今回はBenQ ZOWIE(ベンキュー ゾーウィ)のマウスバンジー「CAMADE」をレビューしていきます。
BenQ ZOWIE CAMADEのパッケージ内容
梱包状態
パッケージ内容
BenQ ZOWIE CAMADE本体。
BenQ ZOWIE CAMADEの形状・外観
土台は三角形で真ん中は空洞になっています。土台は黒色ベースで空洞部分は赤色になっています。
土台前面にはZOWIEロゴが彫られています。
アームはバネになっており曲がるようになっています。
またアームは長さの調節が可能で、土台背面のレザーを上げ下げすることでアームの長さを調節できるようになっています。一番上まで上げると固定されるようになっています。
アーム先端のケーブルを止める部分はゴム製でケーブルがズレづらく傷つけにくいようになっています。また爪は硬いですが僅かに広げることができるのでケーブルを止めやすくなっています。
土台背面下部にも余分のケーブルを止める部分があります。この部分はやや緩め。この部分は使わなくても問題ないです。
底面には滑り止めのゴムが4隅に付いています。グリップはかなり強めで相当の力がかからないとズレることはなさそうです。
実測重量は240gとなかなかしっかりとした重さ。これほど重ければちょっと引っ張られたくらいでは動きそうもないです。
対応しているケーブルの太さ
マウスのケーブルには太さや素材が様々です。それらケーブルの対応について検証してみます。
太めのケーブル(Razer DeathAdder V2 Mini)
Razer DeathAdder V2 Miniのケーブルはかなり太目で現状私が持っているゲーミングマウスの中でも一番太いです。
BenQ ZOWIE CAMADEのケーブルを止める部分はゴム製なのである程度広げることができるため、容易に止めることができました。
固定もかなり強くゴム製なので滑ったり抜ける心配はほとんどないです。
外すときも爪がゴム製なのでケーブルの布がほつれる心配もなさそうです。
標準サイズのケーブル(Razer DeathAdder V2)
標準サイズも簡単に取り付けることができました。
固定もしっかりしており、ケーブルが無理に引っ張られてもまったくズレる感じはありませんでした。
取り外しも問題なくできます。
細めでビニールタイプのケーブル(Logicool G PRO HERO)
ビニールタイプのケーブルは細めのものが多いです。
取り付けはもちろん簡単にできます。
固定は結構しっかりされており、ケーブルを強引に引っ張ってもズレたり外れたりすることはありませんでした。
固定部分がゴム製なのとケーブルがビニール製ということで、布製のケーブルよりも摩擦が強く滑りづらくなっているのだと思います。
ですがケーブルが左右に引っ張られるのには強いですが、真っすぐ手前方向にひかれるとたまにズレることがあるといった感じ。
普通に使っていれば滅多にない状況なので、特に問題はなさそうです。
BenQ ZOWIE CAMADEの使用感
マウスケーブルがあることで煩わしことは「ケーブルがマウスパッドなどに引っかかって引っ張られる感覚がする」「ケーブルがバネのように跳ね返してくる」「マウスを素早く動かしたときにケーブルに引っ張られる」「マウスを動かすたびにケーブルの位置がズレて邪魔」などだと思います。
これらがいかに解消されているかがマウスバンジーを使うことの意味なのでこれらを観点をおいてみていきます。
ケーブルがマウスパッドなどに引っかかって引っ張られる感覚がする
この現象はマウスパッドとケーブルが触れていることが原因で起こります。
BenQ ZOWIE CAMADEを使うことである程度ケーブルを空中に保持した状態を保てるので完全に触れないようにはできませんが、ある程度解消できます。
マウスバンジーとマウス間のケーブルの長さによって変わるのでできるだけ短めにするとより効果を発揮できると思います。
ケーブルがバネのように跳ね返してくる
この現象はケーブルが硬さによる影響が大きいですが、ある程度解消することができます。
バネのように跳ね返されるタイミングは主に「ケーブルが何か物に当たってケーブルが曲がるタイミング」「ケーブルの余った部分がとぐろを巻いてそこに押されるタイミング」です。
これらはケーブルが中途半端に曲がらないように適切な長さをマウスを動かしても常に保てるようにすればこのような現象は抑えられるはずです。
BenQ ZOWIE CAMADEとつなげる際に短めに調節しておいて、マウスを目いっぱい動かしたときにBenQ ZOWIE CAMADEのバネが引っ張られるくらいにしておけばある程度ケーブルが曲がってしまうことを減らすことができます。
もちろん完全になくすことはできないですが、使わないよりはましになりました。
マウスを素早く動かしたときにケーブルに引っ張られる
これはマウスを大きく高速に動かしたときにケーブルも引っ張られて鞭のようになり、マウスが引っ張られてしまいこのようなことが起きます。
これはケーブルの余った分が長ければ長いほど起きるので、余った分をできるだけ少なくすればこのようなことは減らすことができます。
BenQ ZOWIE CAMADEで固定部分からマウス間の長さをできるだけ短くしておけば、引っ張られるケーブル分も少なくなるのでかなり減らすことでできます。
気持ち短すぎるくらいにしておいても、マウスを大きく動かしたときバネが引っ張られてある程度無理が効くようになっているのでなかなか良い。
マウスを動かすたびにケーブルの位置がズレて邪魔
これもケーブルの余分な長さがあるせいでケーブルがあっちこっちに動いてしまうので、長さを適切にしておけば解消できます。
BenQ ZOWIE CAMADEでマウス操作ができるギリギリの長さにすることで解消することができました。
使用感まとめ
普通のマウスバンジーだとマウスを大きく動かしても大丈夫なようにある程度ケーブルを余分に長く固定する必要がありますが、BenQ ZOWIE CAMADEだとアーム部分がバネになっているのでマウスを大きく動かしたときにバネが引っ張られてマウスを戻すとバネも戻るのでケーブルの余分な長さも少し戻ります。
なので普通のマウスバンジーよりも、マウスバンジーとマウス間のケーブルの長さを短くできるという利点があります。
BenQ ZOWIE CAMADEを使うことでケーブルの煩わしさはほとんど解消できるのでなかなか良いのではないかと思います。
まとめ
メリット
- マウスバンジー本体の重さがしっかりしており、ケーブルが引っ張られても動かない
- アームがバネになっているのでケーブルが引っ張られても戻る
- どんな太さのケーブルにも対応している
デメリット
- 特になし
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