当記事ではゲーミングマウスやゲーミングキーボードなどで使用するグリップテープを比較しながらレビューしていきます。
今回レビューするグリップテープ
Razer Mouse Grip Tape(Razer Viper Mini)
パッケージ内容
【梱包状態】
【パッケージ内容】
【特徴】
- 張るだけタイプ
- ゲーミングマウス用
- 吸水性があり汗ばんだ時でも滑りづらく、安定したグリップ力
- 3M製粘着テープでしっかり固定され、剥がして張り直すことも可能
- 0.5mmと薄型
- ポリウレタン製
【対応マウス】
- Razer DeathAdder V2 Pro / DeathAdder V2 / DeathAdder Elite / DeathAdder Essential
- Razer DeathAdder V2 Mini
- Razer Viper Ultimate / Viper
- Razer Viper Mini
- Razer Basilisk Ultimate / Basilisk V2 / Basilisk X HyperSpeed
Razer Universal Grip Tape
パッケージ内容
【梱包状態】
【パッケージ内容】
【特徴】
- 張るだけタイプ
- マウス、キーボードなど汎用
- 吸水性があり汗ばんだ時でも滑りづらく、安定したグリップ力
- 3M製粘着テープでしっかり固定され、剥がして張り直すことも可能
- 0.5mmと薄型
- ポリウレタン製
【対応マウス】
- 全てのマウスに対応
Lizard Skins DSP マウスグリップ
パッケージ内容
【梱包状態】
【パッケージ内容】
【特徴】
- 自分で切って張るタイプ
- マウス、キーボードなど汎用
- モチモチした質感で、握ったときに吸い付く様なグリップ感。汗をかいてもべたつきが少ない。
- しなやかで柔らかくゴワつき感が少ないため、張ったときに膨らみや違和感が少ない
- 0.5mmと薄型
- デュラソフトポリマー(DSP)製
【対応マウス】
- 全てのマウスに対応
Hotline games 2.0 PLUS(LogicoolG PRO Wireless)
パッケージ内容
【梱包状態】
【パッケージ内容】
【特徴】
- 張るだけタイプ
- ゲーミングマウス用
- 優れた吸水性と乾燥肌でも吸い付くようなグリップ力
- 3M製粘着テープでしっかり固定され、剥がして張り直すことも可能
- 厚さ0.68mm
【対応マウス】
- Logicool G PRO X Superlight
- Logicool G PRO Wireless
- Logicool G PRO HERO / G203 LIGHTSYNC / G304
- Logicool G403 / G603 / G703
- Logicool G502 / G502WL
- Logicool G600
- Logicool G903
- Razer Deathadder V2
- Razer Viper Ultimate/Viper
- Razer Viper Mini
- Razer Basilisk Ultimate / Basilisk V2 / Basilisk X HyperSpeed
- Glorious Model D
- Glorious Model O
- DIY用
- 六角形
GEMINI Mouse Grip Tape(LogicoolG PRO Wireless)
パッケージ内容
【梱包状態】
【パッケージ内容】
【特徴】
- 張るだけタイプ
- ゲーミングマウス用
- 優れた吸水性と強力なグリップ力
- 3M製粘着テープでしっかり固定され、剥がして張り直すことも可能
- 0.5mmと薄型
- ポリウレタン製
【対応マウス】
- Razer Deathadder V2
- Razer Deathadder V2 Mini
- Razer Viper Ultimate/Viper
- Razer Viper Mini
- Razer Basilisk Ultimate / Basilisk V2 / Basilisk X HyperSpeed
- Razer Mamba Wireless
- Logicool G PRO Wireless
- Logicool G502
- Logicool G403 / G603 / G703
- Glorious Model O
張り方(張りやすさ、粘着性)
グリップテープを張る前に張るデバイスの表面をアルコールタオルなどで、しっかり綺麗にした状態で張るようにしましょう。
気泡が入ったりたわみの原因になります。
Razer Mouse Grip Tape
今回使用するのはRazer Viper Mini用のグリップテープになります。
「Razer Mouse Grip Tape」は対象とするゲーミングマウスに合わせてカットされているので、張るだけで使用できます。
粘着性は強く、軽く張るだけでもしっかり張り付きます。
特に意識せず張り付けても気泡は入らず、マウスのサイズに最適なサイズ感でゆがみもなく張り付けやすいです。
一度しっかり張り付けても剥がしやすく、調整もしやすいです。
剥がす際に伸びてしまったり、露骨に粘着性が落ちるということもありませんでした。
Razer Universal Grip Tape
「Razer Universal Grip Tape」は4種類の形状のグリップテープがあり、グリップ力がほしいところに好きな形のテープを張るタイプです。
形状の種類は以下になります。
- レギュラー六角形 – 辺長0.8cm – 18 枚
- レギュラー六角形 – 辺長0.5cm – 18 枚
- 六角形 – 1.5cm(幅) x 0.6cm(高さ) – 6 枚
- 長方形 – 4cm x 1.5cm – 4 枚
グリップ面は「Razer Mouse Grip Tape」と同じで粘着性は強く、軽く張るだけでもしっかり張り付きます。
気泡も入り込まず、ゆがみが出てしまう部分もありませんでした。
一度しっかり張り付けても剥がしやすく、調整もしやすいです。
剥がす際に伸びてしまったり、露骨に粘着性が落ちるということもありませんでした。
しかしマウスなどに形に合わせてカットされているわけではないので、サイズによってはサイドボタンに干渉してしまうこともありました。
なので上手いこと張るか、自分でカットして調整すると良いかと思います。
Lizard Skins DSP マウスグリップ
「Lizard Skins DSP マウスグリップ」は自分でカットして張るタイプになります。
「Lizard Skins DSP マウスグリップ」には説明書が同封されているので、説明書通り進めていこうと思います。
まず白いシールを張りたい部分に合わせてカットします。
そのあと白いシールをグリップテープに張り、グリップテープをカットします。
あとはマウスに張るだけです。
粘着性は強く、軽く張るだけでもしっかり張り付きます。
特に意識せず張り付けても気泡は入らないですが、自分でカットしないといけないため上手く切らないとたわみができる原因になりやすいと感じました。
またかなり強力に張り付くので無理に剥がすと少し伸びてしまいます。粘着性は露骨に落ちる印象はありません。
なので張る際は軽く張って位置がしっかり調整出来たら、しっかり張るといった感じにすると良いかと思います。
Hotline games 2.0 PLUS
「Hotline games 2.0 PLUS」は対象とするゲーミングマウスに合わせてカットされているので、張るだけで使用できます。
粘着性は強く、軽く張るだけでもしっかり張り付きます。
特に意識せず張り付けても気泡は入らず、マウスのサイズに最適なサイズ感でゆがみもなく張り付けやすいです。
少しマウスのサイズよりも大きく若干端のほうがはみ出してしまう部分もありましたが、ボタンやマウスパッドに干渉するほどではありません。
一度しっかり張り付けても剥がしやすく、調整もしやすいです。
剥がす際に伸びてしまうことはありませんが、粘着性が少し落ちやすい印象でした。
なので何度も何度も張り直しにならないように気を付けて張るようにしたほうがいいかもしれません。
GEMINI Mouse Grip Tape
「GEMINI Mouse Grip Tape」は対象とするゲーミングマウスに合わせてカットされているので、張るだけで使用できます。
粘着性は強く、軽く張るだけでもしっかり張り付きます。
特に意識せず張り付けても気泡は入らず、マウスのサイズに最適なサイズ感でゆがみもなく張り付けやすいです。
一度しっかり張り付けても剥がしやすく、調整もしやすいです。
剥がす際に伸びてしまうことはありませんが、粘着性が少し落ちやすい印象でした。
なので何度も何度も張り直しにならないように気を付けて張るようにしたほうがいいかもしれません。
質感(グリップ力、溶けやすさ)
滑り止めラバーは使い続けると段々と溶けてしまい、凹凸が無くなったりグリップ力が弱くなってしまうことがあります。
溶けやすさはグリップ面の質感によって違いがある印象があります。
Razer Mouse Grip Tape
グリップ面は細かい◇型の凸があり、グリップ力はかなり強いです。
しっとりとしたようなグリップ面で指にペタっと張り付く様な質感をしており、かなり力を抜いてもマウスを保持することができます。
グリップ力が強い分、溶けやすそうな印象はあります。
Razer Universal Grip Tape
「Razer Mouse Grip Tape」と同様。
Lizard Skins DSP マウスグリップ
グリップ面は細かい凹凸があり、グリップ力はかなり強いです。
しっとりとしたようなグリップ面で指にベタっと張り付く様な質感でかなりグリップ力が強い印象です。
しかしその分溶けやすそうな印象はあります。
Hotline games 2.0 PLUS
グリップ面は細かい◇型の凸があり、グリップ力はかなり強いです。
しっとりとしたようなグリップ面で指にペタっと張り付く様な質感をしており、かなり力を抜いてもマウスを保持することができます。
グリップ力が強い分、溶けやすそうな印象はあります。
GEMINI Mouse Grip Tape
グリップ面は細かい六角形の凸があり、グリップ力はかなり強いです。
しっとりとしたようなグリップ面で指にベタっと張り付く様な質感でかなりグリップ力が強い印象です。
しかしその分溶けやすそうな印象はあります。
質感まとめ
グリップ面の質感は全てのグリップテープがしっとりした指にペタっと張り付く様な表面でした。
全てかなり強力なグリップ力ですが、その分溶けやすそうな質感でした。
グリップの強さは以下の順。
- 1.Lizard Skins DSP マウスグリップ
- 1.GEMINI Mouse Grip Tape
- 2.Razer Mouse Grip Tape
- 2.Razer Universal Grip Tape
- 2.Hotline games 2.0 PLUS
吸水性
それぞれのグリップテープに水滴を垂らし、吸水性を確認してみました。
吸水性が高いと手汗をかいたときに滑りにくくなります。
Razer Mouse Grip Tape
水滴を垂らしてから2分ほどで吸い切っていました。
しっかり吸水性を持っていることが確認できました。
Razer Universal Grip Tape
水滴を垂らしてから2分ほどで吸い切っていました。
しっかり吸水性を持っていることが確認できました。
Lizard Skins DSP マウスグリップ
水滴を垂らしてから3分ほどで吸い切っていました。
ほかのゲーミングテープと比べると吸水速度が遅いですが、しっかり吸い切ってくれているのでちゃんと吸水性を持っています。
Hotline games 2.0 PLUS
水滴を垂らしてから10秒ほどで吸い切っていました。
他のグリップテープと比べると圧倒的に吸水速度が速く、手汗をかきやすい人でもグリップ性を落とさず使えそうです。
GEMINI Mouse Grip Tape
水滴を垂らしてから1分ほどで吸い切っていました。
他のグリップテープと比べると吸水速度が速く、手汗をかきやすい人でもグリップ性を落とさず使えそうです。
吸水性まとめ
吸水速度はグリップテープによってまちまちですが、全て吸水性を持っていることが分かりました。
吸水速度は以下。
1 | Hotline games 2.0 PLUS | 10秒 |
---|---|---|
2 | GEMINI Mouse Grip Tape | 1分 |
3 | Razer Mouse Grip Tape | 2分 |
3 | Razer Universal Grip Tape | 2分 |
4 | Lizard Skins DSP マウスグリップ | 3分 |
厚さ
グリップテープを張ればその分マウスの厚さも厚くなるので注意。
Razer Mouse Grip Tape
厚さ0.5mm。
Razer Universal Grip Tape
厚さ0.5mm。
Lizard Skins DSP マウスグリップ
厚さ0.5mm。
Hotline games 2.0 PLUS
厚さ0.68mm。
GEMINI Mouse Grip Tape
厚さ0.5mm。
厚さまとめ
厚さ面ではどのグリップテープも大きな違いはない印象でした。
どうしても張る前と張った後では厚さに違いが出るので、慣れるまでは若干グリップ感に違いを感じます。
特にマウスサイドに張ると違いを感じやすいです。
重量
グリップテープを張ればその分マウスの重さも加重されるので注意。
出来るだけ軽くしておきたい場合は、本当に必要な個所だけ張るようにすると良いかと思います。
Razer Mouse Grip Tape
重量は全てのグリップテープで1.5g(裏紙除く)となっています。(対応マウスによって違いあり)
Razer Universal Grip Tape
全てを張ることはないと思いますが、重量は全てのグリップテープで2g(裏紙除く)となっています。
Lizard Skins DSP マウスグリップ
重量は左右クリックボタンとサイド部分で1.5gとなっています。
Hotline games 2.0 PLUS
重量は全てのグリップテープで1.5g(裏紙除く)となっています。(対応マウスによって違いあり)
GEMINI Mouse Grip Tape
重量は全てのグリップテープで1.5g(裏紙除く)となっています。(対応マウスによって違いあり)
重量まとめ
重量面ではどのグリップテープも大きな違いはない印象でした。
マウスの場合クリックとサイド部分に張ると1.5~2.0gほど加重されますが、違いはほとんど感じません。
価格
※2021/08/12のAmazon価格
Razer Mouse Grip Tape | 1398~1480円 |
---|---|
Razer Universal Grip Tape | 1480円 |
Lizard Skins DSP マウスグリップ | 1700~1800円 |
Hotline games 2.0 PLUS | 1280~1680円 |
GEMINI Mouse Grip Tape | 999~1380円 |
どれも大きな違いはないので、価格で選ぶよりも好みで選んだほうがよさそう。
それぞれのメリットデメリット
Razer Mouse Grip Tape
メリット
- マウスに合わせてカットされており、張るだけで使える
- しっかり粘着性があり、剥がしても伸びたり粘着性が落ちたりせず張りやすい
- 指にペタっと張り付く様なグリップ面でグリップ力が強い
- 吸水速度は速くないがしっかり吸水性を持っている
デメリット
- 長期利用していると表面が溶けやすそう
Razer Universal Grip Tape
メリット
- 様々な形状にカットされており、どのようなデバイスや場所に張ることが出来る
- しっかり粘着性があり、剥がしても伸びたり粘着性が落ちたりせず張りやすい
- 指にペタっと張り付く様なグリップ面でグリップ力が強い
- 吸水速度は速くないがしっかり吸水性を持っている
デメリット
- 汎用タイプで若干大きすぎたり小さすぎたりするので、上手く張るか自分でカットする必要がある
- 長期利用していると表面が溶けやすそう
Lizard Skins DSP マウスグリップ
メリット
- 自分でカットして使用するタイプでどのようなデバイスでも使える
- 指にベタっと張り付く様なグリップ面でグリップ力がかなり強い
- 吸水速度は速くないがしっかり吸水性を持っている
デメリット
- 自分でカットする必要があるので、少し面倒
- 粘着性がとても強く、剥がす際に伸びやすい
- 他のグリップテープと比べ、吸水速度が遅い
Hotline games 2.0 PLUS
メリット
- マウスに合わせてカットされており、張るだけで使える
- しっかり粘着性があり、剥がしても伸びたりしない
- 指にペタっと張り付く様なグリップ面でグリップ力が強い
- 他のグリップテープと比べ吸水速度が速く、しっかり吸水性を持っている
デメリット
- 長期利用していると表面が溶けやすそう
- 何度も剥がして張り直していると粘着性が落ちやすい
GEMINI Mouse Grip Tape
メリット
- マウスに合わせてカットされており、張るだけで使える
- しっかり粘着性があり、剥がしても伸びたりしない
- 指にベタっと張り付く様なグリップ面でグリップ力がかなり強い
- 他のグリップテープと比べ吸水速度が速く、しっかり吸水性を持っている
デメリット
- 長期利用していると表面が溶けやすそう
- 何度も剥がして張り直していると粘着性が落ちやすい