マウスパッドレビュー

「Razer Strider」レビュー

Razer Striderをレビュー

投稿日:2021年11月8日 更新日:

当記事ではRazer(レーザー/レイザー)のゲーミングマウスパッド「Strider」をレビューしていきます。

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Razer(レイザー)
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Striderの特徴

Striderの特徴

  1. ハードとソフトを合わせたような滑りのハイブリッド系ソフトマウスパッド
  2. 厚さ3mmと中~硬めのベースで、湾曲したり伸びたりしづらい
  3. ほつれを防ぐステッチ加工
  4. 水滴を弾く防滴仕様

 

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2

丸めた状態で梱包されていますがかなり緩く丸めているので、丸め癖はあまり目立ちません。

パッケージ内容

パッケージ内容

Glass 2.0 XL本体。

 

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外観・仕様

デザイン

デザイン デザイン2

カラー展開はブラックのみとなっています。

無地タイプでシンプルなデザインです。

右上にRazerと書かれたタグがあります。

大きさ・サイズ

サイズの種類は以下。

L 450 x 400 x 3mm
XXL 940 x 410 x 3mm

表面

表面 表面2

「Strider」の表面はソフトとハードを合わせたようないわゆるハイブリッド系の表面をした、ソフトタイプ(布製)のマウスパッド。

ハイブリッド系の中でも「ARTISAN 飛燕(ヒエン)」や「BenQ ZOWIE GTF-X」などに似た表面をしています。

表面はやや太めの糸で、少し隙間が見えるような低密度な織り込みがされています。

複雑な織り方がされており、凹凸がハッキリ出ている表面で強いザラザラ感を感じます。

編み方に方向性は無く、水平/垂直方向で滑り方に違いはありません。

触り心地はザラザラ感がかなり強いので、人によっては擦れて痛くなることもあるかもしれません。

撥水性

撥水性

表面は防滴仕様になっており、水滴をこぼしてもすぐに染み込むことが無くふき取ることができるようになっています。

実際に水滴を垂らしてみたところ、しっかり水を弾いておりふき取ったあとも吸ったような跡もありませんでした。

撥水性が高いことで、湿気や手汗の影響を受けづらいメリットがあります。

裏面

裏面 裏面2

裏面はラバー製で、小さな六角形状に溝が彫られています。

しっとりした質感のラバーで、グリップは強めです。

厚さ・クッション性

厚さ・クッション性

厚さは3mmと標準的。

硬さはやや硬めで指で強く押してようやく沈み込むといった感じで、クッション性はあまりありません。

テーブルの角に垂らして手首のクッション代わりとして使うことは出来そうですが、クッション代わりになるかと言われれば微妙な印象。

縁

縁はステッチ加工されています。

縁は柔らかくソフトな触り心地で、手首が擦れても痛くなることはないかと思います。

 

滑りやすさ

マウスパッドに傾きをつけてそれぞれの滑り方を確認しています。傾きは全て同じです。

滑りやすさはARTISAN 飛燕(ヒエン) MID > Razer Strider > ARTISAN 疾風乙(ハヤテオツ) MID > FnaticGear DASHって感じでした。

「Razer Strider」と「ARTISAN 疾風乙(ハヤテオツ) MID」では、大きくは変わらないですが少しだけ「Razer Strider」のほうが滑りやすいかなと思います。

「Razer Strider」はマウスを滑らせてみた感じではバランス寄りのスピード系といった感じの滑りでした。

スピード重視ですがほどよくコントロールも効き、個人的には好みの滑りやすさです。

⇓全ゲーミングマウスパッドの滑りやすさは以下で確認できます。⇓

ゲーミングマウスパッドの滑りやすさ比較

 

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ゲームでの使用感、操作感

ゲームはApexLegendsとVALORANTをやってみました。

ApexLegendsは「敵を追い続けるような滑らかなAIM」をすることが多いゲームですが、VALORANTは「パッと狙ってパッと止めるAIM」、「ゆっくりとマウスを動かすクリアリングの時のAIM」が多いゲームで同じFPSでもAIMの仕方が全然違うため結構違った見方ができます。

ApexLegendsでの使用感

とても滑りやすく軽い力でマウスが操作できるので、スムーズに動かすことができました。

ゆっくり動かすAIM、パッと動かしてパッと止めるようなAIMともにやりやすいです。

ただ少し滑りやすすぎて逆にマウスを持つ手に力が入ってしまうこともありました。

とは言え慣れれば違和感なく操作でき、問題なくプレイできました。

VALORANTでの使用感

Apex同様、スムーズに操作をすることができました。

滑りと止めのバランスが良く、違和感なく操作できます。

しかし少し滑り過ぎでマウスを持つ手に力が入りやすい印象。

補足

垂直/水平の滑りに違いがなく、マウス操作でも垂直水平で違いは感じませんでした。

また手のひらがマウスパッドに触れている状態でも、ペタ付いてしまうことはありませんでした。

 

センサーテスト

『MouseTester』というソフトを使ってテストを行いました。

  1. 波線が綺麗に続いているほど、カーソルが飛んでしまうなどのおかしな挙動がない。
  2. ラインの動きドットの動きが一致しているほど、マウスの移動距離に対してのカーソルの移動距離が正確。

悪い例

FPSをプレイ中よくAIMが飛んでしまうマウスでのテストです。

○テスト環境

  • DPI:400
  • ポーリングレート:1000
  • マウスパッド:SteelSeries QcK+

よく飛ぶマウス

波線が途中で乱れているのは実際にカーソルが飛んでしまっている部分です。こういった波の乱れがあるものは良好なセンサーとは言えないです。

Striderのセンサーテスト

○テスト環境

Logicool G PRO X SUPERLIGHT Razer Viper Ultimate
Razer Strider - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 400dpi Razer Strider - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 800dpi Razer Strider - Razer Viper Ultimate - 400dpi Razer Strider - Razer Viper Ultimate - 800dpi
Razer Strider - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 1600dpi Razer Strider - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 3200dpi Razer Strider - Razer Viper Ultimate - 1600dpi Razer Strider - Razer Viper Ultimate - 3200dpi

きれいな波線、問題なく使用できそうです。

 

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リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

マウスパッドとマウスとの組み合わせによってリフトオフレンジが変わることがあります。

使用するゲーミングマウスによってはリフトオフレンジが長すぎて挙動に違和感を感じることもある可能性があります。

全てのゲーミングマウスを調べるのは大変なので、いくつか抜粋して調べました。

リフトオフレンジをソフトウェアで調整可能なものは青字、リフトオフレンジが長くてソフトウェアで調整不可なものは赤字にしています。

Razer DeathAdder V2 Pro 1.0/1.4/1.8
Razer Viper Ultimate 0.4/1.4/1.4
Razer Basilisk Ultimate 0.5/1.6/1.8
Logicool G502WL 0.5
Logicool G703 HERO 0.6
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 0.6

全て問題ない長さで、ほかのマウスパッドとも大きな差もないので問題ないかと思います。

 

まとめ

バランス寄りのスピード型で個人的に好きなタイプのマウスパッドでした。

このマウスパッドは「滑りやすいけど程よくコントロールが効くマウスパッドが良い」という人におすすめです。

メリット

  • 滑りやすいけど程よくコントロールが効く
  • 撥水性が強いため、水分をこぼしても染み込まず手汗や湿気に強い
  • 手のひらがマウスパッドに触れていてもペタ付くことが無く、操作性を落とすことが無い

デメリット

  • 中間層が硬めで、クッション性はイマイチ
  • 表面の質感が硬めで人によっては痛くなることがあるかもしれない
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