当記事では多ボタンゲーミングマウスのおすすめと選び方を紹介します。
私はFPS歴10年以上、ゲーミングマウス40種類以上所持しています。その中で本当に使いやすかったものやレビューはしてないものの使いやすいであろうゲーミングマウスを紹介します。
もくじ
多ボタンマウスの利点
多ボタンマウスの利点はキーボード操作の負担を少なくすることができることです。
MMOやスキルや補助操作の多いFPSなどはキーボード側での割り当てがどうしても増えてしまい操作の負担が大きくなってしまいます。
それらのキーボードに割り振っていた操作をマウス側のボタンに割り振ることで快適にゲームすることでできるようになります。
しかしボタンが多いことのデメリットも当然あります。
1つはボタンが指に当たってしまい操作性を悪くするということです。この辺はマウスによってボタンの位置や数が違うので全てのマウスに言えるわけではないですが、左サイドにボタンが集中しているものによく見られる傾向にあります。
もう1つは重量が重くなることです。ボタンが多ければ多いほどその分重量が重くなる傾向にあります。FPSゲームで使う場合、重すぎると操作性を悪くするのでその点を踏まえて選ぶ必要があります。
多ボタンゲーミングマウスの選び方
MMOで使うかFPSで使うか
MMOで使用する場合、操作のしやすさよりも割り当てられる数を増やして快適にゲームができるものを選んだほうが良いです。
ボタンの数はマウスによって違いますが、左サイドに集中しているタイプがボタンの数は多い傾向にあります。
FPSで使用する場合、操作のしやすさがとても重要なのでマウスを保持しやすいものを選んだほうが良いです。
ボタンが左サイドに集中しているマウスだとボタンが指にあたってしまい操作性を悪くするためあまりよくありません。そのためFPSの場合は左サイドではなくクリックボタンの横に付いているものやチルトホイールのマウスを選ぶと良いです。
有線か無線か
多ボタンマウスにもワイヤレスのものがあります。
有線マウスと比べて少し価格が高めですが、かなり快適になります。
また、それぞれにメリットデメリットがあります。
有線のメリット、デメリット
◎メリット
- 無線ゲーミングマウスと比べて価格が安い
- 無線ゲーミングマウスと比べて軽量
- 種類が豊富
◎デメリット
- ケーブルがマウスパッドに引っ張られる、物に引っかかる
- マウスバンジー等ケーブルを固定する物が必要になる
無線のメリット、デメリット
◎メリット
- ケーブルが引っ張られたり、引っかかることがない
- ケーブルが無い+マウスバンジー等が必要ないので机周りがスッキリする
◎デメリット
- 充電、電池の交換が必要になる
- 有線ゲーミングマウスと比べて価格が高い
- 有線ゲーミングマウスと比べて、電池やバッテリー分の重さが加わるため重くなる
その他マウス選びの観点
その他にも「自分のマウスの持ち方に合ったマウス」「重さ」など確認しておきたいことがいくつかあります。特にFPSのようなマウス操作で勝敗を分けるゲームでは綿密に選ぶ必要があります。
気になる方は下の記事でまとめているので是非ご確認ください。
おすすめの多ボタンゲーミングマウス
Razer Basilisk V2
割り当て可能なボタン | 13箇所(左右メイン、左サイド×2、ホイールボタン、上下スクロール、チルトボタン×2、DPI変更ボタン×2、マルチファンクションパドル、プロファイルボタン) |
---|---|
ケーブルタイプ | Razer Speedflex ケーブル |
ケーブル長 | 2.1m |
長さ | 130mm |
幅 | 60mm |
高さ | 42mm |
重量 | 92g(ケーブルを除く) |
DPI | 100~20000dpi(50刻み) |
ポーリングレート | 125/500/1000hz |
最大認識速度 | 650IPS |
最大加速度 | 50G |
耐クリック回数 | 7000万回 |
センサー | Razer Focus+ オプティカルセンサー |
【特徴】
- ボタン数11個
- FPS/MMO向け
- 「Razer Basilisk」の上位互換、基本的な形状は継承され、センサー、メインスイッチ、ケーブル、重さなどの性能が上がっている
- スクロールホイールの重さを調整できる機能付き
- 従来のスイッチと比べ応答時間より高速、クリックの誤操作の防止や耐クリック回数の向上を実現したRazerオプティカルマウススイッチを採用
- とても柔らかく低摩擦なRazerSpeedflexケーブル
- マウスパッドなどの表面に合わせてセンサーの較正をしてくれる機能やリフトオフレンジ(マウスを持ち上げた時にセンサーが感知する距離)を調整できる機能有り
【⇓詳細はこちら⇓】
Razer Basilisk Ultimate
割り当て可能なボタン | 13箇所(左右メイン、左サイド×2、ホイールボタン、上下スクロール、チルトボタン×2、DPI変更ボタン×2、マルチファンクションパドル、プロファイルボタン) |
---|---|
ケーブルタイプ | ワイヤレス、Razer Speedflex ケーブル |
ケーブル長 | 2.1m |
長さ | 130mm |
幅 | 60mm |
高さ | 42mm |
重量 | 107g |
DPI | 100~20000dpi(50刻み) |
ポーリングレート | 125/500/1000hz |
最大認識速度 | 650IPS |
最大加速度 | 50G |
耐クリック回数 | 7000万回 |
センサー | Razer Focus+ オプティカルセンサー |
【特徴】
- ボタン数11個
- FPS/MMO向け
- 「Razer Basilisk」シリーズの最上位マウス、「Razer Basilisk V2」をそのままワイヤレスにしたようなマウス
- スクロールホイールの重さを調整できる機能付き
- 従来のスイッチと比べ応答時間より高速、クリックの誤操作の防止や耐クリック回数の向上を実現したRazerオプティカルマウススイッチを採用
- とても柔らかく低摩擦なRazerSpeedflexケーブル
- マウスパッドなどの表面に合わせてセンサーの較正をしてくれる機能やリフトオフレンジ(マウスを持ち上げた時にセンサーが感知する距離)を調整できる機能有り
- 充電ドックに乗せるだけ充電できる
【⇓詳細はこちら⇓】
【少しだけ安い充電ドック無し版】
Razer Naga Pro
ボタン | 20箇所(左右クリックボタン、左サイド×2~12、ホイールボタン、左右チルト、DPI変更ボタン×2、PROFILEボタン)+接続方式切替スイッチ |
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ケーブルタイプ | ワイヤレス or Razer Speedflex ケーブル |
ケーブル長 | 1.9m |
長さ | 119mm |
幅 | 74.5mm |
高さ | 43mm |
重量 | 117g |
DPI | 100~20000dpi(50刻み) |
ポーリングレート | 125/500/1000hz |
最大認識速度 | 650IPS |
最大加速度 | 50G |
耐クリック回数 | 7000万回 |
センサー | Razer Focus+ オプティカルセンサー |
【特徴】
- ボタン数20個
- MMO向け
- FPS/バトルロワイヤル/MMO向けの交換可能なサイドプレート
- Razer HyperSpeed Wireless
- Razer Focus+ オプティカルセンサー
- Razer オプティカルマウススイッチ
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Logicool G502 HERO(G502h)
割り当て可能なボタン | 11箇所(左右メイン、左サイド×2、左クリックサイド×2、DPIシフトボタン、プロファイルサイクルボタン、ホイールボタン、チルトホイールボタン左右) |
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ケーブルタイプ | 布巻き |
ケーブル長 | 2.10m |
長さ | 132mm |
幅 | 75mm |
高さ | 40mm |
重量 | 126.5g(マウスのみ)、154.5(3.6gウェイト×5搭載) |
DPI | 100~25600dpi(50刻み) |
ポーリングレート | 125/250/500/1000hz |
最大認識速度 | 400IPS |
最大加速度 | 40G |
【特徴】
- ボタン数11個
- FPS/MMO向け
- ロジクール史上最高精度のゲーミングセンサー「HERO 25K」を搭載
- 126.5gとなかなかの重量級。3.6gのウェイトが5枚付属しており、126.5g~154.5gの範囲で調整可能
- ホイールをノッチあり(コリコリ感)とスピンで切替可能
【⇓詳細はこちら⇓】
Logicool G502WL
相性の良い持ち方 | かぶせ持ち |
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ボタン | 11箇所(左右クリックボタン、左サイド×3、左クリックサイド×2、ホイールボタン、左右チルト、ホイール下)+ホイールスピン切替ボタン |
接続タイプ | 有線 or ワイヤレス |
ケーブルタイプ | 布巻き |
ケーブル長 | 1.8m |
長さ | 132mm |
幅 | 75mm |
高さ | 40mm |
重量 | 114g |
DPI | 100~25600dpi(50刻み) |
ポーリングレート | 125/250/500/1000hz |
最大認識速度 | 400IPS |
最大加速度 | 40G |
【特徴】
- G502 HEROのワイヤレスマウス
- G502 HEROから7g軽量化
- 左右非対称マウスでかぶせ持ちとの相性が良い
- ロジクール史上最高精度のゲーミングセンサー「HERO 25K」を搭載
- 11個のプログラム可能な多ボタンマウス
- ホイールをノッチあり(コリコリ感)とスピンで切替可能
【⇓詳細はこちら⇓】
Logicool G600t
割り当て可能なボタン | 20箇所(左右クリックボタン、左サイド×12、右サイド×1、ホイールボタン、左右チルト、ホイール下×2) |
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ケーブルタイプ | 布巻き |
ケーブル長 | 2.10m |
長さ | 118mm |
幅 | 75mm |
高さ | 41mm |
重量 | 133g(ケーブル除く) |
DPI | 200~8200dpi |
ポーリングレート | 125/250/500/1000hz |
最大認識速度 | 160IPS |
最大加速度 | 30G |
耐クリック回数 | 2000万回 |
センサー | – |
【特徴】
- 20個のプログラム可能な多ボタンマウス
- MMO向け
- 右サイドのGシフトボタンで割り当てられる数が倍になる
- チルトホイール機能付き
【⇓詳細はこちら⇓】
Logicool G604
割り当て可能なボタン | 15箇所(左右クリックボタン、左サイド×6、左クリックサイド×2、上下スクロール、ホイールボタン、左右チルト)+ホイールスピン切替ボタン+ワイヤレス接続切替ボタン |
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ケーブルタイプ | ワイヤレス |
ケーブル長 | – |
長さ | 130mm |
幅 | 80mm |
高さ | 45mm |
重量 | 135g(単三形乾電池装着時) |
DPI | 100~25600dpi(50刻み) |
ポーリングレート | 125/250/500/1000hz |
最大認識速度 | 400IPS |
最大加速度 | 40G |
耐クリック回数 | – |
センサー | HERO 25Kセンサー |
【特徴】
- 15個のプログラム可能な多ボタンマウス
- FPS/MMO向け
- LIGHTSPEEDワイヤレス
- ロジクール史上最高精度のゲーミングセンサー「HERO 25K」を搭載
- チルトホイール機能付き
【⇓詳細はこちら⇓】
ゲーミングマウスと普通のマウスの違い
そもそもゲーミングマウスとは何ぞやという方は下の記事でまとめているので気になる方は是非ご覧ください。
マウスの滑りやすさはマウスパッドで調節したほうが良い
マウスによって滑りやすさがかなり違います。
ですがマウスの持ちやすさを犠牲にしてまで、滑りやすさを重視して選ぶのはもったいないです。
マウスパッドにも滑りやすいタイプ~滑りづらいタイプまでたくさんあるので、滑りやすさはマウスパッドで調節するようにすると良いです。
マウスバンジーを使ってケーブルの煩わしさを解消
FPSのようなマウスを激しく動かすゲームではケーブルが邪魔になり、マウス操作の妨げになることが良くあります。
マウスバンジーというケーブルを固定するアイテムを使うことでケーブルの煩わしさはかなり解消されるので、有線マウスを使用する場合は検討してみてはどうでしょうか。