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「HyperX FURY S – Speed Edition」レビュー

HyperX FURY S - Speed Editionをレビュー

投稿日:2021年4月17日 更新日:

当記事ではHyperX(ハイパーエックス)のゲーミングマウスパッド「FURY S – Speed Edition」をレビューしていきます。

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FURY S – Speed Editionの特徴

FURY S - Speed Editionの特徴

  1. ソフトタイプ(布製)
  2. 止めやすいコントロール系マウスパッド
  3. FURY Sのスピードタイプ
  4. ステッチ加工が施され、ほころびにくくなっている
  5. 安定感のある天然ゴム製の底面

 

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態

丸めた状態で梱包されています。

パッケージ内容

パッケージ内容

FURY S – Speed Edition本体。

 

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外観・仕様

デザイン

デザイン デザイン2

カラー展開は1色。

ブラックがメインに赤い模様が描かれています。

右下にはロゴが描かれています。文字部分は滑走面と滑りの違いはなく、引っかかる心配はありません。

大きさ・サイズ

サイズの種類は以下。

SM 290 x 240 x 3mm
M 360 x 300 x 3mm
L 450 x 400 x 4mm
XL 900 x 420 x 4mm

表面

表面

ソフトタイプのマウスパッドでコントロール重視の滑りになっています。

FURY SのSpeed Editionということなので、FURY Sよりは滑りが増しているのかと思いましたが、手触りではFURY Sのほうがツルツルしています。

水平、垂直方向で滑りは少し違いがあり、横方向はサラサラで縦方向は少しザラザラ感が強い印象。

湿気に影響を受けやすそうなタイプの布。

裏面

裏面 裏面2

裏面には楕円のラバー製滑り止めが張られています。

滑り止めはしっかりしており、マウス操作で動いてしまうことはまずありません。

厚さ・クッション性

縁

厚さはサイズによって違いがあります。

  • SM:3mm
  • M:3mm
  • L:4mm
  • XL:4mm

今回は購入したのはLサイズです。

そこそこクッション性があり、指で押すとモチっとしています。

テーブルの角に垂らしてクッション代わりにすることも問題なくできそうです。

マウスパッドによっては曲げて使用することを推奨していないものもありますが、 FURY S – Speed Editionは曲げても問題ないので垂らしても大丈夫そう。

縁はステッチ加工されています。

縁部分も柔らかく手首に当たっても痛くなることはないかと思います。

 

滑りやすさ

マウスパッドに傾きをつけてそれぞれの滑り方を確認しています。傾きは全て同じです。

滑りやすさは斜面を滑らせてみた感じでは、FURY S > FURY S – Speed Editionといった感じでした。

実際に手でマウスを操作してみた感じでも同様にFURY Sのほうが滑りやすい印象。

なぜだかFURY Sのほうが滑りやすかったです。

全ゲーミングマウスパッドの滑りやすさは以下で確認できます。

ゲーミングマウスパッドの滑りやすさ比較

 

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ゲームでの使用感、操作感

ゲームはApexLegendsとVALORANTをやってみました。

ApexLegendsは「敵を追い続けるような滑らかなAIM」をすることが多いゲームですが、VALORANTは「パッと狙ってパッと止めるAIM」、「ゆっくりとマウスを動かすクリアリングの時のAIM」が多いゲームで同じFPSでもAIMの仕方が全然違うため結構違った見方ができます。

ApexLegendsでの使用感

とてもやりやすく感じました。

かなりコントロール重視といった感じで、細かい操作や止めがし易かったです。

ApexLegendsの場合、マウスを大きく動かすことが多いのであまり気にならなかったですが初動が少し重く感じられました。

一定方向にゆっくり動かし続けるときも少し動かしづらいかなと感じることがありました。

もう少し滑りがあったほうが扱いやすいかと思います。

VALORANTでの使用感

そこそこ扱いやすいといった感じ。

かなり止め重視と言った印象で、マウスをパッと動かしパッと止めることがしやすい印象でした。

その分初動が重いことと、クリアリングやゆっくりとした視点移動、数ミリ動かす微調整が少しやりにくいかなと感じられました。

もう少し滑りやすい方が個人的にはやりやすい印象。

補足

手触りでは上下左右で滑りに差がありましたが、マウス操作では違いは特に感じられず違和感なくマウスを操作することができました。

手のひらがマウスパッドに触れていてもペタ付く感じもありません。

 

センサーテスト

『MouseTester』というソフトを使ってテストを行いました。

  1. 波線が綺麗に続いているほど、カーソルが飛んでしまうなどのおかしな挙動がない。
  2. ラインの動きドットの動きが一致しているほど、マウスの移動距離に対してのカーソルの移動距離が正確。

悪い例

FPSをプレイ中よくAIMが飛んでしまうマウスでのテストです。

○テスト環境

  • DPI:400
  • ポーリングレート:1000
  • マウスパッド:SteelSeries QcK+

よく飛ぶマウス

波線が途中で乱れているのは実際にカーソルが飛んでしまっている部分です。こういった波の乱れがあるものは良好なセンサーとは言えないです。

FURY S – Speed Editionのセンサーテスト

○テスト環境

Logicool G PRO X SUPERLIGHT Razer Viper Ultimate
HyperX FURY S Speed Edition - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 400dpi HyperX FURY S Speed Edition - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 800dpi HyperX FURY S Speed Edition - Razer Viper Ultimate - 400dpi HyperX FURY S Speed Edition - Razer Viper Ultimate - 800dpi
HyperX FURY S Speed Edition - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 1600dpi HyperX FURY S Speed Edition - Logicool G PRO X SUPERLIGHT - 3200dpi HyperX FURY S Speed Edition - Razer Viper Ultimate - 1600dpi HyperX FURY S Speed Edition - Razer Viper Ultimate - 3200dpi

波線はとても綺麗でした。センサーテスト的には問題なさそう。

 

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リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

マウスパッドとマウスとの組み合わせによってリフトオフレンジが変わることがあります。

使用するゲーミングマウスによってはリフトオフレンジが長すぎて挙動に違和感を感じることもある可能性があります。

全てのゲーミングマウスを調べるのは大変なので、いくつか抜粋して調べました。

リフトオフレンジをソフトウェアで調整可能なものは青字、リフトオフレンジが長くてソフトウェアで調整不可なものは赤字にしています。

Razer DeathAdder V2 Pro 0.7/1.4/2.0以上
Razer Viper Ultimate 0.7/1.7/1.5
Razer Basilisk Ultimate 0.5/1.2/1.6
Logicool G502WL 0.4
Logicool G703 HERO 0.6
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 0.7

全て問題ない長さで、ほかのマウスパッドとも大きな差もないので問題ないかと思います。

 

まとめ

かなりコントロール寄りのマウスパッドでした。

このマウスパッドは「とにかく止めやすさがほしい」という人におすすめです。

メリット

  • コントロール重視
  • そこそこのクッション性

デメリット

  • 少し滑りづらい

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