今回はe元素(E-YOOSO)のメカニカルゲーミングキーボード(81キー)をレビューしていきます。
【青軸】
【赤軸】
【茶軸】
e元素メカニカルゲーミングキーボードの特徴
- メカニカルキーボードで4000円台という高コスパ
- 省スペースなテンキーレスデザイン
- 英語配列
- 着脱可能なType-Cケーブル
e元素メカニカルゲーミングキーボードの性能(スペック)
キースイッチ | 赤軸、青軸、茶軸 |
---|---|
フォームファクター | テンキーレス |
奥行 | 123.6mm |
幅 | 310.6mm |
高さ | 35.5mm |
重量 | 607g |
ケーブル | ビニールケーブル、USB Type-C、1.8m |
アクチュエーションポイント | – |
キーストローク | 2.0±0.6mm |
押下圧 | 60±1.5g |
耐久性 | 5000万クリック |
レポートレート | 1000hz |
配列 | 英語配列 |
e元素メカニカルゲーミングキーボードのパッケージ内容
梱包状態
パッケージ内容
e元素メカニカルゲーミングキーボード本体、スペアキースイッチ×5、キーキャッププーラー、スイッチプーラー、クイックスタートガイド。
e元素メカニカルゲーミングキーボードの形状、外観
e元素メカニカルゲーミングキーボードの色はBlackとWhiteの2色あります。今回購入したのはWhiteです。
フレームは金属製、塗装されておらず銀色のギラギラがもろにでています。触るとザラザラとしていてひんやりとしています。指紋は目立たない感じです。
キーキャップのかな印字はなし。触るとザラザラとしています。指紋が目立たない感じ。キーはフレームからむき出しになっているフローティングデザイン。
e元素メカニカルゲーミングキーボードは英字配列のテンキーレスキーボードです。スペースキーの幅はかなり長めのキー6個分。Deleteキー等が右端の縦一列に並んでいるので普通のテンキーレスよりも横幅が短めになっています。
ファンクションキーはF1~F3:システム、F4~F11:メディアコントロール、F12:キーボードロック、↑↓←→PGDN:ライティング操作となっています。
裏面はプラスチック製。滑り止めは4隅に小さめの滑り止めが張られています。滑り止めは強めで少しぶつかったくらいでは動かない感じです。
角度調節のスタンドは1段階で調節できます。スタンドにも滑り止めラバーが張られているのでしっかりと固定されます。
ケーブルの出口は中央、左、右の3か所です。着脱可能でビニールタイプのケーブル。キーボード側の端子はType-Cです。
付属としてスペアキースイッチ×5が付いています。キーキャップが備わっているものは結構ありますが、スイッチまるごと付いてるのはなかなかありません。4000円台で買えるのにここまで付いてくるのは凄い。
e元素メカニカルゲーミングキーボードの設定、操作
e元素メカニカルゲーミングキーボードがありません。キーボード本体で設定、操作します。
ライティング
- FN +↑↓:明るさ
- FN + ←→:ライティング速度
- FN + PGDN:ライティングパターン切替
〇ライティングパターン
- 呼吸するように点滅する
- 一段毎に左右それぞれにウェーブする
- 左右から中心に向かってウェーブする
- 外周から内側に回りながら移動する
- 呼吸とウェーブの組み合わせ
- 打鍵したキーから広がるように点灯する
- 常時点灯
- 押したボタンが点灯する
メディアコントロール
- FN +F4:メディア起動
- FN +F5:前のトラックへ
- FN +F6:次のトラックへ
- FN +F7:再生/一時停止
- FN +F8:停止
- FN +F9:ミュート
- FN +F10:音量ダウン
- FN +F11:音量アップ
キーボードロック
- FN +F12:キーボードロック
システム
- FN + F1:マイコンピューターを開く
- FN + F2:検索
- FN + F3:電卓
キースイッチ(軸)
e元素メカニカルゲーミングキーボードのキースイッチはメカニカル式で赤軸、青軸、茶軸があります。
赤軸はクリック感がなく、静かなことが特徴。
青軸はクリック感とクリック音があり、心地よい打鍵ができることが特徴。
茶軸は赤軸と青軸の中間のようなクリック感があることが特徴です。
今回購入したのは赤軸です。押下圧が60±1.5gと重め。アクチュエーションポイントの公称値はありません。
打鍵感、打鍵音
打鍵感はスコスコとしています。打鍵音がうるさくなく落ち着いた作業に向いているように感じました。ただ若干押下圧が重く文字入力メインの作業をする分にはもう少し軽いほうが良い印象でした。
また、打鍵音はうるさくないものの底打ちしたときに金属音がすべてのキーでなります。私はまったく気になりませんが、気になる方は要注意です。
アクチュエーションポイントの公称値ははありませんが体感ではそこまで短くはなく、押下圧も重めなのでミスタイプは出づらいかなと思います。
ただe元素メカニカルゲーミングキーボードは英語配列なので底がどうにもなれませんでした。エンターが短めで見ないで押すと結構外してしまうことと、-キーと0キーをめっちゃ押し間違えることが多発してやや煩わしさを感じながら作業していました。
DELETEキーも普通のテンキーレスキーボードと違い、右端の縦一列に並んでいるので若干位置が遠く押しづらさを感じました。
などといった理由で個人的には作業にはあまり向いていないように感じました。まぁ結局は慣れだと思いますが・・・。
ゲームをやってみた使用感
実際にゲームをプレイしてみて使用感はどんな感じか試してみました。
キーボードの置き方として、ニュートラル、ハの字、逆ハの字があると思うのでそれぞれ試してみました。
e元素メカニカルゲーミングキーボードはテンキーレスデザインなので横幅、奥行きともに余裕があり配置に困ることはありませんでした。八の字、逆八の字で配置する際、かなり角度を付けて配置してもモニターにぶつかったりテーブルからはみ出ることもなく快適でした。
どの置き方でも押しずらいキーもなく操作性は良いです。
ゲームをやってみた感じではボタンの押し心地も悪くないし反応が遅いと感じることも一切なく快適にプレイできました。押下圧が重めなのでしっかり押す必要がある分誤操作をしづらい印象でした。ただ快適にプレイするにはもう少し軽めのほうが個人的には好きです。
音も静かでヘッドセットのマイクで拾ってしまうことはありませんでした。底打ち音はそこそこなりますが気になるほどではないです。
同時入力テスト
ゲームをする際、2~3つのキーを同時に入力することも多々あると思います。
そこで同時入力をいくつまで受け付けるのかテストしました。
同時入力テストのテストに「キーボード同時入力テスト」を使わせていただきました。
e元素メカニカルゲーミングキーボードの同時入力数
ゲームでよく使う[1,2,3,4,5,q,w,e,r,t,a,s,d,f,g,z,x,c,v,b,Tab,Shift,Space,ctrl,alt]を重点的に調べ見たところいっぺんに押しても全てのキーが反応してくれました。
最大何キーまで押せるかわかりませんが、基本的には同時押しで困ることはまずないです。
4000円台でこれはかなり凄い。
e元素メカニカルゲーミングキーボードの応答速度(反応速度)
キーボードの応答速度(反応速度)を測っていきます。※純粋なキースイッチの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。
100回やった結果はこのようになりました。
- 最速:0.182秒
- 最遅:0.229秒
- 平均:0.20883秒
平均タイムは0.20883秒となりました。全キーボードの平均タイムは0.20229秒なのでほぼ平均タイムよりも遅いという結果になりました。
メカニカルキーボードで一番遅いタイムでした(笑)。アクチュエーションポイントが長いという感じではないので純粋なスイッチの応答速度が遅いという可能性がありそうです。
とは言え実感できるタイムではないし4000円台のキーボードと考えれば許容範囲ですね。
⇓測定の仕方、その他ゲーミングキーボードの応答速度(反応速度)は以下の記事で確認できます。⇓
まとめ
4000円でこのクオリティーはなかなかすごいと思います。高いキーボードと比べると見た目やソフトウェア機能は劣りますが性能はなかなかでした。
作業にはちょっと不向きかなぁ~と思いますが、ゲームをする分には高級キーボードと同じように使えると思います。
メリット
- 4000円台でこのクオリティーはかなりコスパ良い
- 値段の割にライティングが綺麗
- 打鍵音がかなり静かでボイスチャットに最適
デメリット
- 英字配列が慣れない人には作業等には不向き
- DELETEキーの位置が遠い
【青軸】
【赤軸】
【茶軸】
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