当記事ではFPS向けおすすめのゲーミングチェアと選び方を解説します。
FPS向けおすすめゲーミングチェア早見表
| 製品名 | 価格 | 素材 | デザイン | リクライニング | ロッキング | 座面高さ調節 | アームレスト | ランバーサポート | ヘッドリスト | 身長目安 | 耐荷重 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() AKRacing Pro-X JP |
79,800円 | 国産合成皮革 | グレー / ホワイト / ブルー / レッド |
180° | 12°、ON/OFF可 | 48~58cm | 前後、左右、上下、角度 | 〇 | 〇 | – | 150kg | 25kg |
![]() CORSAIR T3 RUSH V2 |
34,355円 | ファブリック | グレー、ホワイト、 チャコール、ブラウン |
90~160度 | 0~10度、オン/オフ | 48~58cm | 前後、左右、上下、回転 | 〇 | 〇 | 150 ~ 180cm | 約120kg | 約19.9kg |
![]() Nitro Concepts – X1000 PRO |
49,800円 | ファブリック(布地)、 PVCレザー |
ブラック | 90 ~ 125° | 14°、硬さ調節とON/OFF可 | 43 ~ 53cm | 前後、上下、角度 | 〇 | 〇 | 165 ~ 190㎝ | 150kg | 約29.5kg |
レザー(合皮)タイプのおすすめゲーミングチェア
AKRacing Pro-X JP:王道ゲーミングチェア
| 素材 | 国産合成皮革 |
|---|---|
| デザイン | グレー / ホワイト / ブルー / レッド |
| リクライニング | 180° |
| ロッキング | 12°、ON/OFF可 |
| 座面高さ調節 | 48~58cm |
| アームレスト | 前後、左右、上下、角度 |
| ランバーサポート | 〇 |
| ヘッドリスト | 〇 |
| 耐荷重 | 150kg |
| 重量 | 25kg |
Theゲーミングチェアといったようなデザインで、ゲーミングチェアと聞いて誰しもがイメージするそのものといったようなデザイン。レーシングカーのシートのようなキレとゲーミング感が合わさったインパクトのあるデザインをしています。
使用される張地には国内高級車ブランドのカーシートに採用されている素材と同グレードの品質を持つ合成皮革を使用されており、非常に高品質な質感をしています。しわがきめ細かくザラザラ感が少ないサラサラとした触り心地の張地で、とても肌触りの優しいものになっており価格に見合った品質を持っています。
座り心地は硬すぎず柔らかすぎないクッション性を持つ座面と背もたれで、リラックス目的と姿勢制御目的のバランスをしっかりとれた座り心地になっています。そのためFPSゲームでは自分の理想とする姿勢をしっかりとることが出来、疲れた時にはもたれ掛かってリラックスすることも可能なクッション性と質感、形状になっています。割とゆったりめの座り心地なので、大柄な体系の人でも対応しやすいサイズ感となっています。
高価ですが、高品質なゲーミングチェアを求める人にはおすすめのチェアとなります。
ファブリック(布)タイプのおすすめゲーミングチェア
CORSAIR T3 RUSH V2:肌触りの良い通気性の優れるファブリック素材
| 素材 | ファブリック |
|---|---|
| デザイン | グレー、ホワイト、チャコール、ブラウン |
| リクライニング | 90~160度 |
| ロッキング | 0~10度、オン/オフ |
| 座面高さ調節 | 48~58cm |
| アームレスト | 前後、左右、上下、回転 |
| ランバーサポート | 〇 |
| ヘッドリスト | 〇 |
| 身長目安 | 150~180cm |
| 耐荷重 | 約120kg |
| 重量 | 約19.9kg |
通気性を求めるファブリック製チェアでは糸の硬いザラザラとしたメッシュ素材が使われていることが多いイメージですが、このチェアは肌触りの優しい素材が使われており素肌が触れても不快感が少ないものになっています。しかしカラーによって質感が異なり、ブラウンとグレー/ホワイト/チャコールでは張地の質感が違うようなのでそこは注意が必要です。
クッション性としては比較的高反発寄りの座り心地で、どちらかと言えば姿勢の保持しやすさに強みを持つ座り心地といった印象です。なのでFPSゲームで特定の姿勢を保持するという際には比較的保ちやすい印象を受けます。その分リラックスる目的としてはクッション性の弱さを感じる場面もある印象です。
価格的にはゲーミングチェアとしては比較的安価で、その割には質感の良い張地になっており肌触りの優しいファブリック素材のゲーミングチェアを求める人にはおすすめのものとなっています。
Nitro Concepts – X1000 PRO:高反発ゆったりタイプ
| 張地 | ファブリック(布地)、PVCレザー |
|---|---|
| デザイン | ブラック |
| リクライニング | 90 ~ 125° |
| ロッキング | 14°、硬さ調節とON/OFF可 |
| 座面高さ調節 | 43 ~ 53cm |
| アームレスト | 前後、上下、角度 |
| ランバーサポート | 〇 |
| ヘッドリスト | 〇 |
| 耐荷重 | 150kg |
| 推奨身長 | 165 ~ 190㎝ |
| 重量 | 約29.5kg |
高反発なクッション、張りのある張地、硬い質感の素材で高耐久感のあるゲーミングチェア。
とても高反発で沈み込みが少なく、姿勢が崩れにくい特徴を持っています。その反面形状に合った姿勢でないと姿勢が保ちにくく、姿勢を保つのにある程度コツがいる場合があります。しかしここまで高反発なチェアも中々無いと思われるため、高反発が好きな方には合う質感になっていると思います。
形状は座面・背もたれともにかなり幅広タイプでゆったりと座れるタイプになっています。座り方の自由度が高く、かなりフリーな座り心地になっています。その分包み込まれるような安心感などは無いです。
張地には硬い質感のメッシュ素材が使われており、通気性に特化した素材が使われています。その反面肌触りはあまり良いとは言えませんが、蒸れ等による不快感やホツレ等は起きにくく、長期にわたり始めの使用感を維持できる強みがあると思われます。
FPS向けゲーミングチェアの選び方や見るべきポイント
姿勢を保持しやすいか
ゲーミングチェアとしてはリラックスできることよりもゲーム中の姿勢が保持しやすいことのほうが重要です。
まずは自分が普段どのような姿勢でゲームをしているか思い出して見ましょう。
前傾姿勢
前傾姿勢は上体を前方に倒して重心を前方の維持し、脚でバランスを取る姿勢です。PCゲーマー(マウス、キーボード)に最も多い姿勢です。前傾姿勢では背もたれを使用しないため、座面の形状や硬度が重要になってきます。
座面の形状としては、着座部分の前後の高さで極端な差が無いほうが姿勢を保持しやすいです。基本的に着座部分の前後の高さは前方が高め、後方が低めに設計されています。その高さが極端に違うとお尻が後方に滑り込んで脚が上がってしまい、脚に力を込めにくくなったりします。なので前傾姿勢としては座面は出来るだけ水平に近いほうが姿勢を保持しやすいです。
座面の硬度としては、ある程度高反発のほうがお尻が沈み込まないので姿勢を保持しやすいです。ただ硬すぎてもリラックスしたいときに不便なので、ある程度反発がある程度がベストです。
後傾姿勢
後傾姿勢は上体を後方に倒し背もたれにもたれ掛かってリラックスした形で姿勢を保持します。後傾姿勢では座面と背もたれの形状が重要になってきます。
座面の形状としては前傾姿勢とは逆に、座面がフラット過ぎるとお尻が前方に滑り込んでしまうため、前後の高さの差があったほうが滑りこむことを防ぐことが出来ます。
背もたれの形状としては、背もたれ両端の肩が当たる部分が肩に干渉し過ぎない形状であることです。背もたれ両端の肩が当たる部分の幅が狭すぎると肩が干渉してしまい肩が委縮してしまうので、腕の可動域が狭くなったり操作性を落としてしまう原因になってしまうと思います。なので背もたれがある程度幅広タイプか肩が当たる部分の突起が大きく出っ張っていないものを選ぶのがベストかなと思います。
また後傾姿勢では背もたれを使用するためランバーサポート、ヘッドリストの有り無しで座り心地が大きく変わります。ランバーサポート無しでは深く座り込むことが出来ますが、有りではお尻を中央部分に保持できます。基本的にゲーミングチェアにはランバーサポートが付属しているので問題ないかと思いますが、ランバーサポートを使いたいのであれば念のため確認しておいた方が良いです。
胡坐
ゲーム中に胡坐をかく人はあまりいないと思いますが、胡坐をかきたい場合は座面の形状とアームレストの幅を確認しておくと良いです。
座面の形状としては座面両端の突起部分が足に干渉しないことが大切です。なので座面が幅広タイプか突起が大きく出っ張っていない物を選ぶと良いと思います。
アームレストの幅としては、狭すぎると脚が干渉してしまうので胡坐をかくことが出来ません。胡坐をかけるほどのスペースがあるか確認しておく必要があります。
素材(ファブリック、PUレザー)
ゲーミングチェアの素材には大きくファブリック(布)とPUレザーの2種類があります。
素材選びは好みなので以下のメリット/デメリットを確認して好きなほうを選べば良いかと思います。
ファブリック(布)
●メリット
- 通気性に優れているので、籠りにくい
- 匂いが付きにくい
- PUレザーを比べると表面が丈夫
●デメリット
- 飲み物や汗などが染み込んでしまう
- 埃や髪の毛などが詰まりやすい
PUレザー
●メリット
- 飲み物や汗など表面的な汚れをふき取りやすい
- 埃や髪の毛などが貯まりにくい&簡単に掃除できる
- 高級感がある
●デメリット
- 肌に触れる部分の水気が逃げにくく、籠りやすい
- 劣化により表面のPUレザーが剥げ落ちてくる(どんなに高いものでもファブリックと比べると耐久性は低い)
個人的おすすめ
個人的にはファブリック製(布)がおすすめです。
PUレザーは高いものでもいつかは表面が剥がれてしまってぼろぼろになってしまいます。ファブリック製は穴が空いてしまうことは有っても表面が剥がれるとかは無いので、耐久面に優れます。
またPUレザーは肌に触れる部分の水気が逃げにくく、汗ばみやすいです。汗ばんでくるとゲームに集中できなくなったりするので、籠りにくいファブリックがおすすめです。
高さ調節機能の有無と幅
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前傾姿勢の場合、脚の踏ん張りが効かないと姿勢が安定しません。
高さを一番下げても脚が浮いてしまうようでは姿勢は保てないので、脚がしっかり地面に接地するか確認しましょう。
キャスターの安定性
ゲーミングチェアによっては、前傾姿勢で前方側に体重を乗せると椅子が前に倒れてしまうものがあります。前方に思いっきり体重を乗せても倒れないか確認しておいたほうが良いです。
出来ればリクライニングの最大角度で背もたれに体重を乗せても大丈夫かも確認しておいたほうが良いです。胡坐をかく場合は胡坐をかいた状態で。
アームレストの仕様
ゲームや作業時にアームレストを使う場合、高さ/前後/左右/回転の調節がどこまでできるか確認しておいた方がいいです。
ゲーミングチェアによって高さ調節しかできないものなどもあります。
リクライニング機能の角度
ゲーミングチェアによってリクライニング機能の最大角度は変わってきます。180°まで下げることができるものもあれば、安全性を考慮して135°までしか下げれない物など様々です。
個人的には180°でも危なければそこまで倒さなければ良いだけだと思うので、リクライニングの角度は深いほうが便利だと思います。
補足
補助アイテム
フローリングが傷つくのが気になる方はチェアマットを敷こう
フローリングに直接椅子を置くと結構傷ついてしまいます。
座りながら移動することが多い人は敷いておくと安心。
Amazonでお得な買い方
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コレをしないと常に数%分のポイントを損することになるので、絶対に知っておいた方が良いです。
詳細やその他お得な買い方を下の記事で解説しています。
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下の記事でAmazonプライムのゲーマー向けの特典情報をまとめているので、よければ参考にしてみてください。






PUレザーは通気性ないので、汗が染みこんで臭うなんてことはあまりないと思うのですが、本革とお間違えでは?
汗を拭き取りやすいのに臭いが付きやすいとはどういうことでしょうか?
レザーについてあまりご存知ないようですから、もう少し調べて書いてください。
私は専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、経験上PUレザーはファブリックと比べて汗や脂などの汚れが表面上に残りやすく臭いがつきやすい印象だったのでそのように書いています。
ファブリックは汗や脂などの汚れが染み込んでしまうのでふき取ることは出来ませんが、PUレザーは表面上に汚れが付くのでふき取れるという意味合いで書いています。
紛らわしい書き方で申し訳ありません。
エンボディ入ってなくて草
腰痛・痔・下半身の痺れ全てから解放された椅子が入ってないのは残念なの