マウス

「Logicool G Pro X Superlight 2c」レビュー

Logicool G Pro X Superlight 2c レビュー

当記事ではLogicool(ロジクール)のゲーミングマウス「G Pro X Superlight 2c」をレビューしていきます。

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Logicool G(ロジクール G)
¥20,800
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特徴

特徴
  1. 「Logicool G Pro X Superlight 2」の性能をそのままに小型化されたコンパクトモデル
  2. コンパクトになったことで51gにさらに軽量化
  3. 8000Hzポーリングレート対応、小型/軽量、様々な持ち方に対応しやすい癖の少ない形状で最強クラスのゲーミングマウス

性能(スペック)

カラー ブラック/ホワイト/ピンク
接続方法 有線 / 無線(2.4GHz
本体 ボタン類 左右クリックボタン、左サイド×2、
ホイールボタン、電源スイッチ
長さ 125.0mm
63.5mm
高さ 40.0mm
重量 51g
ケーブル タイプ 着脱式ラバーUSB A-C
ケーブル長 1.8m
センサー センサー名 HERO 2
DPI 44,000
ポーリングレート 8,000
最大認識速度(IPS) 888
最大加速度(G) 88
スイッチ類 左右クリック LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ(光学式)
ミドルマウスボタン
サイドボタン
ホイールエンコーダー
バッテリー 寿命 95時間
充電時間
ソフトウェア G HUB

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2 梱包状態3

内容物

内容物 内容物2
  1. マウス本体
  2. LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー
  3. 充電ケーブル(USB A-C)
  4. レシーバー延長アダプター
  5. PTFEフィート付きPOWERPLAY開口ドア
  6. グリップテープ(オプション)
  7. クリーニングクロス
  8. 保証規定

仕様

表 前 左
裏 後 右

形状

形状 形状3 形状5
形状2 形状4 形状6

形状はオリジナルサイズの「Superlight 2」と同じで、それをそのままコンパクトにした形状です。なぜ今まで出てこなかったのか思えるくらい遅い登場ですが、満を持して出してくれました。

グリップした瞬間の感覚としては本当に「Superlight 2」をそのまま小さくしたという感じですが、両サイドだけは違いを感じやすい形状になっています。「Superlight 2」では両サイドはかなり溝が浅めでしたが、「2c」では溝が少し深くなっています。それは小さくなり長さが短くなった分深く感じるようになっているのか、単純に溝が深くなっているのか分かりませんが、しっかり指にはまるようになっています。「Gproシリーズ」の形状で唯一感じていたことは両サイドの溝が浅すぎて指の収まりが悪かったり、横幅が広く感じるという点がありましたが、「2c」になってようやくそれが改善されました。これによりさらに指のグリップ感と操作感が向上していると感じます。

その他は長さ、横幅、高さが単純に小さくなっているといった印象。想像以上に小型化されており、小型好きには理想的なサイズ感になっていると思います。つまみ持ちユーザーには歓喜間違いないです。懸念点としてはつまみ持ちの相性は良くなったが、つかみ持ちはしっかりグリップ出来なくなる可能性もありそうだなということでした。

表面加工(質感)

表面加工(質感) グリップテープ

表面の質感は前モデルからの変化は無く、サラサラとしたマットな質感の表面をしています。

サラサラしているためグリップ性はあまり強くはありませんが、軽さや小さくなったことから問題なくグリップ出来る印象。必要であればグリップテープも付属しています。

ソール

ソール ソール2

ソールも前モデルから変化は無く、上部に大きいソール1枚、下部にU字のソール1枚、センサー周りに〇形ソール1枚が張られています。

POWERPLAY用のカバー部分のソール付きカバーも付属しています。

重量(軽さ)、重量バランス

重量 重量バランス
Superlight 2 58.9g
Superlight 2c 50.4g

実測重量は約50.4gとかなり軽量です。「Superlight 2」と比べても8グラムほど軽く、実際に持ってみても明確に違いを感じられるほど軽くなっています。軽さはなんぼあってもいいですからね。

重量バランスとしては窪みの位置を持って前後のバランスが取れるといった感じですこ~しだけ前方寄りです。基本的にはどのような持ち方でも重心バランスの偏りは感じられません。

ケーブル

ケーブル

ケーブルはラバータイプのUSB Type-Cケーブル。充電ケーブルですが有線としても使用可能。

ボタン類

左右クリックボタン

左右クリックボタン

メインボタンには「Superlight 2」と同様の「LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ」が搭載されています。

「Superlight 2」では少し硬めのクリック感であまり評判は良くありませんでしたが、今回は少し軽いクリック感になっており前モデルよりはクリックしやすくなっています。とは言え硬めなのは変わりない印象。クリック時にはある程度反発を感じ、押し切ったときにはしっかりとしたクリック感がフィードバッグされます。クリック音も明確なカチッとした音がなり、心地よいクリック音ですがやや響きます。

形状は手前側が凸状、奥側に行くにつれ平坦になっていく形状になっています。窪みが無いので指の配置を調整しやすいですが位置が決まりにくい傾向です。

サイドボタン

サイドボタン

サイドボタンはやや角の立った丸みのある形状で、位置的には窪みの位置にあります。「Superlight 2」よりもサイズが小さい関係で、ボタンが少しだけ手前寄りです。

クリック感としては「Superlight 2」よりも少し軽くなっており、より押し込みやすくなっています。

スクロールホイール

スクロールホイール

スクロールホイールは「Superlight 2」と比べると少し重くなっており、コリコリ感が強くなっています。「Superlight 2」では軽すぎるようにも感じなくもないので、ちょうどいいのではないでしょうか。

ホイールボタンはやや重め。

その他のボタン

その他のボタン

底面には電源スイッチが備わっています。

ソフトウェア(G HUB)、設定方法

感度(DPI)

感度(DPI) 感度(DPI)2

 DPI

マウス感度(DPI)を調整する項目。

DPIは100~44000から1刻みで設定できます。X軸/Y軸の設定も可能。

感度スロットは5つまで設定でき、それぞれにLoDを設定することもできるようになっています。感度スロットはどこかにボタンにDPIサイクルを設定しておくことでサイクルできます。・・・ボタンが少なくてどこのボタンに設定すればいいのかは不明ですが。

初期DPIは800/1200/1600/2400/3200です。

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ポーリングレート(レポートレート)

1秒間にマウスの操作情報を送信する回数のことで、カーソルの滑らかさや画面のブレに影響します。

ポーリングレートはワイヤレスと有線のそれぞれで設定することが出来ます。

ワイヤレス 125/250/500/1000/2000/4000/8000
有線 125/250/500/1000

数値が高いほうがカーソルと画面が滑らかに動くので、基本的には高い数値に設定しておいた方がFPSゲーム的には有利に働きます。ただし2000Hz以上はPCスペックやゲームの対応ポーリングレートなどによっても使用感が変わるため、状況に合わせて設定する必要はあります。

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Heroセンサーキャリブレーション

他のマウスと移動距離が同じになるようにDPIを調整してくれる機能です。

今まで他のマウスと使っていた場合、わざわざ感度調節をしなくてもキャリブレーションをするだけで合わせることができるようになります。

他のマウスと同じDPIにしていても実際の移動距離は異なるということはよくある話です。その時は感度調整を行えば良いだけではありますが、この機能を使えば簡単にDPIを合わせてくれます。なので別のマウスからの移行という際に便利な機能です。

実際はマウスの形状やセンサーの位置によっても感覚は変わるためキャリブレーションを行っただけでは感度が合うということは中々無いと思いますが、ざっくりとした調整には使えると思います。

リフトオフディスタンス(LoD)

リフトオフディスタンス(LoD)とはマウスを持ち上げたときにセンサーが感知する距離のことです。

LoDは右上の詳細に✅を付けると各感度スロットごとに設定できるようになります。

LoDは低/中/高から選択できます。

実測のLoDは下のほうで確認します。

割り当て

割り当て

各ボタンの機能割り当てが出来る。

スクロールホイール

スクロールホイール

BHOPモード

マウスをぶつけたときの衝撃などでスクロールホイールが意図しないスクロールイベントが発生しないようにするための機能。

リフトオフディスタンス(LoD)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

LoDは短すぎたり長すぎたりすると操作感に違和感が出てくることがあります。個人的な体感としては0.4~1.6mmの範囲であれば違和感無く操作できる印象です。

測定結果

0.3mm
0.5mm
0.6mm

少し短すぎますね。ここまでLoDが短いのも珍しいです。

基本的にはLoDは短めのほうがリフトオフ時に不要なセンサーの読み込みが起こらないので、操作が安定すると思います。しかし短すぎるとちょっとしたマウス操作で少しでも傾くと反応しない場面が出たり、マウスパッドの歪みで反応しないなどが起こる場合があります。実際『低』でゲームをしてみると反応しない場面がありました。『中』でも結構短めなので、『高』がおすすめです。『高』でも十分短めで、ゲームプレイに支障をきたさない長さだと思います。

カーソル飛び

カーソル飛び

何種類かのマウスパッドでカーソル飛びを確認します。

確認結果

ARTISAN FX 零
ARTISAN FX 飛燕
ARTISAN FX 雷電
ARTISAN FX 紫電改
SkyPAD Glass 3.0 XL

マウスを激しく振ってもどのタイプのマウスパッドもカーソル飛びはありませんでした。

クリック反応速度

反応速度テストゲーム

次はクリック反応速度を計っていきます※純粋なマウスの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。

測定には「反応速度テストゲーム」というゲームを使わせていただいています。

測定結果

最速 0.148
最遅 0.153
平均 0.15050

クリック反応速度もいつも通り速い。

サイズが小さくなり、クリックボタンの高さが低くなったことでより押し込みやすくなっています。

ゲームでの使用感

マウスの持ち方との相性

持ち方としてはかぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちで確認してみました。

※私の手のサイズは中指の先端から手首までで約18cmと標準的サイズです。手のサイズによっても使用感に違いが出るので、その点はご了承いただければと思います。

つまみ持ち

つまみ持ち

とても使いやすいです。オリジナルサイズの「Superlight 2」と比べてかなり使いやすくなっています。

「Superlight 2」は横幅が広く両サイドの溝も浅めだったため、指の収まりが悪く指を広げて持つ感覚が強くありました。そのことで指に力が入りやすく、細かい操作もしにくい印象でした。「2c」ではその点が解消され、指幅、指の収まり、指での細かい操作が可能になりました。まさにつまむように持つことが出来るので、違和感はほとんど無くなりました。

サイズが小さくなったことで指の可動域も広くとることが出来るようになり、指だけで操作できる範囲が広くなりました。そのためリコリル制御の範囲も広くなり、指を大きく動かしたときも窮屈感が減りました。

軽量化された点もつまみ持ちと相性がよく、純粋に操作しやすくなっていると感じました。

つかみ持ち

つかみ持ち

限定的にですが、とても使いやすいです。

「Superlight 2」との違いとして最も大きい所は、手のひら後部(母指球・小指球)に接地させにくくなったことです。手のひら前部(小指/薬指の腹)には接地させることが出来ますが、手のひら後部はかなり後方に引かないとフィットしません。「Superlight 2」では、手のひら後部(母指球・小指球)と手のひら前部(小指/薬指の腹)の両方に対応できていましたが、「2c」では手のひら前部(小指/薬指の腹)にしか対応できなくなっていました。ただ手のひら前部(小指/薬指の腹)の相性がとてもよく、「Superlight 2」よりも窮屈感が無く操作感も向上していると感じました。

なのでつかみ持ちでも手のひら前部(小指/薬指の腹)を接地させる人には「2c」、手のひら後部(母指球・小指球)を接地させる人には「Superlight 2」が向いていそうだなと感じました。もちろん手のサイズにもよるところではあるので全ての人に当てはまることではないですが、そういった傾向はあると思います。

かぶせ持ち

かぶせ持ち

かぶせ持ちも可能ですが、手のひらがマウスパッドに触れる面積が広く、操作の妨げになりがちな印象でした。

8000Hzポーリングレート

「Superlight 2」同様、8000Hzにすることでマウス操作時の画面の残像感がかなり少なくなります。それにともにない敵の視認性も上がり、AIMもしやすくなりました。

可能な限り8000Hzにすることをおすすめします。

まとめ

「Superlight 2」と性能は変わりませんが、より使いやすくなっていることは間違いありません。

特につまみ持ちは「Superlight 2」とよりも圧倒的に使いやすくなっており、全ゲーミングマウスの中でも最有力候補に入ります。つかみ持ちユーザーは手のひら前部(小指/薬指の腹)を接地させる人には相性が良く、手のひら後部(母指球・小指球)を接地させる人には窮屈に感じる可能性があります。

  • つまみ持ちとの相性が「Superlight 2」と比べてかなり良くなりTop Tier入り
  • 手のひら前部(小指/薬指の腹)を接地させるつかみ持ちとの相性がとてもいい
  • 両サイドの溝が浅すぎる問題が解消され、程よい深さになり指の収まりが良くなった
  • クリックボタンの高さが低くなりクリックしやすくなった
  • クリックボタンの押下圧が軽くなった
  • さらに軽量化された
  • 手のひら後部(母指球・小指球)を接地させるつかみ持ちは窮屈かも
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