FPSゲームで知っておくと役立つ設定をまとめています。
FPSゲームでのパフォーマンス向上や、重い、カクつくなどの問題解決に繋がるかもしれません。
マウス設定類
マウスのDPIは高い方がカーソルが滑らか
低DPIと高DPIでは高DPIのほうがカーソルが滑らかに動きます。(※DPIとはマウスの感度的なもの)
下の動画で低DPIゲーム内高感度(DPI:100,in game:20)と高DPIゲーム内低感度(DPI:4000,in game:0.5)でカーソルの動き方を比較してみました。
すると高DPIゲーム内低感度のほうがカーソルが滑らかに動いていることがわかるかと思います。
カーソルが滑らかになることで得られる最大のメリットは、画面の残像感が少なくなることです。FPSゲームではマウス操作は視点移動と連動しているため、カーソルがカクつけば当然画面もカクついて見えてしまいます。カクつきが強い程画面の残像感も強くなるため、視認性を悪くする要因になります。残像感が少ない方が敵の視認性も上がりAIMも良くなるはずなので、基本的にはDPIは高めに設定しておいた方が良い人がほとんどだと思います。
だからと言って高ければ高いほど良いかと言われればそういうわけでもなく、DPIが高すぎるとゲーム内の感度調整がしにくくなるので、基本は800~1600DPIがおすすめです。
マウスのポーリングレートは画面の滑らかさに直結する
ポーリングレートとはマウスの操作情報の更新回数です。1000Hzなら1秒間に1000回更新するということです。つまりポーリングレートが低い程カーソルがカクカク動き、高い程滑らかに動きます。
DPI同様、ポーリングレートが高い程カーソルが滑らかになるため、マウス操作時の画面の残像感も少なくなります。画面が滑らかなほうがAIMもしやすいはずなので、基本はポーリングレートも高く設定したほうが有利です。
しかし高いポーリングレートはゲーム側が対応していなかったり、PCへの負荷が増えてしまうなどもあるようなので、ご自身の環境を見ながらポーリングレートの数値を可能な限り高く設定すると良いと思います。
最近ではゲーミングマウスの性能も上がり、今では8000Hzまで設定できるマウスも多く世に出回ってきました。8000Hzほどになると目が良くなったと感じるほど画面が滑らかになるので、是非今一度自分のマウスの設定を確認してみてほしいと思います。
デバウンスタイム、クリック応答時間の設定が出来るマウスがある
デバウンスタイムはクリック時の金属接触により発生するチャタリングを防ぐための待ち時間のようです。このデバウンスタイムを短くすることで応答速度を速めることが出来ますが、その分チャタリングが起きやすくなります。
デバウンスタイム、クリック応答時間の設定が出来るマウスを使用している場合、出来るだけ速い設定(時間を短く)にしたほうが、クリックボタンの応答速度が速くなります。
FPSゲームにおいて応答速度が遅いことにメリットは一切ないはずなので、この設定は最大限速く設定しておいた方が有利に働きます。(※チャタリングが発生する場合は徐々に設定時間を伸ばすようにしてください)
基本的にこの設定はマウスに対応する専用ソフトウェアで設定することが出来ると思います。
リフトオフディスタンス(LoD)
LoDとはマウスを持ち上げたときにセンサーが感知する距離のことで、最近のマウスはそこまで極端なLoDに設定されていることは無いためあまり気にする必要のない設定ではありますが、マウス操作に違和感を感じている場合は設定する必要があります。
例えばマウスを持ち上げた瞬間や降ろした瞬間に意図しないマウス操作が発生する場合はLoDが長いです。マウスパッドのちょっとした歪みや段差でマウス操作が反応しないことがある場合はLoDが短いです。そういった違和感を感じている場合はLoDを設定すると解消される場合があります。
LoDも基本的には専用ソフトウェアから設定できます。
マウス加速はOFFがおすすめ
今時マウス加速ONにしているFPSゲーマーはほぼいないと思いますが、念のため記載しておきます。
マウス加速(ポインターの精度を高める)とはマウスの移動速度に乗じて移動量が増減するものです。普通はマウスの移動速度に関係なく、移動させた分だけカーソルも移動するのが理想だと思います。しかしマウス加速ONだとマウスを速く動かすとその分移動量も増えてしまいます。これはマウス操作の感覚を大きく狂わせる要因になりかね無いため、OFFをおすすめします。
マウス加速はWindowsやマウスの専用ソフトウェア、中にはゲーム側にもマウス加速の設定がある場合があります。それらは全てOFFにしておきましょう。
キーボード設定類
アクチュエーションポイントはキーの応答速度に直結する
アクチュエーションポイント(AP)とはキーの押下時にスイッチの入力が”OFF→ON”、”ON→OFF”に切り替わる距離のことです。
APが短いほど押し初めてからスイッチが切り替わるのが速いので反応速度が速くなります。しかしAPが浅いほど底打ちしてからAPまでの距離が延びるので、入力解除されるまでの時間が長くなります。それによってFPSゲームでのキャラクター操作では、指先の操作とキャラクターの動きの遅延が減りより体感に近い操作が出来るようになりますが、ストッピングが遅れたり動作の余韻が長くなってしまったりします。
逆にAPが長いほど押し始めてからの反応速度が遅くなり、押し切ってから入力解除されるまでの時間が短くなります。それによって指先との連動感が減ったりキャラクター動作のもっさり感が増したりしますが、ストッピングが素早く行えたりキャラクター動作の余韻が減り無駄な動作が少なくなります。
APの短い事と長い事の両方にメリット・デメリットがあり、両方の良い所だけを活かせれば最高ですがAPだけではそれを実現するのは難しいです。しかしそれを可能にするのがラピッドトリガーです。
ラピッドトリガー(Rapid Trigger)
ラピッドトリガー(Rapid Trigger)とはアクティブ状態から少しでもキーを戻すとリセット、逆に押し込むとアクティブになるという機能のことです。これによって本来であればAP地点に戻すまで入力はOFFにならないためタイムロスが発生しますが、少しでもキーを戻せばリセットされるようになるためタイムロスを無くすことが出来ます。これによってFPSゲームの場合、ストッピングが速くなったり、キャラクター操作にキレが出るなどの恩恵が得られるようになります。
【FPSゲームで得られる恩恵】
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例えばValorantの場合、キー入力がOFFになる時間が速くなるためストッピングが速くなります。キーを離すストッピング、逆キーストッピングともに恩恵は得られますが、キーを離すストッピングが特に恩恵は強いです。
Apex Legendsの場合、左右切替しが速くなり、キャラコンにキレが出るようになります。キー入力がOFFになる時間が速くなるためキーを離した瞬間に逆キーに移動できるようになるため左右切替しが速くなり、同様にキャラコンもエアストレイフなどで曲がりやすくなるため動きにキレが出ます。
アクチュエーションポイントでスーパーグライドを出しやすくする※Apex向け
アクチュエーションポイント(AP)とは、キーボードの押下時にスイッチがOFFからONに切り替わる距離のことです。
キーボードにはこのAPがキーごとに長さを設定できるものがあり、この長さを調整することでスーパーグライドを出しやすくすることが出来ます。
多くの人はスペースボタンがジャンプ、Vボタン周辺にしゃがみを割り当てているかと思います。その場合、APをジャンプボタンは短め、Vボタンを少し長めにすることでスーパーグライドを出しやすくなります。スーパーグライドの失敗するほとんどの理由はタイミングを除くとスペースキーが先に押されてしまっているからです。そのためAPをジャンプボタンは短め、Vボタンを少し長めにすることで先にVボタンが押されにくくすることが出来ます。
私の場合キーボードは「SteelSeries Apex Pro」を使用していますが「SteelSeries Apex Pro」の場合、スペースキーは最低の0.2mm、Vボタンは1.1mmに設定しておくと親指で同時に押してもしっかりとスペースキーが先に押下されます。なので後は押すタイミングさえ合わせればスーパーグライドを出すことが出来ます。
全角入力に注意
Apexの場合、全角のままだとキーボード操作に遅延が入る場合があります。Enterを押してチャット欄で入力したときに、全角で入力される場合は半角に戻した状態にしておくように癖付けておくと良いです。
他のゲームでも全角のままだと遅延が発生する可能性があるので半角を意識しておいた方が良いと思います。
モニター設定類
モニターのリフレッシュレート
リフレッシュレートとは簡単に言うとモニターの画面を1秒間に描画する回数です。この数値が低いとコマ送りのように見えてしまうので、単純に敵が見づらくなってしまいます。
なのでお使いのモニターの最大のリフレッシュレートに設定しておくようにしましょう
【リフレッシュレートの設定方法(Win11の場合)】
- デスクトップ画面で右クリック⇒ディスプレイ設定
- ディスプレイの詳細設定をクリック
- リフレッシュレートの選択から最大のリフレッシュレートを選択
視認性を上げる設定
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デジタルバイブランス(色彩)を強めることで色合いにメリハリをつけることができ、敵と背景を見分けやすくすることができます。
デジタルバイブランスを上げすぎると色が濃すぎて目が疲れてしまうので、ほどほどの高さにしましょう。
【モニターに搭載されている機能で設定する場合】
モニターに画面設定を設定できる機能が備わっている場合、大抵は背面のボタンを押すことで操作画面が画面上に表示されると思います。その中にデジタルバイブランス(彩度、色の鮮明さ、カラーバイブランス)があれば、そちらで調整することでも可能です。
【NVIDIA コントロールパネルで設定する場合】
- NVIDIA コントロールパネルを開く
- 左のデスクトップカラー設定の調整をクリック
- デジタルバイブランスの数値を設定
ゲーミングモニターのFPS向け機能を活用する
ゲーミングモニターには残像感が少なくする機能(DyAcなど)や応答速度を速めて残像感を少なくする機能(AMAなど)などが搭載されているものがあります。
これらの機能を使えば今出ているリフレッシュレート以上に敵を目で追いやすくなる場合があります。
もしそのような機能を使っていないのであれば、今一度お使いのモニターにそれらの機能が搭載されていないか確認してみてはどうでしょうか。
【便利なFPS向け機能】
- 残像感を減らす機能:DyAc(Dynamic Accuracy)、ELMB(Extreme Low Motion Blur)など
- 応答速度を速める機能:AMA(Advanced Motion Accelerator)、応答時間など
- 明るい所はそのままに暗い所だけを明るくする機能:Black eQualizer、暗さスタビライザーなど
- 敵の輪郭を明瞭にする機能:シャープネス、鮮明度など
- 色にメリハリをつけて敵の視認性を上げる機能:デジタルバイブランス、彩度、色の鮮明さ、カラーバイブランスなど
足音を聴きとりやすくする設定
イコライザーと言う機能を使えば、足音を強調させることができます。
フレームレート(FPS)が上がるかもしれない設定
【設定方法(Win11の場合)】
- スタートボタンをクリック
- 検索に”電源プラン”と入力し電源プランの選択をクリック
- 高パフォーマンスを選択




