敵がハッキリ見えるグラフィック設定
PUBGは『銃声の方向はわかるのに敵が見えない』、『気がついたら敵が横を走っている』『走っていると何か引っかかるなと思ったら敵だった』ということがよく起きますよね。
そういう訳わからん状況を少しでも減らすためのグラフィック設定を紹介します。
PUBGは非常に重たいゲームのため、設定は低負荷かつ視認性の効果が高い順に紹介します。
デスクトップカラー設定の調整
まずはNVIDIAコントロールパネルからのデスクトップカラー設定の調整の設定です。
1.デジタルバイブランス
正直この設定だけしておけばいいというレベルで一番効果的なものです。
負荷も変わらないので必ず設定したほうが良いです。
NVIDIAコントロールパネルのデスクトップカラー設定の調整から設定できるデジタルバイブランス(彩度)です。
デフォルトでは50%になっているのですが、これを80%~100%くらいにすると色が濃くなりハッキリと見えるようになります。
100%にすると長時間プレイしていると目が疲れやすくなるので80%~100%で好みで調整すると良いと思います。
ゲーム内設定ーグラフィック
次はゲーム内のグラフィック設定です。
1.輝度
明るさの設定です。
これはある程度高い数値にしておいたほうが全体的に見やすいのですが、高すぎると色が薄く見えるようになりかえって見づらくなったり目が疲労する原因になります。
また暗すぎると下の画像のように外から室内をみると真っ暗になって敵が見えないということになるので自分で調整する必要があります。
2.画面スケール
高い数値ほどより綺麗で滑らかな描写になります。
画像では分かりづらいですが、オブジェクトのジャギ(ギザギザ)が滑らかになっていました。
個人的にはですが、スケール100とスケール120ではスケール100のほうが見やすかったです。(100以下は普通に見づらいです)
スケール120まで上げると全体的に少しぼかしが入ったように見えました。
なのでオススメは100です。
また、この設定は負荷が大きく数値が高ければフレームレートがかなり減少してしまいます。
画面スケール | フレームレート |
100 | 107 |
120 | 86 |
3.アンチエイリアス
高設定にするにつれオブジェクトのジャギ(ギザギザ)が滑らかになっていきます。
個人的にはウルトラより非常に低いの方が見やすかったです。
ウルトラにすると全体的に少しぼかしがかかったように見えました。
フレームレートも減少するのでオススメは非常に低いです。
設定 | フレームレート |
---|---|
非常に低い | 107 |
ウルトラ | 99 |
4.ポストプロセス
高設定すればするほどハッキリと見えるようになります。
かなり見えやすくなるので高設定にしたいところですが、とてつもなく重くなります。
なので自分のPCと相談して設定を変えることをオススメします。
設定 | フレームレート |
---|---|
非常に低い | 107 |
ウルトラ | 80 |
5.テクスチャ
地面、木、服などのテクスチャが綺麗になります。
敵が見やすくなるかといえばなんともいえない感じですね。
設定を高くしても大したフレームレートの減少はありませんが、こだわりがなければ中以下にしておくと良いと思います。
おすすめは中以下です。
設定 | フレームレート |
---|---|
非常に低い | 107 |
ウルトラ | 103 |
3D設定の管理
次はNVIDIAコントロールパネルからの3D設定の管理の設定ですが・・・敵が見やすくなりそうな項目がありませんでした。
一個一個見比べていったのですが、どれも視認性に貢献してくれそうなものはありませんでした。
よって3D設定の管理の設定はフレームレートを上げるためのパフォーマンス重視の設定でよりと思います。
※『3D設定の管理』の項目をそれぞれ敵の見え方がどう違うかの比較をしてみたのでまとめました。
⇒【PUBG】NVIDIA-グラフィック設定で敵の見え方がどれだけ違うか比較してみた
まとめ
3D設定の管理の比較一番頑張ったのに大した結果が得られなくて残念でした。
まぁ効果が薄いと分かっただけでも良しとします。
正直デフォルト設定のままだとハンデ背負って戦っているのと変わらないです。FPSにおいて勝負は腕前だけではないですよ!
モニターに不満がある方におすすめ
個人的とは言っていますが、今一度再確認した方がいいかもですね。
最近のゲームだと大抵実装されてる内部解像度(スケール)はクッキリ綺麗になるのを目的として業界標準になるほど流行りました。
スケール100とスケール120でスケール100のほうが見やすいなんてのはおかしいですよ。
ましてやボケたりなんかしません。
細かい線の描画がより改善されるし、よりクッキリと鮮明になります。というかそういう機能ですし。
もしかしてと思いアンチエイリアシングの項目も見てみたらやはりOFFの方が見やすいと言ってますね。
あまり詳しくないとエッジをボカしてなじませないの事でシャープ感があると一見勘違いするんですよ。けど実際はジャギーがチラチラかなり酷いし、ONの方がエッジが馴染むので滑らかで見やすいです。
まぁPUBGのAAはあまり高度なものではないのでテクスチャにもポスト系AAが効いちゃうので一層ボケてると感じてしまうのはわかります。ですが例えばトレーニングモードの小屋が一列に奥に並ぶように見える場所に立ち見回してみましょう。小屋の縦の線がジャギーだらけでものすごくチラツキ、間に敵が居ても非常に見にくいですよ。AAを効かせた方がすぐ敵がわかります。
まぁ強いて言うならFXAAみたいなしょうもないAAをONにするくらいならOFFのシャープ感とった方がまだマシってくらいですかね。
ジャギーを消しつつ精細に描画してほしいなら「鮮明度」をONにすれば少し解決します。
これはポスト的に単にシャープネスを効かせてるだけでしょうね。まぁ無いよりはいくらかマシです。
わざとらしい絵になるので私はOFFですが。
あと、ポストプロセスですが、「高設定にすればするほどハッキリと見えるようになります。」
とありますがPUBGのポストプロセスにシャープネス関係はほとんどありません。
影の影響で若干メリハリに違いが出る程度でそう感じてるのかもしれませんが、それよりPUBGではポストプロセスは寧ろ低くしないとAOが効いて室内などでは特に暗くて見にくくなるだけですよ。
まぁ個人的に「綺麗=見やすい」では無い人もいると思うで一概にどれが良いとは言えませんが、機能と見た目の感想がズレていたので言及させて頂きました。
コメントありがとうございます。
その辺のどうのような処理をしているかとかは詳しくないのでとても助かります。