今回はHyperX(ハイパーエックス)のゲーミングヘッドセット「Cloud Stinger 2」をご提供いただけたのでレビューしていきます。
⇓動画でも確認できます⇓
Cloud Stinger 2の特徴
- Cloud Stingerがアップグレードされたモデルで、デザインもリニューアルされている
- 275gの軽さを継承
- イヤーパッドとヘッドバンドにはソフトな形状記憶フォームクッションとレザーレットが使用されており、1日中ゲームを快適に楽しめる
- 90度回転式イヤーカップ
- 跳ね上げ式ノイズキャンセリングマイクで、跳ね上げるだけで簡単にミュートにすることが可能
- イヤーカップに音量コントロール機能を搭載
- 2年間分のDTS Headphone:X Spatial Audioアクティベーションコードが付属
パッケージ内容
梱包状態
パッケージ内容
Cloud Stinger 2本体、4極(メス)-3極(オス×2)変換ケーブル、風防クッション、クイックスタートガイド、DTS Headphone:X アクティベーションコード。
スペック
接続方法 | 有線接続(3極、4極) | |
---|---|---|
サラウンド | ステレオ | |
ヘッドホン | タイプ | 密閉型 |
ドライバ | 50mmドライバー | |
周波数 | – | |
インピーダンス(抵抗値) | – | |
感度 | – | |
マイク | タイプ | 跳ね上げ式 |
極性パターン | – | |
周波数 | – | |
感度 | – | |
ケーブル | ラバーケーブル(3.5mm4極) | 2.1m |
ヘッドバンド | レザーレット(人工皮革) | |
イヤーパッド | レザーレット(人工皮革) | |
重量 | 275g | |
ソフトウェア | DTS Headphone:X Spatial Audio |
外観・仕様
デザイン
全体的にプラスチックが使われている部分が多いですが、全体が同じ表面加工がされているわけではなくスタイリッシュなデザインがされるような表面加工がされています。
前作の「Cloud Stinger」は全体が同じ表面加工がされていたのでチープ感がありましたが、その点「Cloud Stinger 2」はチープ感が少なくなっています。
その分「Cloud Stinger」よりもゲーミング感が少しだけ強くなっている印象はあります。とは言えそこまで主張が強いものでもないので、問題なく使えるのではないかと思います。
ヘッドバンド
ヘッドバンドは下部の登頂部分だけがあたるような範囲のクッションになっています。「Cloud Stinger」はもっと細いタイプのクッションでした。
厚さは標準的ですがモチモチとした触感のクッションでとても柔らかいです。素材はレザーレットが使われておりしっとりした肌触りの優しい質感になっています。
「Cloud Stinger」のヘッドバンドとは少し違いがあり、「Cloud Stinger」はよりしっとり感のある柔らかい質感で伸縮性がある素材でした。そのため「Cloud Stinger」のほうが肌触りやクッション性は優しいですが、「Cloud Stinger 2」のほうが頑丈そうと言った印象です。
イヤーパッド
イヤーパッドもレザーレット製で、クッションは厚めですが柔らかさは柔らかすぎずやや反発が感じられるクッション性といった感じです。
イヤーパッドの空洞の大きさは結構大きめで、耳がすっぽり入り込むくらいの大きさがあります。そのため耳がイヤーパッドに押し付けられるようなことは無いかと思います。
イヤーパッドに関しては「Cloud Stinger」と大きな違いは無さそうです。
アーム(長さ調節、角度調整)
長さ調節はアームを引っ張ることで調節することができます。カチカチとロックがかかるタイプでアームに目盛りがプリントされており、ヘッドバンド部分には目盛りを確認できる穴があり調整がし易いです。ロックの強さは少し軽めですが簡単に動いてしまうことは無く、着脱時に長さが変わってしまうということは無さそうです。
「Cloud Stinger」もカチカチとロックがかかるタイプですが、目盛りが無いためより便利になっています。
角度調節は水平方向は90度ほど、垂直方向は40度ほど調整が可能です。
「Cloud Stinger」も水平/垂直方向ともに調整可能ですが、「Cloud Stinger 2」と比べると垂直方向の調整幅が小さめでした。
マイク
マイクは上げ下げで使用する跳ね上げ式タイプで、上げることでミュートにすることができるようになっています。上げ下げするとカチッとなる部分がありミュートの切り替え部分が分かりやすいです。
アームはしっかりとした柔軟性があり針金のように位置調節ができるので、曲げて口元に持ってくることができます。
「Cloud Stinger」も跳ね上げ式タイプですが、アームは「Cloud Stinger 2」のマイクほど柔軟性は無く位置を調整にしにくかったです。また長さは「Cloud Stinger」よりも短くなっています。
ケーブル
ケーブルはラバータイプの3.5mm4極ケーブルで、長さは2.1mと十分な長さがあります。接合部は左耳側のイヤーカップにあります。
付属品として4極(メス)-3極(オス×2)変換ケーブルが備わっています。
「Cloud Stinger」も同じようなケーブルでしたが長さが1.3mと短く、延長ケーブルが付属していました。そのため4極で接続したい場合は短すぎるということがあったのでより使いやすくなっています。
音量調節ホイール
右耳側イヤーカップに音量調節ができるダイヤルが備わっています。
PCと連動していないタイプで、本体の音量調節となっています。
「Cloud Stinger」はダイヤルではなく、スライド式でした。
重量(軽さ)
「Cloud Stinger 2」と「Cloud Stinger」の実測重量は以下になります。
ケーブル込み | ケーブル抜き | |
---|---|---|
Cloud Stinger 2 | 283.3g | 258.7g |
Cloud Stinger | 275.6g | 258.7g |
ケーブルが長い分少し「Cloud Stinger 2」のほうがケーブル込みだと重めですが、ケーブルを含まないように測ると同じ重量でした。
280g以下は比較的軽めです。
ソフトウェア(DTS Sound Unbound)
DTS Headphone:X アクティベーションコードを使用して、Microsoft Storeから「DTS Sound Unbound」をインストールすることが出来ます。※アクティベーションコード使用の場合は2年間使用可能
「DTS Sound Unbound」を使うことで立体音響を楽しむことが出来るようになります。
主に利用できる機能は以下があります。
Configure
「Configure」では最適化なし(None)、一般的なイヤホン、一般的なヘッドホン、DTS Headphone:X対応ヘッドホンの選択と空間モード(Spatial Mode)を選択できます。
DTS Headphone:X対応ヘッドホンを使用している場合はそのヘッドホンを選択することで、そのヘッドホンに最適化された立体音響を聞くことが出来ます。
DTS Headphone:X対応ヘッドホンでない場合は、一般的なイヤホンまたは一般的なヘッドホンを選択すると良いかと思います。
「HyperX Cloud Stinger 2」はDTS Headphone:Xに対応しているため、「・・・」から「HyperX Cloud Stinger 2」を検索することで選択できるようになります。
空間モード(Spatial Mode)は反響の大きさを選択できます。BalancedとSpaciousの2つがあり、Balancedは反響弱め、Spaciousは反響強めとなっています。
Explore
「Explore」では実際の立体音響を、丸の方向から音を聞くことができます。
この機能を使うことで聞こえ方のテストを行うことが出来ます。
装着感
サイズ感
サイズ感的には一番縮めた状態で小、一番伸ばした状態で大と言ったくらいといった感じで結構幅広い調整できる印象でした。
基本的にはどのような人にもフィットするかと思います。
側圧
側圧は標準的といった感じです。きつ過ぎず緩すぎずで個人的にはちょうどいい側圧に感じられました。
側圧は程よくあるのでイヤーパッド部分だけでもしっかり重さを支えられていて、頭に乗っかる感じは少ない印象です。
ヘッドバンドも幅広タイプなので重さがバランスよく頭に乗るので、局所的にストレスが掛かることが無く違和感のない装着感です。
ヘッドバンドとイヤーパッドの重さの掛かり方の比率はヘッドバンド:5、イヤーパッド:5といった感じです。(個人差有り)
クッション性
イヤーパッドのクッションは厚みはしっかりありますがやや反発を感じる柔らかさで、柔らかすぎず硬すぎずといった感じのクッションになっています。
硬くて痛みを感じるということはありませんが、少し圧迫される感じはあります。
通気性
イヤーパッドはレザーレット製なので通気性が良いとは言えませんが、長時間装着していてもそこまで籠る感じはありませんでした。
こまめに拭きとればそこまで不快感無く装着し続けられると思います。
重さ
装着しても重さを感じことが無く、ストレスなく装着できていました。
軽く頭を動かしたくらいではズレたり外れたりすることなく安定しています。ただ激しく振るとさすがにズレます。
重くて首が疲れるということはなく、問題なく使用できました。
装着感の「Cloud Stinger」との違い
「Cloud Stinger」と比べるとヘッドバンドの調節幅が広く、側圧が少し弱くなりちょうどいい締め付け感になっています。
ヘッドバンドのクッションが広めになっているので、頭の頂点に重さが分散し違和感の少ない装着感になっています。
また「Cloud Stinger」はイヤーパッドの下側が強く当たり気味でしたが、「Cloud Stinger 2」では比較的バランスよくフィットする印象でした。
全体的に「Cloud Stinger」よりも頭全体にバランスよくフィットするようになっており、装着感はかなり良い方に改善されている印象でした。
音質(音の傾向)
実際に音楽を聴いてみて音の明瞭感や迫力や臨場感などの音質、低音寄りや高音寄りといった音の傾向を確認しています。
音の傾向は低音と高音がやや強、中音が中といった感じの癖の少ない低音と高音のバランスの取れた音質と言った印象でした。
極端に低~高音帯のどこかで極端に高すぎたり低すぎたりすることなく無難に誰でも聞きやすい音質で、マイルドなドンシャリな音質だと思います。
癖が少ない音質なのでどの音楽でも使いやすいですが、迫力を重視した低音寄りが好きだとか歌などのボイスが明瞭に聞き取れる音質が良いというこだわりがある場合は物足りなさを感じることがあるかもしれません。その場合はイコライザー等を用いる必要があるかと思います。
また中音が少し強く若干籠ったように聞こえることがありました。特に歌などのボイスで籠った聞こえ方がする印象でした。
「Cloud Stinger」との違い
「Cloud Stinger」との違いとしては「Cloud Stinger」は低音寄りで中音が低めでしたが、「Cloud Stinger 2」では低音が控えめになり中音が少し上がり空間表現優位になっているといった印象です。
「Cloud Stinger」のほうが音は綺麗ですが、「Cloud Stinger 2」のほうが臨場感は感じやすいかもしれません。
ステレオとDTS Headphone:Xの違い
ステレオとDTS Headphone:Xの違いを確認してみました。
DTS Headphone:Xの設定はDTS Headphone:X対応ヘッドホン「HyperX Cloud Stinger 2」を選択しています。
聞き比べてみた感じだと違いはほとんど感じられませんでした。
ステレオと比べると若干深みか低音が強まっているかな?と感じる程度で、ほとんど違いは感じられないのでどっちでも良いかなと言った印象です。
定位(音の方向性、音の距離)
ゲームの足音や銃声などの捉えやすさ、方向性、聞こえ始める距離などを確認しました。
Apex Legendsの場合
ステレオ
- 足音の強さ:〇
- 足音の聞こえ始める距離:〇
- 方向性:◎
- 距離感:◎
とても聞き取りやすかったです。
足音のトントンやコンコンと言った音がかなり強調されており、はっきりと捉えることが出来ました。慣れないうちは聞こえ過ぎてかなり近くいる様に感じられるくらいでした。そのため慣れるまでは距離感が掴みにくい印象でしたが、慣れれば問題無く定位感もつかめるようになると思います。
足音の聞き取りやすさ、定位感ともにとても聞き取りやすいといった感じでした。
DTS Headphone:X
- 足音の強さ:〇
- 足音の聞こえ始める距離:〇
- 方向性:◎
- 距離感:◎
とても聞き取りやすかったです。
ステレオと同じく、足音のトントンやコンコンと言った音がかなり聴き取りやすかったです。
ただどちらかと言えばステレオのほうがすっきりとした音で、足音をより捉えやすいのでステレオのほうが個人的には好きです。
Valorantの場合
ステレオ
- 足音の強さ:〇
- 足音の聞こえ始める距離:△
- 方向性:◎
- 距離感:◎
普通に聞き取りやすかったです。
若干足音が弱い気もしますが、基本しっかりとらえることが出来問題なくプレイ出来ていたと思います。高音が低いためか足音が他の音に被りやすく、遠くの小さな足音が聞き取りにくい印象でした。
方向性や距離感などの定位感は全く問題なく、聞こえた位置と実際にいる位置はしっかり一致していました。
足音の聞き取りやすさは十分、定位感はとても聞き取りやすいといった感じでした。
DTS Headphone:X
- 足音の強さ:△
- 足音の聞こえ始める距離:△
- 方向性:〇
- 距離感:◎
DTS Headphone:Xをオンにすると音が全体的に低音寄りの音になり音が被りやすく、足音が聞き取りにくくなっていました。
足音自体も小さく感じられるようになっているため、ValorantでDTS Headphone:Xをオンにするメリットは無さそうです。
マイク音質
マイク音質は音声とキーボードやマウスの打鍵音やホワイトノイズなどの環境音の入り方を確認したいと思います。
テストは他のマイクと比較しながら確認していきたいと思います。比較するマイクとしては前作の「HyperX Cloud Stinger」とヘッドセットマイクの中ではかなり音質が優秀だった「Corsair HS65 Surround」と比較していきます。
テスト環境としては全て「Creative Sound BlasterX G6」に接続してフィルター機能を全てオフにした状態でテストを行っていきます。
⇓マイク音質比較⇓
他のマイクとの音声の音質を比較
「HyperX Cloud Stinger 2」の音質としては思ったよりも良かった印象です。
ヘッドセット特有のラジオ音源っぽさや不自然さが少なく普通に聞きとりやすい音声になっていたと思います。若干籠ったように聞こえる印象もありますがそこまで気になるものではなく、ボイスチャットでは全く問題ないレベルだと思います。
「Cloud Stinger」との違いとしては「Cloud Stinger 2」のほうが声が小さめになっていました。音声の音質的には大きな違いは感じられずどちらも無難に聞き取りやすい音声だったと思います。
「Corsair HS65 Surround」と比べると若干ではありますが、「Corsair HS65 Surround」のほうがクッキリしているように感じられました。「Cloud Stinger」と「Cloud Stinger 2」にあった籠った感じがよりクリアになっている印象でした。
もっと差が出てくれると分かりやすいのですが、同じサウンドカードだとそこまで差が出ないのかもしれません。もしくは私の声質の問題で差が出にくいのかもしれません。
環境音(キーボードやマウスの打鍵音、マイクミュート時の音、ホワイトノイズなど)の入り方
「Cloud Stinger 2」は全体的に他のヘッドセットと比べて音量が小さめなのでキーボードの打鍵音やマウスのクリック音がそこまで際立つことがありませんでした。「Cloud Stinger」は全体的に音が大きくキーボード音もかなり拾っていました。キーボード音の響く感じも拾っているのでかなり音を拾いやすい印象でした。なので「Cloud Stinger」と比べると比較的環境音は入りにくいのかなかと思います。
ミュート時はミュート解除するときにカチッという音が入っています。またミュートは完全に音が消えるわけではなく、若干音が拾われてしまっているようなのでその点は注意が必要です。
ホワイトノイズ等はどのヘッドセットも小さく、特に気になるレベルではりませんでした。ただホワイトノイズは接続するサウンドカードなどによっても大きく変わるのでその辺は参考程度の考えてください。
「Cloud Stinger」との違い
特に感じられるのはマイク音量の大きさです。
「Cloud Stinger」は全体的にマイク音量が大きめですが、その分環境音も大きく感じられます。「Cloud Stinger 2」は環境音がかなり抑えられている印象でした。
おすすめの設定
FPS向けイコライザー設定
ゲームの音や音楽は使用しているヘッドセットによって音が変わります。
そのためイコライザー設定は使用しているヘッドセットに合わせてイコライザー設定を調節する必要があります。
イコライザー機能については「Cloud Stinger 2」には備わっていない機能なので、サウンドカードに接続している場合はのソフトウェア、PCに直接接続している場合は「Realtek Audio Console」を利用すると良いかと思います。
Apex Legends、Valorant、CS:GO向けイコライザー設定
足音のトントンやコンコンと言った音は、250~1kHzあたりの中音を上げることで聞き取りやすくなるので強調しています。
2kHz以上の高音を上げることで音の明瞭感が上がり、足音の方向性や距離感を捉えやすくなるので高音も強調しています。
低音が強いと銃声が響いて足音がかぶったり足音がぼんやりしてしまうことがあるため弱めています。
音楽/映画鑑賞向けイコライザー設定
音楽や映画鑑賞としては低音と高音を強めて中音を弱めています。
低音を強めることで、音に迫力が増し臨場感や心地よさを強調させることができます。
高音を強めることで、音楽のメインのメロディー部分やボイス部分が明瞭になりメリハリのある音にすることができます。
中音が弱いことで、籠ったような音が無くなり自然な音になります。
「Cloud Stinger 2」は低音と高音がやや強、中音が普通といった感じの音の傾向なので、低音は程よく強めて、中音は少し強めに弱めています。
「Cloud Stinger 2」と「Cloud Stinger」の違いまとめ
デザイン
- 「Cloud Stinger 2」と「Cloud Stinger」ともにプラスチック部分が使われているところが多いが、「Cloud Stinger 2」は加工が工夫されておりチープ感が少なくなった
仕様・機能
- ヘッドバンドが幅広タイプになっており、質感はやや硬めで頑丈な質感になった
- 長さ調節の目盛りがプラスされ、目盛りが見やすい穴があり長さ調節がし易くなった
- 垂直方向の角度調節幅が広くなった
- 本体音量調節がスライド式からダイヤル式になった
- 4極ケーブルの長さが伸びた
装着感
- 長さ調節幅が広くなっており、頭の小さい人~大きめの人までフィットする
- 側圧が少し弱くなった(標準的になった)
- ヘッドバンドが幅広タイプになっており、頭への負担が分散するようになった
- 「Cloud Stinger」はイヤーパッドの下側が強く当たり気味だったが、「Cloud Stinger 2」では比較的バランスよくフィットするようになった
音質(音の傾向)
- 「Cloud Stinger」は低音寄りで中音が低めだったが、「Cloud Stinger 2」では低音が控えめになり中音が少し上がり空間表現優位になった
- 「Cloud Stinger」のほうが音は綺麗だが、「Cloud Stinger 2」のほうが臨場感は感じやすい印象
定位(音の方向性、音の距離)
- 「Cloud Stinger」と比べると中音が持ち上がっており、足音が強調されており聞き取りやすくなっている印象
マイク音質
- 「Cloud Stinger」は全体的にマイク音量が大きく環境音が際立っていたが、「Cloud Stinger 2」は環境音が小さめ
まとめ
全体的に「Cloud Stinger」からかなり良い方向に改善されている印象でした。
見た目のチープ感もかなり改善されており、機能面もかなり使いやすくなっていました。
装着感も頭全体にちょうどいいフィット感になっており、長時間の装着もしやすくなっています。
音質は「Cloud Stinger」と比べるとFPS向けになっており、映画や音楽鑑賞にはあまり向かない音質だったと思います。なので普段使いとしても充実させたい場合はイコライザーで調整する必要があります。
「Cloud Stinger」よりは価格は少し高くなりますが、エントリーモデルとしては十分な性能を持っていると思います。
現状では「Cloud Revolver + 7.1」がAmazonでセール価格の6,480円で販売されているのでこちらのほうがおすすめですが、軽いほうが良いという場合は「Cloud Stinger 2」を選択するのもアリかとは思います。
こんな人におすすめ
- 軽さや長さと角度調整のしやすさやを重視する人
- 安めのヘッドセットが欲しいという人
良かったところ
- 「Cloud Stinger」の悪い部分がかなり改善されておりかなり使いやすくなっている
- イコライザー設定を行わなくても程よく足音が聞き取りやすい
- 頭全体にバランスよくフィットするため装着感が良く軽量なので、長時間の装着に最適
悪かったところ
- ミュート状態にしても完全にはミュートされない
- FPS向けの音質だが、普段使いとしてはイマイチ
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音の傾向?周波数特性?をどうやって測っているのか気になります。私が使っているjvcのゲーミングヘッドホンがどんな傾向なのか調べてみたいです。
コメントありがとうございます!
音の傾向は実際に計測したものではなく、私の感じた音の傾向をイメージ図にしているだけです。