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全サウンドカード性能比較まとめ【ソフトウェア機能や本体で出来る機能、サラウンドの足音の聞き取りやすさなど】

全サウンドカード性能比較まとめ

当記事では今までレビューしてきたサウンドカードの性能をまとめています。

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性能(スペック)表

  • サンプリングレート:音声データを1秒間に何回記録するかの数値。数値が高いほどより原音に忠実な音声になる。
  • ビット深度:音声の深さ。数値が高いほどより原音に忠実な音声になる。
  • 周波数特性:出力可能な周波数帯域。
  • インピーダンス:抵抗値。これが高いほど音が小さくなり、ノイズが乗りにくくなる。
  • S/N 比:シグナル(鳴らしたい音)とノイズ(雑音)の比率を表わす数値。これが大きいほどノイズが少ない。
サウンドカード 接続端子 オーディオ出力
サンプリングレート
マイク入力
サンプリングレート
オーディオ
出力周波数特性
推奨ヘッドフォン
インピーダンス
ASTRO
MixAmp Pro TR
・ヘッドフォン端子(4極3.5mm)
・デイジーチェーンポート×2
・オプティカル入力
・Micro USBポート
・AUX入力/MIC出力
・ストリームポート
16bit/48kHz モノラル:16bit/48kHz 10~24000Hz
Creative
Sound BlasterX G6
・ヘッドフォン端子(4極3.5mm)
・ライン出力(3.5mm)/光デジタル出力(丸型)
・ライン入力(3.5mm)/光デジタル入力(丸型)
・マイク入力(3.5mm)
ステレオ:最大32bit/384kHz
7.1:32bit/96kHz
ステレオ:最大32bit/192kHz
Creative
Sound Blaster Play! 3
・ヘッドフォン出力端子(3.5mm4極)
・マイク端子(3.5mm)
最大24bit/96kHz ステレオ:最大24bit/48kHz
EPOS
GSX300
・ヘッドフォン出力端子(3.5mm3極)
・マイク端子(3.5mm)
最大24bit/96kHz
(ゲーミングスイートのインストール
時は7.1@16bit/48kHz固定)
モノラル:最大16bit/48kHz 25~75Ω
EPOS
GSX1200 PRO
・ヘッドフォン出力端子(3.5mm4極)
・マイク端子(3.5mm)
・3.5mmラウドスピーカー端子
・2.5mmチャットインターフェイス端子A
・2.5mmチャットインターフェイス端子B
ステレオ:最大16bit/48kHz
(HD:24bit/96kHz)
7.1:最大16bit/48kHz
モノラル:最大16bit/16kHz 0~48000Hz 16~150Ω
SteelSeries
GameDac
・ヘッドフォン端子(4極3.5mm)
・光学ジャック
・USBジャック
・LineOutジャック
・モバイルジャック
16bit/48kHz
ハイレゾモードの場合:最大24bit/96kHz
モノラル:16bit/48kHz 5~40000Hz 16~80Ω
Xtrfy
SC1
・ヘッドフォン出力端子(3.5mm3極)
・マイク端子(3.5mm)
最大24bit/96kHz ステレオ:16bit/48kHz 25~75Ω

機能面

機能面
サウンドカード ソフトウェア サラウンドサウンド機能 イコライザー機能 サイドトーン
(3.5mmマイク端子)
その他音声フィルター機能
ASTRO
MixAmp Pro TR
・ノイズゲート
・マイクレベル
・サイズトーンレベル
など
Creative
Sound BlasterX G6
・Crystalizer
・バス
・Smart Vol
・Dialog+
・Scout Mode
・マイク音声加工機能
・マイクレベル
・サイズトーンレベル
など
Creative
Sound Blaster Play! 3
・Crystalizer
・バス
・Smart Volume
・Dialog+
・マイクレベル
・サイズトーンレベル
など
EPOS
GSX300
・反響
・音声強化機能
・マイクゲイン
・サイドトーンレベル
・ノイズゲート
・ノイズキャンセリング
など
EPOS
GSX1200 PRO
× 〇(カスタマイズ不可) ・サラウンド増幅
・リバーブ(エコー効果)
・サイドトーンレベル
など
SteelSeries
GameDac
・マイクレベル
・サイズトーンレベル
など
Xtrfy
SC1
× × × ×
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本体で出来る機能

本体で出来る機能
サウンドカード メイン音量調節 マイク音量調節 サイドトーン
音量調節
ゲーム/ボイスチャット音量
バランス調節
サラウンド切り替え イコライザー切替 プリセット切替 その他
ASTRO
MixAmp Pro TR
× × ・デイジーチェーン
Creative
Sound BlasterX G6
× × × × × ・Scount Mode切替
・Acoustic Engine切替
・ヘッドホンゲインL/H切替
Creative
Sound Blaster Play! 3
× × × × × × ×
EPOS
GSX300
× × × ×
EPOS
GSX1200 PRO
・サラウンド増幅
・リバーブ(エコー効果)
・サイドトーンレベル
・プリセット保存、初期化
・デイジーチェーン
など
SteelSeries
GameDac
× ・ディスプレイによる詳細設定
Xtrfy
SC1
× × × × × × ×

音楽、映画鑑賞向け機能

実際に使ってみて音楽、映画鑑賞に向いていると感じた機能のみ記載しています。

サウンドカード 音楽、映画鑑賞向け機能
ASTRO
MixAmp Pro TR
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Creative
Sound BlasterX G6
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Surround:空間表現や臨場感を強める機能。
Crystalizer:音にメリハリをつける機能。
バス:低音を強化する機能。
Smart Vol:曲と曲との音量差をフラットにする機能。
Creative
Sound Blaster Play! 3
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Surround:空間表現や臨場感を強める機能。
Crystalizer:音にメリハリをつける機能。
バス:低音を強化する機能。
Smart Volume:曲と曲との音量差をフラットにする機能。
EPOS
GSX300
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
7.1chサラウンド:空間表現や臨場感を強める機能。
EPOS
GSX1200 PRO
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
7.1chサラウンド:空間表現や臨場感を強める機能。
SteelSeries
GameDac
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
DTS HEADPHONE:X V2:空間表現や臨場感を強める機能。
Xtrfy
SC1
無し
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FPS向け機能

実際に使ってみてFPSに向いていると感じた機能のみ記載しています。

サウンドカード 音楽、映画鑑賞向け機能
ASTRO
MixAmp Pro TR
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Creative
Sound BlasterX G6
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Crystalizer:音にメリハリをつける機能。
Creative
Sound Blaster Play! 3
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Crystalizer:音にメリハリをつける機能。
EPOS
GSX300
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
EPOS
GSX1200 PRO
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
SteelSeries
GameDac
イコライザー:周波数ごとに音の強弱をつけることが出来る機能
Xtrfy
SC1
無し

FPSでのサラウンドサウンドの足音の聞き取りやすさ

実際にFPSゲームでサラウンドサウンドをONにして確認しました。あくまで個人的な所感なので参考程度によろしくお願いいたします。

  • サラウンドサウンドの足音の聞き取りやすさ:0(ステレオよりも聞き取りにくくなった)~10(ステレオよりも聞き取りやすくなった)
サウンドカード Apex Legends Valorant
ASTRO
MixAmp Pro TR
3 1
Creative
Sound BlasterX G6
4 3
Creative
Sound Blaster Play! 3
5 4
EPOS
GSX300
4 4
EPOS
GSX1200 PRO
1 3
SteelSeries
GameDac
3 1
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