PUBGを軽くする FPSを稼ぐ方法
動きがカクカクして撃ち勝てない!大事な場面でフリーズして腹立つ!そんな人ゼッタイいますよね。
僕自身もPC性能がよくないので、カクカクしてイライラしていました(笑)
そこで少しでもそのカクカクや、フリーズを減らせる設定を僕の知る限りで紹介しようと思います。
設定をいじるだけでかなりFPSを稼げます。
※先に僕のPCスペック書いておきます。
CPU: Intel(R) Core(TM) i7-4770K CPU @ 3.50GHz (8 CPUs), ~3.5GHz
メモリー: 32768MB RAM
グラフィックボード: NVIDIA GeForce GTX 970
と、なっています。
この先ちょっとした検証結果を交えながら説明していきますが、あくまでこのPCスペック上での検証結果になりますので、参考程度に見て頂ければと思います。
ちなみにいくらFPSを稼いだとしてもモニターのリフレッシュレートが60Hzとかだと61FPS以上は描画されないので意味がありません。
モニターが60Hzの方はPCパワーの余力を画質に回すかモニターを買い換えましょう。
もくじ
ゲーム内設定
グラフィックの”高度な設定”の部分を設定していきます。
とりあえず下図の設定にしておけば問題はないと思います。
一つずつ簡単に説明していきます。
画面スケール
画面の解像度が変わります。スケールを100以上にしておくと敵を視認しやすくなります。
基本的にスケールを下げればFPSは上昇し、上げればFPSは低下します。
敵の索敵に大きく関与してくるので、ほかの設定を先に済ませてからFPSと相談しながら微調整すると良いと思います。
スケール70、スケール100、スケール120で、比較してみました。
それぞれ平均値が
スケール70:94.7
スケール100:94.6
スケール120:85.7
となりました。
スケール70と100ではほとんど差がありませんでしたが、120はFPS大きく減少しました。
私の場合ですと70と100では体感でもほとんど差は感じないくらいでしたので、敵の視認性を上げるためにも
100くらいがベストなんじゃないかなと思っています。しかし、あくまで僕のPCスペックでこの結果なので、個人で微調整する必要があると思います。
オススメ:スケール100
アンチエイリアス
描画されているもののギザギザ(ジャギー)を滑らかにしてくれます。
設定が”非常に低い”と”ウルトラ”で比較してみました。
平均値は
非常に低い:94.6
ウルトラ:95.4
とほぼ変化はありませんでした。
あまり重い処理はしていないのかな?
体感でも違いは感じられなかったので高設定にしても大丈夫なんじゃないかなと思います。
しかし、アンチエイリアスは結構人によって好みが分かれるらしく”低いほうがギザギザしてて敵が見やすい”という人もいるようです。
なので、この辺は自分の好みとFPS値を見ながら決めると良いと思います。
オススメ:非常に低い
ポストプロセス
描画されたものをさらに綺麗に見せる処理的なものらしい。
この設定を高くすると、ハッキリ綺麗に見えるようになるので、かなり敵が視認しやすくなります。
設定が”非常に低い”と”ウルトラ”で比較してみました。
平均値は
非常に低い:94.6
ウルトラ:85.3
とFPSに結構影響してきます。
余裕がある人は優先的にポストプロセスを高設定にしていきたいですが、FPSを稼ぐためには削るしかなさそうです。
オススメ:非常に低い
影
設定によってどのオブジェクトの影を表示するかが変わるみたいです。
設定が”非常に低い”と”高”で比較してみました。
ウルトラだと重すぎてまともにプレイできなかったので高でやりました^^;
平均値は
非常に低い:94.6
高:81.8
となりました。
かなりFPS値に差がでました。高設定だと、体感でもかなりストレスを感じるレベルでカクつきがありました。
PUBGはそれほど影は重要ではないと思うので非常に低いで良いと思います。
オススメ:非常に低い
テクスチャ
この設定は低ければ低いほどCPU使用量が増え、高くすればするほどGPU使用量が増
えることがあるらしいです。
設定が”非常に低い”と”ウルトラ”で比較してみました。
平均値は
非常に低い:99.9
ウルトラ:91.9
となりました。
僕のPCの場合”非常に低い”だとFPSが高くなっているので、GPUの処理能力よりCPUの処理能力のほうが高いということなんでしょうか?この辺も人によって差が出ると思うので、一度両方試してみるか”中”に設定してどっち着かずにしておくのもいいかもしれないですね。
オススメ:中
エフェクト効果
手榴弾の爆発、火炎瓶の炎、スモークの煙、銃の発砲時のマズルフラッシュなどの
エフェクトの効果。
こだわりがなければ”非常に低い”で良いと思います。
オススメ:非常に低い
植生
植物の描画距離が変わります。
こだわりがなければ”非常に低い”で良いと思います。
オススメ:非常に低い
描画距離
オブジェクトの描画距離が変わります。
こだわりがなければ”非常に低い”で良いと思います。
オススメ:非常に低い
垂直同期
モニターのリフレッシュレート以上のFPSは出なくなります。
モニターのリフレッシュレート以上のFPSは出なくなるので、GPUに対する必要以上の
処理が減らせるらしいですが特に必要ないので、オフで良いと思います。
オススメ:オフ
モーションブラー
オブジェクトが動くときに生じるぶれ。躍動感がでます。
こだわりがなければオフでいいと思います。
オススメ:オフ
インベントリ画面でキャラクターを表示
アイテム画面でキャラクターを表示しなくなります。アイテム画面を開いた時のラグが少しなくなります。
エアボーン直後は素早くアイテムを拾わないと倒されてしまう場面が良くあると思うので、この設定をオフにして少しでも
優位に戦えるようにしたいですね。
オススメ:オフ
Windows側の設定
WindowsAeroをオフにする
デスクトップの背景をAeroに設定していると描画速度に遅延(3フレーム)が起きるらしいです。
ベーシックテーマにしておくとそれは防げるようです。
Windows電源オプションを高パフォーマンスに変更する
この設定次第でGPUの出せるパワーが変わってきます。デメリットとして高パフォーマンスにすることで消費電力はあがります。
○やり方
1.スタートボタン→コントロールパネル
2.ハードウェアとサウンド→電源オプション
3.電源のプラン選択→高パフォーマンスにチェック
以上で完了です。
高 dpi設定では画面のスケーリングを無効にする
この設定をするだけでFPS値を結構稼げるみたいですね。
○やり方
1.steamをインストールしたフォルダーを開きます。
※steamのインストール先の調べ方
1.steamにログイン
2.左上のSteamタブの設定をクリック
3.ダウンロードをクリックしSTEAMライブラリフォルダをクリック
2.次にsteamapps→common→PUBG→TslGame→Binaries→Win64と進んでいきます。
※特に変更せずインストールしている場合は”C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\PUBG\TslGame\Binaries\Win64″で飛べると思います。
3.TslGame.exeというファイルを右クリック→プロパティをクリック
4.互換性タブをクリック
5.設定の”高 dpi設定では画面のスケーリングを無効にする”にチェックを入れる。
6.適用→OK
以上で完了です。
【5.】の工程で設定の所が灰色になってチェックが押せない人がいると思います。
その人は下記の方法でチェックを入れます。
【追記 2018.6.16】もっと楽に出来る方法があったのでこっちでやってください。
【レジストリファイルでやる】
1.スケーリングを無効.zipをダウンロード⇒スケーリングを無効
2.スケーリングを無効.zipを解凍
※steamのインストール先がデフォルトの方は【3.】~【9.】はやる必要ありません。
3.steamのインストール先を開いて、steamapps→common→PUBG→TslGame→Binaries→Win64と進んでいきます。
4.TslGame.exeというファイルを右クリック→プロパティをクリック
5.全般タブの”場所”を全てコピーする
6.「スケーリングを無効」フォルダーの中に「チェックを入れる.reg」と「チェックを外す.reg」があるので、まず「チェックを入れる.reg」を右クリックして編集を押す
7.一番下の行の「C:\\Program Files (x86)\\Steam\\steamapps\\common\\PUBG\\TslGame\\Binaries\\Win64」の部分を消して、【5.】でコピーした”場所を”貼り付け。
8.貼り付けた部分の\マークが1つのところを\マーク2つ(\\)にして保存。
9.【6.】~【8.】の作業を「チェックを外す.reg」も同様に行う。
10.後は、チェックを入れたい場合は「チェックを入れる.reg」、外したい場合は「チェックを外す.reg」をダブルクリックして実行すれば出来ます。
修正を間違えると想定外の挙動する可能性もあるので、実行する際はあくまでも自己責任でお願い致します。
『高 dpi設定では画面のスケーリングを無効にする』の✓はアップデード毎に外されてしまうようです。
レジストリファイルを用意しておけばダブルクリックするだけで✓の付け外しが出来るので便利です。
※この方法が出来ない方はお手数ですが下記の【手動でやる】で行ってください。
【手動でやる】
1.スタートボタンをクリック
2.”プログラムとファイルの検索”に”Regedit”と入力→Regeditをクリック→レジストリエディター起動
3.HKEY_CURRENT_USER / Software / Microsoft / Windows NT / CurrentVersion / AppCompatFlags / Layersを開く
4.上記の【3.】TslGame.exeというファイルを右クリック→プロパティをクリック
5.全般タブの”場所”を全てコピーする
6.レジストリエディターの右枠の何もないところで右クリック
7.新規→キー→文字列値(S)をクリック
8.名前が変更できるので先ほどコピーしたパスを貼り付けてそのパスの最後尾に”\TslGame.exe”を付け加える
※恐らくこんな名前になります
“C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\PUBG\TslGame\Binaries\Win64\TslGame.exe”
9.今追加した文字列値を右クリック→修正
10.値のデータに”HIGHDPIAWARE”を入力
以上でチェックが入っていると思いますのでこれで完了です。
ちなみにこの設定はPUBGがアップデートされるとチェックが外れている可能性があるのでその都度、設定する必要があります。
スケーリング無効のチェックあり、なしで比較してみました。
平均値は
チェックなし:106.8
チェックあり:102.9
となりました。
ん~~~下がってますね!(笑)なぜでしょう^^;
上がることはあっても下がることはないと思うんですけどね。何度やってもチェックなしのほうがFPSは出ました・・。
これも人それぞれなのかもしれません。私の場合は、あまり効果はありませんでしたが、これを試して”FPSが上がった!”という人が結構いるので是非試してほしいです!
起動オプション
起動時に指定した設定を読み込ませる機能。
下記のコマンドでほしいと思うものを設定していきます。
○コマンド
-malloc=system:OSに使用するメモリ量を調整する。PUBGの動作が最適化される。
-USEALLAVAILABLECORES:CPUの全てのコアを使えるようにする。
-lowmemory:メモリが8GBメモリ以下の人が設定すると良い。メモリの使用量を8GB以下に抑えてくれるらしい。
-refresh ***:リフレッシュレートを指定する。自分使っているモニターのリフレッシュレートに合わせると良い。60Hzなら60、120Hzなら120と”***”に設定する。
-sm4:DirectX11からDirectX10に切り替えることで軽くなるみたいですね。その代わり画質に影響がでてくるようです。
-maxMem=*****:PUBGに使用するメモリ最大量を指定する。PUBGにまわしても良いメモリ量を*****にMB単位で記載します。8GBなら8192(8×1024)と記載する。
-KoreanRating:人の血を緑色にする。緑色にすることで被弾したか分かりやすくなります。火炎瓶の炎も緑になる(炎がかなり見えずらくなります)。
これらのコマンドを組み合わせて設定します。
○設定の仕方
1.steam→ゲーム→ゲームライブラリを表示
2.PUBGを右クリック→プロパティ
3.一般タブの”起動オプションを設定…”をクリック
4.起動オプションででますので、そこに先ほどのコマンドを入力します。
※例:-malloc=system -USEALLAVAILABLECORES -refresh 144 -maxMem=32000
起動オプションを設定することで逆にFPSが低下してしまうこともあるようですね。一個一個設定してみて様子を見ながらやるといいですね。
NVIDIAコントロールパネル 3D設定の管理
最後はNVIDIAコントロールパネルの3D設定の管理です。
まずNVIDIAコントロールパネルの3D設定の管理画面を開きましょう。
1.デスクトップで右クリック→NVIDIA コントロールパネル
2.3D設定の3D設定の管理をクリック
これで3D設定の管理画面が開けたと思いますので、下図のように設定してください。
これがパフォーマンス重視の設定になります。
念のためパフォーマンス重視(軽量重視)とクオリティ重視(画質重視)で比較してみました。
平均値は
パフォーマンス重視:94.6
クオリティ重視:93.4
となりました。
ん~微妙ですが少しだけパフォーマンス重視のほうがFPS値が高いですね。
これくらいなら画質良くする設定にしても良い気もしてきますね。
この辺は好み担ってくるとは思うのですが、少しでもFPSを稼ぎたいという人は是非、パフォーマンス重視の
設定にしてみてください!
3D設定の一つ一つの効果がいまひとつ分かっていないのでその辺も調べていきたいと思っています。
以上になります!!
長くなってしまいましたね・・・申し訳ありません。もっと細かくするべきでした(体力的にもきつい)。