マウスパッドレビュー

Xtrfyゲーミングマウスパッドを比較レビュー

当記事ではXtrfy(エクストリファイ)のゲーミングマウスパッド、GP1/GP2/GP3/GP4/GP5を比較しながらレビューしていきます。

⇓動画でも確認できます⇓

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Xtrfyゲーミングマウスパッドの種類(ラインナップ)

Xtrfyゲーミングマウスパッドの主な種類(ラインナップ)は以下があります。

GP1

GP1

【主な特徴】

  1. ソフトタイプの表面で、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中でスピードタイプに位置するマウスパッド
  2. ステッチ加工有り
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Xtrfy(エクストリファイ)
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GP2

GP2

【主な特徴】

  1. ソフトタイプの表面で、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中でコントロールタイプに位置するマウスパッド
  2. ステッチ加工有り
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Xtrfy(エクストリファイ)

GP3

GP3

【主な特徴】

  1. ハードタイプ(プラスチック)の表面で、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中でスピードタイプに位置するマウスパッド
  2. ハードタイプだが適切な摩擦量があり、コントロール性が増すようにデザイン
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Xtrfy(エクストリファイ)

GP4

GP4

【主な特徴】

  1. ソフトタイプの表面で、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中でバランスタイプに位置するマウスパッド
  2. スウェーデンの画家(Kim Berkhuizen氏)による4種類のデザイン(STREET BLUE、STREET PINK、ABSTRACT RETRO、CLOUD WHITE)+無地(ORIGINAL BLACK)
  3. ステッチ加工有り
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GP5

GP5

【主な特徴】

  1. ソフトタイプの表面で、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中でスピードタイプに位置するマウスパッド
  2. 海岸をテーマにしたデザインで、様々な環境でスタイリッシュにマッチするデザイン
  3. サイズ展開はかなり大型なXLサイズのみ
  4. ステッチ加工有り

パッケージ内容

梱包状態

梱包状態 梱包状態2

ソフトタイプのマウスパッドは全て丸めて梱包されていました。

また梱包状態として「GP1」「GP2」「GP4」は透明のケースに収納されていますが、「GP5」は白い紙に梱包されている感じでした。

全て丸めて梱包されているので、少し巻き癖が見られます。

巻き癖の強さとしては以下。

巻き癖 - GP1 巻き癖 - GP2
巻き癖 - GP4 巻き癖 - GP5
巻き癖の強さ
GP1 4
GP2 7
GP4 9
GP5 4

「GP1」と「GP5」は目立った癖は無く、開封直後でもすぐに使い始めることができるレベルでした。

「GP2」と「GP4」はかなり巻き癖が強く、恐らく自然に治るレベルではないと思います。

「GP3」はハードタイプなのでそのまま梱包されています。

内容物

内容物

内容物は全てマウスパッド本体とステッカーとなっています。

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外観・仕様

デザイン

GP1

デザイン - GP1

全体的に暗い色あいで、比較的落ち着いたデザイン。

右上にロゴがプリントされていますが他の滑走面と同じ質感で滑りの差はありません。

GP2

デザイン - GP2

全体的に黒一色で、無地タイプのデザインです。

右上にロゴがプリントされていてシリコンっぽい質感なので、ほかの滑走面との滑りの差があります。

GP3

デザイン - GP3

全体的に黒一色で、無地タイプのデザインです。

右上にロゴがプリントされていますが他の滑走面と同じ質感で滑りの差はありません。

GP4

デザイン - GP4

デザインは無地(ORIGINAL BLACK)とSTREET BLUE/STREET PINK/ABSTRACT RETRO/CLOUD WHITEの5種類があります。

今回はCLOUD WHITEを選択しました。

黒色ベースに白い独特なデザインが描かれています。他のデザインと比べて比較的落ち着いたデザインと言った印象です。

右上にロゴがプリントされていますが他の滑走面と同じ質感で滑りの差はありません。

GP5

デザイン - GP5

海岸(Litus)をテーマにしたデザインで、色の種類はPINK/WHITE/BLUE/REDの4種類があります。

今回はBLUEを選択しました。

青色ベースで冷たさを感じさせるデザインで、大型ということもありテーブルに敷くと雰囲気がガラっと変わります。

右上にロゴがプリントされていますが他の滑走面と同じ質感で滑りの差はありません。

大きさ・サイズ

サイズは以下のようになっています。

M L XL XXL
GP1 320 x 270 x 2mm 460 x 400 x 4mm 920 x 360 x 3mm
GP2 460 x 400 x 4mm 1200 x 600 x 3mm
GP3 420 x 350 x 2.5mm
GP4 460 x 400 x 4mm
GP5 920 x 400 x 3mm

サイズによって厚さが違うものもあるので注意です。

表面

GP1

表面 - GP1 表面 - GP1 - 2

GP1はソフトタイプの表面です。

水平/垂直方向が規則的な織られて方で、凹凸が少なくサラサラとツルツルの中間といった感じの質感をしています。

肌触りは優しく、手首や手のひらが擦れてもまず痛みを感じることは無いかと思います。

水平方向の糸が浮いて見える織り方で、水平/垂直方向で滑りの差は手触りでは水平方向のほうが滑りやすいと感じます。

GP2

表面 - GP2 表面 - GP2 - 2

GP2はソフトタイプの表面です。

水平/垂直方向が規則的な織られて方で、凹凸が少なくサラサラとザラザラの中間といった感じの質感をしています。

肌触りは比較的優しく、手首や手のひらが擦れても痛みを感じることは無いかと思います。

垂直方向の糸が浮いて見える織り方で、水平/垂直方向で滑りの差は手触りでは垂直方向のほうが滑りやすいと感じます。

GP3

表面 - GP3 表面 - GP3 - 2

GP3はハードタイプ(プラスチック)の表面です。

かなり凹凸が強く表現される表面で、ザラザラ感の強い質感をしています。

肌触りはとても硬く、手首や手のひらが長時間擦れると痛くなってしまうことがあるかもしれません。

GP4

表面 - GP4 表面 - GP4 - 2

GP4はソフトタイプの表面です。

水平/垂直方向が規則的な織られて方で、凹凸が少なくサラサラとした質感をしています。

肌触りは優しく、手首や手のひらが擦れてもまず痛みを感じることは無いかと思います。

水平方向の糸が浮いて見える織り方で、水平/垂直方向で滑りの差は手触りでは僅かに水平方向のほうが滑りやすいと感じます。

GP5

表面 - GP5 表面 - GP5 - 2

GP5はソフトタイプの表面です。GP1とよく似た表面といった感じです。

水平/垂直方向が規則的な織られて方で、凹凸が少なくサラサラとツルツルの中間といった感じの質感をしています。

肌触りは優しく、手首や手のひらが擦れてもまず痛みを感じることは無いかと思います。

水平方向の糸が浮いて見える織り方で、水平/垂直方向で滑りの差は手触りでは水平方向のほうが滑りやすいと感じます。

撥水性

⇓撥水性比較⇓

表面に水滴を垂らして、撥水性をテストしてみました。

確認してみたところ「GP1」「GP2」「GP5」は強い撥水性があって、水滴を垂らしてある程度待っても染み込まずふき取った後も染み込んだような跡が残ることはありませんでした

「GP4」は撥水性がなくて、すぐには染み込みませんが徐々に染み込んでいってる様子が見られました。

表面の質感まとめ

  • 肌触りの優しさ:0~10(ザラザラ~優しい)
  • 水平/垂直方向との滑りの差:0~10(差が無い~差が強い)
  • 撥水性:0~10(撥水性が無い~撥水性が強い)
肌触りの優しさ 滑りの差 撥水性
GP1 8 4 9
GP2 7 5 9
GP3 1 0 10
GP4 7.5 3 7
GP5 8 4 9

底面

底面 - GP1 底面 - GP1 - 2
底面 - GP2 底面 - GP2 - 2
底面 - GP3 底面 - GP3 - 2
底面 - GP4 底面 - GP4 - 2
底面 - GP5 底面 - GP5 - 2

底面は「GP1」と「GP2」階段状に切り込みが入ったしっとり目のラバーベース、「GP3」は6角形の山があるサラサラ目のラバーベース、「GP4」はスポンジのようなしっとり目のラバーベース、「GP5」はシリコンっぽい肌に張り付く様なしっとり目のラバーベースとなっています。

グリップの強さ(0~10)
GP1 7
GP2 4
GP3 3
GP4 3
GP5 8

グリップ性としては「GP1」はグリップ性が強く、マウス操作でズレてしまうことはそうそうなさそうです。

「GP2」「GP4」は丸め癖が強いせいで端が浮いてしまい、グリップ性が少し弱いです。場合によってはズレてしまうこともありそうです。

「GP3」は底面がサラサラ目でグリップ性が弱く、マウス操作でズレてしまうほどではないですが端がぶつかったりすると簡単にズレてしまいます。

「GP5」はグリップ性が強くサイズが大きいこともあって、マウス操作でズレてしまうことは無いかと思います。

クッション性

クッション性

Xtrfyのマウスパッドはサイズによって厚さが異なります。ここでのクッション性は本レビューで扱っている製品のクッション性となります。

それぞれのクッション性は以下になります。

  • 中間層:0(硬め)~10(柔らかめ)
  • 表面:0(硬め)~10(柔らかめ)
  • クッション性:0(硬め)~10(柔らかめ)
厚さ 中間層 表面 クッション性
GP1 4mm 6 7 7
GP2 4mm 3 6 3
GP3 2mm 0 0 0
GP4 4mm 6 7 7
GP5 3mm 3 7 3

「GP1」は厚さが4mmと厚く、中間層も柔らかいのでクッション性は強めです。

「GP2」は厚さが4mmと厚いですが、中間層は硬めなのでクッション性は弱めです。

「GP4」は厚さが4mmと厚く、中間層も柔らかいのでクッション性は強めです。

「GP5」は厚さが3mmと標準的で、中間層も硬めなのでクッション性は弱めです。

縁(エッジ)

エッジは全てステッチ加工が施されています。ステッチ加工の質感はマウスパッドによって違いがあります。

  • 柔らかさ:0~10(硬い~柔らかい)
  • 表面との盛り上がり:0~10(少ない~多い)
  • 手首の優しさ:0~10(刺激強め~優しい)
柔らかさ 表面との盛り上がり 手首の優しさ
GP1 7 4 6
GP2 3 2 5
GP4 8 2 8
GP5 5 3 5

GP1

縁(エッジ) - GP1

「GP1」は柔らかい質感で表面からの盛り上がりは少しだけありますが、手首への影響は少なめです。

GP2

縁(エッジ) - GP2

「GP2」は少し硬めの質感ですが表面からの盛り上がりは少なく、手首が擦れて痛くなるということはそこまで無さそうといった感じです。

GP3

縁(エッジ) - GP3

「GP3」はハードタイプで、切られたままの縁になっています。

GP4

縁(エッジ) - GP4

「GP4」は柔らかい質感で表面からの盛り上がりも少なく、手首への影響は少なめです。

GP5

縁(エッジ) - GP5

「GP5」は標準的な硬さの質感で表面からの盛り上がりは少なく、手首が擦れて痛くなるということはそこまで無さそうといった感じです。

滑りやすさ比較

次は滑りやすさを確認していきます。

滑り具合の比較方法は、斜面にマウスパッドを敷きマウスを滑らせその滑りを見て判断しています。比較する際の斜面の角度は同じにしています。

マウスパッドの滑りやすさを完全には表現できないので、参考程度に見ていただければ幸いです。

また実際に手でマウスを滑らせて体感でも判断しています。

【テスト条件】

  1. 全て同じ斜面の角度
  2. 水平/垂直方向で滑りが異なるマウスパッドがあるので、水平方向で滑りを確認
  3. 沈み込みは考慮せず、表面の滑りやすさのみで比較
  4. 手で滑りやすさを確認する際も、出来るだけ沈み込まないように確認
  5. 比較マウスパッド:「GP1」、「GP2」、「GP3」、「GP4」、「GP5」
  6. テスト用マウス:「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」、「Logicool G703 HERO」、「Razer Viper V2 Pro」、「Razer DeathAdder V2 Pro

【⇓滑りやすさ比較⇓】

比較してみた感じでは、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中では「GP3」>「GP5」>「GP1」>「GP4」>「GP2」の順で滑りやすいといった感じでした。

「GP1」と「GP5」は斜面を滑らせた感じだと「GP5」のほうが速いですが手で滑らせた感覚としてはほぼほぼ同じで、他のソフトタイプと比べるとしっかりスピード寄りでした。

「GP2」は他のソフトタイプと比べるとしっかりコントロール寄りでした。

「GP4」は「GP2」と大きな違いは感じられませんでしたが、少し滑りやすくなっているといった感じです。

「GP3」はハードタイプで、Xtrfyゲーミングマウスパッドの中では一番のスピードタイプでした。

今までレビューしたゲーミングマウスパッドの中だと、「GP3」はかなりのスピード寄り、「GP1」と「GP5」はバランス系、「GP4」はコントロール寄りのバランス系、「GP2」はコントロール系といった感じでした。

今までレビューしたゲーミングマウスパッドを含めた比較はこちら⇒ゲーミングマウスパッドの滑りやすさ比較

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ゲームでの使用感、操作感

Apex Legends Valorantの場合

ゲームはApexLegendsとVALORANTをやってみました。

ApexLegendsは「敵を追い続けるような滑らかなAIM」をすることが多いゲームですが、VALORANTは「パッと狙ってパッと止めるAIM」、「ゆっくりとマウスを動かすクリアリングの時のAIM」が多いゲームで同じFPSでもAIMの仕方が全然違うため結構違った見方ができます。

GP1

ApexLegendsでの使用感

滑りやすく全てのAIMがかなり滑らかに操作出来ていた印象です。ソフトタイプの中では本当に滑りやすいと感じられます。

滑り出しが軽いおかげて左右に切り返しがしやすく、レレレを追いやすい印象でした。

滑りやすいので一定方向に動き続ける敵も追いやすくトラッキングがしやすい滑りやすさと言った印象でした。

滑り過ぎるというほどでもなくある程度コントロールも効くので、全体的にバランスの良い操作感でした。

また「GP1」は中間層が結構柔らかめなので、マウスを強く押し付ける人は沈み込みを感じることもあるかと思います。

VALORANTでの使用感

滑りやすくマウス操作が軽くサクサク動かすことが出来、スムーズ操作出来ていたと思います。

特に指での操作時は重さを感じやすいですが、指でもとても軽くスムーズに狙うことが出来て左右に切り返しもしやすかったです。

ただ滑り特化なのでAIMを制御してくれている感が少ないため思い切った操作がしにくく、できるだけ力み過ぎないように操作する必要があるように感じました。

VALORANTでは特に滑らかに狙うというよりはパッと動かしてパッとめるAIMをすることがほとんどなので、ここまでのスピードは必要ないかなと思いました。

GP2

ApexLegendsでの使用感

AIMの仕方によって操作感に違いが出る印象でした。

腰撃ちのような大きな動きをするマウス操作の時はしっかりスムーズに動いて、ADS時の細かい操作の時には少し重く感じました。

ただコントロール特化というほどではないので、基本的にはどのようなAIMもカクつくことはなくスムーズに操作することが出来ました。

ある程度力んだ状態でもAIMがカクつきにくく、しっかり制動が効いていて思い切った操作が出来ました。

VALORANTでの使用感

まさにパッと動かしてパッと止めるが出来る滑りやすさといった感じでした。

素早く動かしてもしっかり止めることが出来、かなり思い切った操作できる印象でした。

指で微調整できるくらいの滑りやすさもあるのでパッと動かして指で微調整という流れがしやすく素早く狙いやすいと思いました。

GP3

ApexLegendsでの使用感

とても滑りやすく、あらゆるマウス操作が軽くスムーズといった感じでした。

滑りやすいのでレレレの切り返しがスムーズで、一定方向に動き続ける的にも狙いやすい印象でした。

ただADSで細かい操作をするときに少しAIMが行き過ぎてしまう場面があるので、出来るだけ力を入れ過ぎない必要があるように感じました。

基本スピード寄りですが、ハードタイプの中では比較的コントロールが利くタイプなので滑り過ぎないハードタイプが好きという人にはよさそうです。

VALORANTでの使用感

滑りやすいのでマウス操作が軽く素早く動かすことが出来ますが、AIMが行き過ぎてしまったりブルブルしてしまうことが多い印象でした。

滑り過ぎて軽い力でマウスを動いてしまうため常に軽い力で動かすように意識する必要があり、返って力みの原因になっていたと思います。

個人的にはVALORANTではここまでの滑りは必要ないかなと感じました。

GP4

ApexLegendsでの使用感

「GP2」を使った後だと大きな違いは感じられませんが、少しだけ滑りやすいといった感じでした。

「GP2」同様、基本どのようなAIMもスムーズですがADSでの細かい操作時に少し重さを感じるといった印象です。

「GP2」よりも少しだけ滑りやすいので、ADSが少し軽く動かせるといった感じでした。

あらゆる操作にしっかり制動が利くので、思い切った操作がし易かったです。

VALORANTでの使用感

滑りやすさと止めやすさのバランスが良いので、クリアリングがスムーズで素早く動かしたときもしっかり止めることが出来ました。

制動が程よく効くので思い切った操作がし易く、ある程度滑りやすさもあるので指での微調整もしやすい印象でした。

あらゆる操作が程よくしやすく、全体的にバランスの良い操作感でした。

GP5

ApexLegendsでの使用感

基本「GP1」と同じ操作感ですが、少し滑りやすいように感じられました。

あらゆる操作が軽くスムーズに操作できました。

私はつまみ持ちなのですが、特に指で操作するときにスムーズさが感じられ、左右の切り返しが滑らかにAIMすることができました。

消して滑り過ぎるということも無いのである程度力んでもブレてしまうことが無く、とても操作しやすい印象でした。

VALORANTでの使用感

基本「GP1」と同じといった感じです。

滑りやすく全てのAIMが滑らかに操作することが出来ますが、その分制動が利きにくく力み過ぎないようにする必要があるといった感じでした。

補足

マウスパッドと手のひらや手首との摩擦や手汗に籠りやすさも確認しました。

  • 手のひらとの摩擦:0(引っかかりが弱い)~10(引っかかりが強い)
  • 手汗によるペタつき:0(ペタ付きが弱い)~10(ペタ付きが強い)
手のひらとの摩擦 手汗によるペタつき
GP1 3 4
GP2 8 2
GP3 8.5 5
GP4 5 3
GP5 3 4

手のひらの摩擦に関しては、手のひらが乾燥している状態の時の摩擦を確認しました。

手のひらとの摩擦の強さは、ソフトタイプは滑りやすさに比例している感じになっていました。

スピードタイプほど手のひらとの摩擦が少なく、コントロールタイプほど手のひらとの摩擦が強めに感じれました。

「GP3」はハードタイプで表面がかなりザラザラしているので手のひらとの摩擦も強かったです。

手汗によるペタつきに関しては、ハードタイプ>ソフトタイプのツルツル系>サラサラ系>ザラザラ系の順でペタ付きが強い印象でした。

「GP3」ハードタイプで手汗が逃げにくくペタ付きやすい印象でした。

「GP1」と「GP5」はXtrfyゲーミングマウスパッドの中だとツルツル系で、少しだけペタ付きやすい印象でした。

「GP2」と「GP4」はペタ付きはそこまで感じず常にサラサラとした滑り心地で操作出来ていました。

アームカバーとの相性

次はアームカバーを使用した場合のマウスパッドとの相性を見ていきます。

テストにはゲーミングアームカバー「BeANCA AIM COVER MK-Ⅱ COMPRESSION」を使用します。アームカバーの質感に寄っても相性は変わるので参考程度にお考え下さい。

  • 引っかかり具合:0~10(引っかかりが弱い~引っかかりが強い)
引っかかり具合
GP1 2
GP2 9
GP3 6
GP4 7.5
GP5 1.5

確認してみたところ傾向的にはソフトタイプはツルツル系>サラサラ系>ザラザラ系の順で引っかかりが強い傾向にありました。

「GP1」と「GP5」はXtrfyゲーミングマウスパッドの中だとツルツル系で、かなり引っかかりが少ない印象でした。

「GP4」はXtrfyゲーミングマウスパッドの中だとサラサラ系で、結構引っかかりが強いです。

「GP2」はXtrfyゲーミングマウスパッドの中だとザラザラ系で、かなり引っかかりが強いです。

「GP3」はハードタイプのザラザラした表面なので、結構引っかかりが強いです。ただソフトタイプのザラザラ系よりは引っかかりは弱い印象でした。

基本的に引っかかりが強いほうがAIMや操作感への影響が強くアームカバーのへたりも速いと思いますので、アームカバーを使っている人は出来るだけ引っかかりの少ないタイプを選ぶのが良いかと思います。

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リフトオフディスタンス(LoD)

リフトオフレンジ(リフトオフディスタンス)とは?

マウスパッドとマウスとの組み合わせによってリフトオフレンジが変わることがあります。

使用するゲーミングマウスによってはリフトオフレンジが長すぎて挙動に違和感を感じることもある可能性があります。

全てのゲーミングマウスを調べるのは大変なので、いくつか抜粋して調べました。

リフトオフレンジをソフトウェアで調整可能なものは青字、リフトオフレンジが長くてソフトウェアで調整不可なものは赤字にしています。

Razer DeathAdder V2 Pro Razer Viper V2 Pro Logicool G703 HERO Logicool G PRO X SUPERLIGHT
GP1 0.8/1.4/1.8~ 0.6/0.7/1.6 0.5 0.6
GP2 0.8/1.4/1.8~ 0.6/0.7/1.5 0.6 0.6
GP3 0.8/1.2/1.8~ 0.7/1.0/1.1 0.6 0.6
GP4 0.8/1.4/1.8~ 0.6/0.7/1.3 0.6 0.6
GP5 1.2/1.6/1.8~ 0.6/0.8/1.4 0.6 0.6

基本どの組み合わせでも問題ない長さで、FPSゲームでも違和感なく使用できるかと思います。

恐らく他のマウスでも問題なく使えるのではないかと思います。

まとめ

巻き癖 表面 底面 クッション性 縁(エッジ) 滑りやすさ 手のひらとの引っかかり アームカバーとの相性
巻き癖の強さ 肌触りの優しさ 滑りの差 撥水性 グリップの強さ 厚さ 中間層の柔らかさ 表面の柔らかさ クッション性 柔らかさ 表面との盛り上がり 手首の優しさ 滑りやすさ 手のひらとの摩擦 手汗によるペタつき 引っかかり具合
GP1 4 8 4 9 7 4mm 6 7 7 7 4 6 5.5 3 4 2
GP2 7 7 5 9 4 4mm 3 6 3 3 2 5 2 8 2 9
GP3 1 0 10 3 2mm 0 0 0 9 8.5 5 6
GP4 9 7.5 3 7 3 4mm 6 7 7 8 2 8 4 5 3 7.5
GP5 4 8 4 9 8 3mm 3 7 3 5 3 5 5.6 3 4 1.5

「GP1」はバランス系の滑りやすさで、程よく滑り程よく止まるくらいが好きという人に向いているマウスパッドです。ソフトタイプの中だとかなり滑るタイプでソフトタイプで出来るだけ滑りやすいマウスパッドが欲しいという人にもおすすめです。アームカバーとの引っかかりも少ないので、アームカバーを使う人にも向いています。

「GP2」はコントロール系の滑りやすさで、ビタっと止めたい人に向いているマウスパッドです。アームカバーとの引っかかりが強い点のでその点は注意です。

「GP3」はかなりのスピード寄りで滑りやすいタイプが好きという人に向いているマウスパッドです。ハードタイプの中では比較的コントロールが効くので、ハードタイプでコントロール寄りが欲しい人にもおすすめです。アームカバーの引っかかりが強くあまり向いていないので注意です。

「GP4」はコントロール寄りのバランス系の滑りやすさで、程よく滑るけど止めやすいくらいが好きという人に向いているマウスパッドです。アームカバーの引っかかりがやや強めなので注意です。

「GP5」は「GP1」と同様、バランス系の滑りやすさで程よく滑り程よく止まるくらいが好きという人に向いているマウスパッドです。アームカバーとの引っかかりも少ないので、アームカバーを使う人にも向いています。

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