ゲーミングマウスはFPSゲームのパフォーマンス向上への貢献度が非常に高く、マウスパッドやモニター、キーボードやヘッドセットなどのゲーミングデバイスの中で投資先として最も優先すべきゲーミングデバイスと言っても良いほど拘るべきデバイスです。
ゲーミングマウスの選び方1つで操作性やグリップ性に大きく差が出ることがあり、ゲーミングデバイスの中でも最もAIMに影響するデバイスなので、しっかり自分に合ったマウスを選択するようにしましょう。
※当記事はFPSゲーム(ApexLegends、Valorant、CS:GO、Escape from Tarkov、CoD、Battlefield(BF)、PUBGなど)に向いているデバイスを紹介しています。
FPS向けゲーミングマウスの選び方
FPS向けゲーミングマウスの選び方のポイントとしては、とにかく操作性を上げることを意識して選ぶことです。正確かつ高速なAIMを実現するためにはどんなマウスが良いか理想像をイメージしながら選ぶことが重要です。
意識すべきポイントは以下があります。
- マウスの持ち方に合った形状を選ぶ ⇐ 最重要
- 有線か無線(ワイヤレス)か
- 軽さ
これらポイントについて解説していきます。
マウスの持ち方に合った形状を選ぶことが最重要
FPS向けゲーミングマウス選びで最も重要なことはマウスの持ち方に合った形状を選ぶことです。
マウスの持ち方は主にかぶせ持ち/つかみ持ち/つまみ持ちの3種類があります。細かく見れば他にも持ち方はあるでしょうが、この3つの持ち方に近いもので選べば問題ないはずです。この持ち方ごとにマウスとの相性があり、相性に合ったものを選ぶことでより自然なグリップと正確なAIMがしやすくなります。
なので自分がゲームをしているときどの持ち方をしているかを理解したうえでマウスを選ぶようにしましょう。もし自分の持ち方が分からないという場合には、下の記事でまとめているので確認してみてください。
次にそれぞれの持ち方のマウスの選び方を解説します。
かぶせ持ち
かぶせ持ちは指~手のひら全体でマウスをかぶせる様にマウスを支える持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指~手のひら全体がマウスにフィットすること
- 左右非対称形状のマウスを選ぶこと
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると手のひらはフィットしやすいですが、マウスを持ち上げにくくなったり指が窮屈になる
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると指~手のひら全体のフィット感が悪くなり、つかみ持ちのような持ち方になってしまう
これらポイントを網羅するマウスは「Razer DeathAdderシリーズ」「Logicool G703 HERO(G703h)」のような左右非対称マウスが該当します。
左右非対称のマウスは左右対称よりも高さが高めで、マウス表面の山の部分が左寄りになっている場合が多いので手のひらに自然とフィットする形状になっています。
手のひらとのフィット感が強いほど力を入れなくてもマウスを保持できるため、力を抜いてAIMすることができるようになります。
つかみ持ち
つかみ持ちは指と手のひら後部でマウスを保持する持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指と手のひら後部がフィットすること
- 指だけでもマウスを保持できること
- 小指、薬指が窮屈にならないこと
- マウス後部の高さが高めであること
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると指のフィットする位置から手のひら後部に当たる位置の位置が長くなるのでかぶせ持ちのような持ち方になってしまう
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると手のひら後部がうまくマウスに接地しなくなるのでつまみ持ちのような持ち方になってしまう
これらポイントを網羅するマウスは「ENDGAME GEAR XM1シリーズ」のような左右対称でマウスサイド後部が大きく膨らむ形状でかつマウス表面後部の高さが高めの形状をしているマウスもしくは、「SteelSeries Prime」のような左右非対称で右サイドの膨らみが大きすぎなく後部の高さがしっかりあるマウスが該当します。
これらのマウスは小指、薬指が窮屈にならず手のひら後部のフィット感も強いので、自然でかつしっかりとしたグリップをすることができます。
指のフィット感が強いので指だけでもマウスを支えることが出来、指だけでマウスを操作したい際にも適しています。
つまみ持ち
つまみ持ちは指のみでマウスを保持する持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指がフィットすること
- 指だけでもマウスを保持できること
- 小指、薬指が窮屈にならないこと
- マウス全体の高さが低いこと
- 小さめのマウスを選ぶこと
- マウス後部が手のひら後部に当たらないこと
- 左右対称形状のマウスを選ぶこと
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると指を広げた持ち方になるので操作性が落ちることと、マウス後部と手のひら後部が当たったしまい指で前後の操作がしにくくなる
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると指が縮こまった持ち方になるので窮屈になる
これらポイントを網羅するマウスは「Razer Viperシリーズ」「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」のような左右対称で、高さが低めで小さめな形状をしているマウスが該当します。
左右対称マウスは左右で指のグリップ感に違いがでづらく、違和感のないグリップができます。
左右対称のマウスは左右非対称マウスを比べ高さが低めな傾向があるため、指でマウスを操作する際に手のひらに干渉しづらいと言う点も相性が良い理由です。
有線か無線(ワイヤレス)か
有線と無線それぞれにメリット、デメリットがありどちらのほうが良いということは一概には言えません。
それぞれのメリット、デメリットから自分に合ったほうを選ぶようにすると良いです。
【有線のメリット、デメリット】
- 無線ゲーミングマウスと比べて価格が安い
- 無線ゲーミングマウスと比べて軽量
- 種類が豊富
- ケーブルがマウスパッドに引っ張られる、物に引っかかる
- マウスバンジー等ケーブルを固定する物が必要になる
【無線のメリット、デメリット】
- ケーブルが引っ張られたり、引っかかることがない
- ケーブルが無い+マウスバンジー等が必要ないので机周りがスッキリする
- 充電、電池の交換が必要になる
- 有線ゲーミングマウスと比べて価格が高い
- 有線ゲーミングマウスと比べて、電池やバッテリー分の重さが加わるため重くなる
個人的には無線(ワイヤレス)がおすすめ
FPSの場合マウスを激しく操作するため、ケーブルがかなり邪魔になります。たしかに有線のほうが比較的軽く安かったりしますが、ケーブルの煩わしさが無いことと比べればはるかにメリットが大きいです。
もし有線と無線(ワイヤレス)で拘りが無いのであれば、無線(ワイヤレス)マウスを選ぶことをおすすめします。
無線(ワイヤレス)の遅延について
無線は有線と比べて遅延があると考えられることが良くありますが、現状のゲーミングマウスでは差は全くないと言えます。
FPSでガチでやっていきたいという方でも無線だからと言ってハンデになることはまずないので安心してください。そういった意味ではむしろ有線のほうがハンデになりえる要因は多いです。
ちなみにゲーミングマウスの応答速度を下の記事でまとめているので興味がある方はご覧ください。
重さ、軽さ
重さはゲーミングマウスによって大きく異なり、重さによってマウスの操作感に違いが出ることがあります。
軽いマウス、重いマウスにはそれぞれメリットデメリットがあり、一概にはどちらが良いとは言えません。なのでそれぞれのメリットデメリットから、自分はどちらが良いか選択すると良いかと思います。
しかし基本的には軽いマウスのほうがマウスを動かしやすく操作しやすいかと思うので迷ったら軽いマウスを選択するのが無難です。目安として最近のマウスだと、90g以下だと軽めでそれ以上だと重めといった感じです。
【軽いマウスのメリット、デメリット】
- マウスパッドとの摩擦が少なくなるので滑りやすくなる
- 軽い力でマウスを動かすことができるので細かい操作ができる
- マウスを保持する際、指に力を入れなくても保持できるので疲れづらい
- 軽い力でマウスが動くので手に力が入るとAIMが行き過ぎてしまったりすることがある
【重いマウスのメリット、デメリット】
- 重いと手に力が入ってもAIMが行き過ぎてしまうことが減るので安定する
- マウスを保持する際、指に力を入れていないと重さに負けて滑ってきてしまったりする。また、疲れやすい
- マウスパッドとの摩擦が強くなるので滑りづらくなる
FPS向けおすすめのゲーミングマウス
最近のトレンドに合わせたViperシリーズ:Razer Viper V3 Pro
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン類 | ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、 DPIボタン[底面]×1、ポーリングレートボタン[底面]×1) + 電源スイッチ |
長さ | 124mm | |
幅 | 58~65mm | |
高さ | 32~38mm | |
重量 | 55~56g | |
ケーブル | タイプ | 充電ケーブル(USB-A to USB Type-C) |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Focus Pro 30K オプティカルセンサー |
DPI | 30,000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000/2000/4000 | |
最大認識速度(IPS) | 750 | |
最大加速度(G) | 70 | |
スイッチ類 | 左右クリック | 第3世代オプティカル(耐9000万クリック) |
ミドルマウスボタン | – | |
サイドボタン | – | |
ホイールエンコーダー | – | |
バッテリー | 寿命 | 最大70時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【このマウスの魅力】
「Razer Viper V2 Pro」よりもつかみ持ちのトレンドに近い形状になっており、重量はより軽量、グリップ性が改善されより安定したグリップが出来るようになりました。
つまみ持ちはもちろん使いやすいですが特につかみ持ちに適した形状をしており、つかみ持ちユーザーでマウス選びに妥協したくないという人におすすめです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
全体的な高さが低いつかみ持ち・つまみ持ち向けマウス:Razer Viper V2 Pro
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下×1、底面×1) |
長さ | 126.7mm | |
幅 | 66.2mm | |
高さ | 37.8mm | |
重量 | Black:58g、White:59g | |
ケーブル | ケーブル名 | Razer Speedflex Type-C 充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー |
DPI | 30000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000/2000/4000(2000以上は4kレシーバーが必要) | |
最大認識速度(IPS) | 750 | |
最大加速度(G) | 70 | |
スイッチ | スイッチ名 | 第3世代Razer オプティカルマウススイッチ |
耐クリック回数 | 9000万クリック | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 約80時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力はつかみ持ちとつまみ持ちに適した形状で上面後部が高すぎない点と、あらゆる面で性能が優れている点です。
形状は何かの持ち方に特化したクセの強い形状ではなく、左右対称で上面後部の高さが高すぎない形状をしているため、つかみ持ちとつまみ持ちに適した形状をしています。
性能面は現状のゲーミングマウスの中でもトップレベルに優れており、「4000Hzポーリングレート」「58~59gと超軽量」「第3世代Razer オプティカルマウススイッチ」「バッテリー寿命約80時間」など、FPSゲームをする上で性能不足を感じることはまずないかと思われます。(※4000Hzポーリングレートは別売りの4kレシーバーが必要です。)
上面後部が高すぎない形状が好きなつかみ持ちユーザーやつまみ持ちユーザーで、性能に優れるワイヤレスマウスが欲しいという人におすすめなマウスとなっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
今DeathAdderシリーズを買うならコレ一択:Razer DeathAdder V3 HyperSpeed
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、DPIボタン[底面]×1) |
長さ | 122.2mm | |
幅 | 64.8mm | |
高さ | 41.3mm | |
重量 | 55g | |
ケーブル | ケーブル名 | PVC製充電ケーブル(USB-A to USB Type-C) |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Focus X オプティカルセンサー |
DPI | 26,000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000(2000/4000/8000 ※HyperPolling Wireless Dongle接続) |
|
最大認識速度(IPS) | 500 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | 第3世代Razer オプティカルマウススイッチ |
耐クリック回数 | 9000万クリック | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 1000Hz:最大100時間 8000Hz:最大20時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力はDeathAdderシリーズの中で最も優れる形状という点と、表面が強力なグリップ性を持っている点です。
DeathAdder V3以降は「手のひら後部のフィット感が強く」「薬指部分はマウスの持ち上げ動作をしやすく」「左サイド溝の深さが浅くなりマウスを真っすぐ保持しやすく」する形状に改良されています。V2以前よりも優れた形状をしており、グリップ性や操作性が向上しています。
表面は肌に張り付くように強力なスムーステクスチャが施されており、今までレビューしてきたマウスの中で最も強力な表面グリップ力になっています。グリップテープ無しでも強固に保持することが出来、安定してマウスを保持することが出来ます。
DeathAdderシリーズの購入を考えているのであれば、現状このマウスが最もおすすめです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「Razer DeathAdder V3 HyperSpeed」レビュー
かぶせ持ち・左右非対称マウス派つかみ持ちユーザーに理想的な形状:Fnatic x Lamzu Thorn 4K Special Edition
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1) + 電源スイッチ |
長さ | 119mm | |
幅 | 65mm | |
高さ | 42mm | |
重量 | 52g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | USB-A to USB Type-C充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 26,000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000/2000/4000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | 光学式 |
ミドルマウスボタン | – | |
サイドボタン | – | |
ホイールエンコーダー | – | |
バッテリー | 寿命 | 最大80時間(1,000Hzポーリングレート時) 最大40時間(4,000Hzポーリングレート時) |
ソフトウェア | LAMZU Thorn |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力はかぶせ持ちとつかみ持ちにとって理想的な形状をしている点と左右非対称形状マウスとしてはかなり軽量という点です。
上面後部が程よい高さで手のひら後部にしっかりフィットし、右サイドの薬指が当たる部分は内側への返しがあるため指が引っかかりやすく、マウス操作や持ち上げ動作時に余分な力みが発生しにくい形状になっています。そのためリラックスしたマウス操作が出来、滑らかなAIMと素早い反応が出来る印象でした。
重量も52gと左右非対称形状マウスとしてはかなり軽量で、現状かぶせ持ちユーザーと左右非対称マウス派つかみ持ちユーザーにとってベストに近いゲーミングマウスかと思われます。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「Fnatic x Lamzu Thorn 4K Special Edition」レビュー
つかみ持ちで最もグリップ感が強いマウス:Endgame Gear XM2we
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1)+電源スイッチ |
長さ | 122mm | |
幅 | 66mm | |
高さ | 38mm | |
重量 | 約63g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | Flex Cord 3.0 |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3370 |
DPI | 19000 | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Kailh GO 光学式(8000万回耐久) |
ミドルマウスボタン | Kailh GM 2.0(2000万回耐久) | |
サイドボタン | Kailh GM 2.0(2000万回耐久) | |
ホイールエンコーダー | TTCシルバー(ワイド) | |
バッテリー | 寿命 | 1週間のゲームプレイ |
ソフトウェア | XM2we Configuration Software |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力はとにかくつかみ持ちでのグリップ感が強い点です。
このマウスの形状は左右対称の洋梨タイプで、先細りで手のひら後部側に指で引き付けやすく、上面後部の高さが強調されており手のひら後部に強くフィットします。この手のひら後部への引き付けやすさと手のひら後部との強いフィット感で、とても強固なつかみ持ちで可能になっています。強固なつかみ持ちが出来ることでマウス操作時や持ち上げ動作時に余分な力みが発生しにくく、脱力したマウス操作がしやすいです。脱力した操作が出来ることでAIMが滑らかで速い反応速度で狙うことが出来ます。
性能面や重量的にも申し分ない仕様で、つかみ持ちでとにかく強固なグリップ感を求める人におすすめのマウスとなっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
つかみ持ち向け超軽量マウス:Ninjutso Sora
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1)+電源スイッチ |
長さ | 120.8mm | |
幅 | 前部:60.5mm、中部:59.8mm、後部:64.5mm | |
高さ | 37.3mm | |
重量 | 45g±2g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | USB-C充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 26000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Huano Pink Dot |
ホイールエンコーダー | TTC | |
バッテリー | 寿命 | 70時間 |
ソフトウェア | Ninjutso Sora |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力はつかみ持ちに適した左右対称の洋梨型で、45g±2gと超軽量な点です。
このマウスの形状は先細りで手のひら後部側に指で引き付けやすく、上面後部の高さが強調されており手のひら後部に強くフィット形状をしているためつかみ持ちに適した形状をしています。それだけでなく重量が45g±2gと超軽量で、最近のゲーミングマウスの中でもかなり軽い部類となっています。
つかみ持ちに適した形状で軽量なマウスを探している人におすすめなマウスとなっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
つかみ持ち向けの細身で後部の高さが高いマウス:Xtrfy M42 Wireless
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン類 | 7ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、 ホイール下、底面×1)+電源スイッチ |
長さ | – | |
幅 | – | |
高さ | – | |
重量 | 67g | |
ケーブル | タイプ | Xtrfy EZcord Pro充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3370 |
DPI | 400/800/1200/1600/ 3200/4000/7200/19000 |
|
ポーリングレート | 125/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Kailh GM 8.0(耐クリック回数:8000万回) |
ミドルマウスボタン | – | |
サイドボタン | – | |
ホイールエンコーダー | – | |
バッテリー | 寿命 | 最大75時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | – |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力は、基本つかみ持ち特化の形状ですがかなり細身な形状をしており指先での細かい操作がしやすいという点です。
つかみ持ちに特化した洋梨タイプの形状ですが、それらのマウスの中でも特に細身でサイズを感じにくい形状になっています。かつ上面後部がしっかり強調される形状をしており、手のひら後部とのフィット感も強いです。
また上面シェルを交換できる仕様になっており、上面後部の高さが合わないという際に高さを変えることが出来る点も他のマウスには無いポイントとなっています。
なのでつかみ持ちユーザーで指先での操作感を重視したい人におすすめなマウスとなっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
今Viper Miniを買うならこっちがおすすめ:Razer Cobra
接続方法 | 有線 | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下) |
長さ | 119.6mm | |
幅 | 62.5mm | |
高さ | 38.1mm | |
重量 | 58g(ケーブルを除く) | |
ケーブル | タイプ | Speedflex ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | 8500DPI オプティカルセンサー |
DPI | 8500 | |
ポーリングレート | 125/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 300 | |
最大加速度(G) | 35 | |
スイッチ類 | 左右クリック | 第3世代オプティカル(耐9000万クリック) |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力は「Razer Viper Mini」の単純な上位互換という点です。
形状に関しては完全に「Razer Viper Mini」に一致しているという訳ではないですがほぼ同じ形状をしています。かつ重量が58g(ケーブルを除く)と少し軽くなっており、「Viper Mini」では長すぎたLoDがちょうど良い長さになっています。さらにクリックスイッチには「第3世代オプティカルマウススイッチ」を搭載しており、「Viper Mini」よりも少しだけ使いやすくなっています。
なので「Razer Viper Mini」を使いたいと思っている人や「Razer Viper Mini」からの乗り換えを考えている人にはおすすめなマウスとなっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「Razer Cobra / Cobra Pro + Mouse Dock Pro」レビュー|Viper Miniと比較しながら
性能・万能性重視のワイヤレスマウス:Razer Cobra Pro
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz/Bluetooth) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 7ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下、底面×1)+電源スイッチ |
長さ | 119.6mm | |
幅 | 62.5mm | |
高さ | 38.1mm | |
重量 | 77g(ケーブル、ドングルを除く) | |
ケーブル | タイプ | SpeedFlex USB Type-C 充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Focus Pro 30K オプティカルセンサー |
DPI | 30000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000/2000/4000(2000以上は4kレシーバーが必要) | |
最大認識速度(IPS) | 750 | |
最大加速度(G) | 70 | |
スイッチ類 | 左右クリック | 第3世代オプティカル(耐9000万クリック) |
バッテリー | バッテリー寿命 | HyperSpeed Wireless(1000Hz):最大100時間 HyperSpeed Wireless(4000Hz):最大33時間 Bluetooth:最大170時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力は超高性能という点と充電ドックに乗せるだけで充電が出来る点です。
「Focus Pro 30K オプティカルセンサー」「第3世代オプティカルスイッチ」「4000Hzポーリングレート対応」とRazerマウスの中でもトップレベルの性能を持ちます。それだけでなくマグネット仕様の充電ドックが付属しており、マウスを乗せるだけで充電ができる仕様となっています。ほとんどのワイヤレスマウスは充電ケーブルをレシーバーから外してマウスに繋げるというアクションが必要になりますが、充電ドックであれば充電時に乗せるだけなので普段使用がとても快適になります。
形状としては「Razer Viper」の形状を継承しているため形状面も優秀で使いやすいです。
しかし重量面が最近のワイヤレスマウスの中ではやや重めなので、FPSゲームというよりは普段使いを充実させたい人におすすめなマウスとなっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「Razer Cobra / Cobra Pro + Mouse Dock Pro」レビュー|Viper Miniと比較しながら
FPSにも使いやすい多ボタンワイヤレスマウス:Logicool G502 X LIGHTSPEED
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 11箇所(左右クリックボタン、左サイド×3、左クリックサイド×2、 ホイールボタン、左右チルト、ホイール下×1)+ホイールスピン切替ボタン |
長さ | 132mm | |
幅 | 75mm | |
高さ | 40mm | |
重量 | 114g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | USB-C充電ラバーケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | HERO 25K |
DPI | 100~25600(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | LIGHTFORCEハイブリッド スイッチ |
耐クリック回数 | – | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 140時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | G Hub |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力は多ボタンながらグリップ性が優れている点です。
多ボタンマウスは左サイドにびっしりボタンが敷き詰められていてしっかり握りこめないタイプのマウスもありますが、このマウスは指が触れる部分にボタンが配置されておらず多ボタンとグリップ性のバランスが取れたマウスになっています。
多ボタンと言うこともあり重量はやや重めなため操作性重視ではありませんが、出来るだけボタン数が多めのマウスでFPSゲームをやりたいという人におすすめなマウスとなっています。
【⇓詳細はこちら⇓】
⇒「Logicool G502 X / G502 X LIGHTSPEED」レビュー
どうしても選べない人にイチオシ
「イマイチ自分に合ったマウスが分からない」「自分の持ち方が分からないから選べない」という方もいるかと思います。
そう言った方にコレを選んでおけばとりあえず大きな失敗はしないであろうイチオシのマウスを紹介します。
迷ったらコレといったマウス:Logicool G PRO X SUPERLIGHT
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 5箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン)+ワイヤレス接続切替スイッチ |
長さ | 125mm | |
幅 | 63.5mm | |
高さ | 40mm | |
重量 | <63g | |
ケーブル | ケーブル名 | 充電ケーブル |
ケーブルタイプ | ビニール被膜 | |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | HERO 25K |
DPI | 100~25600(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | – |
耐クリック回数 | – | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 最大70時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | G Hub |
【このマウスの魅力】
このマウスの魅力はゲーミングマウスの中で特に癖が少ない形状をしているという点です。
左右対称でかつ両サイドは極端な窪みや膨らみが無く上面も山の位置に前後の偏りが少ない形状で、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちなどどのような持ち方をしても無難にフィットしてくれます。なので自分のマウスの持ち方で確立していない人でも問題なく使えるのがこのマウスの最大の魅力となります。しかし逆に言えばどの持ち方でも無難なフィット感で、特化型マウスで適した持ち方をした場合よりはグリップ感は劣るということになります。なので理想は自分の持ち方を確立した状態で自分の持ち方に合ったマウスを選択するほうが良いです。とはいえ及第点のグリップ性は発揮できるので、このマウスを使い続けるという場合でも大きな問題はありません。
なので自分の持ち方を確立していない人にもおすすめですが、単純にゲーミングマウス選びに迷った場合でも大きな失敗にはつながらない可能性が高いのでおすすめです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」レビュー
補足
ゲーミングマウスをもっと使いやすくする方法
マウスの滑りやすさはマウスパッドで調節したほうが良い
マウスによって滑りやすさに多少の違いがあります。
ですがマウスの持ちやすさを犠牲にしてまで、滑りやすさを重視して選ぶのはもったいないです。
マウスパッドにも滑りやすいタイプ~滑りづらいタイプまでたくさんあるので、滑りやすさはマウスパッドで調節するようにすると良いです。
邪魔なケーブルはマウスバンジーで解消
FPSのようなマウスを激しく動かすゲームではケーブルが邪魔になり、マウス操作の妨げになることが良くあります。
マウスバンジーというケーブルを固定するアイテムを使うことでケーブルの煩わしさはかなり解消されるので、有線マウスを使用する場合は検討してみてはどうでしょうか。
⇒【FPS向け】おすすめのマウスバンジー【邪魔なケーブルを解消】
マウスソールを張り替える
ゲーミングマウスの底面にはマウスの滑りを良くすためのマウスソールが張られています。
マウスソールは使っていくうち摩耗し、滑りが悪くなっていきます。
マウスソールは単品で売られており張り替えも簡単なので、滑りが悪くなったなと感じたら張り替えると良いです。
マウスのグリップ性を上げたい場合はグリップテープを張る
ゲーミングマウスはグリップ性を高めるためにマウスサイドに滑り止めラバーが張られていたり、グリップしやすい表面加工がされているものがあります。しかし中には滑りやすくしっかりグリップできないようなマウスもあります。
そんな時はグリップテープをマウスに張ることで簡単にグリップ性を高めることが出来、しっかりとマウスをグリップ出来るようになります。
MMO用、FPS/MMO両用ゲーミングマウス
MMO用、FPS/MMO両用ゲーミングマウスが欲しいという場合は、下の記事にまとめています。
⇒多ボタンゲーミングマウスのおすすめと選び方(MMOに最適)
Amazonでお得な買い方
Amazonギフト券チャージしてから買うだけで最大2.5%ポイントが還元されるので、普通に買うよりもお得です。
コレをしないと常に数%分のポイントを損することになるので、絶対に知っておいた方が良いです。
詳細やその他お得な買い方を下の記事で解説しています。
Amazonプライムを利用するといろいろお得
Amazonでよく買い物をする方はAmazonプライムを利用するとお得です。
プライム会員だと「注文金額が2000円未満」「お急ぎ便」「日時指定」でも配送料が無料だったり、Prime Gaming限定のゲームアイテムを貰えたりといろいろな特典があります。
下の記事でAmazonプライムのゲーマー向けの特典情報をまとめているので、よければ参考にしてみてください。
こんにちは。ロジクールG502WLのレビュー拝見させていただきました。丁寧なレビューで助かりました。
質問なのですが、使ってきたマウスの中でどのマウスが1番クリック音が静かでしたでしょうか。ゲーミングマウスはどれもカチカチ音がうるさく困っています。ロジクールG300Sを買いましたがやはりカチカチ音が気になりました。信憑性のある静音ゲーミングマウスまとめサイトが見当たらないので需要あると思います!
ちなみに自分は海外のレビューでTENMOS X96が静かと言うことで新品をフリマで入手し、実際クリック音が無音だったのでお気に入りでした。壊れてしまい2台目が入手できないためかわりにロジクールG502WLを購入しようと思います。(もう購入したのですが。)教えていただけると次回マウス購入時に参考になります。よろしくお願いします。
ゲーミングマウスでは「G502WL」「GPRO」が比較的静かだなと感じました。
ただどのマウスも静音マウスではないので、そこまで大差はないかなと感じました。
とにかく静かなマウスが良いのであれば、静音マウスを選んだほうが良いんじゃないかなと思います。
G502WLを購入しました。クリック感が良い感じで音も割と静かで良かったです。
ぬるゲーマーなんでサイドキーついた静音マウスで良いんですが千円くらいのがすぐ壊れた経験あったので…。マウスパッドもついでに買ったらかなり快適ですね。
返信ありがとうございます。