当サイトは主にFPSを観点にゲーミングデバイスのレビューを行っています。
当記事では赤軸のおすすめゲーミングキーボードを紹介します。
赤軸の特徴
赤軸とはキースイッチが見た目が赤色(赤色以外もある)になっています。リニアと書かれているスイッチも赤軸と同じと考えて良いです。
赤軸はスコスコとしたクリック感でクリック時のフィードバックが一切ありません。
クリック音がとても静かで底打ち音しかないため静かに作業したい、ゲーム中のボイスチャットに向いています。
赤軸はどんな人に向いている?
赤軸はクリック音がとても静かで文字入力等の作業に集中したいという人に向いています。押下圧も他のスイッチに比べて少し軽めなのでサクサクとタイピングを行うことができます。
しかし打鍵時のクリック感がないので心地よさはありません。クリック感があったほうが気持ちよく作業できるという方は青軸がいいです。
また赤軸はゲームにも最適です。
クリック音が静かなのでゲーム中のボイスチャットでマイクが拾ってしまうことが少なります。
また、押下圧が軽めな傾向があるので素早く押下することができ素早い反応と操作がしやすいです。
赤軸はどんな人に向いていない?
文字入力等の作業がメインでクリック感を重視する方には向いていません。
上記でも言った通り、赤軸は打鍵時のクリック感がないので心地よさはありません。赤軸はクリック時のフィードバックがありませんが、フィードバックがあったほうが押した押してないを体感しやすいので心地よく確実なタイピングを行うことができます。
また、赤軸は押下圧が軽めなため軽い力でもタイピングできてしまい誤って押してしまうことがあります。作業をメインに使うことを考えておりミスタイプをできるだけ減らしたいという場合には青軸のほうが向いています。
ゲーミングキーボードの選び方
赤軸と決めているのであれば後は以下のことに気を付けて選ぶと良いです。
日本語配列か英語配列か
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キー配列は日本語配列のものと英字配列のものがあります。
日本語配列は良く見る形のものですが英語配列は日本語配列と違い、一部のキーの形状やサイズや位置が違います。
「全角/半角」「変換」「無変換」が無かったり、スペースキーが長かったりエンターキーの縦の長さが1列分しかなかったりします。
英語配列は慣れている人以外は使うメリットはあまりないので、拘りが無い方は日本語配列を選ぶようにしたほうが無難です。
しかしゲーミングキーボードの中には英語配列しかないものもあるので、購入の際はしっかり確認した置いたほうがいいです。誤って英語配列を買ってしまったらかなり後悔します。
同時押しが可能か
ゲーム中は同時押しをすることが多いためキーボードは同時押しがいくつまで同時押し可能なのか確認しておく必要があります。
大抵のゲーミングキーボードはAmazonの場合は製品概要欄、商品ページなら仕様欄書いているとは思いますが、「10キーロールオーバー」とか書いていると思います。
しかしこの「10キーロールオーバー」とかの数値は案外あてになりません。「10キーロールオーバー」と書いてある商品でも実際に使ってみるとキーの組み合わせによっては3つ以上ボタンを押すと反応しないor別のキーが反応してしまうということがありました。
当記事で紹介するゲーミングキーボードはその辺も全て確認済みなのでその点も合わせて確認しておいていただければと思います。
配置のしやすさ(省スペース性)
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キーボードにはテンキーがあるものとないものがあります。基本的にゲーム目的でキーボードを買う場合はテンキーレスのものをおすすめします。
テンキーがあるものは横幅が長いので、マウスを激しく動かしたときにキーボードにぶつかってしまうことがあります。テンキーレスであれば横幅もかなり短くなるのでマウスの可動域をしっかり確保でき、テーブルの上もスッキリします。
なので文字入力などの作業等でよくテンキーを使うという方以外はテンキーレスをおすすめします。
ライティング(バックライト)
ライティングはキーボードによってカスタマイズできる幅がかなり違います。
安いキーボードになるとカスタマイズの幅もクオリティも悪くなります。
ライティングにこだわりたいのであれば高めのキーボードを買う必要があります。※ライティングの参考動画も張っているので是非参考にしてください。
赤軸のおすすめゲーミングキーボード
Logicool G Pro Xキーボード
キースイッチ | メカニカル式|GX BLUEクリッキー(青軸)、GX REDリニア(赤軸)、GX BROWNタクタイル(茶軸) | アクチュエーションポイント | 下記詳細 |
---|---|---|---|
奥行 | 153mm | キーストローク | 下記詳細 |
幅 | 361mm | 押下圧 | 下記詳細 |
高さ | 34mm | レポートレート | 1000Hz |
接続方法 | 着脱式ケーブル 1,8 m | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | 青軸:カチッとしっかりとした跳ね返りのあるクリック感
赤軸:スコスコとしたクリック感 茶軸:青軸と赤軸の間 |
配列 | 日本語配列 | クリック音 | 青軸:カチカチっとしっかりとした音
赤軸:静音 茶軸:青軸と赤軸の間 |
プロゲーマーの使用率が高いゲーミングキーボードです。
このキーボードはキースイッチを交換できることが特徴です。
キースイッチはGX BLUEクリッキー(青軸)、GX REDリニア(赤軸)、GX BROWNタクタイル(茶軸)」の3種類があり特徴は以下になります。
GX BLUEクリッキー(青軸) | GX BROWNタクタイル(茶軸) | GX REDリニア(赤軸) | |
---|---|---|---|
フィードバックタイプ | 耳に心地よいクリック音 | 確かなフィードバック | なめらかでスムーズ |
アクチュエーション ポイント | 2.0mm | 2.0mm | 1.9 mm |
キーストローク | 3.7mm | 3.7mm | 4.0mm |
平均押下圧 | 50g | 50g | 50g |
タクタイル圧 | 60g | 60g | なし |
GX BLUEクリッキー(青軸)が標準搭載されており、GX REDリニア(赤軸)、GX BROWNタクタイル(茶軸)に変えたい場合は別途購入する必要があります。なのでGX BLUEクリッキー(青軸)以外を使いたい場合は少し値段がかさみます。
テンキーレスで省スペースなので配置がとても楽なのもポイントが高いです。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【Logicool G Pro Xキーボードのライティング、照明】
Razer Huntsman TE
キースイッチ | メカニカル式|RAZERリニアオプティカルスイッチ | アクチュエーションポイント | 1.0mm |
---|---|---|---|
奥行 | 140mm | キーストローク | – |
幅 | 362mm | 押下圧 | 40g |
高さ | 37mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | 取り外し可能な USB-C 編みファイバーケーブル | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | とても軽く、クリック感の全くないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 英語配列 | クリック音 | 押下中の音は静か、底打ち音がやや強め |
究極の速度を求めたゲーミングキーボード。
Razer Huntsman TEはRAZERリニアオプティカルスイッチを搭載しています。
RAZERリニアオプティカルスイッチはアクチュエーションポイントが短いため、高速な応答速度を可能にしています。打鍵から画面へ反映される時間が速いのでコンマ数秒で争うゲームでは強みになります。
しかしアクチュエーションポイントが短い分、文字入力などの作業ではミスタイプが出やすいため、ゲーム特化のゲーミングキーボードといった感じです。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【Razer Huntsman TEのライティング、照明】
Razer Huntsman Mini
キースイッチ | メカニカル式|RAZERオプティカルスイッチ(クリッキー、リニア) | アクチュエーションポイント | クリッキー:1.5mm、リニア:1.0mm |
---|---|---|---|
奥行 | 103mm | キーストローク | クリッキー:3.5mm、リニア:3.5mm |
幅 | 293mm | 押下圧 | クリッキー:45g、リニア:40g |
高さ | 37mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | 着脱式USB-Cケーブル | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | 60% | クリック感 | クリッキー:しっかりとしたクリック感
リニア:タクタイルの全くないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 英語配列 | クリック音 | クリッキー:カチカチとした心地よい音
リニア:とても静か、底打ち音が少し強め |
Razer Huntsman TEの60%サイズ版。とても小サイズでテーブルが小さい場合にも配置に困りません。
英語配列+60%なので文字入力等の作業に不向き。ゲーム特化のゲーミングキーボードです。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【Razer Huntsman Miniのライティング、照明】
SteelSeries Apex Pro
キースイッチ | メカニカル式|OmniPointスイッチ | アクチュエーションポイント | 0.4~3.6mm |
---|---|---|---|
奥行 | 139.26mm | キーストローク | 3.6mm |
幅 | 355.44mm | 押下圧 | 45g |
高さ | 40.44mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | USBキーボードプラグ、USBパススループラグ | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | タクタイルの全くないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 日本語配列 | クリック音 | とても静か、底打ち音が少し強め |
おそらく現状最強であろうゲーミングキーボードです。
機能が多すぎてここには書ききれないですが一番の強みはアクチュエーションポイントを調節できることです。
0.4~3.6mmまでのアクチュエーションポイントを調節することができ、ゲームや作業等目的に合わせてアクチュエーションを使い分けることができます。
そのためゲーム用、作業用とキーボードを別途購入する必要がなくこれ1つあればすべてこなせる素晴らしいキーボードです。
その他機能も豊富でゲーミングキーボードのできる機能は全て備わっているともいえますが、その代償として超高額になっています。公式ページで見た「人生で最後に購入する究極のキーボード」にふさわしいゲーミングキーボードです。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【SteelSeries Apex Proのライティング、照明】
HyperX Alloy FPS Pro
キースイッチ | メカニカル式|Cherry MX メカニカルキー(リニア、クリッキー) | アクチュエーションポイント | 2mm |
---|---|---|---|
奥行 | 130mm | キーストローク | 4mm |
幅 | 360mm | 押下圧 | 45g |
高さ | 36mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | 着脱式布巻きケーブル、Mini USB Type-B、2m | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | クリッキー:しっかりとしたクリック感
リニア:タクタイルの全くないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 英語配列 | クリック音 | クリッキー:カチカチとした心地よい音
リニア:とても静か |
掃除がしやすくライティングが映えるフローティングデザイン。
コンパクトなテンキーレスデザインで配置に困らないです。
英語配列のみなので注意。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【HyperX Alloy FPS Proのライティング、照明】
HyperX Alloy Origins Core
キースイッチ | メカニカル式|HyperXメカニカルキースイッチ(赤軸) | アクチュエーションポイント | 1.8mm |
---|---|---|---|
奥行 | 132.5mm | キーストローク | 3.8mm |
幅 | 360mm | 押下圧 | 45g |
高さ | 34.5mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | 着脱式布巻きケーブル、USB Type-C – USB Type-A、1.8m | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | タクタイルの全くないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 日本語配列 | クリック音 | とても静か |
掃除がしやすくライティングが映えるフローティングデザイン。
コンパクトなテンキーレスデザインで配置に困らないです。
HyperX Alloy FPS Proとは違い日本語配列。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【HyperX Alloy Origins Coreのライティング、照明】
Corsair K63
キースイッチ | メカニカル式|CHERRY MX REDスイッチ | アクチュエーションポイント | 2.0mm |
---|---|---|---|
奥行 | 171mm | キーストローク | 4.0mm |
幅 | 356mm | 押下圧 | 45g |
高さ | 41mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | ゴム製USBケーブル | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | フィードバックがないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 日本語配列 | クリック音 | 静音、底打ち音も控えめ |
赤軸でクリック音がとても静かでゲーム中のボイスチャットの妨げにならずゲームに最適。
押下圧も比較的軽めでサクサク押すことができるのでゲームの操作性は高く、文字入力等の作業でもサクサク行うことができます。
比較的安価でコスパがなかなかいいです。
LEDは赤色のみなのでライティングを拘りたい方は注意が必要です。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【Corsair K63のライティング、照明】
Corsair K70 RGB MK.2 RAPIDFIRE
キースイッチ | メカニカル式|CHERRY MX スイッチ(Blue、Brown、Red、Speed、Silent) | アクチュエーションポイント | Blue:2.2mm|Brown:2.0mm|Red:2.0mm|Speed:1.2mm|Silent:1.9mm |
---|---|---|---|
奥行 | 165mm | キーストローク | Blue:4.0mm|Brown:4.0mm|Red:4.0mm|Speed:3.4mm|Silent:3.7mm |
幅 | 436mm | 押下圧 | Blue:60g|Brown:55g|Red:45g|Speed:45g|Silent:45g |
高さ | 38mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | 布製USBケーブル | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | フルサイズ | クリック感 | Blue:クリック時にしっかりとしたフィードバックがある|Brown:ほどよいクリック感|Red:スコスコしたクリック感|Speed:スコスコしたクリック感|Silent:スコスコしたクリック感 |
配列 | 日本語配列 | クリック音 | Blue:しっかりとしたカチカチ音|Brown:控えめなクリック音|Red:静音|Speed:静音|Silent:静音 |
K70 RGB MK.2 RAPIDFIREのキースイッチはCHERRY MX スイッチ(Blue、Brown、Red、Speed、Silent)と種類が豊富です。AmazonではBrown、Red、Speedの3種類が販売されています。※2020/10/29時点
フルサイズなので文字入力等の作業で足りないと感じる部分な有りません。しかしその分サイズが大きいので配置することを注意する必要があります。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【Corsair K70 RGB MK.2 RAPIDFIREのライティング、照明】
ROCCAT Vulcan TKL
キースイッチ | メカニカル式|リニア(赤軸) | アクチュエーションポイント | 1.4mm |
---|---|---|---|
奥行 | 133.3mm | キーストローク | 3.6mm |
幅 | 360mm | 押下圧 | 45g |
高さ | 34mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | 着脱可能なビニールケーブル、USB Type-C | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | フィードバックがないスコスコとしたクリック感 |
配列 | 日本語配列、英語配列 | クリック音 | 静音、底打ち時の金属音が少し鳴る |
薄型のテンキーレスでかなりスッキリとしたデザインになっています。
キーはフレームからむき出しになっているフローティングデザインで掃除がしやすくライティングがよく映えます。
ソフトウェアによるライティング機能もかなり凝っており、ライティング性能はかなり高い印象です。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【ROCCAT Vulcan TKLのライティング、照明】
e元素メカニカルゲーミングキーボード
キースイッチ | メカニカル式|赤軸、青軸、茶軸 | アクチュエーションポイント | – |
---|---|---|---|
奥行 | 123.6mm | キーストローク | 2.0±0.6mm |
幅 | 310.6mm | 押下圧 | 60±1.5g |
高さ | 35.5mm | レポートレート | 1000hz |
接続方法 | ビニールケーブル、USB Type-C、1.8m | 同時押し | 〇 |
フォームファクター | テンキーレス | クリック感 | 青軸:カチッとしっかりとした跳ね返りのあるクリック感
赤軸:スコスコとしたクリック感 茶軸:青軸と赤軸の間 |
配列 | 英語配列 | クリック音 | 青軸:カチカチっとしっかりとした音
赤軸:静音 茶軸:青軸と赤軸の間 |
4000円台で買えるとは思えないクオリティーのゲーミングキーボード。
操作性は高級ゲーミングキーボードと変わらないほど。とにかく安いメカニカルゲーミングキーボードが良いという方におすすめ。
英語配列という点に注意。
詳しくは以下をご覧ください。⇓レビュー記事⇓
【e元素メカニカルゲーミングキーボードのライティング、照明】