ゲーミングチェアレビュー

「AKRacing Pro-X JP」レビュー

「AKRacing Pro-X JP」レビュー

当記事ではAKRacing(エーケーレーシング)のゲーミングチェア「Pro-X JP」をレビューしていきます。

提供:Tekwind(テックウインド)

created by Rinker
エーケーレーシング(Akracing)
¥79,800
(2025/07/19 12:40:05時点 Amazon調べ-詳細)

特徴

特徴
  1. Pro-X V2シリーズをベースに、高品位な国産合成皮革を採用したハイグレードモデル
  2. 国内高級車ブランドのカーシートに採用されている素材と同グレードの品質を持つ合成皮革を使用し、特殊なコーティング技術により一般的なPUレザーに比べて耐久性が大きく向上
  3. 最大180°のリクライニング
  4. 座面と背もたれの角度を固定したまま、最大12°の角度まで全体を傾けることができる「ロッキング機能」
  5. 前後左右や高さ、角度も調節可能な4Dアームレストを採用
  6. 国際的第三者機関であるLGAより認証を受けたDIN 4550 Class 4規格の安心・安全な高さ調節シリンダー
  7. 大判かつ適度な厚みを持たせたヘッドレストとランバーサポートも付属
  8. ゴム製より耐久性に優れ、ナイロン製キャスターより柔軟性があり床面への損傷を軽減することができる「PU製 双輪キャスター」

AKRacingゲーミングチェアの種類(シリーズ)

AKRacingはゲーミングチェアだけでもシリーズが豊富なので一旦おさらい。

※画像はAKRacing公式より引用

Pro-X V2シリーズ

従来のPro-Xシリーズのアップデートバージョン。高耐久PUレザーを張地として採用。

Pro-X JPシリーズ

Pro-X V2シリーズをベースに、高品位な国産合成皮革を採用したハイグレードモデル。

Overtureシリーズ

”静寂の中から生まれる新しい音”をデザインコンセプトにしたスタンダードゲーミングチェア。豊富なカラーバリエーションで好みや設置場所に合わせて選択できる。

Eclairシリーズ

幅広いユーザーに適したホワイトベースモデルで、差し色にパステルトーンカラーを採用したインテリアに合わせやすいデザイン。

Nitro V2シリーズ

AKRacingシリーズの中でスタンダードな位置付けのモデル。適度なホールド感のある背もたれと快適にリラックスできる形狀の座面は、ゲーマーだけでなく長時間PC向かって作業をするクリエイターやライターにもお勧め。

Wolfシリーズ

肌触りと通気性の良いファブリックを使用しつつ上位機種の基本設計・機能を踏襲したコストパフォーマンスに優れたモデル。日本市場向けの特別仕様として、座部までの高さをやや低めに設定。平均的な日本人の体格に合わせて設計されている。

PINON シリーズ

ゲーミングチェアブランドとしては国内初となるティーンエイジャー向けゲーミングチェア。主に小学校高学年~中学生のユーザーを想定し、適正身長を145cm~165cmに設定して新たに設計されたティーンエイジャー向けモデル。

性能(スペック)

価格 ¥79,800
素材 国産合成皮革
デザイン グレー / ホワイト / ブルー / レッド
リクライニング 180°
ロッキング 12°、ON/OFF可
座面高さ調節 48~58cm
アームレスト 前後、左右、上下、角度
ランバーサポート
ヘッドリスト
耐荷重 150kg
重量 25kg

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2 梱包状態3 梱包状態4
梱包状態5 梱包状態6 梱包状態7 梱包状態8

内容物

パッケージ内容 パッケージ内容2
パッケージ内容3 パッケージ内容4

チェア本体、ヘッドレスト、ランバーサポート、組立工具・ネジ類。

組立作業

開封直後は組立作業が必要になります。※公式直販サイトでは組立オプションもあります。

①背もたれ部と座部を組み合わせる

①背もたれ部と座部を組み合わせる ①背もたれ部と座部を組み合わせる2
①背もたれ部と座部を組み合わせる3 ①背もたれ部と座部を組み合わせる4 ①背もたれ部と座部を組み合わせる5

②座部底面にシリンダー固定台を取り付ける

②座部底面にシリンダー固定台を取り付ける ②座部底面にシリンダー固定台を取り付ける2 ②座部底面にシリンダー固定台を取り付ける3

③ガスシリンダーにカバーを被せ、シリンダー固定台に差し込む

③ガスシリンダーにカバーを被せ、シリンダー固定台に差し込む ③ガスシリンダーにカバーを被せ、シリンダー固定台に差し込む2 ③ガスシリンダーにカバーを被せ、シリンダー固定台に差し込む3

④キャスターを五本足ベースに取り付け、ガスシリンダーに差し込む

④キャスターを五本足ベースに取り付け、ガスシリンダーに差し込む ④キャスターを五本足ベースに取り付け、ガスシリンダーに差し込む2 ④キャスターを五本足ベースに取り付け、ガスシリンダーに差し込む3

⑤ヘッドレスト、ランバーサポートを好みで取り付け、完成

⑤ヘッドレスト、ランバーサポートを好みで取り付け、完成 ⑤ヘッドレスト、ランバーサポートを好みで取り付け、完成2

仕様

デザイン

デザイン デザイン2
デザイン3 デザイン4
デザイン5 デザイン6 デザイン7

ゲーミングチェアと言えばAKRacingですが、ゲーミングチェアと聞いて誰しもがイメージするそのものといったようなデザイン。レーシングカーのシートのようなキレとゲーミング感が合わさったインパクトのあるデザインです。

合皮タイプということもあり、やはりファブリックタイプと比べて見た目の高級感は強く映ります。ロゴは糸で刺繍されており、見栄えに高級感がさらに際立ちます。

ゲーミングチェアは部屋の設置物としてはかなり目立つものなので、部屋のイメージを大きく変えるのは間違いないと思います。

カラー展開はグレー、ホワイト、ブルー、レッドの4種類あり、今回はグレーを選択致しました。カラーによって素材や質感が異なると言ったようなことは無いようです。カラーによっても印象は大きく変わるので、よく考えて選びたいところです。

素材、質感

素材、質感 素材、質感2
素材、質感3 素材、質感4

国内高級車ブランドのカーシートに採用されている素材と同グレードの品質を持つ合成皮革を使用し、特殊なコーティング技術により一般的なPUレザーに比べて耐久性が大きく向上しているようです。

実際に触ってみた質感の印象としては、触った瞬間に品質の良さを感じられる素材と言った印象でした。今まで触ったことのあるPUレザーはしっとりとした肌に張り付く様な皮でしたが、「Pro-X JP」はサラサラとした柔らかい質感をしています。

従来のPUレザーはしわが粗く溝が深い印象でしたが、「Pro-X JP」はそのしわがきめ細かく溝が浅くなっているのでザラザラ感が少なくサラサラとした触り心地に感じられます。質感的にも従来のPUレザーは少し光沢のあるしっとりとした質感だったのが、「Pro-X JP」はマットで光沢が少なくドライな質感になっており、よりチープ感の少ない印象を受けました。

椅子は長時間座ることが多いと思うので素材の質感は見た目以上に肌にどんな印象を受けるかのほうが重要かと思います。そういった意味でサラサラとした質感の合皮はしっとり系よりも快適感は強いと思うので印象は良いです。

品質の良い合皮が使われているというだけあって質感はとても良いので、後はこの品質をどれだけの期間保持できるかというところが気になるところですね。合皮はどうしても耐久面が弱いイメージなので、価格に見合った耐久性を持っていることを期待したいところです。耐久性に関しては確認のしようが無いため何とも言えませんが、一応耐久性は向上していると謳われているのでそこに期待するしかないですね。またAKRacingは張地の劣化に関しても保証対象のようなので、その点も確認しておいた方が良いかと思います。

寸法

寸法は公式ページより詳細が記載されているのでご参照ください。

サイズ感的には標準的体格の男性でゆったりと座れるくらいかなと言った印象です。そのため多少大きめの体格の人でも問題なく使えるサイズ感かなと思います。

私がちょうど標準的体格だと思いますが、深く腰掛けるとちょうど膝裏が座面前部に当たるほどで、背もたれも変に身体に当たってしまう部分が無くゆったりと座れる感じでした。なのでどちらかと言えば身体にフィットするタイプではなく、ゆったり系寄りかなと言った印象です。

背もたれ

背もたれ 背もたれ2

背もたれの形状としては溝が深く体がはまりしっかり固定されるタイプではなく、幅広ゆったり系です。そのため比較的体系の影響を受けにくいです。

背もたれの深さは標準的で程よく背中がフィットする感じです。背もたれ両端の突起もそこまで突出しておらず、肩に当たる感覚も少ないです。

クッション性としてはもたれ掛かって程よく沈み込む程度で、しっかりクッション性を感じる程度に程よく反発もあるクッション性といった感覚です。ゲームで背もたれにもたれ掛かりながらプレイするという場合でも、プレイに支障をきたさない程度のクッション製です。

座面

座面

座面も幅広タイプで、両端に突起がありますが身体に触れる感覚は少なく身体が固定されることはありません。もちろん体格により違いは出るところですが、基本はゆったりと座れる印象です。

着座する部分は溝等は無くフラットで、背もたれ側に行くほど沈み込んでいく仕様になっています。そのため着座すると脚が上がりお尻が沈み込み、自然と背もたれに寄りかかりやすい体勢になります。そのため背もたれを使う時やリクライニング時は快適ですが、背もたれを使わず座るときは体勢の維持に影響が出てくるかと思われます。その辺の座り心地は下記に記します。

クッション性は背もたれよりももう少しソフトにしたクッション性で、着座すると程よく沈み込み安定します。本当に硬すぎず柔らかすぎずで、ゲーム向けの反発性と普段使い向けの快適性のバランスが良く考えられたクッションだと感じられます。

キャスター

キャスター

キャスターベースは光沢のあるアルミ製、キャスターはPU製キャスターでゴム製より耐久性に優れ、ナイロン製キャスターより柔軟性があり床面への損傷を軽減されるようです。

キャスターの移動しやすさとしてはとても軽く、スムーズに動かすことが出来ます。座っていても足の力で簡単に移動することが出来ます。もちろん簡単に動いてしまうということも無く、動かそうとしない限りは動かず安定しています。

アームレスト

アームレスト
アームレスト - 前後 アームレスト - 前後2
アームレスト - 上下 アームレスト - 上下2
アームレスト - 左右 アームレスト - 左右2
アームレスト - 回転 アームレスト - 回転2

アームレストは4D(前後、左右、上下、回転)に対応しています。左右は座面下のネジを外して調整する必要があるようです。

アームレストは溝が少なくフラットでシンプルなデザイン。変に溝やグリップがあると手垢やゴミが詰まりべたつく原因になるので好印象。

ランバーサポート、ヘッドレスト

ランバーサポート、ヘッドレスト ランバーサポート、ヘッドレスト2
ランバーサポート、ヘッドレスト3 ランバーサポート、ヘッドレスト4

腰を支えるクッション(ランバーサポート)、首を支えるクッション(ヘッドレスト)の両方が備わっています。

質感はチェアに使われている物と同じで、サラサラした優しい合皮です。クッションも柔らかく、腰当てや首当てとしては十分なクッション製です。

どちらもチェアに固定するための紐やクリップが備わっています。

ランバーサポートやヘッドレストを使うと座り心地が当然変化します。ランバーサポートを使うと深く座れたのが浅く座るようになります。ヘッドレストを使うと首が後傾していたのが前傾するようになります。この辺の座り心地も下記に記します。

リクライニング機能

リクライニング機能 リクライニング機能2 リクライニング機能3

リクライニング機能は180度まで対応しています。右手側に備わっているレバーを引くことで角度を調節できます。

背もたれは支えながらレバーを引かないと一気に上がるのでその点は注意が必要です。

高さ調節機能

高さ調節機能 高さ調節機能2

座高は右手側座面下のレバーを引くことで調節可能です。上げ下げはスムーズで急に下がったり急に上がったりすることもありません。

実測の地面からの高さは以下。

地面~着座部 46~53cm

私の場合ですが、一番下げた状態でかかとが地面について膝が少し浮く程度、一番上げた状態でかかとが少し浮くといった感じでした。

ロッキング機能(揺れ)

ロッキング機能(揺れ)

ロッキング機能(揺れ機能)も搭載しており、後部側へ最大12度ほど揺れるようになっています。

ロッキング機能は座面の高さ調節レバー出し引きすることでON/OFF、座面底面のノブを回すことで硬さを調節できます。

普通に座ってガクガクするということはもちろん無く、リクライニングして重心移動に追従する感じです。

座り心地・姿勢の保持しやすさ

前傾姿勢

前傾姿勢

前傾姿勢は上体を前方に倒して重心を前方の維持し、脚でバランスを取る姿勢です。PCゲーマー(マウス、キーボード)に最も多い姿勢です。前傾姿勢では背もたれを使用しないため、座面の形状や硬度が重要になってきます。

座面の硬度的には柔らかすぎず硬すぎず沈み込み過ぎないので、姿勢制御には問題ないレベルだと思います。姿勢を制御のためにはもう少し高反発のほうが向いていますが、硬すぎるとお尻が痛くなるのでちょうど良い塩梅になっていると思います。

しかし形状的には背もたれ側にそこそこ沈み込む形状をしているので、深めに着座すると脚が持ち上がってしまいます。そうするとかかとが浮いた状態になりやすいので脚での踏ん張りが利きにくく、姿勢を保ちにくく感じられました。かかとが着くようにするには高さを下げるか座面の前方側を座ることで可能になるため対応出来るレベルではありますが、前傾姿勢にはもう少しフラットな座面のほうが向いているとは思います。ただこれもフラット過ぎると今度はリクライニングしたときにお尻が前方に滑ってしまうため、そのバランスが難しい所ではあると思います。前傾姿勢とリクライニングのしやすさの両方を考えた場合、やはりこれくらいがちょうど良いのかもしれません。

なのでとにかく前傾姿勢だけ保てるようにしたいという人にとっては相性はあまり良くないチェアかと思いますが、リクライニングや背もたれにもたれ掛かりたいという人にとっては全ての座り方に対応できるので使いやすいと思います。

またランバーサポートを使うことでお尻が後方に滑って沈み込んでしまうのをある程度抑えることが出来ます。ただ前傾姿勢を保てるくらいの位置に着座するとほとんどランバーサポートに腰が当たらないのであまり意味は無いかもしれません。かかとが着くくらいに高さを下げて姿勢を保つ場合にはランバーサポートがしっかり活きており、お尻が背もたれ側に沈み込むのを抑えるのと姿勢を保ちやすくなります。

後傾姿勢

後傾姿勢

後傾姿勢は上体を後方に倒し背もたれにもたれ掛かってリラックスした形で姿勢を保持します。後傾姿勢では背もたれにもたれ掛かるため、座面と背もたれの形状や硬度が重要になってきます。

座面がフラット過ぎると背もたれにもたれ掛かったときにお尻が前方に滑りこんでしまったり、背もたれ両端の突起が突出しすぎていたり背もたれが柔らかすぎると沈み込んで肩がすぼむ様な姿勢になりがちです。その点では座面は背もたれ側に沈み込む形状をしているので寄り掛かってもお尻が前に滑ることが無く、背もたれも変に突出している部分やクッションが柔らかすぎて沈み込むということもありません。

なので後傾姿勢をする人にとっては相性は良いと思います。

ランバーサポートを使うと腰が丸まってしまうのを抑えてくれます。なので腰を悪くしたくないと言う場合なんかは良さそうです。しかしお尻がランバーサポート分前に出ることになるので、お尻が前方に滑り込みやすくはなります。

胡坐

胡坐

胡坐も問題なくすることが出来ました。

座面が広めなので脚が座面に乗らないとか突起にぶつかるとかも無く、そこまで窮屈に感じるところはありませんでした。

余程足が長いとか体が大きいとかでなければ問題なく胡坐をかけるかと思います。

リクライニング

リクライニング

リクライニング的にはリラックスできることが重要だと思うので、座面や背もたれの形状とクッション性と肌触り、それとバランスが重要かと思います。

形状的には座面も背もたれも幅広でゆったりタイプなので窮屈感なくリラックスできます。

クッション性はリクライニング的にはもっと柔らかくてもいいですが、ゲーミングという要素を考えるとバランスの良いクッション製です。

肌触りはサラサラと優しい質感で不快感は少ないですが、さすがに猛暑日はペタ付くので対応は必要なレベルといった感じです。

バランスはかなり安定していると感じられます。背もたれを完全に倒した状態で寝そべり、後方に体重を掛けても不安定な感覚は一切ありませんでした。他のゲーミングチェアによっては背もたれを完全に倒すと、倒れないながらも恐怖感を感じるということがありました。しかしこの椅子はそういった感覚は無く安心できます。

キャスターの安定性

キャスター

前方に荷重した時の安定性

前傾姿勢で前方側に体重を乗せると椅子が前に倒れてしまうゲーミングチェアもありますが、全くそのような感じは無くかなり前方に荷重しても全く問題ありません。故意に前方に倒れこもうとしない限りは、倒れてしまうことはまずないと思います。

回転

特に注視する部分ではないですが、チェア全体は当然回転しますがその回転がかなりスムーズで、座ったままでもクルクル回転します。そこからなんとなく品質の良いガスシリンダーなのかなと感じるところでした。

テーブルへの収納しやすさ

テーブルへの収納しやすさ

テーブルに収納する際、邪魔になるのはアームレストかと思います。

アームレストの地面からの高さは、座面とアームレストを最低の場合約58cm、最高にして72cmなので、58~72cmの範囲で収まりそうか確認しておくと良いと思います。

キャスターの回転はとても軽く、背もたれを持って簡単に移動させることが出来るので収納もしやすいです。

ふるさと納税返礼品に対象

AKRacingでは日本各地の特産素材に着目し独自の製品開発を行っており、地域の特産素材を採用したAKRacing製品をふるさと納税の返礼品として受け取ることが出来るようになっているそうです。

興味がある方は下記サイトからご確認ください!

Tekwind|ふるさと納税の返礼品としてAKRacing製品をお受け取りいただくことができます

まとめ

国内高級車ブランドのカーシートに採用されている素材と同グレードの品質を持つ合成皮革を使用されているということもあり、一目で品質の良さを感じることのできる張地だったと思います。その場に合ったら触ってみたいと思うことは間違いないと思います。実際に触ってみると今までの合皮とはサラサラ感や柔らかさが異なり、快適性のあるソフトな質感のように感じられました。合皮の使われていることもありその存在感は大きく、デスク周辺のゲーミング感はより一層強まると思います。

座り心地はゲーム特化という訳ではなく、あくまで普段使いのチェアと言った印象です。ゲームだけではなく動画鑑賞で背もたれにもたれ掛かってリラックスすることや、リクライニングで一休みするにも適した座り心地になっています。その分ゲームだけに注視すると姿勢の保ちやすさ(前傾姿勢)は普通といった感じで、『ゲーミングチェア』という分類としては弱いかもしれません。特段このチェアにしたからと言ってゲームがしやすくなることは無いかもしません。とは言えそこだけに焦点をおいてしまったらチェアとして不便過ぎるので、結局これがベストなんだと思います。

個人的には今まで座ってきたゲーミングチェアの中では一番使いやすいかなと感じています。ゆったり座れるサイズ感や形状、クッション性も硬すぎず柔らかすぎずでゲームや普段使いとしても使いやすく、キャスターもスムーズで簡単に移動できてかつ意図せず動いてしまうということもありません。見た目は正直拘りは無い方ですが、普通に良いなと感じます。後はこのクオリティーを長く保ってくれれば文句のつけようがないかなと言った感想でした。

そしてよく聞くのがAKRacing高すぎ問題ですが、このチェアも79,800円とゲーミングチェアの中ではもれなくお高めです。ただ品質は本当に良いので、不快感や失敗の少なさを重視したいなら全然アリだと思います。

  • 一目で品質の良さを感じることのできる張地で、柔らかくサラサラとした肌触り
  • 前傾姿勢、後傾姿勢、リクライニング全てに対応でき、ゲームはもちろん普段使いにも最適
  • ゆったり座れるサイズ感や形状
  • クッション性は硬すぎず柔らかすぎずでゲームや普段使いとしても使いやすい
  • キャスターがスムーズで簡単に移動できる
  • リクライニングを最大限倒しても安定しており、恐怖感が無い
  • ゲームだけに注視すると姿勢の保ちやすさ(前傾姿勢)は普通で、ゲーム向け感は無い
  • ゲーミングチェアの中では高価
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【チェアシート】

ゲーミングチェアは汚れても丸洗いは出来ないので、シートを掛けて使うのもおすすめ。

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