「HyperX Alloy Origins Core」レビュー

今回はHyperX(ハイパーエックス)のゲーミングキーボード「Alloy Origins Core」をレビューしていきます。

HyperX Alloy Origins Coreの特徴

1. 軽くて静かな赤軸キースイッチ
2. コンパクトなテンキーレスデザイン
3. 航空機グレードのフルアルミボディー
4. 取り外し可能なUSB Type-Cケーブル
5. 掃除がしやすくライティングが映えるフローティングデザイン

 

HyperX Alloy Origins Coreの性能(スペック)

 

HyperX Alloy Origins Coreのパッケージ内容

梱包状態

パッケージ内容

HyperX Alloy Origins Core本体、着脱式USB Type-Cケーブル、クイックスタートガイド。

 

HyperX Alloy Origins Coreの形状、外観

HyperX Alloy Origins Coreの色はBlackの1色のみ。配列は日本語配列のみです。

フレームは航空機グレードのフルアルミボディーでかなり頑丈なつくりになっています。指紋が目立たないマットな感じです。薄めのフレームで高さが低めになっています。矢印キー上にはロゴとインジゲーター。

キーキャップのかな印字はなし。触るとつるつるとしています。指紋が目立たないマットタイプ。キーはむき出しになっているタイプ、フローティングデザインと言うらしい。

ファンクションキーはそれぞれ、F1~F3：オンボードメモリプロファイル選択、F6~F8：メディアキー、F9~F11：音量コントロールキー、F12：げームモードキー、↑↓：明るさ調整となっています。

スペースキーはやや短めでキーが3.5個分くらいの長さ。スペースキーにはロゴマークが入っています。

裏面もフルアルミボディー。滑り止めは4隅に小さめの滑り止めが張られています。滑り止めは強めで少しぶつかったくらいでは動かない感じです。

角度調節のスタンドは2段階で調節できます。スタンドにも滑り止めラバーが張られているのでしっかりと固定されます。

ケーブルの出口は右側です。着脱可能で布巻きタイプのケーブルとなっています。キーボード側の端子はUSB Type-Cです。

 

ソフトウェア(HyperX NGENUITY)

TK-G01UKBKはキーボード本体でも設定が可能ですが、ソフトウェアを使って設定することもできます。

ライト

エフェクト – 押下時の照明

• 火災
• 爆発
• フェード

効果 – 非押下時の照明

• 呼吸
• 紙ふぶき
• スワイプ
• 無地
• たそがれ
• 波
• Sun

目標

全てのキーにライティングを適用するか、選択したキーのみに適用するかを選択できます。

不透明性

透明度。透明度を付けることでほかのライティング効果と重ねることができる。

色

ライティングの色の設定。

キー

キーの役割割り当てを行う項目。Fnキー以外は全て設定可能。

〇割り当て

• キーボード機能
• マウスの機能
• マルチメディア
• マクロ
• Windowsのショートカット
• 無効

輝度

ライティングの明るさ。

ゲームモード

ゲーム中に誤って押してしまっても問題ないようにする機能。以下のキーを無効化する。

• Alt + Tab
• Alt + F4
• Shift + Tab
• Ctrl + Esc

 

キースイッチ(軸)

HyperX Alloy Origins Coreのキースイッチは赤軸になっています。

押下圧が軽く、打鍵音が静かなことが特徴。

アクチュエーションポイントが1.8mmと標準的。押下圧は45gと軽め。

打鍵感、打鍵音

押下圧が軽くかなりスムーズなタイピングが行えました。強く打鍵しても底打ち音がうるさくなく気になりません。打鍵時の金属音等もなく静かに作業したい人に向いているように感じました。

逆にタイピング時の心地よさが欲しいという場合にはクリック感はまったくないので、物足りなさは否めないかなと思います。

アクチュエーションポイントが1.8mmと短すぎないのでミスタイプすることもなくストレスなく作業することができました。

文字入力などの作業をする分にはまったく問題ないデザインだったと思います。DELETEキーや矢印キー、ファンクションキーは絶対ほしいですがテンキーはまったく使わないのでまさに必要のものだけがあるキーボード。

 

ゲームをやってみた使用感

実際にゲームをプレイしてみて使用感はどんな感じか試してみました。

キーボードの置き方として、ニュートラル、ハの字、逆ハの字があると思うのでそれぞれ試してみました。

テンキーレスなので配置に困ることはまったくありませんでした。横幅、奥行ともに短めなのでかなり余裕があります。マウスを大きく操作してもぶつかることもなく非常に快適でした。どの配置方法でも押しづらいボタンなどもなく操作しやすかったです。

ほかのゲーミングキーボードと違いHyperX Alloy Origins Coreはフレームが薄いので高さが少し低く、かなりゲームがやりやすかったように感じました。相性の問題かと思いますが今までレビューしてきたキーボードの中で一番しっくり来た気がします。

キースイッチは赤軸なのでとても静かでした。底打ちの音はなりますがうるさくはありません。

押下圧が45gと軽いのでボタンが押しやすく操作がとてもしやすかったです。アクチュエーションポイントは1.8mmと標準的で誤操作もしづらく操作性はかなり良かったと思います。

 

同時入力テスト

ゲームをする際、2～3つのキーを同時に入力することも多々あると思います。

そこで同時入力をいくつまで受け付けるのかテストしました。

同時入力テストのテストに「キーボード同時入力テスト」を使わせていただきました。

HyperX Alloy Origins Coreの同時入力数

押せるだけいっぺんに押してみましたが全て同時に入力できたのでMAXいくつまでかはわかりませんが、基本的に全て同時に反応してくれそうです。

ゲームでよく使う[1,2,3,4,5,q,w,e,r,t,a,s,d,f,g,z,x,c,v,b]を特に重点的に調べてみましたが、同時押しができない組み合わせ等はありませんでした。

 

HyperX Alloy Origins Coreの応答速度(反応速度)

キーボードの応答速度(反応速度)を測っていきます。※純粋なキースイッチの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。

100回やった結果はこのようになりました。

• 最速：0.155秒
• 最遅：0.214秒
• 平均：0.1952秒

平均タイムは0.1952秒となりました。全キーボードの平均タイムは0.20326なのでそこそこ早めという結果になりました。

アクチュエーションポイントは標準的ですが、押下圧が軽いのでサクッと押せるのでアクチュエーションポイントまで速く押せたように思います。

⇓測定の仕方、その他ゲーミングキーボードの応答速度(反応速度)は以下の記事で確認できます。⇓

⇒全ゲーミングキーボードの応答速度(反応速度)比較

 

まとめ

ゲームのやりやすさで言えば今まで一番だったように感じました。ライティングもかなり綺麗で悪いところが一切ないキーボードだったと思います。

ゲーム、作業両方で使えるキーボードです。

メリット

• フローティングデザインで掃除がしやすく、ライティングが映える
• ゲーム、作業両方に使える
• アクチュエーションポイントが標準的でタイプミスが少なく済む
• フレームが薄い分高さが低いので手の位置がちょうど良いところに来る

デメリット

• クリック感がないのでタイピング時の心地よさはない

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