FPSをやっていてよく起きるマウスの不具合や問題点の対策をまとめました。
カーソルが飛ぶ
カーソルが飛ぶ原因としては、最大認識速度が低いことが考えられます。
最大認識速度とは1秒あたりに認識できる最大のスピードのことでIPSでその数値を表します。
この数値が低いとマウスを速く振るとカーソルが飛ぶなどの現象が起きることがあるようです。(※ゆっくり動かしてもカーソルが飛ぶ場合は最大認識速度以外の原因です)
ゲーミングマウスはマウスを速く振ることを考えて作られているので、人間が動かせる速度なら大抵安いものでも正しく認識してくれます。
もしそういった現象が多発しているようなら買い換えてしまったほうが良いと思います。
マウスを持ち上げる時、降ろす時にカーソルがブレる
これはリフトオフディスタンスが長いことが原因だと考えられます。
リフトオフディスタンスとはマウスを持ち上げた際にセンサーが認識できる空間の距離のことです。
リフトオフディスタンスが長すぎるせいでマウスが浮いた状態でもセンサーが認識してしまいカーソルが動くため、ブレてしまいます。
リフトオフディスタンスはマウスのセンサーによって決められているので調整したりすることは難しいです。
ゲーミングマウスによってはソフトウェアで調整できるものもありますが、ない場合は買い換えるしかありません。
事前にレビューや口コミなどで問題ないか確認することをおすすめします。
こちらの記事でセンサーの挙動を確認したおすすめマウスを紹介しています。
クリックしづらい、高速クリックするときにつまる
この原因として1つはクリックの重さです。
クリックの軽いものと重いものでは、当然軽いもののほうがクリックに使う指の力は小さくて済むので軽いもののほうがクリックはしやすいです。
しかし、軽すぎると指が軽く触れただけでクリックが反応してしまうので、誤クリックの原因になったりもします。
もう1つの原因はマウスのクリックボタンの高さにあります。
個人差はあるかもしれませんが、この高さが高いほうがクリックがしやすいと思います。
基本的に左右対称マウスは高さが低く、IE3.0クローン系のマウスは高さが高いです。
誤クリックが出る
この原因としては上記でも書きましたが、クリックの重さが軽すぎると指がクリックボタンに触れただけで反応してしまうため誤クリックの原因になります。
もう1つはクリックの深さが浅いことです。クリックの深さが浅いとやはりこれも指がクリックボタンに触れるだけで反応してしまい誤クリックの原因になります。
この辺も自分で調整できるものではないので、実際に触れてみるかレビューや口コミで事前に確認することが大事です。
サイズが合わない、握りづらい
この原因として、単純に手のサイズが合っていないということも当然ありますが、一番の原因としてはマウスの持ち方とマウスが合っていないことです。
マウスの持ち方は基本的に3種類の持ち方に分類され、この3種類の持ち方ごとに相性のいいマウスの形があります。
この相性が合っていないとサイズが合わないような感覚であったり握りづらいと感じる原因になります。
こちらの記事でマウスの持ち方ごとにどういったマウスが合っているかポイントをまとめているので興味があればご覧ください。
ケーブルが邪魔
ゲーミングマウスのケーブルには様々なケーブルがあります。
僕が知っているものでは大きくビニール被膜のものと布巻きのものの2つに分かれています。
ビニール皮膜タイプのケーブルはマウスパッドとの摩擦が大きく布巻きタイプのケーブルは摩擦が小さいです。
なので単純に考えれば布巻きタイプが好まれると思うのですが、布巻きタイプのケーブルはケーブル自体の重量がビニール被膜のケーブルより重いものが多いように感じます。
重量が重いほうがマウスを振ったときに引っ張られる感覚は大きいので重量は軽いほうがいいです。
またケーブルによって固さもまったく違い、固いとクセが付きやすかったり引っ張られるような感覚がでてくる原因になります。
それと太いケーブルは重く、固い傾向があると思います。
なのでケーブルは、細く、柔らかく、軽いものを選ぶとケーブルを気にしないで済むと思います。
疲労感
マウスの持ち方にあったマウスを使っていないと疲労感に繋がります。
かぶせ持ちの場合、小さいマウスを使っていると手のひらに接地する面積が減るので、つまみ持ちやつかみ持ちのような持ち方になってしまい疲労感に繋がったりします。
つまみ持ちやつかみ持ちの場合、重いマウスを使っているとマウスを支えるための指の力がより必要になり、疲労感に繋がったりもします。
まとめ
ゲーミングマウスにも様々なものがあるので買った後に後悔しないためにも、実際に触ってみたりレビューや口コミでしっかり確認してから買うようにすることをおすすめします。