当記事ではゲーミングマウスのDPIについてFPS向けの解説をします。
DPI(Dot Per Inch)とは?
DPI(Dot Per Inch)とは1インチマウスを操作した際にポインターが何ドット移動するかを示す数値です。メーカーによってはCPI(Counts Per Inch)で表されることもありますが同じことなので特に気にする必要はありません。
数値が高いほどポインターが速く移動するようになります。
マウス感度を表現する際に使用されたりするもので、DPIは高ければ高いほど良いというわけではありません。
DPIを高くするメリット
高DPIのほうがカーソルが滑らかになる
DPIの高い低いはマウス感度の違いだけだと思っていましたが、実はそうではないようです。
下の動画で低DPIゲーム内高感度(DPI:100,in game:20)と高DPIゲーム内低感度(DPI:4000,in game:0.5)でカーソルの動き方を比較してみました。
すると高DPIゲーム内低感度のほうがカーソルが滑らかに動いていることがわかるかと思います。
この理屈で言えばDPIは出来るだけ高くして、ゲーム内は低くするとゲームで有利に働くということになると思います。
DPIは高すぎてもダメ
DPIは高くするとカーソルが滑らかになることがわかりましたが、DPIを上げると当然感度も高くなります。そうなるといくつかデメリットが出てきます。
1つはゲーム内で細かく感度調整が出来なくなることです。
ゲーム内感度が「0.000…」とか小数点以下まで細かく設定できならいいですが「1,2,3…」のように大まかな設定しかできない場合少し数値を変えただけで大きく感度が変化していまいます。
なのでDPIはゲーム内感度で調整できるくらいの高さにする必要があります。
もう1つはゲーム外でのカーソルやゲームのメニュー画面(Apexで言うデスボックス等)でのカーソルが速くなってしまうことです。
DPIを高くするとゲームの視点移動だけでなく、ゲーム外のカーソルやゲームのメニュー画面のカーソルも速くなります。
そうなると普段使うだけでも繊細なマウス操作を求められるようになったり、Apexのデスボックス漁りでもたつく原因にもなります。
なのでそういった場面で速すぎたりしないことが大切です。
補足
⇓ゲーミングマウスのポーリングレートについても解説しています⇓
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