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Endgame Gearゲーミングマウスの性能比較【おすすめも紹介】

Endgame Gearゲーミングマウスを性能比較【おすすめも紹介】

投稿日:2021年10月2日 更新日:

当記事ではEndgame Gear(エンドゲームギア)ゲーミングマウスの比較とおすすめを紹介していきます。

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Endgame Gearゲーミングマウスの種類(ラインナップ)

Endgame Gearの主要なゲーミングマウスの種類は以下があります。

XM1

Endgame Gear初のゲーミングマウス。

つかみ持ち・つまみ持ちに適した左右対称形状で、シンプルな正統派デザインのマウスとなっています。

装飾LEDを搭載せず、肉抜き無しで超軽量の70gを実現しています。

XM1r


XM1のフォルムと握り心地はそのままに、基幹部分を改善したリニューアルされたマウスです。

センサー、スイッチ、ケーブルが改善されており、より扱いやすいものになっています。

XM1 RGB


XM1のRGBモデルで、光が透過するスケルトンモデルもありRGBが良く映えるマウスです。

ブラック/ホワイト/ダークフロスト/ダークリフレックスの4種のカラー展開があり、選択の幅も豊富。

表面加工は手汗をかいたときにグリップしやすいドライグリップと、乾いた状態でもグリップ感の強いグロッシーグリップ(ダークリフレックスのみ)で選択できるようになっています。

形状・サイズ感比較 ~ 持ち方との相性

ここからは所持しているマウスのみで比較していきます。

FPSにおいて最も関係してくるのがマウスの形状・サイズ感です。形状・サイズ感によってマウスの持ちやすさに大きく影響します。

そこでマウスの形状・サイズ感を細かい視点で測定しました。自分の持ち方に合うゲーミングマウス選びに役立つかと思います。

測定方法は下の記事をもとに測定しています。マウスの形状・サイズ感と持ち方との関係性ついても下の記事から確認できます。

マウスの形状・サイズ感と持ち方との関係性

XM1系

Endgame Gearゲーミングマウスは現状XM1シリーズしか無く、細かい性能は違えど形状は全て同じです。

「XM1」「XM1r」「XM1 RGB」は同形状なので「XM1r」のみ測定。

「XM1r」系は左右対称マウスです。

基本的に左右対称マウスとかぶせ持ちは相性が悪いため、かぶせ持ちを除いて考えていきます。

横幅

横幅 - XM1系

前部(前方の一番膨らんでいる位置) 58.7mm
フィンガーポケット(指が当たる溝の部分) 57.5mm
後部(後方の一番膨らんでいる位置) 66.0mm

●つかみ持ちの場合

つかみ持ちの場合「フィンガーポケット」「後部」がグリップ感に影響します。

「フィンガーポケット」は他の左右対称マウスと比べると標準的です。そのため大きすぎたり小さすぎたり感じにくいサイズ感です。

「後部」は他の左右対称マウスと比べると標準的です。そのため手のひら後部側に程よく引き付けやすいです。

●つまみ持ちの場合

つまみ持ちの場合「フィンガーポケット」「後部」がグリップ感に影響します。

「フィンガーポケット」は他の左右対称マウスと比べると標準的です。そのため大きすぎたり小さすぎたり感じにくいサイズ感です。

「後部」は他の左右対称マウスと比べると標準的です。「フィンガーポケット」との差が大きく、少し小指の窮屈感があります。

長さ

長さ - XM1系

全長 122.0mm
フィンガーポケット~後部 70.9mm

●つかみ持ちの場合

つかみ持ちの場合「フィンガーポケット~後部」がグリップ感に影響します。

「フィンガーポケット~後部」は他の左右対称マウスと比べると長めです。そのため指で無理に手のひら後部側に引き付けなくてもしっかり接地させることができます。

●つまみ持ちの場合

つまみ持ちの場合「フィンガーポケット~後部」がグリップ感に影響します。

「フィンガーポケット~後部」は他の左右対称マウスと比べると長めです。そのため指での操作時に手のひら後部に干渉しやすい印象です。とは言え余程大きく指を引かない限りは干渉しません。

高さ

高さ - XM1系

クリックボタン中央 25.1mm
中部(一番高い位置) 38.2mm
後部(手のひら後部が当たる位置) 9.0~20.3mm

●つかみ持ちの場合

つかみ持ちの場合「後部」がグリップ感に影響します。

「後部」は他の左右対称マウスと比べると標準的です。そのためマウス後部と手のひら後部を程よく接地させやすいです。

●つまみ持ちの場合

つまみ持ちの場合「後部」がグリップ感に影響します。

「後部」は他の左右対称マウスと比べると標準的です。そのため指での操作の妨げになることはありません。

持ち方との相性

「XM1」系はつかみ持ちとの相性が良く、かぶせ持ちとつまみ持ちとの相性はイマイチです。

とにかく手のひら後部に引き付けやすい形状をしており、手のひら後部とマウス後部をしっかり接地させることができるので自然でかつかなり安定したつかみ持ちが出来ます。

後部の高さもそこそこあるため手のひら後部とのフィット感もあり、安定しやすいのでつかみ持ちに向いています。指を立てた状態、倒した状態のどちらとも自然にグリップ出来かなりグリップ感が良いです。

かぶせ持ちとしては左右対称形状と言う点と高さが低い点で手のひら全体のフィット感が弱く、かぶせ持ちの形ではあまり安定しない印象です。

つまみ持ち場合、後部の幅の差が広く小指に窮屈感が出やすく保持しにくい印象です。

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性能(スペック)

マウス センサー DPI ポーリングレート 最大認識速度(IPS) 最大加速度(G) スイッチ 耐クリック回数
Endgame Gear XM1 PixArt PMW3389 50~16000dpi(50刻み) 125/500/1000 450 50 OMRONスイッチ 5000万
Endgame Gear XM1 RGB PixArt PMW3389 50~16000dpi(50刻み) 125/500/1000 450 50 Kailh GM 4.0 スイッチ 6000万
Endgame Gear XM1r PixArt PAW3370 50~19000(50~10000(50刻み)、10000~19000(100刻み)) 125/500/1000 450 50 Kailh GM 8.0スイッチ 8000万

DPIはマウス感度のことで高ければ高いほどいいというわけではありません。

⇓DPIについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ⇓

ゲーミングマウスのDPIについて【FPS向け】

⇓ポーリングレートについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ⇓

ゲーミングマウスのポーリングレートについて【FPS向け】

IPSは最大認識速度のことで数値が高いほど良いですが、実際ゲームで使用する分にはどのマウスも十分な性能を持っているので特に気にする必要はないです。

重さ(重量)

【重さの目安】

  • 軽い:~85g
  • 普通:86~100g
  • 重い:100g~
マウス 実測重量
軽い Endgame Gear XM1r 69.5g(ケーブル除く)
Endgame Gear XM1 72g(ケーブル除く)
重い Endgame Gear XM1 RGB 78g(ケーブル除く)
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ボタンの数

ボタンの数は多ければ多いほどいいというわけではありません。

ボタンの数が多ければ割り当てられる量は増えますが、その分重さが重くなったりボタンが指に当たって持ち辛くなったりする場合があります。

ボタンの数 マウス ボタンの数 プログラム可能ボタン
少ない Endgame Gear XM1 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、底面×1) 5箇所(左右メイン、左サイド×2、ホイールボタン)
Endgame Gear XM1 RGB 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、底面×1) 5箇所(左右メイン、左サイド×2、ホイールボタン)
多い Endgame Gear XM1r 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、底面×1) 7箇所(左右メイン、左サイド×2、ホイールボタン、スクロール上下)

クリック音

マウス スイッチ
Endgame Gear XM1 OMRONスイッチ
Endgame Gear XM1 RGB Kailh GM 4.0 スイッチ
Endgame Gear XM1r Kailh GM 8.0スイッチ
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ケーブル

マウス ケーブル 長さ 太さ 柔らかさ
Endgame Gear XM1 Flex Cord(パラコード) 1.8m 太め 柔らかめ
Endgame Gear XM1 RGB Flex Cord 2.0(パラコード) 1.8m 太め 普通
Endgame Gear XM1r Flex Cord 2.0(パラコード) 1.85m 太め 普通

リフトオフディスタンス(LoD)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)

マウスを持ち上げたときにセンサーが感知する距離のことです。

このLoDが長すぎると、マウスの持ち上げ動作時にセンサーが反応しなくていいタイミングで反応してしまいAIMがぶれてしまいます。

逆に短すぎるとマウスの持ち上げ動作からマウスパッドに置くと同時に視点移動をしようとするとセンサーの反応が遅れてしまい、マウスを動かしているのに視点が動かないタイミングがでてきます。

なのでLoDは長すぎても短すぎてもダメということです。基本的に短めのほうが違和感は少なめですが、目安として0.4mm~1.5mmくらいが良いと思います。

マウス リフトオフレンジ(mm)
Endgame Gear XM1 0.7/1.8
Endgame Gear XM1 RGB 0.6/1.8
Endgame Gear XM1r 0.6

どのマウスも問題ないLoDで、FPSでも全く問題なく使用できます。

⇓リフトオフディスタンス(LoD)の詳しい解説、その他ゲーミングマウスのLoDを知りたい方はこちらからどうぞ⇓

全ゲーミングマウスのリフトオフディスタンス(LoD)比較

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おすすめのEndgame Gearゲーミングマウス

つかみ持ち最強のグリップ感「ENDGAME GEAR XM1r」

本体 ボタン 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、底面×1)
長さ 122.14mm
65.81mm
高さ 38.26mm
重量 約70g(ケーブル除く)
ケーブル ケーブル名 Flex Cord 2.0
ケーブルタイプ 布巻きタイプ
ケーブル長 1.85m
センサー センサー名 PixArt PAW3370
DPI 50~19000(50~10000(50刻み)、10000~19000(100刻み))、プリセット:400/800(デフォルト)/1600/3200
ポーリングレート 125/500/1000
最大認識速度(IPS) 400
最大加速度(G) 50
スイッチ スイッチ名 Kailh GM 8.0スイッチ
耐クリック回数 8000万クリック
ソフトウェア XM1r

【特徴】

  1. XM1のフォルムと握り心地はそのままに、基幹部分を改善したリニューアルモデル
  2. 左右対称形状でつかみ持ちに理想的な形状
  3. 約70gの軽量かつ剛性の高いシェル構造
  4. XM1を上回る性能の「PixArt PAW3370センサー」搭載
  5. 快適かつ高速なクリックを実現した「Kailh GM 8.0スイッチ」
  6. XM1と同等の柔軟性で耐久性を向上させた「Flex Cord 2.0」
  7. PTFE製マウスソール大・小付属

「ENDGAME GEAR XM1r」の形状はつかみ持ちとの相性がとてもよく、他メーカーのマウスと比べても圧倒的なグリップ感になっています。

つかみ持ちユーザーに最も押したいゲーミングマウスです。

【⇓詳細はこちら⇓】

「ENDGAME GEAR XM1r」レビュー

ライティング重視の方におすすめ「Endgame Gear XM1 RGB」

本体 ボタン 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、底面×1)
長さ 122.14mm
65.81mm
高さ 38.26mm
重量 約82g(ブラック、ホワイト)、約78g(ダークフロスト、ダークリフレックス)
ケーブル ケーブル名 Flex Cord 2.0
ケーブルタイプ パラコード
ケーブル長 1.8m
センサー センサー名 PixArt PMW3389 光学式
DPI 16000(50刻み)
ポーリングレート 125/500/1000
最大認識速度(IPS) 450
最大加速度(G) 50
スイッチ スイッチ名 Kailh GM 4.0 スイッチ(クリック荷重:60±5gf)
耐クリック回数 6000万クリック
ソフトウェア XM1 RGB Configuration Software

【特徴】

  1. XM1のRGBモデルで、光が透過するスケルトンモデルもありRGBが良く映える
  2. 底部、ホイール、ロゴ部分に合計14個のLEDを搭載し、ソフトウェアにより豊富なカスタマイズが可能
  3. XM1 RGB専用にカスタマイズしたKailh GM 4.0スイッチを搭載
  4. XM1には小型のマウスソールが張られていたが、XM1 RGBでは大型のマウスソールが張られている
  5. ブラック/ホワイト/ダークフロスト/ダークリフレックスの4種のカラー展開
  6. 表面加工は手汗をかいたときにグリップしやすいドライグリップと、乾いた状態でもグリップ感の強いグロッシーグリップ(ダークリフレックスのみ)で選択できる

「ENDGAME GEAR XM1r」と同形状なのでつかみ持ちと相性が良く、操作性抜群です。

RGB機能が搭載されているので、ライティングもこだわりたい人向けとなっています。

【⇓詳細はこちら⇓】

「Endgame Gear XM1 RGB」レビュー

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