コントローラーレビュー

「GameSir G7 Pro」レビュー

当記事ではGameSir(ゲームサー)のゲーミングコントローラー(PAD)「G7 Pro」をレビューしていきます。

初のコントローラーレビューということで、観点を網羅できていないかもしれませんがご了承いただければと思います。

特徴

特徴
  1. GameSirフラッグシップモデルのG7シリーズ最上位モデル
  2. 従来のスティックの精度とエネルギー効率をホール効果スティックの耐久性と組み合わせた「GameSir Mag-Res™ TMRスティック」を搭載。ホールエフェクトセンサーよりも高精度、低消費電力、ドリフト現象抑制を実現
  3. マイクロスイッチトリガーストップを備えたホール効果アナログトリガー
  4. 2 つのミニバンパー(R5/L5)と2つのロック可能な背面ボタン(R4/L4)を含む4つのボタンを追加
  5. マッピング機能付きジャイロ内蔵(PCのみ)
  6. オプティカルマイクロスイッチABXYとメカニカルマイクロスイッチDパッド
  7. マグネット交換式3ピースフェイスプレート

性能(スペック)

接続方法 有線、ワイヤレス(2.4GHz/Bluetooth)
カラー メックホワイト、シャドウエンバー
ボタン L1/R1ボタン、L2/R2トリガー、L3/R3スティック、L4/R4背面ボタン、
L5/R5バンパー、ABXYボタン、方向パッド、Mボタン、XBOXボタン、
ビューボタン、メニューボタン、シェアボタン、マイクミュートボタン、ペアリングボタン
重量 272g
ケーブル USB Type-C ケーブル(3m)
スティック GameSir Mag-Res™ TMRスティック
トリガー ホール効果アナログトリガー|トリガーストップ有り
ポーリングレート 1000Hz
スティック解像度 4096(12bit)
バッテリー

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2
梱包状態3 梱包状態4

内容物

内容物 内容物2

コントローラー本体、充電ステーション、エクストラD-Pads、2.4GHzワイヤレスレシーバー、USB Type-C ケーブル、ケーブルリテーナー、説明書等。

仕様

デザイン

デザイン デザイン2

見た目は結構シンプルと言った印象。使われている色の種類も少なく、形状的にもイカツサはありません。コテコテ過ぎるのは個人的に好きではないので割と好印象です。

サイズ感

サイズ感 サイズ感2

※私の手のサイズは中指の先端から手首までで約18cmと標準的サイズです。手のサイズによっても使用感に違いが出るので、その点はご了承いただければと思います。

サイズ感としては、コントローラーのレビュー数が少ないため比較できないのですが、個人的な感覚としては標準サイズなんじゃないかと感じました。

実はこっそり積んでいた「BIGBIG WON BLITZ2」と比べてみると、グリップ部がやや太く、グリップ部からのスティックやボタンの距離が短めと言った感覚でした。

実測を見てみるとこんな感じでした。

サイズ感 - G7 Pro サイズ感 - BLITZ2
G7 Pro BLITZ2
横幅 上部 118.2mm 127.6mm
中部 140.5mm 141.9mm
下部 151.5mm 151.7mm
周囲 上部 14.0mm 13.4mm
下部 11.0mm 10.4mm
左グリップ部~L3スティック 24.5mm 24.5mm
左グリップ部~方向パッド 50.6mm 48.6mm
左グリップ部~L1ボタン 111.6mm 114.6mm
右グリップ部~R3スティック 49.5mm 50.2mm
右グリップ部~ABXYボタン 24.6mm 25.8mm
右グリップ部~R1ボタン 111.6mm 114.6mm

「BIGBIG WON BLITZ2」と比べて本体サイズは大差ないですが、グリップが太めだからか大きめに感じられます。太すぎるということは無くちょうど良い太さです。

スティックは右スティックが「BIGBIG WON BLITZ2」と比べて少しだけグリップ部に近め。

グリップ部

グリップ部 グリップ部2

グリップ部はラバータイプで、表面はサラサラとした質感、裏面はしっとりとした質感のラバーになっています。

グリップ部がラバータイプなので安定したグリップが出来ます。コントローラーはマウスみたいにコントローラー自体を動かすわけではないのでグリップが必要なのか分かりませんが、やはり安定感が違うのでしょうか。

またラバータイプは長期利用していると溶け始めるので、プラスチック製のグリップと比べて耐久性は低いと思います。

重量

重量

実測の重量は268.8gでした。

コントローラーはそこまで重量を重要視していないとは思いますが、特に気になる重さではないと思います。

2.4GHzワイヤレスレシーバー

2.4GHzワイヤレスレシーバー

ワイヤレス接続するためのワイヤレスレシーバー。

Bluetooth接続よりも、高速で安定したワイヤレス通信が可能です。ワイヤレス接続をする場合、これを用いて接続することになります。Bluetooth接続よりは消費電力が高めです。

充電ステーション

充電ステーション 充電ステーション2 充電ステーション3
充電ステーション4 充電ステーション5

充電は付属の充電ケーブルでも可能ですが、充電ステーションを利用することでコントローラーを乗せるだけで充電できるようになります。ステーションの溝にコントローラーがぴったりはまる感じで、コントローラーの置き場所としても便利です。

またステーションの底面にUSBポートがあり、2.4GHzワイヤレスレシーバーが接続できる仕様になっているため、接続しておけば充電ステーション兼ワイヤレスレシーバーとしても使えるようになります。

ケーブルリテーナー

ケーブルリテーナー ケーブルリテーナー2 ケーブルリテーナー3

ケーブルの誘導、接続部の破損を防ぐリテーナーも付属。

マグネット交換式3ピースフェイスプレート

マグネット交換式3ピースフェイスプレート

表面のグリップ部とフェイス部分は取り外し可能なマグネット仕様のカバーになっており、デザインがカスタマイズできるようになっています。

ボタン、スティックについて

スティック

スティック スティック2
スティック - G7 Pro スティック - BLITZ2

スティックはラバー製でサラサラとした質感のラバーですが、外周はグリップ加工されているため滑りやすく感じることはありません。

幅としては17.5mmほど。「BIGBIG WON BLITZ2」は16.9mmなのでそれと比べると少しだけ大きめ。

「BIGBIG WON BLITZ2」と比べるとスティックの重さはやや重め。特にスタートポジションが重く、倒す角度が強くなるにつれ軽くなっていく感覚があります。そのため親指に力を抜いていると中央に戻される感覚が強く、よく言えばちょっとした力みでスティックが動くのを防げるかなと言った印象。その分少しだけ倒すような操作の時は微調整が難しく感じられるかもしれません。

スティックの可動域は「BIGBIG WON BLITZ2」と比べるとやや広め。またフェイスカバーを外すとより可動範囲が広くなります。これがどう影響するのか今のところ見当もつかないので気づきがあれば追記します。

スティックボタンは「BIGBIG WON BLITZ2」と比べると結構重めで、しっかりと力を入れて押さないと押し込めないほどの押下圧になっています。この点の良い所は普通のスティック操作で誤って押してしまいにくい点です。逆に言えば押しにくいとも言えます。ボタンの感覚としては結構グニグニ寄りで、メンブレン風かなと思います。

またスティックは取り外せ無さそうでした。

方向パッド

方向パッド 方向パッド2

方向パッドはカスタマイズが可能になっており、円形/円形+十字/十字の3種から付け替えが可能となっています。円形では斜め押しなど2方向を同時に押すことがやりやすいですが、1方向だけ押したいときに2方向押してしまうということが多発しそうです。十字は逆に誤って押してしまうことは少ないと思いますが、2方向同時に押すことがしにくいかなと思います。

クリック感は軽めでタクタイル感があり、メカニカルなクリック感といった感じです。

ABXYボタン

ABXYボタン ABXYボタン2

ツルツルとした透明のボタンで白い筐体と良くマッチしています。

押し心地は柔らかく、少しグニグニとしたメンブレンのような押し心地。

ボタン幅は縦横30mmほどで、「BIGBIG WON BLITZ2」のボタンと比べるとボタン感覚が狭めです。

ボタンの高さも「BIGBIG WON BLITZ2」よりは低めです。

L1/R1ボタン

L1,R1ボタン

表面に凹凸があり、滑りにくくなっています。

クリック感は軽く、程よいタクタイル感があります。

ボタンの高さは高すぎず、程よい印象です。

L2/R2トリガー

L2,R2トリガー

トリガーの形状は指が収まりやすいよう大きくカーブが付いています。そのため手前側のストロークは浅く、奥側のストロークは深いです。指の置き場所によって高さがかなり変わってくるため、押す感覚も結構違いが出てきます。薬指で押す分には押しやすいですが、中指で押す分には少し収まりが悪いように感じました。個人的にはですが形状はもう少しフラット寄りのほうが良いかなと感じます。

押下圧は軽く、タクタイルは一切ないリニアタイプです。ただトリガーストップが備わっており、トリガーストップをONにするとストロークが一気に浅くなり、カチカチとタクタイル感のあるクリック感になります。

トリガーストップの有り無しではストロークに大きく差がでます。トリガーストップOFFだとストロークはかなり長め、ONだと短めになります。ストロークは長い程押し始めてからスイッチがONになるまでの距離が長くなるので反応速度は遅くなります。逆に短いほど反応速度は速くなります。そのためFPSゲームの観点から言えばストロークは短いほうが良く、トリガーストップは優れた機能だと言えます。またストロークが短いほうが連打もしやすく、タップうちにも優れている印象を受けるので、FPSゲーム的にはストロークが深いメリットはあまりないようにも感じられます。

L4/R4背面ボタン

L4,R4背面ボタン

薄いボタンで、ちょうど中指が当たる位置にあります。幅広いボタンなのでかなり押しやすい印象です。

背面ボタンを使わないという場合には、ボタンを誤って押さないように固定するロックできる機能も備わっています。

L5/R5バンパー

L5,R5バンパー

トリガーの横にもボタンが備わっています。

若干押しにくいですが遠すぎるほどでも無いので、サブボタンとしては十分使えそうです。

その他ボタン

その他ボタン その他ボタン2
その他ボタン3 その他ボタン4

その他にはMボタン、XBOXボタン、ビューボタン、メニューボタン、シェアボタン、マイクミュートボタン、ペアリングボタンが備わっています。

ソフトウェア(GameSir Nexus)

GameSir Nexus

スティック

スティックa スティックa2

スティックの設定はデッドゾーンアンチデッドゾーンの設定が出来ます。

デッドゾーン

~デッドゾーンとは~

デッドゾーンとはスティックを倒しても反応しない遊びのこと。

本来コントローラーのスティックは完全なニュートラル状態を保持することは難しいと言われています。ニュートラルが「0」、スティックを完全に倒した状態を「100」とした場合、スティックから指を離した状態でも僅かに入力された状態になることが多いです(1とか2とか小さい数値)。そのためFPSゲームなどでは指をスティックから完全に倒した状態でも視点が動いてしまうということがあります。これをスティックドリフト現象と言います。このドリフトを無くす、又は小さくするためにデッドゾーンを設けてドリフト現象を抑制したりします。

一見メリットしかない機能にも見えますが、実際にはデメリットもあります。デッドゾーンを深くするほどスティックが反応するまでの深さが深くなるため、当然スティックを深く倒さなければ反応しません。そうなれば深いほど反応するまでの時間が遅れるため、単純にレスポンスが遅くなるということです。デッドゾーンが深いほどドリフト現象は抑えられますが、その分レスポンスは遅くなるということです。

またこれは実用的な使い方か分かりませんが、スティック操作を浅い位置で操作したい人や逆に深い位置で操作したい人などがあると思います。そういった場合にもデッドゾーンの設定でスティック操作が入力される深さを設定できるので、自分の得意な可動範囲で操作できるようにすると言うこともできると思います。

デッドゾーンは0~100%の範囲で入力と出力のそれぞれ設定できます。

入力の数値が高い程デッドゾーンの範囲が広くなり、出力の数値が低い程感度の最大値が速くなります。

アンチデッドゾーン

実際に出力される入力値の範囲?

カーブ調整

スティックの入力に対する移動速度。マウスで言う加速度的なものかと思います。

【カーブの種類】

  • 直線:恐らくリニアとかいうやつ。スティック入力と移動速度が1:1
  • カーブ:スティック入力が多くなるほど移動速度が加速度的に速くなる又は遅くなる
  • 曲線:序盤急激に、中盤緩やかに、終盤また急激に速くなる。もしくはその逆
  • カスタマイズ:カーブを調節出来る

X/Y 感度スケール

スティックの上下の感度の割合も調整できます。

ポーリングレート

ポーリングレート

1秒間にコントローラーの操作情報を送信する回数のことで、カーソルの滑らかさや画面のブレに影響します。

マウスと同じであれば、数値が高いほうがカーソルと画面が滑らかに動き視認性が上がるため、基本的には高い数値に設定しておいた方がFPSゲーム的には有利に働きます。

一応実測を測ってみるとちゃんと1000Hz出ていました。ポーリングレートの違いによる見え方は下記に記します。

トリガー

トリガー

スティック同様にデッドゾーン、アンチデッドゾーンなどの設定が可能。

キャリブレーション

キャリブレーション

右上の『ボタンのテスト』からキャリブレーションが可能。

その他

ボタン

振動、モーション、ボタンなどのカスタマイズも可能です。

ゲームでの使用感

ドリフトについて

ドリフトについて

テスト環境:コントローラー側デッドゾーン0、ゲーム側デッドゾーン0

コントローラー側、ゲーム側の両方でデッドゾーン0で確認してみたところ、完全に止まるということはありませんでしたが、少しだけ動く程度のものでした。スティックの場所によってはほぼほぼ動かなくなるといった感じだったので、デッドゾーン0でも安定して操作できる印象でした。

デッドゾーン0のほうがスティック操作に対してのレスポンスが速く細かい操作もしやすいので、FPSゲーム的にはデッドゾーン0でプレイできるのはかなり助かります。

持ち方別使用感

※私の手のサイズは中指の先端から手首までで約18cmと標準的サイズです。手のサイズによっても使用感に違いが出るので、その点はご了承いただければと思います。

持ち方には大きく「普通持ち」「モンハン持ち(クロウ持ち)」があるようなので、まずはその辺を試してみようと思います。

他の持ち方は慣れてきたら使ってみようと思います。

普通持ち

普通持ち

普通持ちは全く問題なく使うことが出来ました。押しにくいと感じるボタンも無く、スティック操作で近すぎたり遠すぎたり感じることもありません。強いて気になったところと言えば「L2/R2トリガー」のところで、かなり強くカーブが付く形状をしているため、高さが結構あります。高い所に指を置いてると若干指の収まりが悪く、落ち着かない印象を受けました。特に「L2/R2トリガー」を中指で押す場合には高さを感じやすく、グリップ部の持ち方にも影響が出てきます。個人的には「L2/R2トリガー」の形状はフラット寄りのほうが扱いやすそうだなと感じました。

サイズ感的には恐らく標準的かと思いますが、「BIGBIG WON BLITZ2」と比べるとやはり明確に大きく感じられます。若干スティックが遠く感じられるので、手のサイズが小さめの人は親指を伸ばす動作の時にやりにくさを感じる場面があるかもしれません。

またスティックの親指を置く位置は人に寄って浅めだったり深めだったり中央だったりすると思います。浅め~中央付近を持つ場合には違和感なく操作出来ていましたが、深めに持った場合は親指を伸ばしたときに結構頑張って伸ばさないと倒しきれない感じでした。なので深めの持つ人で手のサイズが標準以下という場合には「G7 Pro」は大きすぎるかもしれません。

「G7 Pro」にはトリガーの横に「L5/R5バンパー」が備わっていますが、このボタンが結構便利に感じました。APEXの場合回復キーが矢印の↑キーを押さなければいけませんが、私の場合親指で押すのでキャラクター操作を止めて回復ボタンを押さなければいけません(笑)。さすがにそんなことは現実的ではないため対処法を考えたのですが、「L5/R5バンパー」に割り当てるのが一番の解決策でした。押しやすい位置にあるとは言えませんが人差し指を少し伸ばせば押すことが出来るので、基本的にはキャラクター操作を止めることなく回復することが出来るようになりました。「G7 Pro」は追加ボタンが多いので、「矢印キー」や「ABXYボタン」を使わなくても事足りるのがかなり優秀な点と言えそうです。

モンハン持ち(クロウ持ち)

モンハン持ち(クロウ持ち)

Xboxコンのモンハン持ちは右手側だけモンハン持ちにするという感じでいいのかな?とりあえず今回はそのようにしてみました。

感想としては、普通持ちのところでも触れましたが、「L2/R2トリガー」を中指で押す場合かなり高さを感じる印象でした。右手だけグリップ部を浅く持たないと「R2トリガー」が押せないので、持ち方に工夫が必要になると思います。「R2トリガー」を中指で押しやすい位置に指を置くと親指でスティックを操作する位置や角度も変わってくるので、操作感に大きく影響を与えている印象でした。

人差し指で「ABXYボタン」を押すことは出来ますが、人差し指で押すには少し小さく感じなくもない印象です。

個人的には使うのが難しく感じました。

ポーリングレートについて

ポーリングレートについて

「G7 Pro」はポーリングレート1000Hzにまで対応しているため視覚的違いを感じられるか確認していました。ポーリングレートが高いことによって得られる恩恵は「応答速度」であることがよく見かけられますが、個人的には「画面のブレや残像感が少なくなることで視認性が上がる」ことのほうが恩恵が大きいと感じています。ポーリングレートは1秒間にコントローラーの操作情報を送信する回数のことなので、当然ポーリングレート低ければ低い程画面のブレは増え、高ければ高いほど画面のブレは少なくなります。

実際250Hzと1000Hzで確認してみると画面の残像感が減っていることが分かります。どういう訳だかマウスのポーリングレートほどの差は感じられないのですが、それでも感じられる違いはありました。AIM時はほとんど違いは感じられませんが、腰撃ち状態で視点を大きく動かしたときの残像感が減っており、敵を見失いにくくなっていました。

そのためFPSゲームをするなら1000Hzにしておくことをおすすめします。

「BIGBIG WON BLITZ2」と比べてみる

「BIGBIG WON BLITZ2」と比べてみる

ポーリングレート

「BIGBIG WON BLITZ2」は2000Hzのポーリングレートに対応しているため、違いを感じられるか確認していました。

「G7 Pro」はポーリングレート1000Hz、「BIGBIG WON BLITZ2」は2000Hzと倍の差がありますが、やはりここでも画面の残像感の少なさに多少の差を感じました。AIM時は感じず、腰だめの視点移動時に感じる程度といったくらいです。

多少差があるものの1000Hz程度の差であればあまり気にするほどでは無さそうです。

リコイルコントロールのしやすさ

理由は分かりませんが、リコイルコントロールは「G7 Pro」のほうがし易かったです。というよりも全体的にスティック操作は「G7 Pro」のほうがトラッキングや細かい操作もし易く感じられました。

私の場合ですが、スティックを少しだけ倒して操作することを多いですが、その少しだけスティックを倒すという動作が「BIGBIG WON BLITZ2」よりもしやすく感じられました。

スティックの重さのせいなのか、コントローラー自体の感度の違いのせいなのか分かりませんがAIMに関しては「G7 Pro」のほうが良かったです。

トリガーストッパーの重要性

「G7 Pro」にはトリガーストッパーが備わっており、「BIGBIG WON BLITZ2」には備わっていません。「BIGBIG WON BLITZ2」も元々トリガーは深くないタイプですが、トリガーストッパーありの「G7 Pro」と比べると深めです。

やはりトリガーが深いとタップ撃ちがしにくく、普通に撃っていても違和感を少し感じます。

射撃のしやすさという点では「G7 Pro」の方が確実の良いと感じます。

付属のケーブルが硬くて重い

付属のケーブルが硬くて重い 付属のケーブルが硬くて重い2

付属のケーブルはかなり硬くて重いです。コントローラーはマウス程本体を動かさないのでそこまで気にならないと言えば気にならないですが、それでも鬱陶しく感じるレベルです。

ワイヤレスでも使えますが、有線で使うという人も多いと思うのでケーブルは軽くて柔らかいものが良かったかなと思います。

マウスと違うと感じた点

マウスと違うと感じた点

操作が難しいとか基本的な部分は除き、やはりAIMの仕方がかなり違うなと感じました。

マウスはある程度力んでいても操作は出来ますが、脱力することでより滑らかで素早い反応とAIMが出来ます。

対してコントローラーは常にスティックの倒し具合を調整しながら操作する必要があるため、強制的に脱力されます。そのためAIMは滑らかでトラッキングがしやすく感じられました。

APEXではトラッキングがAIMの中でもかなり重要なものなので、そういう意味ではアシストがある無し関わらずコントローラーは相性は良いように感じられました。

まとめ

本格的にコントローラーを使ったのは初めてですが、基本的なキャラクター操作すらままならず、慣れるまでかなり苦労しました。今回で多少操作できるようにはなりましたが、まだまだ初心者みたいな操作しかできないため、練習してちゃんとしたレビューが出来るように頑張りたいところです。

今回「G7 Pro」を使ってみたわけですが、個人的にはとても使いやすく感じました。私はゲーミングデバイスをレビューするにあたって特に重視しているのは操作性なのですが、かなり操作しやすい印象を受けました。少なくとも「BIGBIG WON BLITZ2」よりは好きでした。理由はわかりませんが、形状やスティックの重さがはまったんだと思います。

当てにはなりませんが初心者の私が使いやすいと感じるのであれば、慣れている人にとっては神器かもしれません。

  • スティックが軽すぎず、程よい抵抗感
  • 追加ボタンが多く、通常持ちでも十分ボタン数は事足りる
  • デザインがシンプル
  • グリップ部が少し太め

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