マウスパッドレビュー

「SkyPAD Glass 3.0 XL」レビュー|2.0 XLとの違いも比較

SkyPAD Glass 3.0 XLをレビュー

投稿日:2022年2月18日 更新日:

今回はSkyPAD(スカイパッド)様より、ガラス製ゲーミングマウスパッド「Glass 3.0 XL」をご提供いただけたのでレビューしました。

「SkyPAD Glass 2.0 XL」もレビューしています。⇒「SkyPAD Glass 2.0 XL」のレビュー記事

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Glass 3.0 XLの特徴

Glass 3.0 XLの特徴

  1. 頑丈な100%強化ガラス製
  2. 2.0よりもさらに大きくなった500 x 400mmの大きなXLサイズ
  3. 2.0よりも滑りやすさが50%向上し、超高速な滑走面
  4. 2.0よりも厚さ3.7mmと薄型になり、段差による違和感が減少
  5. PTFE製マウスソールと合わせることで、より滑らかな滑り
  6. 湿気や摩耗の影響を受けにくく高耐久
  7. ガラス製なので掃除がし易い

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2 梱包状態3

ガラス製マウスパッドなのでもちろん平らな状態で梱包されています。

なにやら2.0よりも高級感のある入れ物に入っています。

パッケージ内容

パッケージ内容

Glass 3.0 XL本体、注意書。

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外観・仕様

前モデルの「Glass 2.0 XL」と比較しながら解説していきます。

デザイン

Glass 3.0 XL - デザイン Glass 3.0 XL - デザイン2
Glass 2.0 XL - デザイン Glass 2.0 XL - デザイン2

デザインは「Glass 2.0 XL」と変わりなく、無地タイプのシンプルなデザイン。

右下にSkyPADのロゴマークがあります。ロゴマークは表面にプリントされているタイプではなくガラス内にプリントされているので滑走面に影響することはありません。

カラー展開はブラックとホワイトの2種となっています。

大きさ・サイズ

大きさ・サイズ

サイズは「Glass 2.0 XL」からさらに大きくなり、500 x 400mmの大型サイズとなりました。

表面

Glass 3.0 XL - 表面 Glass 3.0 XL - 表面2
Glass 2.0 XL - 表面 Glass 2.0 XL - 表面2

「Glass 2.0 XL」「Glass 3.0 XL」ともにガラス製ですが、表面の加工に違いがあります。

「Glass 2.0 XL」はザラザラとした凹凸のやや強い表面をしていますが、「Glass 3.0 XL」はサラサラとした凹凸の弱い表面になっています。

そのおかげで肌触りが優しくなったのはもちろん、マウスソールの摩耗がし辛くなりマウスソールが擦れる音も小さくなっています。

ザラザラとした表面が苦手と言う人は多いかと思うので、これはかなりありがたい変更点ですね。

また布製と違い表面に方向性などは無いので、水平/垂直方向の滑りの違いも全くありません。そのためどの向きで置いても同じ滑りで使用することが出来ます。

そしてガラス製なので水分や埃などの汚れの影響をほぼ受けることが無いので、半永久的に同じ滑りで使い続けることが出来ます。

裏面

Glass 3.0 XL - 裏面 Glass 3.0 XL - 裏面2
Glass 2.0 XL - 裏面 Glass 2.0 XL - 裏面2

裏面はツルツルとした表面をしており、表面とは違い透明ではありません。

「Glass 2.0 XL」は厚型の滑り止めラバーが張られていましたが「Glass 3.0 XL」では薄型の滑り止めラバーになっており、その分高さが低くなっています。

重いこともありかなり安定したグリップ感をしています。

厚さ・クッション性

厚さ・クッション性

厚さは「Glass 2.0 XL」は6mmと高めでしたが「Glass 3.0 XL」は3.7mmと低くなっているので、高さによる手首への当たりが弱くなっています。

ガラス製なのでクッション性があるわけでもないので、高さが合ってもしょうがないですしね。

縁

縁は丸く加工されており、角も丸く痛くありません。

この辺は「Glass 2.0 XL」と特に違いは無さそうです。

注意書

注意書

「IMPORTANT!!!」と書かれた注意書が同封されています。

内容としては「底面の滑り止めラバー薄くなったことで設置面にゴミがあると底面が傷ついてしまう場合があり、傷つくとそれが上から見えてしまいます。そのためマウスパッドを置く前に接地面のゴミを綺麗にしてから置いてください。傷は保障の対象外です。」

的なものだと思います。@Google翻訳

滑りやすさ

マウスパッドに傾きをつけてそれぞれの滑り方を確認しています。傾きは全て同じです。

滑りやすさはマウスに寄りけりですが、SkyPAD Glass 3.0 XL > SkyPAD Glass 2.0 XL > Razer Acari > ARTISAN 雷電(ライデン) MIDって感じでした。

斜面を滑らせてみた感じでは「Glass 2.0 XL」よりも「Glass 3.0 XL」のほうが滑り出しが速くスムーズな印象でした。マウスによっては「Acari」が速かったり「雷電(ライデン)」が速かったりするので、このレベルのスピード系マウスパッドだと大きな差は無い印象です。

実際に手で滑らせてみた感じでは普段使っている「Finalmouse Ultralight 2」だと「Glass 3.0 XL」よりも「Glass 2.0 XL」のほうが滑りやすく感じられましたが、「G PRO X SUPERLIGHT」だと「Glass 3.0 XL」のほうが滑りやすいかな?と感じることがありました。

「Glass 3.0 XL」は「Glass 2.0 XL」よりも滑りやすくなっているようですが、マウスによって「Glass 2.0 XL」のほうが滑りやすく感じたりほとんど差を感じなかったりするので、そこまで極端に滑りやすくなっているわけではなさそうです。

とは言え大半のマウスでは「Glass 3.0 XL」のほうが少し滑りやすく感じたので、ここでは「Glass 3.0 XL」のほうが滑りやすいと結論付けておこうと思います。

「Glass 2.0 XL」よりさらに滑りやすさを期待して購入する場合は、少し物足りなさを感じるかもしれません。

⇓全ゲーミングマウスパッドの滑りやすさは以下で確認できます。⇓

ゲーミングマウスパッドの滑りやすさ比較

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ゲームでの使用感、操作感

ゲームはApexLegendsとVALORANTをやってみました。

ApexLegendsは「敵を追い続けるような滑らかなAIM」をすることが多いゲームですが、VALORANTは「パッと狙ってパッと止めるAIM」、「ゆっくりとマウスを動かすクリアリングの時のAIM」が多いゲームで同じFPSでもAIMの仕方が全然違うため結構違った見方ができます。

※「Finalmouse Ultralight 2」を使った場合の使用感です。

ApexLegendsでの使用感

「Glass 2.0 XL」同様、滑り過ぎてコントロールが難しいかなと言った印象。ただ「Glass 2.0 XL」と比べるとコントロールしやすい気もしました。

滑りやすくスムーズにマウスを動かすことが出来一定方向に動く敵を狙いやすい印象でした。

ウィングマンなどでレレレの敵を狙う際は、AIMが行き過ぎてしまったり手に力が入ってしまったりしてしまい少し狙いにくく感じる場面もありました。

出来るだけ力を抜いてゆっくり動かすことを意識すると滑らかで正確なAIMが出来るかなといった感じでした。

VALORANTでの使用感

「Glass 2.0 XL」同様、滑り過ぎてコントロールが難しいかなと言った印象。ただ「Glass 2.0 XL」と比べるとマウスを大きく動かしたときに行き過ぎたり細かい操作時にプルプルしてしまうことが少ない印象でした。

滑りやすいのでスムーズにマウスを動かすことが出来クリアリング等の壁に沿わせながら視点移動するAIMがしやすかったです。その分ふいに敵に合った際にパット狙いにくいです。

力が入っている状態でマウスを操作するとAIMがカクツキやすいので、出来るだけ力を抜いてゆっくり操作するようにするとAIMしやすい印象でした。

なので基本ゆっくりマウスを操作するという人に向いていそうです。

補足

マウス操作での垂直/水平の滑りの違いは全くないので、マウスパッドをどの向きにおいても問題ありません。

ゲームをプレイしていてこれは凄いと感じたことが1点ありました。それは手のひらとのペタ付きが少なくなったということです。

「Glass 2.0 XL」のときは手のひらがマウスパッドに触れていると、汗が逃げにくいせいか手のひらがマウスパッドにペタペタくっ付いてしまい操作性をかなり落としてしまっていました。アームカバーが無いととてもではないですが煩わしくてしょうがないといった感じでした。

しかし「Glass 3.0 XL」ではそのペタ付きがかなり少なく、手のひらがマウスパッドに触れていてもサラサラを滑ってくれました。

もちろんガラス製なので布製と比べるとペタ付きは感じられますが、「Glass 2.0 XL」と比べるとかなり改善されていると感じました。コレのおかげで「Glass 2.0 XL」から「Glass 3.0 XL」に買い替える理由としては十分なものになりました。

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リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

マウスパッドとマウスとの組み合わせによってリフトオフレンジが変わることがあります。

使用するゲーミングマウスによってはリフトオフレンジが長すぎて挙動に違和感を感じることもある可能性があります。

全てのゲーミングマウスを調べるのは大変なので、いくつか抜粋して調べました。

リフトオフレンジをソフトウェアで調整可能なものは青字、リフトオフレンジが長くてソフトウェアで調整不可なものは赤字にしています。

Razer DeathAdder V2 Pro 1.0/1.4/1.6
Razer Viper Ultimate 0.4/1.5/1.5
Razer Basilisk Ultimate 0.6/1.2/1.8~
Logicool G502WL 0.5
Logicool G703 HERO 0.6
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 0.7

全て問題ない長さで、ほかのマウスパッドとも大きな差もないので問題ないかと思います。

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まとめ

「Glass 2.0 XL」からかなりアップグレードされているなと感じました。

単純にいいとこどりなので、「Glass 2.0 XL」からの買い替えの場合は不満なく使用できると思います。

ただ「Glass 2.0 XL」よりも滑りやすくなっていることを期待して買おうと考えている場合は、期待外れになってしまうかもしれません。

このマウスパッドは「滑りやすいハードタイプのマウスパッドが欲しい」と言う人におすすめです。

良かったところ

  1. 「Glass 2.0 XL」よりも少しだけ滑りやすくなった
  2. 「Glass 2.0 XL」よりも手のひらのペタ付きが少なくなった
  3. 「Glass 2.0 XL」よりもザラザラ感が減り、手触りが良くマウスソールが擦れる音と摩耗性が減った
  4. 「Glass 2.0 XL」よりも薄型になり、段差が気にならない

悪かったところ

  1. 「Glass 2.0 XL」よりも滑りやすくはなっていない
  2. スピード特化でコントロールが難しい

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