マウスパッドレビュー

「FnaticGear JET」レビュー

「FnaticGear JET」レビュー

投稿日:2023年6月5日 更新日:

当記事ではFnaticGear(フナティックギア)のゲーミングマウスパッド「JET」をレビューしていきます。

提供:株式会社アスク

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フナティックギア(Fnatic Gear)
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特徴

特徴

  1. 摩擦を感じさせない低摩擦な表面
  2. 見る角度で色が変わるホログラフィック加工
  3. 汚れに強い撥水仕様の表面
  4. ほつれを防止するマイクロニットステッチ
  5. 安定性を高める3mm厚のラバーベース
  6. サイズ展開:M(360 x 280 x 3mm) / L(465 x 372 x 3mm) / XL(465 x 465 x 3mm) / XD(950 x 500 x 3mm)
  7. カラー展開:ホログラム
  8. 価格(Amazon):M(-) / L(5,800円) / XL(6,623円) / XL(8,755円)

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態 - 2 巻き癖

丸めて梱包されていますが、巻き癖はかなり少なく開封直後でも問題なく使用できます。

内容物

内容物 内容物 - 2

マウスパッド本体、クリーニングクロス。

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仕様

表面

表面 表面 - 2 表面 - 3

「JET」の表面はホログラフィック加工というものがされており、「ARTISAN 紫電改」や「Vancer ICE」に似たハード寄りの表面をしています。

ツルツルとした表面で凹凸がかなり少なく、手触りとしてはとても優しいです。ソフトタイプよりも摩擦が少なく、マウスパッドの摩擦が苦手な人でも使いやすい表面かと思います。

完全なフラットという訳ではなく僅かにでこぼこしている部分があり、この部分にマウスを滑らせると若干でこぼこ感が伝わっています。そんなに気にならないですが、ソールが付いてしまう原因になりそうです。

表面加工に方向性やパターンが無いため、水平/垂直方向での滑りの差がありません。

右下にはFnaticのロゴマークがあります。シリコンっぽい質感なので、この部分は滑りの違いがあります。

撥水性

撥水性

ほぼハードタイプのような表面なので、水滴を垂らしても一切吸い込むことが無くしっかり弾きます。恐らく湿気も吸わないと思うので、湿気に寄る滑りの変化も少ないと思います。

しかしハードに近い表面は手汗を一切吸わないため、手のひらとマウスパッドとの間で籠りやすくペタ付きやすいと思います。

底面

底面 底面 - 2

底面は階段状に切り込みが入ったよく見るラバーベース。

サラサラ寄りの質感でグリップ性はそこまで高い印象はありません。マウス操作でズレてしまうほどではないですが、マウスを激しく振ったり手の当たり所によってはズレてしまうことはありそうです。

クッション性

クッション性

中間層が硬めで表面も布とは違うため沈み込みが少なく、クッション性としてはかなり弱めです。

ただハードタイプの特性を持ったマウスパッドにクッション性がある程度付加されていると考えればお得感はあります。

エッジ(ステッチ)

エッジ(ステッチ)

ステッチは柔らかい質感の糸で縫われており、幅広で表面より少し高いです。

なので手のひらや手首が触れても強い刺激は無いですが触れやすいので、ステッチ部分でよくマウス操作するという場合は擦れて痛みが出る場合もありそうです。

滑りやすさ比較

滑りやすさ比較

滑りやすさ、止めやすさ(動摩擦)

滑り出してから動いている最中の軽さと止めやすさを確認します。

Logicool G PRO X
SUPERLIGHT
JET > ICE > 紫電改
Razer
Viper V2 Pro
ICE > JET > 紫電改
Pulsar Gaming Gears
X2 Mini
ICE > JET > 紫電改
Ninjutso
Sora
紫電改 > JET > ICE

「Fnatic Gear JET」と同様にハードタイプに近い表面をしている「ARTISAN 紫電改」、「Vancer ICE」と比較しました。

マウスに寄って多少違いは感じられますが概ね「JET」=「ICE」>「紫電改」の順で滑りやすいといった感じでした。大きな違いは無くほとんど同じで、僅かに違いが感じられる程度のものです。

マウスパッド全体で見るとかなりスピード寄りで、滑りやすく止めにくい表面をしています。

沈み込みによる速度変化としてはかなり押し付けると多少のグリップ性は増しますが大きな速度変化はなく、止めやすさはそこまで強くなりません。

速度変化としては「紫電改 MID」とは少し変化があり、「ICE」よりは変化が少ないといった感じ。ハードタイプよりはしっかり沈み込みによる制動が利き、ソフトタイプよりは利きにくいといった感じかと思います。ソフトタイプ程の沈み込みによる制動を求める人にとっては物足りなさを感じるかと思います。また、この速度変化はソールが小さいほど変化が大きいといった印象です。

表面は滑りやすく沈み込みによる制動も少ないため、基本は滑りやすく止めにくいといった操作感になると思います。

今までレビューしたゲーミングマウスパッドを含めた比較はこちら⇒ゲーミングマウスパッドの滑りやすさ比較

初動、左右切替し(最大静摩擦)

滑り出しの時と左右切替しの時のギュッとする感じの少なさを確認します。

Logicool G PRO X
SUPERLIGHT
紫電改 > ICE > JET
Razer
Viper V2 Pro
紫電改 > ICE > JET
Pulsar Gaming Gears
X2 Mini
紫電改 > ICE > JET
Ninjutso
Sora
紫電改 > ICE > JET

どれもマウスパッド全体で見ても初動はかなり軽いタイプでほとんど違いはありませんが、「紫電改」>「ICE」>「JET」の順で初動が軽いかなと感じました。ほとんど分からないレベルなので大きな差は無いというイメージでよさそうです。

ソフトタイプやハイブリッドタイプと比べてもしっかり初動が軽いので、滑り出しから滑りだした後までしっかりスピードタイプと言った表面です。

滑り出しが重いと急に滑り出して過剰に操作してしまう原因にもなるかと思うので、個人的にはクセの少ないスピードタイプで良いと思います。

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ゲームでの使用感、操作感

ゲームはApexLegendsとVALORANTをやってみました。

ApexLegendsは「敵を追い続けるような滑らかなAIM」をすることが多いゲームですが、VALORANTは「パッと狙ってパッと止めるAIM」が多いゲームです。同じFPSでもAIMの仕方が異なるため結構違った見方をすることができます。

ApexLegends

ApexLegends

滑り出しから滑っている最中まで一貫して滑りやすく、滑らかな操作がしやすくトラッキングがとてもしやすいです。少し力を入れるだけでマウスを動かすことが出来るので、意識的に滑らかにマウスを操作しようとしなくても自然と滑らかに動く印象でした。そのため普段よりも無意識的に敵の動きに合わせて偏差撃ちがし易く感じられました。細かくレレレをする敵に対しても結構偏差をつけやすかったので、滑り出しと最中が滑りやすいことが活きているように感じました。

ただやはり滑り特化過ぎて素早く動かしたときに若干AIMが行き過ぎたり、指に力を入れ過ぎた際にAIMがブレてしまったりすることが多かったです。なのでハマればかなり精度は増しますが、狙いすぎると返って精度が下がるといった印象です。

やはり力の入れ具合がAIMにそのまま影響するので、全てのマウス操作である程度脱力して操作する意識が必要な印象でした。マウスパッドの制動に頼らず、しっかり自分手の力の入れ具合だけで操作できるようになれば、かなり綺麗なAIMが出来るようになりそうと感じました。

VALORANT

VALORANT

滑りやすいので指先での調整がしやすいですが、それ以外のメリットがあまり感じられないといった感じでした。

素早く動かしてパッと止めることが多いですが、止める際にAIMが行き過ぎてしまうことが多々ありました。リコイル制御の際も下げ過ぎたり、指先での操作の時に少しでも力を入れ過ぎるとすぐAIMがブレてしまったりとやはりコントロールが難しい印象です。

ただ力を入れて素早く動かすよりもある程度脱力して一定の速度で狙うように意識すると、AIMが行き過ぎたしまうことはなく指先での微調整もしやすいため、マウスの操作の仕方によっては相性は悪くないように感じました。

マウスの動かし方は人それぞれ癖があると思うので、マッチすればVALORANTでも扱いやすいと感じるのではないかと思います。

また私の場合指での操作時に力をいれて沈み込ませる癖があるのですが、「JET」は沈み込みにくくほとんど速度変化が無いため指での操作時もかなりスムーズに動かすことが出来ました。ただ逆に言えば沈み込みによる制動が活かせないということなので、その点を求める人は物足りなさを感じるかと思います。

補足

手のひらや手首とのペタ付き

手のひらや手首とのペタ付き

マウスパッドと手のひらや手首との手汗によるペタ付きも確認しました。

ペタ付き感としてはやはりほぼハードタイプの表面ということもあり、かなりペタ付いてしまっていました。ペタ付いてしまって手のひらがマウスパッドに張り付いてかなり操作感に悪影響を与えていました。私の場合はアームカバーを使わないとまず使えないと思います。

乾燥した日でもペタ付きを感じるので、やはりハードタイプに近い表面のマウスパッドはアームカバーが必要だなと感じます。

アームカバーとの相性

アームカバーとの相性

次はアームカバーを使用した場合のマウスパッドとの相性を見ていきます。

  • 引っかかり具合:◎(ほとんど引っかからない)、〇(引っかかりが少ない)、△(やや引っかかる)、×(かなり引っかかる)
アームカバー 水平方向 垂直方向
SkyPAD △+
BeANCA △+
CW-X △-
DUNLOP
Eadali
AZ-FRONT △+

ツルツルとした表面なので引っかかりは少ないかと思いましたが、思ったよりも引っかかる感じでした。大きく操作感に影響するレベルではないですが、多少なりとも影響するということは頭に入れておいた方が良いかと思います。

引っかかりの強さとしては「ARTISAN 紫電改」よりは強く、「Vancer ICE」よりは少ないといった感じです。

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マウスソールとの相性

マウスソールとの相性

表面がツルツルしており硬い表面で沈み込みもあまりないため引っかかる感覚はほとんどなく、どのようなマウスソールでも全く問題なく使用できます。強く押し込む人でも問題なく使用できると思います。

ツルツルした表面ということもあり、ハードタイプはもちろんソフトタイプよりもソールの摩耗は少なそうな印象です。

※滑りやすさ、初動の確認で使うソールには形状の違いがあるため、あくまで参考程度にお願いします

滑りやすさ GRAPHT(ガラス) > QSPEC(ガラス) > Pulsar(ガラス) > TALONGAMES(ガラス) > EsportsTiger Arc1(PTFE)
初動 QSPEC(ガラス) > GRAPHT(ガラス) > Pulsar(ガラス) > TALONGAMES(ガラス) > EsportsTiger Arc1(PTFE)

滑りやすさ、初動ともに「ガラス」>「PTFE」の順で滑りやすいといった感じでした。

なので滑りやすさと求めるなら「ガラス」、コントロール性を求めるなら「PTFE」という感じで調整がし易いと思います。

センサー挙動

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

センサー挙動はリフトオフディスタンス(LoD)カーソル飛びを確認しました。

全てのゲーミングマウスを調べるのは大変なので、いくつか抜粋して調べました。

リフトオフレンジをソフトウェアで調整可能なものは青字、リフトオフレンジが長くてソフトウェアで調整不可なものは赤字にしています。

LoD カーソル飛び
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 0.7
Razer Viper V2 Pro 0.8/0.8/1.5
Pulsar Gaming Gears X2 Mini 0.8/1.4
Ninjutso Sora 0.8/1.6

LoDは他のマウスパッドと比べると少し長めに測定されていたので、LoDの設定が出来るゲーミングマウスは出来るだけ低めに設定しておいた方が良さそうです。

カーソル飛びもマウスをかなり激しく振っても飛ぶことはありませんでした。

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まとめ

「ARTISAN 紫電改」系のマウスパッドとしては「FnaticGear JET」、「ARTISAN 紫電改 MID」、「Vancer ICE」をレビュしてきましたが、今のところ「紫電改」の代わりとして使うなら「FnaticGear JET」が一番適しているように感じました。

巻き癖がほとんどなく表面の質感もツルツルとした似た表面で、滑りやすさや沈み込みによる速度変化などの操作感も大きな違いが無く、「紫電改」からの移行でも違和感なく使えると思います。「紫電改」のように表面から粉が吹くことも無いので、優れている部分もあります。

注意点としては「紫電改」よりもステッチが大きく引っかかりやすい点とアームカバーの引っかかりが少し強い点です。これらが許容できるのであれば全く問題なく使用できます。

また「FnaticGear JET」の優れている点としては、ハードタイプとソフトタイプの特性が合わさっている点かと思います。

表面はほぼハードタイプなので糸のホツレ等が無く高耐久で、湿気の影響も受けにくいです。ツルツルとした表面なのでソール摩耗も少なく、相性問題も少ないです。尚且つ通常のソフトタイプ程ではないですが多少のクッション性があり、沈み込みも活用することが出来ます。

ソフトタイプと比べると高価ですが、長く使えることを考えればそこまで高くない感じられます。

使用者の相性は中々難しいですが、個人的にはハードタイプを好んで使っていて程よく沈み込みに寄る制動を活かしたいという人に向いているかなと思います。

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フナティックギア(Fnatic Gear)
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