感度合わせの最適解を見つけるのは非常に難しいです。プロの方でもこういう人はこの感度!と言い切れる人はまずいないかと思います。
私もFPSは10年以上プレイしてきましたが、いまだに「これくらいがやりやすいな」程度にしか合わせられていません。
なので感度はこれがおすすめとかは言えませんが、私が感度を合わせる際にこういうことを意識したら良い感じになったと感じたポイントを解説します。
感度合わせで意識するべきポイント
ポイント1)左右どちらでも後ろを振り向けること
1つのポイントは左右どちらもマウス1振りで後ろを振り向ける感度にすることです。
手首支点だろうが腕支点だろうがどちらでもいいです。好きなほうで1振りで後ろを向ける感度にしましょう。
Apex Legendsは体力が多いので、敵が正面に居た場合でも正面だけの戦いでは終わらないことが多いです。
近接の戦いになるとかなり激しく視点を動かすことになるので、1振りで後ろを向けない感度だと後ろの回られたときに対応できない場合があります。
左右どちらでもマウス1振りで振り向ける感度にしておけば、敵がどこに居ても対応できます。
ポイント2)キャラクター操作(キャラコン)に悪影響を及ぼさないこと
Apex Legendsは体力が多いので、接敵した際に戦うという選択肢だけではなく一旦引いて回復するということが多々発生します。
回復する時間を稼ぐために素早くドアの裏に身を潜めたり壁を登ったりスキルを使ったりして、敵の射線を切ることがあると思います。
慣れてくると壁キックやジップラインの弾除けなどもするようになるでしょう。
ほかにも様々な場面で様々なキャラコンを行うと思いますが、それらのキャラコンを問題なく行える感度にしましょう。
思うように動けなければ、思うようにエイム(AIM)もできないでしょう。
ポイント3)敵を狙う際に力が入ってしまわない感度にすること
これに関しては人によって意見が分かれるところではあるかと思いますが、私は敵を狙う際マウスを持つ手に力が入っていない状態だと滑らかで正確なエイムをすることが出来ることが多かったです。
手に力が入っている状態を具体的に言うと、「ウィングマンで敵を狙う際にフリックショットするつもりがないのにフリックショットみたいなエイムしてしまう」「腰撃ち(腰だめ)で近距離の敵を狙う際に滑らかに動かせない、左右行ったり来たりしてしまう」ような状態などです。
私の場合、感度を下げれば下げるほどこのようなことが多発しました。
敵をエイムする際は撃つときだけ狙うというよりは、出来るだけ狙い続けられるほうが良いかと思います。
もちろんガッチリマウスを掴んだほうがエイムしやすいという人もいるかと思うので、そういう人はそれでいいかと思います。
ただ個人的には敵を狙っているときは力を抜いているほうが、しっかり狙えてレレレの切り返しも素早く反応できるので、力を抜いて狙える感度にするべきだと思います。
後は微調整
上記ポイントを抑えつつ、あとは撃ち合いに負けたときになぜ負けたかを考えながら微調整すると良いかと思います。
感度合わせをする前に注意してほしいこと
マウスパッドで感度を合わせない
マウスパッドが小さいから高感度にしているという方も中にはいるかと思います。しかしそれはあまりよくないです。
本当は低感度のほうがイメージと合ったエイムができるけど、マウスパッドが小さいから感度を高めにするというのは本当にもったいないです。
FPSで本気で勝ちたいのであれば、直感に合ったエイムができる感度にしましょう。
マウスパッドに感度を合わせるのではなく、感度にマウスパッドを合わせるべきです。(合わせるというか余裕をもって大きめのものにしておくのがベストだと思う)
またマウスパッドによって滑りやすさに違いがあり、マウスパッドによってマウスの操作感はかなり違ってきます。
自分が滑りやすい方が良いか止めやすい方がいいかに合わせて、マウスパッドも合わせたほうが良いです。
マウスの持ち方でも理想の感度は変わる
マウスの持ち方にはかぶせ持ち/つかみ持ち/つまみ持ちの3種類があります。
マウスの持ち方によって理想の感度は変わるので、出来れば自分に合った持ち方を確立してからしっかり感度設定を行ったほうが良いかと思います。
もしマウスの持ち方を意識したことがないのであれば、一度全て試してみて自分に合った持ち方を探ってみると良いかと思います。
またマウスの持ち方とマウスの形状によって相性の良し悪しもあります。FPSに本気で取り組みたいのであれば、知識だけでも取り入れておいた方が良いかと思います。
プラスして設定しておくといいこと
感度設定をしっかり行っても、画面がカクついて見えたり敵が見にくいと狙いにくいです。
設定次第で敵をエイムしやすくなったり、視認性が上がる場合があります。
敵に見やすさ、AIMのしやすさ、足音の聴き取りやすさを改善する設定