ヘッドセットレビュー

「Razer BlackShark V2 Pro (2023)」レビュー

投稿日:2023年7月19日 更新日:

当記事ではRazer(レーザー、レイザー)のゲーミングヘッドセット「BlackShark V2 Pro」をレビューしていきます。

提供:MSY株式会社

created by Rinker
Razer(レイザー)
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特徴

特徴

  1. 超ソフトな「FLOWKNIT メモリーフォームクッション」、320gと重すぎない重量で快適な装着感
  2. ドライバーを高、中、低の音域に合わせて 3つの部分に分割し、より明るくクリアな音質を届けながら、高音域をさらに豊かに、低音域をさらにパワフルに表現する「Razer TriForce チタン50mmドライバー」
  3. 遅延のない高速ワイヤレス接続「Razer HyperSpeed Wireless 技術」
  4. 幅広い周波数のサウンドをカバーすることで音声を細部まで捉え、取り外しも可能な「RazerHyperClearスーパーワイドバンドマイク」
  5. 各ゲームプロとチューニングした人気FPSゲーム専用EQプリセットにより、より足音を聞きとりやすくなり迫力も増す
  6. 70時間連続使用可能(15分の充電で6時間使用可能)
  7. 2.4 GHzとBluetoothの接続が可能

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態 - 2

パッケージ内容

パッケージ内容

ヘッドセット本体、着脱式マイク、レシーバー、USB-C充電ケーブル、延長ケーブル、ステッカー、取扱説明書等。

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スペック

カラー展開 ブラック/ホワイト
接続方法 ワイヤレス接続(USB)
サラウンド 7.1chバーチャルサラウンド対応
ヘッドホン タイプ 密閉型
ドライバ Razer TriForce チタン 50mm
周波数 12 ~ 28000Hz
インピーダンス(抵抗値) 32Ω(1kHz)
感度 100 dBSPL / mW @ 1 kHz by HATS
マイク タイプ 着脱式+折り曲げ式
極性パターン カーディオイド(単一指向性)
周波数 100 ~ 10000Hz
感度 -42 ± 3 dBV / PA, 1 kHz
ケーブル タイプ 布製着脱式充電ケーブル(USB-C to USB-A)
長さ 1.9m
重量 320g
バッテリー 寿命 70時間
充電時間 15分の充電で6時間
ソフトウェア Razer Synapse

外観・形状

※今回ご提供いただいたのはブラックなので、ここでの説明はブラックのものとなります。

デザイン

デザイン デザイン - 2
デザイン - 3 デザイン - 4

デザインは全体的に黒一色で、派手さが無く良い意味でRazerっぽさが少ないです。3万を超えるヘッドセットなだけあってチープ感は一切なく、見た目だけで質感の良さが分かるデザインになっています。

ヘッドバンド部分は合成皮革で高級感があり、クッション部分との分かれ目の縫い目もしっかりしており丁寧な作りに見えます。プラスチック部分の表面加工もマットな質感でサラサラとしており、プラスチックの安っぽさはかなり少ないです。

形状もゲーミング感の強いタイプではないのでイカツイデザインが苦手という人にも使いやすく、どんな人にも使いやすい印象でした。

ヘッドバンド

ヘッドバンド

ヘッドバンドのクッションはメッシュ素材で、肌触りの優しさよりも通気性を重視した質感といった感じです。

ヘッドバンド全体をカバーするクッションなので頭に局部的に触れるということなく、負担がバランスよく分散されます。

クッション性としては、厚みがしっかりありかなり柔らかいふかふかとしたクッションをしているのでしっかりとしたクッション性があります。

イヤーパッド

イヤーパッド イヤーパッド - 2

イヤーパッドはヘッドバンドと同様にメッシュ素材のパッドで、厚みもしっかりありフカフカとした触り心地をしています。

イヤーパッドの空洞の大きさは縦が58mmで横が35mm、広すぎず狭すぎずといった具合。私は耳がすっぽり入り込むくらいの大きさですが人に寄っては耳が重なったり、耳の縁が当たってしまうということはありそうです。

長さ調節

長さ調節 長さ調節 - 2
長さ調節 - 3 長さ調節 - 4

長さ調節はイヤーカップを引っ張ることで調節することができます。

ロックはかからないタイプで引っ張るとスーっと伸びます。伸び縮みはそこそこ軽めでスムーズに伸縮させることが出来ます。ロックがかからないのでしっかり固定されるわけではないですが、装着時に長さが変わってしまうほどの緩さではありません。

角度調整

角度調整 角度調整 - 2

角度調節は垂直方向のみ可能で、角度は-5~45°程といった具合。しっかり固定されるタイプではなく、グラグラと自由度の高い緩さです。装着すると自動的に角度が調整される感じです。

水平方向の調整は出来ませんがアームが細いのである程度の遊びはあります。

マイク

マイク マイク - 2

マイクは折り曲げ式で着脱も可能です。

アームはしっかりとした柔軟性があり針金のように位置調節ができるので、曲げて口元に持ってくることができます。

指向性はカーディオイド(単一指向性)なので、口元からの音だけを拾いやすく周囲の音は拾いにくいタイプになっています。

先端には風防のスポンジが付いています。

充電ケーブル

充電ケーブル 充電ケーブル - 2

充電ケーブルは布タイプの着脱式USB-C to USB-A充電ケーブルで、実測の長さは1.55m程と必要十分な長さがあります。ヘッドセット側の接続端子は左耳側のイヤーカップにあります。

ケーブルはあくまで充電用なので有線としては使えません。

レシーバー、延長ケーブル

レシーバー、延長ケーブル

ヘッドセットには珍しく、レシーバー用の延長ケーブルが付属しています。

延長ケーブルを使用することでレシーバーとヘッドセットの距離を縮めることが出来、通信を安定させることが出来ます。

もちろんレシーバーを直接PCに接続して使用することもできます。

音量調節ホイール

音量調節ホイール

左耳側イヤーカップに音量調節ができるダイヤルが備わっています。

PCと連動しているタイプで、ダイヤルを回すことでPC側の音量が調整されます。

ボタン類

ボタン類 ボタン類 - 2

左耳側イヤーカップにはミュートボタンと電源ボタンが備わっています。

右耳側イヤーカップにはスマートスイッチ/EQボタンが備わっています。スマートスイッチ/EQボタンではEQ切替、ペアリング、2.4 GHz/Bluetoothの切替などができます。

重量(軽さ)

重量(軽さ) - マイク無し 重量(軽さ) - マイクあり

実測重量はマイク無しで318.6g、マイク込みで332.2gほどとワイヤレスヘッドセットの中では軽いとは言えませんが、重すぎるというほどでも無いといった感じです。

BlackSharkシリーズは軽さが魅力の1つだったので、その軽さが薄れてしまったのはやや残念ポイントに感じます。

バッテリー寿命

バッテリー寿命は最大70時間。これまでのワイヤレスヘッドセットのバッテリー寿命は30~50時間とかなので、かなり長めです。

今までは毎日充電するのが当たり前でしたが、70時間あればかなり手間を減らすことが出来そうです。

また充電時間は15分の充電で6時間。

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ソフトウェア(Razer Synapse)

サウンド

サウンド サウンド2

オーディオイコライザー

イコライザーとは音の周波数ごとに強弱をつけて音に変化を付けることができる機能のことです。これにより音質に満足していない場合でもより良い音にしたり、FPSゲームで足音が聞き取れない場合でも聞き取りやすくしたりすることが出来ます。

イコライザーのプリセットがかなり豊富で普段使い用の「GAME / MOVIE / MUSIC」や、FPS特化の「Apex Legends / Call Of Duty / CS:GO / FORTNITE / VALORANT」が用意されています。もちろん自分でカスタムすることも可能です。FPS特化のプリセットに関しては足音や銃声など周波数帯が分かるようになっており、かなり調整しやすくなっています。これはかなりありがたい。

しかしdB(音量)が最大5までしか調整できないため、大きな変化は付けられないっぽい。

これらプリセットの使用感やおすすめのイコライザーは下のほうで説明します。

THX SPATIAL AUDIO

7.1chサラウンドサウンド機能。ONにすることで迫力や臨場感、空間表現を強めることが出来ます。

使用感は下のほうで説明します。

ゲームプロファイル

ゲームごとのイコライザーの割り当てることができ、ゲーム起動時に自動的にそのイコライザーに割り当てられる。

音量

ヘッドホン出力のON/OFF、ボリューム調整が出来る。

強化

強化

着信拒否

2.4GHzでのゲームプレイ時にBluetooth経由からの着信をブロックする。(※ワイヤレスドングルで接続されており、モバイルデバイスとペアリングされている場合のみ有効)

音の正規化

爆発音など急激な音量変化を回避するための機能。

低音ブースト

低音を強める。

音声の明瞭化

コミュニケーションアプリケーションからの音声の質を向上する。

マイク

マイク - a

マイクロフォン

マイクのON/OFF、マイク音量の調整が出来る。

強化

「ボリュームの正規化」「音声の明瞭化」「周辺音の遮断」のON/OFFが可能。

マイクイコライザー

自分のマイク音声のカスタマイズが出来ます。

マイクモニタリング(サイドトーン)

ヘッドセットで直接マイクの音声を聞くことが出来る。

サイドトーンのON/OFF、サイドトーン音量の調整ができます。

パワー

パワー

パワーセーブ

スリープモードのON/OFF、スリープモードへ移行するまでの時間の設定が出来ます。

装着感

装着感

サイズ感的には一番縮めた状態で極小、一番伸ばした状態で特大と言ったくらいといった感じで、頭の小さい人から大きい人まで使えるサイズ感でした。長さを調節することでほとんどの人にフィットするかと思います。

側圧としては少し緩めでどちらかといえばゆったりとした装着感です。側圧が弱すぎて下にズレてくるほどではなく、しっかり固定されてきつ過ぎないバランスの取れた締め付けだと思います。

側圧が強くないため重さは頭で支える感覚が強く、ヘッドバンドとイヤーパッドの重さの掛かり方の比率はヘッドバンド:6、イヤーパッド:4といった感じです(個人差有り)。とは言えヘッドバンドのクッションが幅広タイプで、クッション性も強いため頭が痛くなるということは全くありません。

イヤークッションは厚みもしっかりあり柔らかめのフカフカとしたクッションで、圧迫感は強くありません。側圧が強すぎない点も相まってゆったりとした締め付けです。

肌触りとしては素材がメッシュ素材でザラザラとしているためサラサラ系のものと比べると肌触りは優しくありません。その分通気性の面ではかなり優秀で熱が籠りにくいように感じました。この蒸れやすい時期で5時間ほど装着してみましたが、不快感はかなり少ない印象でした。全く熱が籠らないわけではないですが、他の素材と比べるとかなり通気性は優れるかと思います。

重量としてもワイヤレスにしては軽めで普通に使う分には重すぎて首が凝るとかは一切ありません。装着したまま移動するとか頭を動かすとズレることがあるので、アクティブに使いたいという場合は不便に感じる場面もあるかもしれないといった感じです。

やはりBlackSharkシリーズはかなり装着感が優れていると感じられます。ゲーム時は長時間装着することが多いと思うので、集中力を保つためにも不快感は出来るだけ減らしたいです。そういった面でBlackSharkシリーズはクッションの形状や柔らかさ、通気性に優れており、ゲームに適した装着感だと思います。

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音質(音の傾向)

実際に音楽を聴いてみて音の明瞭感や迫力や臨場感などの音質、低音寄りや高音寄りといった音の傾向を確認しています。

音質(音の傾向)

音の傾向のイメージ

※ステレオ、イコライザーフラットで確認しています。

音の傾向としては基本低音が強いですがその低音に負けない程度に高音が出ており、迫力がありながらメロディーも明瞭でした。中音が控えめで籠ったような音が少なく、安っぽさがほとんどありません。低音~高音の出てほしいところがしっかりでておりまるでイコライザーで調整した後のような綺麗で違和感の少ない音です。値段に負けない高音質感のある音質で、今までレビューしてきたヘッドセットの中でもトップレベルに好みな音質だったと思います。

なので音楽鑑賞や動画鑑賞はもちろん、ゲームなど様々な用途に使いやすい自然な綺麗な音質です。しかし映画鑑賞などで3D感や空間表現と言った部分を強調したい場合はやや物足りなさを感じる場合があるかと思います。

またかなり音量を上げても音が潰れてしまったり高音部分で音が割れてしまったりすることも無く、全ての音が安定して出力されていました。(※イコライザーで極端な調整をした場合はその限りではないかと思います。)

THX SPATIAL AUDIO

音の奥行きが広くなり、迫力と臨場感がかなり強調されているように感じました。オーケストラやロックなどの音の綺麗さよりも迫力を重視する曲との相性が良く、心地よさを求めるならかなり向いていると感じました。

しかし低音が強まっているのか音が潰れてしまっている部分もありました。ステレオ時の聞きやすさや音の綺麗さは薄れてしまうため、歌などには少し不向きに感じられます。

とは言えステレオ時と比べて極端に音が変わってしまうわけではないので音楽鑑賞として使えなくはありません。オールラウンドに使いやすいのはステレオ、多少音が潰れてしまっても力強さがあればいいのであればサラウンドといった感じです。

また映画鑑賞であれば3D感や空間表現がかなり強まるので向いていると感じました。変に癖のある音になるわけでもなく違和感のない程度に臨場感を強調してくれるので、かなり使いやすいと思います。

定位感(音の方向性、音の距離)

ゲームの足音や銃声などの捉えやすさ、方向性、聞こえ始める距離などを確認しました。

Apex Legendsの場合

ApexLegends

ステレオ

  • 足音の強さ:△
  • 足音の聞こえ始める距離:〇
  • 方向性:〇
  • 距離感:〇

基本全ての音が低音寄りで中音~高音が高すぎないため環境音が静かで、足音に集中しやすい音です。しかしその分足音も小さいため、聞こえ始める距離は狭い気がします。

足音が聞こえなくて困るということはあまりありませんが、特別聞き取りやすいとも感じない印象です。

Apex特有のノーオーディオは健在。

THX SPATIAL AUDIO

  • 足音の強さ:〇
  • 足音の聞こえ始める距離:〇
  • 方向性:〇
  • 距離感:〇

ステレオと比べると結構足音が聞き取りやすくなっているように感じられました。

中音あたりが強くなっており銃声が響きやすくなっていますが、 ステレオで弱かった足音が強調され明確に捉えやすくなっています。

その分方向がぼんやりするので方向性が少し捉えにくく、足音自体は捉えやすくなるといった感じです。

イコライザー(Apex Legends)

  • 足音の強さ:△
  • 足音の聞こえ始める距離:〇
  • 方向性:〇
  • 距離感:〇

あんまり変わりませんが、少しだけ足音の強さと方向性が強調されている・・・気がする。ステレオよりはましかな~といった感じです。

VALORANTの場合

VALORANT

ステレオ

  • 足音の強さ:△
  • 足音の聞こえ始める距離:〇
  • 方向性:〇
  • 距離感:〇

特別聞き取りやすいとか聞き取りにくいとかが無く、普通に聞きとれるといった感じ。

音が全体的にやや低音寄りで物静かですが、足音もその分弱いといった具合です。

もう少し中音~高音が強いと足音の強さが強くなり、方向がハッキリするかなと感じました。

THX SPATIAL AUDIO

  • 足音の強さ:〇
  • 足音の聞こえ始める距離:〇
  • 方向性:△
  • 距離感:△

足音自体は強くなりますが、銃声が響いて足音と重なってしまったり足音がぼんやりして方向が捉えにくくなってしまいました。

足音が聞き取りやすくなる以上に他の音が邪魔して聞き取りにくくなるので、OFFが良いと思います。

イコライザー(VALORANT)

  • 足音の強さ:〇
  • 足音の聞こえ始める距離:〇
  • 方向性:〇
  • 距離感:〇

あんまり変わりませんが、少しだけ足音の強さと方向性が際立っていました。

高くても3dbほどしか調整されていないため劇的には変わりませんが、フラットよりは確実に聞き取りやすいと思います。

補足

遅延

ワイヤレスですが体感で感じられる遅延は一切なく、FPSでも全く問題なく使用することが出来ます。(2.4GHz接続の場合)

定位感の総評

FPSの定位感としてはデフォルトで使った場合は普通に聞きとりやすいといった感じで、特別聞き取りやすいという印象は感じられませんでした。

しかしイコライザーでしっかり調整すれば結構聞き取りやすくなったので、定位感としては優秀な部類かなと思いました。おすすめのイコライザー設定は下のほうで説明します。

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マイク音質

マイク音質

マイク音質はとても良いです。少なくともワイヤレス感は一切なく、今までレビュしてきたワイヤレスヘッドセットの中では最も優れたマイク音質だったと思います。

特に優れていると感じた点としてはホワイトノイズの少なさです。しゃべっていない時はほぼ無音で、フィルターを掛けなくてもとても静かでした。それでいて自分の声はしっかり拾われており、自分の声以外は何も聞こえないのでとても聞き取りやすいと感じました。生の声よりも少し低くなっているように感じられますが違和感は少なく、籠った感じもほとんどありません。

鼻息などもかなり小さく、パ行の破裂音もほとんど目立ちません。本当に拾われてほしい部分だけが拾われている印象です。

またワイヤレスですが音声がプツプツと途切れることが無く、とても安定していました。

声質が低くなるので明瞭感や聞き取りやすさはという部分ではイマイチですが、そこまで拘らないのであれば配信でも十分使えそうなレベルです。

またキーボードの打鍵音や吐息などの環境音は目立たないながらも多少は入ります。しかしソフトウェア機能の周辺音の遮断という機能を使うことでかなりそれらの音が小さくなりました。無くても十分なレベルだとは思いますが、気になる場合は結構変わるので使ってみると良いと思います。

おすすめのイコライザー設定

ゲームの音や音楽は使用しているヘッドセットによって音が変わります。

そのためイコライザー設定は使用しているヘッドセットに合わせてイコライザー設定を調節する必要があります。

FPS向け

「BlackShark V2 Pro (2023)」にはイコライザーのプリセットが用意されているためそちらを活用しても良いのですが、いかんせんかなり控えめな調整だったため自分でも調整してみました。

Apex Legends向けイコライザー設定

Apex Legends向けイコライザー設定

Apex Legends向けイコライザー設定 - 2

Valorant、CS:GO向けイコライザー設定

Valorant、CSGO向けイコライザー設定

Valorant、CSGO向けイコライザー設定 - 2

音楽/映画鑑賞向け

音楽/映画鑑賞向けイコライザー設定

音楽/映画鑑賞向けイコライザー設定イコライザー設定 - 2

原音でも十分良い音の傾向なので、あまり大きくはいじらないようにしました。

若干低音に埋もれている部分があるように感じたのでメロディー部分を強調させ、籠ったような音を減らすように調整してみました。音がスッキリ思います。臨場感は減る。

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まとめ

間違いなく今までレビューしたどのワイヤレスヘッドセットよりもクオリティが高いヘッドセットでした。

装着感と通気性に優れ長時間のゲームプレイに向いており、音質が良くイコライザー機能も充実しており音楽や映画鑑賞はもちろんゲームにも使いやすいです。

さらにバッテリー持ちも良くマイク音質も優れており、とても完成度の高いヘッドセットだったと思います。

ただ気になる点としてはやはり価格で、3万円越えとなるとなかなか手を出しにくいかと思います。ただ個人的にはこれほどの完成度のワイヤレスヘッドセットは中々無いと思うので、同価格帯で探している場合はかなりお勧めできます。

ヘッドセット1つでオーディオ関連を充実させたい人や、価格そっちのけでクオリティ重視の選択をしたい人は選択肢に入れてみてはどうかと思います。

  1. イコライザーで調整しなくてもそのままで音質が良い
  2. 装着感、通気性に優れており長時間の装着に向いている
  3. バッテリー寿命が70時間と長持ち
  4. マイク音質がとても綺麗
  5. イコライザーのカスタムが1つしか作れない
  6. 重量が320グラムとBlackSharkシリーズの強みが薄れたのはやや残念
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