マウスパッドレビュー

BenQ Zowieゲーミングマウスパッドを比較レビュー

全BenQ Zowieゲーミングマウスパッドを比較レビュー

当記事では私が所持している全BenQ Zowieゲーミングマウスパッドを比較しながらレビューしていきます。

⇓動画でも確認できます⇓

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BenQ Zowieゲーミングマウスパッドの種類(ラインナップ)

当記事でレビューするBenQ Zowieゲーミングマウスパッドの種類(ラインナップ)は以下。

SR

BenQ Zowie G-SR

【主な特徴】

  1. コントロールタイプのSRシリーズ
  2. サラサラとしたソフトな肌触りの表面で、シンプルな無地タイプのデザイン
  3. 縁(エッジ)はステッチ加工がされており、ほつれが起きにくい
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SR-SE DEEP BLUE

BenQ Zowie G-SR-SE DEEP BLUE

【主な特徴】

  1. バランスタイプのSR-SEシリーズ
  2. 表面加工がされており、SRより滑りやすい表面になっている
  3. サラサラとしたソフトな肌触りの表面で、ブルーのカラープリントが施されたデザイン
  4. ステッチ加工無し
  5. ※生産終了
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SR-SE ROUGE

BenQ Zowie G-SR-SE ROUGE

【主な特徴】

  1. バランスタイプのSR-SEシリーズ
  2. 従来製品よりも細かい編み目になっており、SR-SE DEEP BLUEよりも僅かにスピード寄りのマウスパッドになっている
  3. 従来製品よりも耐湿性が向上しており、湿気の影響を受けにくくなっている
  4. サラサラとしたソフトな肌触りの表面で、赤のカラープリントが施されたデザイン
  5. ステッチ加工無し
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SR-SE Bi

BenQ Zowie G-SR-SE Bi

【主な特徴】

  1. 耐湿性と耐久性が向上し、前モデルのGSR SE Grisと同様の滑走感を備えた新モデル
  2. 硬すぎず柔らかすぎないベースで、適度なストッピング性能を実現
  3. ステッチ加工無し
  4. 均一な高密度ラバーベースを採用

TF-X

BenQ Zowie GTF-X

【主な特徴】

  1. スピードタイプのTFシリーズ
  2. 他のシリーズとは表面が大きく異なり、ハイブリッド系の硬い表面でかなり滑りやすい表面になっている
  3. 撥水加工されており、湿気や水滴の影響を受けにくい
  4. ザラザラとしたハードな表面で、シンプルな無地タイプのデザイン
  5. 縁(エッジ)はステッチ加工がされており、ほつれが起きにくい
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パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態 - SR-SE Bi 梱包状態2

内容物

内容物 - G-SR 内容物 - GTF-X
内容物 - G-SR-SE DEEP BLUE 内容物 - G-SR-SE ROUGE 内容物 - SR-SE Bi

内容物は全てマウスパッド本体のみとなっています。

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外観・仕様

巻き癖

巻き癖 - G-SR 巻き癖 - GTF-X
巻き癖 - G-SR-SE DEEP BLUE 巻き癖 - G-SR-SE ROUGE 巻き癖 - SR-SE Bi

「G-SR」と「G-SR-SE DEEP BLUE」と「G-SR-SE ROUGE」は丸めた状態、「GTF-X」はフラットの状態で梱包されています。

そのため「GTF-X」は開封直後でも巻き癖はありませんが、「G-SR」と「G-SR-SEシリーズ」は少し巻き癖が見られました。

どれも極端にひどい巻き癖ということはありませんでしたが、その中でも「G-SR-SE ROUGE」は比較的巻き癖が少ない印象でした。

デザイン

デザイン - G-SR デザイン - GTF-X
デザイン - G-SR-SE DEEP BLUE デザイン - G-SR-SE ROUGE デザイン - SR-SE Bi

デザインは「SR」と「TF-X」は無地タイプ、「SR-SEシリーズ」はプリントタイプです。

ロゴマークは「SR-SEシリーズ」は表面にプリントされているタイプで、他の滑走面との滑りの違いは感じられません。「G-SR」と「GTF-X」は左上にタグが縫われていてタグにロゴマークがあります。

大きさ・サイズ

サイズは以下のようになっています。

Sサイズ(P) Lサイズ(G)
SR 345 x 305 x 3.5mm 470 x 390 x 3.5mm
SR-SE DEEP BLUE 470 x 390 x 3.5mm
SR-SE ROUGE 470 x 390 x 3.5mm
SR-SE Bi 470 x 390 x 3.5mm
TF-X 345 x 305 x 3.5mm 470 x 390 x 3.5mm

SサイズはP、LサイズはGが製品名に入っているようです。

「SR」と「TF-X」はSサイズとLサイズがありますが、「SR-SEシリーズ」はLサイズのみとなっています。

厚さはサイズ問わず全て3.5mmとなっています。

表面

表面 - G-SR 表面 - GTF-X
表面 - G-SR-SE DEEP BLUE 表面 - G-SR-SE ROUGE 表面 - SR-SE Bi

肌触り

「SR」と「SR-SEシリーズ」はソフトタイプ、「TF-X」はいわゆるハイブリッド系の表面になっています。

「SR」と「SR-SEシリーズ」はどれも水平/垂直方向が規則的に織られており、凹凸が少なくサラサラとした質感をしています。その中でも「SR」は少し凹凸が強くザラザラ感のある質感で、「SR-SEシリーズ」は完全にフラットでサラサラとした質感をしています。「SR-SEシリーズ」の中でも少し質感に違いがあり、「SR-SE DEEP BLUE」はザラザラ寄り、「SR-SE ROUGE」はサラサラ寄り、「SR-SE Bi」はツルツル寄りといった感じでした。なので「SR-SE Bi」>「SR-SE ROUGE」>「SR-SE DEEP BLUE」>「SR」>「TF-X」の順で肌触りが優しく、引っかかりが少ない印象でした。

「TF-X」は水平/垂直方向が不規則的な織られて方で、凹凸が強くザラザラとした質感をしています。なので肌触りは優しくないですが手のひらや手首との引っかかりはそこまで気になるほどではありませんでした。

水平/垂直方向の滑りの差

「SR」と「SR-SEシリーズ」はどれも水平方向の糸が浮いて見える織り方で、水平方向の滑りが良く垂直方向は水平方向と比べると少し滑りが抑えられています。その中でも「SR」は水平/垂直方向の滑りの違いが強く、結構差があります。「SR-SEシリーズ」は「SR」と比べると水平/垂直方向の滑りの違いはそこまでありません。

「TF-X」は織り方に規則性が無いため水平/垂直方向で滑りの差はほとんどありません。若干あるかな~程度。

撥水性

撥水性 - G-SR 撥水性 - GTF-X
撥水性 - G-SR-SE DEEP BLUE 撥水性 - G-SR-SE ROUGE 撥水性 - SR-SE Bi

表面に水滴を垂らして、撥水性をテストしてみました。

「SR」と「SR-SEシリーズ」は撥水性はありませんでした。「SR」はすぐには染み込まず水滴が残るのですぐに拭けばそのまま使うこともできそうです。

「TF-X」はしっかりとした撥水性がありしばらく待っても水滴が全く染み込まず、ふき取った後も染み込んだ跡のようなものはありませんでした。

表面(滑走面)まとめ

肌触り 水平/垂直方向の滑りの差 撥水性
SR ザラザラ寄りのサラサラ 水平方向のほうが滑りやすい 少し有り
SR-SE DEEP BLUE サラサラ寄りのザラザラ 水平方向のほうが僅かに滑りやすい 無し
SR-SE ROUGE サラサラ 水平方向のほうが僅かに滑りやすい 無し
SR-SE Bi サラサラ寄りのツルツル 水平方向のほうが僅かに滑りやすい 無し
TF-X ザラザラ ほとんど無い 有り

底面

底面 - G-SR 底面 - G-SR - 2
底面 - G-SR-SE DEEP BLUE 底面 - G-SR-SE DEEP BLUE - 2
底面 - G-SR-SE ROUGE 底面 - G-SR-SE ROUGE - 2
底面 - SR-SE Bi 底面 - SR-SE Bi - 2
底面 - GTF-X 底面 - GTF-X - 2

裏面は全て同じようなラバーベースで、スポンジのようなラバーベースになっています。

ゲーミングマウスパッドの中ではグリップ性は弱めですが、マウス操作でズレてしまうほどではありません。

厚さ・クッション性

厚さ - G-SR 厚さ - GTF-X
厚さ - G-SR-SE DEEP BLUE 厚さ - G-SR-SE ROUGE 厚さ・クッション性 - SR-SE Bi
中間層 表面 クッション性(0~10)
SR 少し硬い 普通 4
SR-SE DEEP BLUE 少し硬い 普通 4
SR-SE ROUGE 少し硬い 普通 4
SR-SE Bi 少し硬い 普通 4
TF-X 少し硬い 少し硬い 3

厚さは全て3.5mmと標準的な厚さで、中間層の硬さは少し硬めといった感じです。なのでクッション性は標準的か少し硬めといった感じです。その中でも「TF-X」は表面も硬めなので、よりクッション性は硬めと言った印象です。

テーブルから垂らして使いたいという場合は、「SR」と「SR-SEシリーズ」はしっかり垂れるしクッション性もある程度はあるので使えると思います。「TF-X」は垂らすと少し持ち上がってしまい不向きな印象でした。

縁(エッジ)

縁 - G-SR 縁 - GTF-X
縁 - G-SR-SE DEEP BLUE 縁 - G-SR-SE ROUGE 縁(エッジ) - SR-SE Bi

「SR」と「TF-X」はステッチ加工有り、「SR-SEシリーズ」はステッチ加工無しとなっています。

「SR-SEシリーズ」はステッチ加工が無いので、エッジのホツレが見られます。触ってみた感じではチクチクすることはありませんでした。

「SR」と「TF-X」はステッチ加工されているのでもちろんホツレは見られず、丁寧に縫われています。触ってみた感じではチクチクすることもありませんでした。表面から変に盛り上がっていることも無く手首に強く当たることも無さそうです。

滑りやすさ比較

滑りやすさ、止めやすさ(動摩擦)

滑り具合の比較方法は、斜面にマウスパッドを敷きマウスを滑らせその滑りを見て判断しています。比較する際の斜面の角度は同じにしています。

マウスパッドの滑りやすさを完全には表現できないので、参考程度に見ていただければ幸いです。

また実際に手でマウスを滑らせて体感でも判断しています。

【テスト条件】

【⇓滑りやすさ比較⇓】

【⇓BenQ Zowie G-SR-SE Bi⇓】

滑りやすさ
「TF-X」>>>>>「SR-SE DEEP BLUE」>>「SR-SE Bi」>「SR-SE ROUGE」>>>>>「SR」

「TF-X」、「SR-SEシリーズ」、「SR」間では明確に差があり、「SR-SEシリーズ」間では僅かに差があるといった感じです。「SR-SE Bi」と「SR-SE ROUGE」では概ね同じですが僅かに「SR-SE Bi」のほうが滑りやすく、「SR-SE DEEP BLUE」は他の2枚よりももう少し滑りやすいといった感覚です。

今までレビューしたゲーミングマウスパッドの中だと、「SR」はコントロール系、「SR-SE Bi」と「SR-SE ROUGE」はコントロール寄りのバランス系、「SR-SE DEEP BLUE」はバランス系、「TF-X」はバランス寄りのスピード系といった感じでした。

今までレビューしたゲーミングマウスパッドを含めた比較はこちら⇒ゲーミングマウスパッドの滑りやすさ比較

初動、左右切替し(最大静摩擦)

滑り出しの時と左右切替しの時のギュッとする感じの少なさを確認します。確認方法は手でマウスを滑らせた感覚で確認します。

最大静摩擦
「SR」>「SR-SE DEEP BLUE」>「SR-SE Bi」>「SR-SE ROUGE」>「TF-X」

最大静摩擦は基本的には動摩擦に比例して「SR」>「SR-SEシリーズ」>「TF-X」の順で強くなるように感じられました。

しかし「SR-SEシリーズ間」では動摩擦通りではなく「SR-SE DEEP BLUE」>「SR-SE Bi」>「SR-SE ROUGE」の順で強いように感じられました。大きな差があるわけではなく、何となくそう感じる程度です。「SR-SE DEEP BLUE」>「SR-SE Bi」>「SR-SE ROUGE」の順で表面がツルツルに近い質感をしているので、それが影響しているのかもしれません。

最大静摩擦が与えるAIMへの影響がどれほどなのか判断が難しいですが、個人的には最大静摩擦が強いことにメリットは感じていません。最大静摩擦と動摩擦の差が大きいほど急に滑り出す感覚が強くなりコントロールが難しくなるので、基本的には最大静摩擦は少ないほうが良い影響を与えるのではないかと思っています。この辺は人それぞれかもしれません。

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アームカバーとの相性

アームカバーとの相性

次はアームカバーを使用した場合のマウスパッドとの相性を見ていきます。

テストにはゲーミングアームカバー「CW-X」を使用します。アームカバーの質感に寄っても相性は変わるので参考程度にお考え下さい。

【確認すること】

  • 引っかかり具合:0(引っかかりが弱い)~10(引っかかりが強い)で評価

確認してみたところこのようになりました。

引っかかり具合
G-SR 6
G-SR-SE DEEP BLUE 3
G-SR-SE ROUGE 4
SR-SE Bi 2
GTF-X 5

基本的に引っかかりが強いほうがAIMや操作感への影響が強いです。

イメージではソフトタイプとハイブリッド系ではハイブリッド系のほうが引っかかりが強いイメージでしたが、意外とものによるようです。

「SR」はソフトタイプ、「TF-X」はハイブリッド系ですが「SR」のほうが引っかかりは強かったです。

「SR-SEシリーズ」間では「SR-SE Bi」>「SR-SE DEEP BLUE」>「SR-SE ROUGE」の順で摩擦が少なかったです。

傾向的にはコントロールタイプのほうが引っかかりが強いですが、ソフトタイプ、ハイブリッド系、ハードタイプによっても引っかかりの強さが上下するといった感じかと思います。

ゲームでの使用感、操作感

Apex Legends Valorantの場合

ゲームはApexLegendsとVALORANTをやってみました。

ApexLegendsは「敵を追い続けるような滑らかなAIM」をすることが多いゲームですが、VALORANTは「パッと狙ってパッと止めるAIM」、「ゆっくりとマウスを動かすクリアリングの時のAIM」が多いゲームで同じFPSでもAIMの仕方が全然違うため結構違った見方ができます。

G-SR

ApexLegendsでの使用感

基本的にはかなり扱いやすいといった印象でした。

コントロール寄りですが程よく滑るのでスムーズにマウスを操作することが出来ました。

特に一定方向に動き続ける敵を狙い続けるようなAIMがしやすく、行き過ぎたり遅れたりすることがありませんでした。

ただ私の場合つまみ持ちユーザーなのですが、2倍サイトでレレレをする敵を狙う時に重さを感じやすい印象でした。なので個人的にはもう少し滑りやすい方が操作がし易いかなと感じました。

とはいえ基本的には操作に問題は無く、力んでしまった時でもAIMがブレるのを抑制してくれているようになっていて安定したマウス操作が出来ていた印象です。

VALORANTでの使用感

とても操作しやすい印象でした。

ApexLegendsとは違い感度が低いことも合ってマウスを大きく動かすことが多いため、コントロール寄りの「G-SR」としっかりマッチしている印象でした。

大きく動かすことが多い分力を入れて握っていることが多いためAIMがぶれやすいですが、コントロール寄りであることでぶれをしっかり抑えてくれていた印象です。

ApexLegendsでのレレレを狙うほどの小刻みなAIMをすることが少ないためかマウスを大きく動かすAIMをすることが多く、止めやすさがかなり効果的に働いてくれていたと思います。

正直VALORANTは感度も適当なので感度を高くしたときに操作感がどうなるかわかりませんが、現状ではかなり扱いやすい印象でした。

手汗による手のひらのペタ付き(※確認時は乾燥期です)

手のひらのペタ付きはほとんど起きず、手のひらをベッタリ着けていてもほとんど気になりませんでした。

アームカバーは必要なさそうです。

アームカバーとの相性

引っかかる感覚がとても強く、出来れば使いたくないを思うレベルです。

そもそもアームカバーを使うメリットもあまりない印象です。

G-SR-SE DEEP BLUE

ApexLegendsでの使用感

かなりスムーズに操作することが出来、腰撃ちとADSともに滑らかなにAIMできていた印象です。

滑りと止めのバランスが良く、どのようなAIMでも違和感なく狙えていたと思います。

指だけで操作するときも重さを感じることが少なく、レレレの切り返しもスムーズでかなり操作がし易かったと思います。ただ個人的にはもう少しだけ滑るほうが良さそうでした。

力が入っているときもブレをしっかり抑制してくれている印象でしたが、「G-SR-SE ROUGE」と比べると少しぶれやすいかなと思います。

VALORANTでの使用感

「G-SR」と比べて軽い力で操作が出来、スムーズに操作することが出来ました。

滑りと止めのバランスが良いので、重く感じたりAIMが行き過ぎたりすることが無く全ての場面で無難に扱いやすいといった感じでした。

滑りやすさが程よくあるので指だけでもスムーズにマウスを操作することが出来、細かい操作がしやすい印象でした。

ただ「G-SR」と比べるとコントロールが利きにくいので、思い切った操作がしにくいかなと感じることもありました。

マウスを大きく動かす必要がある場面では大きな違いはありませんが、頭を狙うために少し動かしたいというときは力みすぎないように操作する必要があるかなと感じました。

手汗による手のひらのペタ付き(※確認時は乾燥期です)

多少ペタ付く感覚はありますが、ほとんど気にならないレベルです。操作感への影響はほとんどありません。

アームカバーは必要なさそうです。

時期によっては気になることもあるかもしれません。

アームカバーとの相性

多少引っかかりはありますがソフトタイプにしては影響は少なく、問題なく使えると思います。垂直方向も問題ありません。

とはいえ使う必要は無いと思います。

G-SR-SE ROUGE

ApexLegendsでの使用感

操作感は「G-SR-SE DEEP BLUE」に近いですが、少しコントロール寄りになっているといった印象でした。

止めやすいながらもそれなりに滑りやすさもあり、どのようなAIMでも違和感なく狙えていたと思います。

ただ「G-SR」同様、指で操作するときは重さを感じることがある印象でした。「G-SR」よりは滑りやすくなっているので極端に重く感じることはありませんでした。

力が入っているときもブレをしっかり抑制してくれている印象でした。

VALORANTでの使用感

あらゆる場面で違和感のない操作が出来た印象でした。

マウスを素早く動かしてもしっかり制動され、指で細かい操作がしたいときもスムーズに操作することが出来とても扱いやすい印象でした。

「G-SR」もかなり扱いやすい印象でしたが、より滑りと止めのバランスが良いと感じました。

手汗による手のひらのペタ付き(※確認時は乾燥期です)

多少ペタ付く感覚はありますが、ほとんど気にならないレベルです。操作感への影響はほとんどありません。

アームカバーは必要なさそうです。

時期によっては気になることもあるかもしれません。

アームカバーとの相性

多少引っかかりはありますがソフトタイプにしては影響は少なく、問題なく使えると思います。垂直方向も問題ありません。

とはいえ使う必要は無いと思います。

G-SR-SE Bi

ApexLegendsでの使用感

概ね「G-SR-SE ROUGE」と操作感は同じですが、少しだけ動摩擦が軽い分スムーズに動かしやすいというのと、少し初動の重みを感じやすいように感じられました。

初動の重み自体は「ROUGE」とほとんど違いは無い印象なのですが、「Bi」のほうが少しだけ動摩擦が軽い分初動の重みを感じやすいように思いました。そのため「ROUGE」よりも急に滑り出す感覚が少しだけ強いように感じられます。

基本的には初動と動摩擦の滑りやすさに差が少ないほうが操作はしやすいと思われるため「ROUGE」のほうが操作しやすいと想像しますが、実際個人的には動摩擦の軽い「Bi」のほうが全体のAIMで見ると操作しやすいように感じられました。というのもAIMのほとんどは動摩擦で初動は動き始めの一瞬なので、やはり動摩擦が自分に合っている方が総合的に操作しやすくなるようです。APEXは特にトラッキングが主体のゲームなので、よりそれが際立っていた印象です。

初動だけ見てもそこまで気になるほどではないので、単純に滑りやすさが合う方を選ぶのが良さそうです。

VALORANTでの使用感

滑りやすさが「G-SR-SE ROUGE」に似ているため操作感は概ね同じですが、沈み込みが発生した時だけ滑りやすさが反転する印象でした。

「ROUGE」は沈み込んでいないときといる時とで滑りやすさに大きな差が無い印象ですが、「Bi」は「ROUGE」に比べて少し差が大きいです。そのためマウスに力を入れていないときは「Bi」のほうが滑りやすいですが、マウスに力が入ったときだけ「ROUGE」のほうが滑りやすい感覚に感じられました。

私の場合大きなAIMをするときは手首や腕、小さいAIMするときは指を使います。指を使った小さなAIMをするときは力が入りがちなので、沈み込みが起きやすいです。なので指でマウスを操作しているときは「Bi」のほうが少し重く感じられていた印象です。対して「ROUGE」は力を入れていてもある程度スムーズに調整できると言った感覚です。

なので一見「ROUGE」のほうが相性は良いように想像いますが案外そうでもなく、「Bi」のほうが操作しやすく感じられました。この辺はもう完全に個人の感じ方の部分ですが、指で操作するときはある程度制動がかかったほうが微調整がしやすいのかもしれません。手首でAIMする際は滑りやすいので大体の位置を素早く狙えて、その後指で微調整してビタっと止める感覚です。

なので難しい所ですが、とにかく感覚として「ROUGE」よりも沈み込んでいないときはスムーズで、沈み込むとやや制動が強めにかかると思っておけばよさそうです。とはいっても沈み込みによる制動はマウスパッド全体で見ればそこまで強くないと思います。

手汗による手のひらのペタ付き(※確認時は乾燥期です)

多少ペタ付く感覚はありますが、ほとんど気にならないレベルです。操作感への影響はほとんどありません。

アームカバーは必要なさそうです。

時期によっては気になることもあるかもしれません。

アームカバーとの相性

アームカバーを使っても影響はとても少なく、とても使いやすい印象でした。

「SR-SEシリーズ」の中では最も相性が良いと言えると思います。

GTF-X

ApexLegendsでの使用感

かなりスムーズに操作ができるといった印象でした。

指だけで操作するときも切り返しが軽くかなり滑らかなAIMをすることが出来た印象です。個人的には一番操作しやすい滑りやすさだと思います。

ただ「G-SR」、「G-SR-SE DEEP BLUE」、「G-SR-SE ROUGE」と比べるとしっかりスピード寄りなので、制御はしにくいかなと感じました。

大きく動かしたときや力が入っているときに敵を中心にエイムが行ったり来たりしてしまうことがあり、ブレを抑制されている感は少ないかなと感じました。とは言えそれも極端にブレてしまうという訳ではないので、基本問題なく操作できると思います。

VALORANTでの使用感

滑り出しが軽く、かなりスムーズに操作することが出来ました。

スピードタイプですが極端に滑り過ぎるということも無いので、十分扱いやすいレベルに感じられました。

特に指で細かい操作がしやすく、頭を狙う際に微調整がしやすかった印象です。

ただコントロールタイプと比べるとAIMが行き過ぎてしまうことが多いので、普段より慎重に狙う必要があるようにも感じられました。

手汗による手のひらのペタ付き(※確認時は乾燥期です)

手のひらのペタ付きはほとんど起きず、手のひらをベッタリ着けていてもほとんど気になりませんでした。

アームカバーは必要なさそうです。

アームカバーとの相性

「SR」ほどではないですがこのマウスパッドも引っかかりは強めです。出来れば使いたくないレベルですが、使えなくはないかなといった感じです。

なので出来ればアームカバーは使わないほうが良いですが、表面が荒いタイプで手首が痛くなるからどうしても使いたいということもあると思うので、そういった場合は多少操作感に影響を受けることを覚悟してアームカバーを併用することも必要かなと思います。

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リフトオフディスタンス(LoD)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

マウスパッドとマウスとの組み合わせによってリフトオフレンジが変わることがあります。

使用するゲーミングマウスによってはリフトオフレンジが長すぎて挙動に違和感を感じることもある可能性があります。

全てのゲーミングマウスを調べるのは大変なので、いくつか抜粋して調べました。

リフトオフレンジをソフトウェアで調整可能なものは青字、リフトオフレンジが長くてソフトウェアで調整不可なものは赤字にしています。

G-SR G-SR-SE DEEP BLUE G-SR-SE ROUGE SR-SE Bi GTF-X
Razer Viper V2 Pro 0.6/0.8/1.4 0.4/0.8/1.4 0.4/0.6/1.4 0.5/0.8/1.2 0.9/1.0/1.5
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 0.7 0.6 0.7 0.8 0.6

基本どの組み合わせでも問題ない長さで、FPSゲームでも違和感なく使用できるかと思います。

恐らく他のマウスでも問題なく使えるのではないかと思います。

まとめ

最近のマウスパッドはArtisanマウスパッドに似させてコストを下げて置けばいいみたいになっているところがあるので、その点BenQは自分を突き通しているので印象がいいですね。

G-SR

  1. コントロール重視が好きと言う人向け
  2. アームカバー、手のひらや手首との摩擦がやや強め
  3. テーブルから垂らして手首のクッションとして使うことはできるにはできるがクッション性はやや弱め
  4. 巻き癖がある
  5. ステッチ加工有り
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ベンキュージャパン

G-SR-SE DEEP BLUE

  1. スピードとコントロールがバランス的なタイプが好きと言う人向け
  2. アームカバー、手のひらや手首との摩擦が少ない
  3. テーブルから垂らして手首のクッションとして使うことはできるにはできるがクッション性はやや弱め
  4. 巻き癖がある
  5. ステッチ加工無し
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G-SR-SE ROUGE

  1. コントロール重視だけど滑りも程よくあるタイプが好きと言う人向け
  2. アームカバー、手のひらや手首との摩擦が少ない
  3. テーブルから垂らして手首のクッションとして使うことはできるにはできるがクッション性はやや弱め
  4. 巻き癖が少しある
  5. ステッチ加工無し
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SR-SE Bi

  1. 滑りやすさの特徴としては「DEEP BLUE」より滑らず「ROUGE」より少し滑る、沈み込むと「ROUGE」よりも制動が強くなる
  2. SR-SEシリーズの使用感と大きく変わるわけではないので、SR-SEシリーズからの乗り換えは問題なくできる
  3. 耐湿性と耐久性が向上しているようなので、SR-SEシリーズが欲しい場合は一番いいかも知れない
  4. アームカバーを使う場合もSR-SEシリーズの中では一番少ないので優秀
  5. 巻き癖が少しある

GTF-X

  1. スピード重視だけどある程度コントロールが利くタイプが好きと言う人向け
  2. アームカバー、手のひらや手首との摩擦がやや強め
  3. テーブルから垂らして使うのは不向き
  4. しっかりとした撥水性があり、湿気や手汗の影響を受けにくい
  5. 巻き癖が無くフラット
  6. ステッチ加工有り
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ベンキュージャパン

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