当記事では「ゲーミングキーボードの配列の違い」について解説します。
配列の違い
ゲーミングキーボードの配列には日本語配列(JIS)と英語配列(US)があります。
日本語配列(JIS)と英語配列(US)ではキーの配置、キーの有無、キーのサイズに違いがあります。
キーの配置
キーの配置の違いは以下。
日本語配列 | 日本語配列(+Shift) | 英語配列 | 英語配列(+Shift) |
---|---|---|---|
全角/半角 | ` | ~ | |
2 | “ | 2 | @ |
6 | & | 6 | ^ |
7 | ‘ | 7 | & |
8 | ( | 8 | * |
9 | ) | 9 | ( |
0 | 0 | ) | |
– | = | – | _ |
^ | ~ | = | + |
\ | | | BackSpace | |
@ | ` | [ | { |
[ | { | ] | } |
; | + | ; | : |
: | * | ‘ | “ |
] | } | Enter | |
\ | _ | RShift | |
Enter | \ | | |
キーの有無
日本語配列には「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナひらがな」キーがありますが、英語配列にはそれらのキーがありません。
キーのサイズ
日本語配列は「エンターキー」が大きく、「BackSpace」「Space」「RShift」が小さめです。
英語配列は「BackSpace」「Space」「RShift」が大きく、「エンターキー」が小さめです。
日本語配列であればエンターキーを見なくても小指で押すことができても、英語配列だと別のキーを押してしまうということが多々あります。
英語配列でも日本語入力は可能
英語配列でも日本語入力は可能です。
しかしキーの印字と実際に入力される文字が違うため、慣れるまでは困惑するかもしれません。
特別な理由が無い限りは日本語配列のキーボードを使うのが無難です。
サイズの違い
ゲーミングキーボードのサイズには大きく「フルサイズ」「テンキーレス」「60%」があります。
フルサイズ
フルサイズは基本的なキー+ファンクションキー+テンキーが備わっており、文字入力等の作業に向いています。
キーの数が多い分キーボードのサイズも大きめです。
テンキーレス
テンキーレスはその名の通り、フルサイズからテンキーが省略されています。
その分テンキー分のスペースが縮まるため、省スペースなサイズとなっています。
必要最低限のキーが備わっているので、ゲームや作業などにも最適。
またテンキーレスの中でも、「Print Screen」「Scroll Lock」「Pause」が搭載されているものや省略されているものもあります。
60%
60%はテンキー、ファンクションキー、DELETEキー周辺や矢印キーが省略されています。
そのため縦横ともに幅が短く、コンパクトなキーボードとなっています。
サイズが小さくマウスの可動域を取りやすくゲームに向いています。
持ち運びもしやすいサイズ感なので、外に持っていきたい場合にも便利です。
キーが少ない分、作業には不向き。
また60%系には右端に1列追加し、DELETEキーや矢印キーなどが追加されたものもあります。