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SteelSeries Prime Wirelessをレビュー

投稿日:2021年8月2日 更新日:

SteelSeries Prime Wirelessをレビュー

当サイトはFPS向けにゲーミングデバイスのレビューを行っています。

今回はSteelSeries(スティールシリーズ)のゲーミングマウス「Prime Wireless」をレビューしていきます。




Prime Wirelessの特徴

Prime Wirelessの特徴

  1. プロと共同開発されたPrimeシリーズ
  2. つかみ持ち、つまみ持ち向けにデザイン
  3. ワイヤレスながら80gと軽量
  4. 磁力を利用して抵抗を作り出し一貫したクリック感を実現した「Prestige OMスイッチ」搭載
  5. マウスを持ち上げた時、傾けた時も一貫したトラッキング精度を持つ「TrueMove Airセンサー」
  6. ケーブルと変わらないパフォーマンスを実現した「Quantum 2.0 Wireless」
  7. 粗い質感を出したマット仕上げによりグリップを強めた表面
  8. 100%PTFE製マウスソール
  9. 一回の充電で100時間以上のバッテリー寿命

 

性能(スペック)

本体 ボタン 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、底面×1)+電源スイッチ
長さ 125.3mm
前部:59mm、後部:67.9mm
高さ 前部:23mm、後部:42.4mm
重量 80g
ケーブル ケーブル名 USB-C to USB-Aケーブル
ケーブルタイプ 布巻き
ケーブル長 2m
センサー センサー名 TrueMove Air
DPI 18000(100刻み)
ポーリングレート 125/250/500/1000
最大認識速度(IPS) 400
最大加速度(G) 40
スイッチ スイッチ名 Prestige OMスイッチ
耐クリック回数 1億クリック
ソフトウェア SteelSeries GG

 

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2
梱包状態3 梱包状態4

パッケージ内容

パッケージ内容

Prime Wireless本体、USB-Cドングル、ドングルエクステンダー、USB-C to USB-Aケーブル、取扱説明書等。

 

形状・外観

表面 前面 左側面
底面 後面 右側面

大きさ(サイズ)

大きさ(サイズ) 大きさ(サイズ)2

大きさ・形状は有線マウスの「Prime」と全く同じ。

左右非対称形状で、大きさは左右非対称マウスの中では標準的。

基本的に左右対称と左右非対称では、左右非対称のほうが大きめな傾向にあります。

高さは左右対称マウスの中では少し高めです。

高さに関しても左右対称と左右非対称では、左右非対称のほうが高めな傾向にあります。

左サイドの形状

左サイドの形状 左サイドの形状2

前方から中央、後方から中央を窪む形状。

後方の膨らみが前方と比べて少し大きく膨らむ形状で、親指を倒した状態でフィットしやすい形状になっています。

窪みの深さは浅すぎず深すぎずといった感じで、指を立てた状態でも倒した状態でも違和感の少ないフィット感をしています。

垂直方向の形状は下部から上部へ広がる形状をしており、指が引っかかりやすい形状をしています。

右サイドの形状

右サイドの形状 右サイドの形状2

水平方向の形状は指を倒して保持したときに、自然と指全体がフィットするような形状になっています。

垂直方向の形状は上部から中部へ膨らむような形状で、さら中部から下部へは内側へ返すような形状になっています。

左右非対称マウスは下部の内側への返しがあるタイプと無いタイプがあり、返しがあるタイプは指が引っかかりやすく持ち上げやすいです。

小指と薬指は立てた状態、倒した状態でも窮屈感は少なく自然なグリップができます。

サイドの滑り止め

サイドの滑り止め サイドの滑り止め2

ラバーグリップは張られていませんが、滑りにくい粗い質感を出したマット仕上げをした表面をしています。

ラバーグリップほどのグリップはないですが、軽いマウスということもあり指だけでも十分マウスを支えることが出来ます。

表面の形状と質感

左側面 後面 表面の形状と質感

表面の山の位置は前後は少し前方寄り、左右は左寄りの位置にあります。

手のひらよりも指の腹とのフィット感が強いタイプです。

高さが高めで手のひらにフィットさせやすく、指だけではなく手のひらでもグリップが得られます。

表面の質感はザラザラとした触り心地です。

ソール

底面

ソールは上部に2枚、下部に長めのソールが1枚、センサー周りに1枚張られています。

ソールの縁は引っかからないように削られています。

有線マウスの「Prime」は黒いソールで素材は公開されていませんが、おそらく高純度PTFE製かと思います。

対して「Prime Wireless」は100%PTFE製ソールとなっており、より滑りやすくなっています。その分摩耗しやすい。

滑りやすさについては下のほうで解説しています。

重さ

重さ

重量は公称値は80gと軽量です。(実測:81.5g)

ワイヤレスマウスの中でもかなり軽いとまではいかないですが、左右非対称ワイヤレスマウスの中ではトップレベルの軽さとなっています。

穴を空けずにこの軽さはなかなかありません。

ケーブル

ケーブル ケーブル2

ケーブルは布巻きタイプの「USB-C to USB-Aケーブル」。

マウスの充電、またはワイヤレスドングルを使用してワイヤレス接続する際に使用します。

USB-Cドングル、ドングルエクステンダー

USB-Cドングル、ドングルエクステンダー USB-Cドングル、ドングルエクステンダー2

ワイヤレス接続時に使用します。

USB-Cドングルを直接PCに接続しても良いですが、ケーブルで接続して出来るだけマウスの近い位置に置いておいたほうが通信が安定します。

 

ボタンとクリックについて

左右クリックボタン

左右クリックボタン

搭載されているスイッチは「Prestige OMスイッチ」で、有線マウスの「Prime」と同じものが搭載されています。

クリック感も同様に押下圧はやや軽めでストロークはやや短めです。

あっさりとしたクリック感といった感じで、クリック時にはほどよいカチッっと感が返ってきます。

クリック音は高めで軽快な音。「Prime」とは少し違い、音の大きさは少し大きめといった感じ。

ボタンの形状は手前から奥まで凹状で、手前に行くほど凹みが浅くなっています。

サイドボタン

サイドボタン

細長く、表面は角が立った形状をしています。

位置的にはマウス前方寄りで、窪みの一番深い位置にあります。結構高い位置にあり指が干渉することはありません。

表面からの突出はやや控えめですが、押しづらいほどではなく親指をずらすだけで簡単に押すことができます。

スクロールホイール

スクロールホイール

ホイールは滑り止めラバーが巻かれており、ラバーにはライン上に窪みが彫られており指が引っかかりやすくなっています。

ホイールの重さは標準的で、ホイールボタンの押下圧は「Prime」は標準的でしたが「Prime Wireless」は少し重めです。

底面ボタン

底面ボタン

底面にボタンが1つ備わっています。

DPI、ポーリングレートを変更する際に使用します。

早押しでDPI、長押しでポーリングレートが変更できます。

変更時はホイールのLEDが点灯し、色で判断できます。

●DPI

400DPI パープル
800DPI ブルー
1200DPI グリーン
2400DPI イエロー
3200DPI レッド

●ポーリングレート

1000Hz レッド
500Hz イエロー
250Hz グリーン
125Hz ブルー

設定のリセットは底面のボタン+左右クリックボタンを5秒間長押し。

 

ソフトウェア(SteelSeries GG)

設定

アクション

各ボタンの割り当てを行うことが出来ます。

底面ボタン以外のボタンは割り当て変更が可能です。

●割り当てられる機能

  • 初期設定
  • キーボードボタン
  • マクロ
  • メディアボタン
  • マウスボタン
  • 解除する
  • アプリケーションを起動する
  • 設定を起動する
  • エンジンアプリを起動
  • OSショートカット
  • ライブのマクロ記録

マウス感度のレベル

マウス感度を調整する項目。

CPI(DPI)は100~18000までを100刻みで設定可能。

デフォルトのDPIは400/800/1200/2400/3200となります。

設定できる感度レベルは1~5つまでです。

⇓DPIについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ⇓

ポーリングレート

ポーリングレートは125/250/500/1000の中から選択可能。

数値が高いほうがカーソルが滑らかに動くので、特にこだわりがないのであれば1000Hz推奨。

⇓ポーリングレートについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ⇓

加速/減速

加速度を上げるとマウスを早く動かすとその分カーソルが通常より速く移動します。

減速度を上げるとマウスを遅く動かくとその分カーソルが通常より遅く移動します。

FPSではOFF推奨。

アングルスナップ

アングルスナップとは直線補正のことを言い、カーソル移動の際に上下左右の直線的な移動をするとき僅かなブレを補正してくれるという機能です。

かなり癖のある動きをするのでFPSにおいては不要かと思います。

バッテリーセーブ設定

スリープタイマー

未操作時のスリープに入るまでの時間設定。

オフまたは0.5分~20分。

イルミネーション減光タイマー

一定時間マウスを操作しないとイルミネーションが薄暗くなります。

オフまたは0.5分~20分。

高エフィエシェンシーモード

ONにするとポーリングレートが125Hz固定になりバッテリー消費を抑える。

イルミネーションスマートモード

マウスが動いている間はイルミネーションが消え、要件が満たされると再度つきます。

イルミネーション

イルミネーション

ホイールのライティング設定を行うことが出来ます。

●イルミネーション効果

  • ステディー
  • ColorShift
  • 多色ブリーズ
  • イルミネーション無効化

 

ゲームでの使用感

次はマウスの持ち方ごとの使用感です。実際にゲームをしてみて感じた使用感をまとめていきます。

プレイしたゲームは「Apex Legends」です。

※ちなみに私の手のサイズは中指の先端から手首までで約18.5cmです。手のサイズによって使用感に違いが出るので、その点はご了承ください。

かぶせ持ちでの使用感

かぶせ持ちでの使用感

かなり使いやすいです。

手のひらの一部分のフィット感が強いとかが無く、手のひら全体がバランスよくフィットするといった印象です。

手のひらのフィット感がしっかりしているので、安定感があるといった感じ。

右サイドの下部が内側への返しがあるので指の引っかかりもあり、指でもしっかり支えることが出来ます。

手のひら全体のフィット感は指:6、手のひら:4といった感じです。

つかみ持ちでの使用感

つかみ持ちでの使用感

かなり使いやすいです。

右サイドの膨らみが大きすぎず小さすぎずで自然で窮屈感のないグリップができます。

小指と薬指は倒した状態、立てた状態のどちらでも違和感なく保持できました。

高さもあるので手のひら後部とのフィット感がよく、自然な形で保持ができるといった印象です。

手のひら全体のフィット感は指:5、手のひら後部:5といった感じです。

つまみ持ちでの使用感

つまみ持ちでの使用感

使えるには使えるといった感じです。

「Prime Wireless」は左右非対称形状なので、左右対称形状マウスと比べると薬指と小指側が少し窮屈に感じられます。

また薬指と小指側のフィット感が弱く、指で大きくマウスを動かすと指のベストポジションからズレ易い印象を受けました。

また「Prime Wireless」は高さが高めなので、指で上下のマウス操作をすると手のひらに当たってしまい可動域を取りにくいと感じることもありました。

つまみ持ちにはあまりメリットはない印象。

また「Prime」と比べて少し重めなので、つまみ持ちだと少しだけ重く感じられることはありました。

とは言え気になるほどのものではないです。

補足

マウスを真横に動かしてカーソルが斜めに上がったり下がったりすることもなく、体感に合ったAIMをすることができました。

 

センサーテスト

『MouseTester』というソフトを使ってテストを行いました。

  1. 波線が綺麗に続いているほど、カーソルが飛んでしまうなどのおかしな挙動がない。
  2. ラインの動きドットの動きが一致しているほど、マウスの移動距離に対してのカーソルの移動距離が正確。

悪い例

FPSをプレイ中よくAIMが飛んでしまうマウスでのテストです。

○テスト環境

  • DPI:400
  • ポーリングレート:1000
  • マウスパッド:SteelSeries QcK+

よく飛ぶマウス

波線が途中で乱れているのは実際にカーソルが飛んでしまっている部分です。こういった波の乱れがあるものは良好なセンサーとは言えないです。

Prime Wirelessのセンサーテスト

○テスト環境

  • DPI:400/800/1600/3200
  • ポーリングレート:1000
  • マウスパッド:SteelSeries QcK+
SteelSeries Prime Wireless - 400dpi SteelSeries Prime Wireless - 800dpi
SteelSeries Prime Wireless - 1600dpi SteelSeries Prime Wireless - 3200dpi

折り返し地点で若干乱れが見られますが、実際に使ってみた感じでは全く問題なし。

 

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

「Prime Wireless」のリフトオフレンジは1.0mmでした。

長すぎず短すぎずでFPSでも問題なく使用できます。

⇓その他ゲーミングマウスのリフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)や詳細については下の記事で確認できます。⇓

 

滑りやすさ

滑りやすさ比較のやり方は、マウスパッドに角度をつけてその上の滑り方を比較するやり方を行いました。

マウスによって重さが違ったりと、マウスの滑りやすさを完全には表現出来ないので参考程度にお考え下さい。

「Prime Wireless」と「Prime」では、少しだけ「Prime Wireless」のほうが滑りやすいかなと言った印象です。

他のゲーミングマウスと比べても滑りやすい部類で、スムーズに動かすことが出来ます。

 

応答速度(反応速度)

応答速度 応答速度2

次はマウスのクリック応答速度(反応速度)を計っていきます※純粋なマウスの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。

このテストで分かることは”露骨な遅延が無いこと””ボタンを素早く押せるか”程度のものです。

100回やった結果はこのようになりました。

最速 0.132
最遅 0.189
平均 0.17134

全ゲーミングマウスの平均タイムが0.18305なので、かなり速く反応することが出来ました。

遅く反応したかなと感じたときでも悪くないタイムだったりと素早い反応が出来たなと感じました。

クリック感が深すぎず重すぎずで押しやすかった印象です。

ワイヤレスマウスですが体感できる遅延は一切なく、FPSでも全く問題なく使用できると思います。

⇓測定の仕方、その他ゲーミングマウスの応答速度(反応速度)以下の記事で確認できます。⇓

 

まとめ

「Prime」と「Prime Wireless」との使用感の違いは本当にケーブルがあるかないかだけの違いでした。

左右非対称ワイヤレスマウスの中ではトップレベルの軽さで、かぶせ持ちの方やG703h系の形状が好きなつかみ持ちの方には最高のゲーミングマウスかと思います。

メリット

  • かぶせ持ち、つかみ持ちと相性が良い
  • 右サイドの下部が内側への返しがあるので、しっかり指がグリップされる
  • 左右非対称ワイヤレスマウスの中ではトップレベルの軽さ
  • 表面のグリップ力が強く、指紋も目立たない

デメリット

  • つまみ持ちとの相性は微妙

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⇓その他のゲーミングマウスのレビュー記事は以下で確認できます⇓

⇓おすすめのゲーミングマウスと選び方を以下で解説しています⇓

-ゲーミングデバイスレビュー, マウスレビュー

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