当記事では色々なアームカバーをFPSゲームの観点から比較レビューしていきます。
⇓動画でも確認できます⇓
今回レビューするアームカバー
SkyPAD | BeANCA | CW-X | DUNLOP | Eadali | AZ-FRONT | AZNABLE | |||
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画像 | |||||||||
タイプ | 手首タイプ | 指掛けタイプ | 手首タイプ | 手首タイプ | 指掛けタイプ | 指掛けタイプ | 手首タイプ | 手首タイプ | 手袋タイプ |
サイズ | S~M、L~XL | S~M、L~XL | – | S、M | S、M、L | S~M、M~L | S、M、L | M、L、XL、2XL | M、L、XL、2XL |
価格 | 【2023/02/25時点Amazon価格】 S~M:2,722円 L~XL:2,722円 |
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枚数 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 両手1枚ずつ | 両手1枚ずつ | 1枚 | 両手1枚ずつ | 両手1枚ずつ | 両手1枚ずつ |
利き手 | 両利き対応 | 両利き対応 | 両利き対応 | 右手用、左手用 | 右手用、左手用 | 右手用 | 右手用、左手用 | 右手用、左手用 | 右手用、左手用 |
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仕様や装着感
参考として、私の手のサイズと腕の周囲を乗せておきます。私は男性の標準的サイズかと思います。
- 手のひら前方の幅:7.5cm
- 手のひら後方の幅:10cm
- 手首の周囲:15.5cm
- 前腕の周囲:27cm
- 上腕の周囲:33cm
SkyPAD ゲーミングアームスリーブ(S~Mサイズ)
カバーできる範囲としては手首から腕全体をカバーできるタイプ。腕全体を覆うように装着しても、手のひら後部を覆うくらいの余裕はあります。
ただ手のひら部分まで持ってくると袖口が張ってしまうので、マウスと干渉してしまうと思います。
アームカバー全体がゴムのように伸縮性のある素材でできており、装着すると着圧に寄りフィットするようになっています。
上腕口の裏面には滑り止めシリコンが施されており、ズレ落ちにくくなっています。袖口には滑り止めが無く、伸縮性により手首に止まるといった感じになっています。
質感としては表面はツルツルとサラサラの中間といった感じで、裏面はサラサラとした質感をしています。
装着感
袖口には滑り止めシリコンが無い分伸びやすく、多少手首が太い人でもきつく感じないと思います。ただ上腕側には滑り止めシリコンがある分伸びにくく、少しきつく感じられました。なので腕が太い人は大きめのサイズを選ぶか、上腕まで上げず前腕まで降ろして使うなどする必要があるかと思います。
また袖口を手のひらまで持ってくると結構窮屈に感じられます。あくまで手首にあったサイズ感といった感じです。
肌触りはとても優しく、縫い目もありますが硬くないため不快感はかなり少ないです。
長時間利用による湿気の籠りもほとんどなく、通気性は優れている印象でした。
SkyPAD ゲーミングアームスリーブ 指掛けタイプ(S~Mサイズ)
カバーできる範囲としては手のひらから腕全体をカバーできるタイプで、指だけが出るようになっています。指が出る口は親指部分と人差し指から小指までの部分があり、親指の人差し指の間で引っかかるようになっています。
手をマウスを持つ形にすると多少張りますが手首タイプほど張らないので、マウスとの干渉はそこまで無いかと思います。
滑り止めや質感としては手首タイプと全く同じです。
装着感
手首から上腕までの装着感は手首タイプと同じです。
手のひら部分に関しては、私の手のサイズは標準的サイズかと思いますが人差し指から小指までの口が少し窮屈に感じられました。腕がきついとかであれば我慢できますが、手のひら部分はマウス操作に影響するので、手が大きめの人は大きめのサイズを選択するのが良いかもしれません。
肌触りはとても優しく、縫い目もありますが硬くないため不快感はかなり少ないです。
長時間利用による湿気の籠りもほとんどなく、通気性は優れている印象でした。
BeANCA AIM COVER MK-Ⅱ COMPRESSION
カバーできる範囲としては手首から腕全体をカバーできるタイプです。腕全体を覆うように装着しても、手のひら後部を覆うくらいの余裕はあります。
ただ手のひら部分まで持ってくると袖口が張ってしまい、マウスと干渉してしまうと思います。
このアームカバーも全体がゴムのように伸縮性のある素材でできており、着圧に寄りフィットするようになっています。ただ伸縮性としてはそこまで強くありません。
滑り止めは袖口、上腕口ともに施されていません。手首側は伸縮性により手首あたりにまとまりますが、上腕側は若干ズレ落ちてくる感覚があります。とは言え基本問題ないレベル。
質感としては表面、裏面ともにサラサラとした質感をしています。
装着感
手首から上腕まできつ過ぎず緩すぎずで、ちょうどいいフィット感でした。ただ伸縮性が弱い分、腕が極端に太い人や細い人はきつかったり緩かったりするかもしれません。
肌触りとしては表面が硬く縫い目が厚いため、チクチクする部分があります。肌触りが悪いとまではいかないですが、あまり良いとは言えません。
長時間利用による湿気の籠りは感じられませんが、若干熱が逃げにくいような感覚が他より強い印象でした。
CW-X アームカバー(Mサイズ)
カバーできる範囲としては手首から腕全体をカバーできるタイプです。腕全体を覆うように装着すると手のひらまでは持ってこれないので、手のひらまで持ってきたい場合は少し下げる必要があります。
また手のひら部分まで持ってくると袖口が張ってしまい、マウスと干渉してしまうと思います。
このアームカバーも全体がゴムのように伸縮性のあるタイプです。
上腕口の裏面には滑り止めゴムが施されており、ズレ落ちにくくなっています。シリコンではないのでややグリップが弱く圧迫感が強いです。袖口には滑り止めが無く、伸縮性により手首に止まるといった感じになっています。
質感としては表面はサラサラとした感じで、裏面はサラサラとザラザラを合わせたような質感といった感じです。
装着感
袖口には滑り止めシリコンが無い分伸びやすく、多少手首が太い人でもきつく感じないと思います。ただ上腕側には滑り止めゴムが施されている分、圧迫感が強いです。なので腕が太い人は大きめのサイズを選ぶか、上腕まで上げず前腕まで降ろして使うなどする必要があるかと思います。
また袖口を手のひらまで持ってきても窮屈感はそこまで有りません。
肌触りはとても優しく、縫い目もありますが硬くないため不快感はかなり少ないです。
長時間利用による湿気の籠りもほとんどなく、通気性は優れている印象でした。
CW-X アームカバー 指掛けタイプ(Mサイズ)
カバーできる範囲としては手のひらから腕全体をカバーできるタイプで、しっかり装着すると袖口が手のひら中央当たりに来るようになっています。指が出る口は親指部分と人差し指から小指までの部分があり、親指の人差し指の間で引っかかるようになっています。
手をマウスを持つ形にすると多少張りますが手首タイプほど張らないので、マウスとの干渉はそこまで無いかと思います。
滑り止めや質感としては手首タイプと概ね同じです。
装着感
手首から上腕までの装着感は手首タイプと同じです。
手のひら部分に関しては、きつ過ぎず緩すぎずでちょうどいいサイズ感といった感じでした。
肌触りはとても優しく、縫い目もありますが硬くないため不快感はかなり少ないです。
長時間利用による湿気の籠りもほとんどなく、通気性は優れている印象でした。
DUNLOP ゲーミングマッスルアームサポーター(S~Mサイズ)
カバーできる範囲としては手のひら寄りの手首から上腕下部までをカバーできるタイプで、しっかり装着すると袖口が手のひらに若干かかる程度の位置に来るようになっています。口が分かれているタイプではなく、フックに小指を引っ掛けることで固定します。
手をマウスを持つ形にしても袖口が手のひら部分に無いので、マウスとの干渉はほとんど無いかと思います。
このアームカバーも全体がゴムのように伸縮性のあるタイプです。他のアームカバーと比べかなり着圧が強いタイプで、結構圧迫感が強めです。
上腕口の裏面にはナノ繊維素材による滑り止めが施されており、ズレ落ちにくくなっています。袖口には滑り止めはありません。
質感としては表面、裏面ともにツルツルとザラザラを合わせたような質感をしています。
装着感
サイズ選択をミスったのかそういう仕様なのか分かりませんが、圧迫感がかなり強く感じられました。着圧に寄り筋肉の動きをサポートする仕様みたいなので多少は許容できるのですが、個人的にはきつ過ぎるように感じられました。私はめちゃくちゃ腕が太いというタイプでもないので、男性の場合は大きめのサイズを選択したほうが良いんじゃないかと思います。
袖口部分は窮屈感は無く、このサイズでも問題なく使えそうな感じでした。
個人的に気になった点としては小指にかけるフック部分ですが、小指にかけているとかなり不快に感じられました。マウス操作の妨げになるという訳ではないですが、気になってゲームどころではないと思いました。そこで小指部分は外して使ってみましたが、案外ズレるということは無く問題なく使えていたので私が使うときはフックは外して使うかと思います。
肌触りとしては表面が硬く、優しいとは言えないといった感じでした。チクチクするという感覚はありませんが、肌触りとしてはあまり良くありません。
湿気の籠りとしては表面がツルツルとした素材だからか、他と比べ熱が逃げにくい感覚が強く若干籠りやすい印象でした。とは言え基本問題ないレベルです。
Eadali アームカバー(Mサイズ)
カバーできる範囲としては手首から腕全体をカバーできるタイプです。腕全体を覆うように装着しても、手のひら後部を覆うくらいの余裕はあります。
ただ手のひら部分まで持ってくると袖口が張ってしまい、マウスと干渉してしまうと思います。
このアームカバーも全体がゴムのように伸縮性のあるタイプです。
上腕口の裏面には滑り止めシリコンが施されており、ズレ落ちにくくなっています。袖口には滑り止めが無く、伸縮性により手首に止まるといった感じになっています。
質感としては表面はかなりツルツル寄りの質感で、裏面はサラサラとした質感をしています。
装着感
袖口は伸び縮みしやすく、多少手首が太い人でもきつく感じないと思います。ただ上腕側は厚めに縫われていて締め付けが強く、少しきつく感じられました。なので腕が太い人は大きめのサイズを選ぶか、上腕まで上げず前腕まで降ろして使うなどする必要があるかと思います。
また袖口を手のひらまで持ってくると結構窮屈に感じられます。あくまで手首にあったサイズ感といった感じです。
肌触りはとても優しく、縫い目もありますが硬くないため不快感はかなり少ないです。
長時間利用による湿気の籠りは感じられませんが、若干熱が逃げにくいような感覚が他より強い印象でした。
AZ-FRONT アームカバー(Mサイズ)
カバーできる範囲としては手首から腕全体をカバーできるタイプです。腕全体を覆うように装着すると手のひらまでは持ってこれないので、手のひらまで持ってきたい場合は少し下げる必要があります。
また手のひら部分まで持ってくると袖口が張ってしまい、マウスと干渉してしまうと思います。
このアームカバーも全体がゴムのように伸縮性のあるタイプです。
上腕口の裏面には滑り止めシリコンが施されており、ズレ落ちにくくなっています。袖口には滑り止めが無く、伸縮性により手首に止まるといった感じになっています。
質感としては表面はツルツルとザラザラの中間といったような質感で、裏面はザラザラとした質感をしています。
装着感
個人的にはMサイズだと手首から腕まで全体的に結構きつめといった感じでした。手首は私はかなり細い方なので、男性の一般的手のサイズだとLサイズ以上を選択したほうが良さそうです。
また袖口を手のひらまで持ってくると結構窮屈に感じられます。あくまで手首にあったサイズ感といった感じです。
肌触りとしては表面はとても優しいですが、縫い目が硬めで当たる感覚が結構強く少し気になる印象でした。
長時間利用による湿気の籠りは感じられませんが、若干熱が逃げにくいような感覚が他より強い印象でした。
AZNABLE ゲーミンググローブ(Sサイズ)
カバーできる範囲としては指の第1関節から手首までをカバーできるタイプです。指先は穴が空いています。
この手袋も伸縮性がありますが伸縮性は弱く、僅かに伸び縮みするといった感覚です。
滑り止め加工がされている部分は無く、サラサラとした薄手の手袋といった感じの質感です。
装着感
個人的にSサイズだと少し小さめに感じられました。問題ないレベルではありますがもう少しゆとりが欲しい印象なので、標準的手のサイズの人だとLサイズ以上を選択するのが良さそうです。
装着感としてはまぁ普通の手袋といった感じです。肌触りは優しいですが、指を曲げたりすると若干硬さを感じる印象です。
長時間利用による湿気の籠りは感じられませんが、若干熱が逃げにくいような感覚が他より強い印象でした。
マウスの動かし方や持ち方の相性
SkyPAD ゲーミングアームスリーブ
マウスの動かし方の相性としてはカバーできる範囲が手首から腕全体までなので、「肘支点」のみ対応しています。ただ手のひら後部部分くらいまでは伸ばすことは出来るので、「手首支点」にも対応できます。しかしその場合袖が張ってしまうのでマウスに干渉します。
持ち方の相性としては袖を手首まで降ろしている場合は、マウスに干渉することが無いので全ての持ち方に対応できます。手のひら部分まで降ろした場合はかぶせ持ちとつかみ持ちでは干渉してしまうため、つまみ持ちのみなんとか扱えるといった印象です。
SkyPAD ゲーミングアームスリーブ 指掛けタイプ
マウスの動かし方の相性としてはカバーできる範囲が手のひらから腕全体までなので、「手首支点」と「肘支点」に対応しています。
持ち方の相性としては一応全ての持ち方に対応できます。ただマウスを持つ形をすると袖が少しだけ張ってしまうので、かぶせ持ちとつかみ持ちでは少し干渉してしまいます。なのでかぶせ持ちとつかみ持ちでは浅めに持つか押さえつける様に保持する必要があります。
BeANCA AIM COVER MK-Ⅱ COMPRESSION
「SkyPAD ゲーミングアームスリーブ」と同様に手首タイプなのでマウスの動かし方や持ち方の相性としては「肘支点」のみ対応しており、全ての持ち方を扱うことが出来ますが手のひら部分まで降ろした場合はつまみ持ちのみ何とか扱えるといった感じです。
CW-X アームカバー
マウスの動かし方や持ち方の相性としては他の手首タイプと同様に「肘支点」のみ対応しており、全ての持ち方を扱うことが出来ますが手のひら部分まで降ろした場合はつまみ持ちのみ何とか扱えるといった感じです。
CW-X アームカバー 指掛けタイプ
マウスの動かし方の相性としてはカバーできる範囲が手のひら後部から腕全体までなので、「手首支点」と「肘支点」に対応しています。
持ち方の相性としては全ての持ち方に対応できます。マウスを持つ形をすると袖が少しだけ張ってしまいますがその張りがかなり少なく、かぶせ持ちやつかみ持ちでも干渉としてはかなり少ない印象でした。かぶせ持ちやつかみ持ちでも十分使用可能なレベルかと思います。
DUNLOP ゲーミングマッスルアームサポーター
マウスの動かし方の相性としてはカバーできる範囲が手のひら寄りの手首から上腕下部までなので、「手首支点」と「肘支点」に対応しています。しかし若干母指球が露出しているので手のひらをベタ付けする人はカバーしきれない場合もあります。
持ち方の相性としては袖がマウスに干渉する位置に来ないので全ての持ち方に対応できます。
Eadali アームカバー
マウスの動かし方や持ち方の相性としては他の手首タイプと同様に「肘支点」のみ対応しており、全ての持ち方を扱うことが出来ますが手のひら部分まで降ろした場合はつまみ持ちのみ何とか扱えるといった感じです。
AZ-FRONT アームカバー
マウスの動かし方や持ち方の相性としては他の手首タイプと同様に「肘支点」のみ対応しており、全ての持ち方を扱うことが出来ますが手のひら部分まで降ろした場合はつまみ持ちのみ何とか扱えるといった感じです。
AZNABLE ゲーミンググローブ
マウスの動かし方の相性としてはカバーできる範囲が手のひら~手首までなので、「手首支点」のみ対応しています。
持ち方の相性としては一応全ての持ち方に対応できます。ただマウスを持つ形をすると手のひら部分が少しだけ張ってしまうので、かぶせ持ちとつかみ持ちでは少し干渉してしまいます。なのでかぶせ持ちとつかみ持ちでは浅めに持つか押さえつける様に保持する必要があります。
マウスパッドとの相性
マウスパッドの相性としては「ソフトタイプのザラザラ系/サラサラ系/ツルツル系」「ハイブリッドタイプのザラザラ系/ツルツル系」「ハードタイプのザラザラ系/ツルツル系」のそれぞれで、摩擦の強弱を確認していきます。
ただし摩擦の強弱での相性の良し悪しは人それぞれの感覚によって大きく異なる部分かと思うので、ここでは相性の良し悪しは決めずに摩擦の強弱のみ見ることにします。
摩擦の強弱は横方向(水平方向)で確認しています。全て感覚で確認していますので、参考程度にお考え下さい。
ARTISAN FX 零 ソフト(ザラザラ系) |
BenQ ZOWIE G-SR ソフト(サラサラ系) |
Logicool G640 ソフト(ツルツル系) |
ARTISAN FX 飛燕 ハイブリッド(ザラザラ系) |
ARTISAN FX 雷電 ハイブリッド(ツルツル系) |
Xtrfy GP3 ハード(ザラザラ系) |
SkyPAD Glass 3.0 XL ハード(ツルツル系) |
|
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SkyPAD | 7.8 | 5.8 | 1.8 | 1.3 | 1.8 | 5.5 | 1 |
SkyPAD 指掛けタイプ |
7.3 | 5.5 | 1.5 | 1 | 1.3 | 5.3 | 1 |
BeANCA | 7.5 | 6 | 2 | 1.5 | 1.5 | 6 | 1 |
CW-X | 7.8 | 5.8 | 2 | 1.5 | 1.8 | 6 | 1 |
CW-X 指掛けタイプ |
7.8 | 5.8 | 2 | 1.5 | 1.8 | 6 | 1 |
DUNLOP | 8 | 6.3 | 2.5 | 1.5 | 1.8 | 5.3 | 1 |
Eadali | 8.3 | 6.3 | 2.5 | 1.5 | 1.8 | 6 | 1 |
AZ-FRONT | 7.5 | 5.5 | 1.5 | 1 | 1.8 | 6 | 1 |
AZNABLE | 8 | 8 | 7 | 6.5 | 6 | 5.5 | 1.5 |
まず感じられた傾向として、一般的なアームカバーでは質感に寄って多少の摩擦の強弱はありますが、マウスパッドの違いによる摩擦の強弱ほどの差は出ない印象でした。よっぽど特殊な質感のアームカバーでない限りは他のアームカバーと大きく摩擦が変わることは無いかと思います。
その中で比較的摩擦が強く感じられたのは「DUNLOP」と「Eadali」で、マウスパッドに寄って違いはありますが全体的にみるとやや摩擦が強めに感じられました。「AZNABLE ゲーミンググローブ」は質感としては普通の手袋なのでかなり摩擦が強く、ゲームには向いていないかなと感じました。
マウスパッドの違いによる傾向としてはソフトタイプとハイブリッドタイプは表面が柔らかいコントロール寄りのマウスパッドが摩擦が強い傾向。今回確認したハイブリッド系は表面が硬めのものだったので摩擦は少ないですが、柔らかいタイプのものだとかなり摩擦が強かったです。
ハードタイプはシンプルに表面の凹凸が強いタイプが摩擦が強い傾向にある印象でした。
なのでもし摩擦が少ないもので選びたいのであれば、ソフトタイプならスピード寄りのツルツルとしたもの、ハイブリッド系なら表面が硬めのスピード寄りのもの、ハードタイプであれば表面がフラットなものを選ぶようにすると良いと思います。
また今回マウスパッドは横方向で摩擦を確認しましたが縦方向でも確認してみたところかなり摩擦が強くなりました。なのでアームカバーを使う人は、縦横の滑りの差があるマウスパッドを向きを変えて使うのは控えたほうが良いかと思います。
アームカバーの縦横の滑りの差
- 滑りの差:横の滑りを1としたときの縦の滑りの比率
SkyPAD | 0.7 |
---|---|
SkyPAD 指掛けタイプ |
0.7 |
BeANCA | 0.8 |
CW-X | 1.1 |
CW-X 指掛けタイプ |
1.1 |
DUNLOP | 0.5 |
Eadali | 0.7 |
AZ-FRONT | 0.6 |
AZNABLE | 0.9 |
アームカバーの縦横の滑りの差としては、ほとんどが縦方向のほうが滑りやすいタイプでした。その中で「CW-X」のアームカバーのみ横方向が滑りやすく、縦横の差が少ない印象でした。
まとめ
- 肌触り:肌触りの良さ(0~10[肌触りが悪い~肌触りが良い])
- 通気性:籠りやすさ(0~10[籠りやすい~籠りにくい])
- 張り:手のひら部分の袖の張り(0~10[張りが少ない~張りが強い])
- 摩擦:マウスパッドとの摩擦の平均値(0~10[摩擦が少ない~摩擦が強い])
- 滑りの差:横の滑りを1としたときの縦の滑りの比率
肌触り | 通気性 | 張り | 摩擦 | 滑りの差 | |
---|---|---|---|---|---|
SkyPAD | 7 | 7 | 0(10) | 3.6 | 0.7 |
SkyPAD 指掛けタイプ |
7 | 7 | 5 | 3.3 | 0.7 |
BeANCA | 6 | 6 | 0(10) | 3.6 | 0.8 |
CW-X | 8 | 8 | 0(10) | 3.7 | 1.1 |
CW-X 指掛けタイプ |
8 | 8 | 3 | 3.7 | 1.1 |
DUNLOP | 3 | 5 | 1 | 3.8 | 0.5 |
Eadali | 9 | 6 | 0(10) | 3.9 | 0.7 |
AZ-FRONT | 5 | 6 | 0(10) | 3.5 | 0.6 |
AZNABLE | 5 | 6 | 5 | 6.1 | 0.9 |
最後にこの比較をもとに特に優秀に感じたアームカバーについて話していきます。
手首~腕までをカバーできるタイプとしては「AZ-FRONT」「CW-X」が比較的優れているように感じられました。
「AZ-FRONT」は比較的マウスパッドとの摩擦が少なく、どのマウスパッドでも他のアームカバーと比べ摩擦が少なく感じられました。そのため他のアームカバーよりも摩擦による操作性への影響が少なく済む印象です。そして何より価格が安価という点が大きいです。しかし「CW-X」と比べると肌触りがあまりよくなく通気性もやや落ちるため装着感は劣るといった印象です。
対して「CW-X」は「AZ-FRONT」よりも摩擦が強めですが、肌触りと通気性が良いので装着感が良いです。摩擦も極端に強いという訳でもないので問題なく扱えるレベルと言った印象です。価格も高くなくとても優れています。
なので摩擦の少なさを重視するのであれば「AZ-FRONT」、装着感を重視するのであれば「CW-X」を選択するのがいいかなと言った印象です。ただ肌触りとしては手首タイプでは「Eadali」が最も良かったので、肌触りを重視したいという場合には「Eadali」は結構おすすめです。
手のひら~腕までをカバーできるタイプとしては「CW-X 指掛けタイプ」が特に優れています。他の指掛けタイプよりも手のひら部分の袖の張りが少なく、マウスのグリップ感への影響が少なく済みます。他の指掛けタイプよりも安価なのもポイントが高いです。
しかし「CW-X 指掛けタイプ」でも全く手のひら部分の袖の張りが無いという訳ではないので、出来るだけ張りを最小限にしたいという場合には「DUNLOP」がおすすめです。「DUNLOP」はそもそも手のひら部分にまで袖が来ないためマウスに干渉しにくいです。その分手のひら部分のカバーできる範囲が小さい点は注意が必要です。また他の指掛けタイプよりも価格が高い点も注意です。
手袋タイプの「AZNABLE ゲーミンググローブ」は手のひらのみをカバーしたいという場合には便利ですが、マウスパッドとの摩擦が強く操作感への影響が強いためお勧めできません。