今回はCOUGAR(クーガー)のマウスバンジー「BUNKER」(CGR-XXNB-MB1)をレビューしていきます。
COUGAR BUNKERのパッケージ内容
梱包状態
パッケージ内容
COUGAR BUNKER本体。
COUGAR BUNKERの形状・外観
全体的に黒ベースで土台の表面中央とアーム部にロゴがデザインされています。アーム部分がとてもデカくややイカチィ感じです。
アームはゴム製で上下左右あらゆる方向に曲がるようになっています。
ケーブルを止める部分は先端と後部から背面に流れる様に溝が彫られています。背面にいくにつれ溝の硬さが強くなるのでケーブルを噛ませにくくなっていきます。
重さは実測が84.5gと軽く安定感が弱そうですが、COUGAR BUNKERの底面は吸盤になっています。
吸盤をテーブルにくっつけることで本体を固定させることができます。また土台のレバーを下げることで真空状態にするギミックがあり、テーブルにくっつけた状態でレバーを下げることでさらに強く固定することができます。
吸盤部分は開封時は保護シートが張られており埃が付いたりしないように保護されています。吸盤部分は埃やごみが非常にくっ付き易いようになっているので、マウスバンジーをよく外すという方は保護シートを取っておいて外したときは保護するようにしたほうがいいです。
吸盤背面には外すための引っ張る部分があります。
対応しているケーブルの太さ
マウスのケーブルには太さや素材が様々です。それらケーブルの対応について検証してみます。
太めのケーブル(Razer DeathAdder V2 Mini)
Razer DeathAdder V2 Miniのケーブルはかなり太目で現状私が持っているゲーミングマウスの中でも一番太いです。
太いケーブルでも一応噛ませることができました。結構無理にねじ込むように噛ませないとちゃんと入りませんでした。
アームの溝は背面にいくほど硬くなっており、太いケーブルだと背面側はほぼ入れるのは無理そうです。まぁ背面は入れなくても十分機能します。
無理にねじ込んだだけあって、かなり無理やり引っ張ってもズレたり外れたりすることはありませんでした。
標準サイズのケーブル(Razer DeathAdder V2)
普通サイズのケーブルでもねじ込むように噛ませないと少しきついです。背面側は太めのケーブル同様入りません。(頑張れば入る)
かなり無理やり引っ張ってもズレたり外れたりすることはありませんでした。
細めでビニールタイプのケーブル(Logicool G PRO HERO)
ビニールタイプのケーブルは細めのものが多いです。
細いケーブルであればすんなり溝に噛ませることができました。背面側の溝にも簡単に噛ませることができました。
強く引っ張ってもズレることはないですが先端が抜けてしまいます。1回引っ張られたくらいでは抜けませんが何度か引っ張られると抜けてしまうことがありそう。
COUGAR BUNKERの使用感
マウスケーブルがあることで煩わしことは「ケーブルがマウスパッドなどに引っかかって引っ張られる感覚がする」「ケーブルがバネのように跳ね返してくる」「マウスを素早く動かしたときにケーブルに引っ張られる」「マウスを動かすたびにケーブルの位置がズレて邪魔」などだと思います。
これらがいかに解消されているかがマウスバンジーを使うことの意味なのでこれらを観点をおいてみていきます。
ケーブルがマウスパッドなどに引っかかって引っ張られる感覚がする
この現象はマウスパッドとケーブルが触れていることが原因で起こります。解消するにはケーブルがマウスパッドに触れないようにすればいいので、ケーブルを空中で保持できればいいです。
COUGAR BUNKERを使うことである程度の長さは空中で保持できるので摩擦を少なくすることができます。
完全に触れないようにすることはできないですが、使うことでかなりましになりました。
ケーブルがバネのように跳ね返してくる
この現象はケーブルが硬さによる影響が大きいですが、ある程度解消することができます。
バネのように跳ね返されるタイミングは主に「ケーブルが何か物に当たってケーブルが曲がるタイミング」「ケーブルの余った部分がとぐろを巻いてそこに押されるタイミング」です。
これらはケーブルが中途半端に曲がらないように適切な長さをマウスを動かしても常に保てるようにすればこのような現象は抑えられるはずです。
COUGAR BUNKERとマウス間のケーブルの長さをできるだけ短くすることでケーブルに跳ね返されることはほぼなくなりました。
今回は動画を撮る関係上、設置する場所が手前過ぎてCOUGAR BUNKERに当たってしまっていましたがちゃんと話しておけばまったく問題なさそうです。
マウスを素早く動かしたときにケーブルに引っ張られる
これはマウスを大きく高速に動かしたときにケーブルも引っ張られて鞭のようになり、マウスが引っ張られてしまいこのようなことが起きます。
これはケーブルの余った分が長ければ長いほど起きるので、余った分をできるだけ少なくすればこのようなことは減らすことができます。
COUGAR BUNKERはアームがゴム製で曲がるようになっているので、その分COUGAR BUNKERとマウス間のケーブルの長さを短めに調節しても問題なくマウス操作することができます。
固定するだけのマウスバンジーより、少し短めに調節できるので効果を実感しやすい気がしました。
マウスを動かすたびにケーブルの位置がズレて邪魔
これもケーブルの余分な長さがあるせいでケーブルがあっちこっちに動いてしまうので、長さを適切にしておけば解消できます。
こちらも問題なく解消されました。
使用感まとめ
COUGAR BUNKERを使うことでおおむねケーブルの煩わしさは解消されました。
COUGAR BUNKERの特徴は吸盤で固定していることだと思いますが、外れねぇー!というくらいガッチリ固定されます。
真空にしなくてもまったく取れないくらいなのでマウス操作で本体が動いてしまうことはまずありえないと言えます。
ただ吸盤が引っ付きづらい場所、たとえばマウスパッドの上に置きたいという場合には不向きだなと思いました。重さが軽いため吸盤が効かない場所で使う場合は固定がかなり弱いです。
使える場所が限られるという点以外はかなり良いと思います。
まとめ
メリット
- 吸盤がめちゃくちゃ強く、本体が動いてしまうことはまずない
- アームがゴム製でケーブルに引っ張られたときに一緒に曲がるので、余分に動かすことができる
- どんな太さのケーブルにも対応している
デメリット
- 一度吸盤を取り付けるとなかなか外れず、場所を決める際にややもたつきそう
- 吸盤が付かないところでは使えない
- 吸盤に埃やごみが付きやすい
⇓その他のマウスバンジーのレビュー記事は以下で確認できます⇓
⇓おすすめのマウスバンジーと選び方を以下で解説しています⇓