然減りますし普段使いとしてとても使いづらいものとなります。
この辺は個人の使い方にも左右されるかとは思いますが、テンキーレスが最も扱いやすいのではないかなと思います。
打鍵音、タイピング音
これに関してはFPSというよりはボイスチャット等で打鍵音が入って邪魔にならないものが良いというだけの話です。
打鍵音はキースイッチで決まります。メンブレンキーボード、茶軸、赤軸、銀軸あたりは打鍵音が静かでボイスチャットで邪魔になりにくいです。
これらに当てはまる最強のゲーミングキーボード
これらに当てはまるゲーミングキーボードは以下になります。
これらのゲーミングキーボードは特にFPSに向いていると思います。
この中からさらに最強を厳選するのであれば間違いなくSteelSeries Apex Proです。
SteelSeries Apex Proはアクチュエーションポイントを0.4~3.6mmの範囲で調節することができ、仮にアクチュエーションポイントを1.2mmほどにして誤操作が多発するという場合は少し長めに、逆にもっと短くしても大丈夫そうと感じる場合は短くすることもできます。
その他にもライティングやソフトウェア機能の豊富差もとても優秀で正直どの部分を見ても飛びぬけて優秀です。
しかしそこまで高性能だと当然価格は非常に高くなりやや手を出しにくいものとなっています。なのでコスパを重視するのであればCorsair K65 RAPIDFIREが優秀と言えます。
Razer BlackWidow V3 TKL(RAZER イエロースイッチ)も良いですが、AmazonではRAZER グリーンスイッチしか販売しておらず公式ストアから買う必要があり少し買いづらいかなと思います。
というわけで価格とか度外視で最強のゲーミングキーボードは『SteelSeries Apex Pro』ということになります。
まとめ
2020年現状の最強のゲーミングキーボードは『SteelSeries Apex Pro』でした。
将来的にもっと良いキーボードがでるのか・・・これ以上良くしようが無い気もしますが。
全ゲーミングキーボードの性能比較は以下でまとめています。
FPS向けおすすめのゲーミングキーボードは以下でまとめています。