当記事ではPulsar Gaming Gears(パルサーゲーミングギア)のゲーミングマウス「Xlite V2 Wireless / Xlite V2 Mini Wireless / X2 Wireless / X2 Mini Wireless」を一斉比較レビューしていきます。
⇓動画でも確認できます⇓
それぞれの特徴
Xlite V2
右手用にデザインされた左右非対称形状のXliteシリーズの標準サイズゲーミングマウスです。
一番の特徴は超軽量な点で、耐久性を保持したまま59gとワイヤレスながらかなりの軽さになっています。
センサーはPixArt社の「PAW3370センサー」を搭載し、DPIは20000DPI、最大認識速度は400IPS、最大加速度は50Gとかなり高いパフォーマンスを持っています。
クリックボタンにはとても押しやすい「Kailh GM 8.0」を搭載し、耐クリック回数が8000万クリックと高い耐久性になっています。
その他にも様々で点で旧モデルから改善され、より扱いやすくなっています。
1つは旧モデルでは重心点が中央からズレていた点が改善され、前後の重心バランスが良くなりました。
もう1つはサイドの肉抜きによってグリップ力と頑丈さが低下していた点で、肉抜きを無くすことで増強されています
もう1つはホイールの高さとクリックの硬さが改善され、高さが1mm高く、硬さは若干柔らかく調整されています。
カラー展開はBlack / White / pinkの3種類があります。今回はWhiteを選択しました。
Xlite V2 Mini
「Xlite V2」の小型モデルです。
基本的な性能は「Xlite V2」と全く同じで、違いはサイズと重量です。
「Xlite V2」より小型な分、少しだけ軽い55gとなっています。
カラー展開はBlack / White / pink / Blueの4種類があります。今回はWhiteを選択しました。
X2
つかみ持ちとつまみ持ち向けにデザインされた左右対称のX2シリーズの標準サイズゲーミングマウスです。
一番の特徴は「Xlite V2」と同様に超軽量な点で、耐久性を保持したまま56gとワイヤレスながらかなりの軽さになっています。「X2」では「Xlite V2」のように手に触れる部分まで肉抜きされておらず、見た目やグリップ力に影響を与えずに軽量化を実現しています。
センサーはPixArt社のフラッグシップモデル「PAW3395センサー」を搭載し、DPIは26000DPI、最大認識速度は650IPS、最大加速度は50Gと必要以上のパフォーマンスを持っています。このセンサーにはMotion SyncというPCとマウスの信号のわずかなズレを完全に同期する機能がデフォルトでセンサーに組み込まれています。
クリックボタンには高いクリック感と高耐久な「Kailh GM 8.0」を搭載し、スクロールホイールには「TTC Goldエンコーダー」を使用し心地の良いスクロール感をしています。
カラー展開はBlack / White / Redの3種類があります。今回はWhiteを選択しました。
X2 Mini
「X2」の小型モデルです。
基本的な性能は「X2」と全く同じで、違いはサイズと重量です。
「X2」より小型な分、少しだけ軽い52gとなっています。
カラー展開はBlack / White / Redの3種類があります。今回はWhiteを選択しました。
性能(スペック)
Xlite V2 | Xlite V2 Mini | X2 | X2 Mini | ||
---|---|---|---|---|---|
本体 | ボタン類 | 5ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン)+電源スイッチ |
6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、DPIボタン[底面])+電源スイッチ |
||
長さ | 122.66mm | 117mm | 120mm | 116mm | |
幅 | 66.17mm | 64mm | 63mm | 61mm | |
高さ | 42mm | 40mm | 38mm | 37mm | |
重量 | 59g | 55g | 56g | 52g | |
ケーブル | ケーブル名 | 着脱式Type-Cパラコードケーブル | |||
ケーブル長 | 1.9m | ||||
センサー | センサー名 | PixArt PAW3370 | PixArt PAW3395 | ||
DPI | 20000 | 26000 | |||
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | ||||
最大認識速度(IPS) | 400 | 650 | |||
最大加速度(G) | 50 | 50 | |||
スイッチ | 左右クリック | Kailh GM 8.0 | |||
耐クリック回数 | 8000万 | ||||
サイドボタン | MWKメカニカル | ||||
スクロールホイール | – | TTC Goldエンコーダー | |||
バッテリー | バッテリー寿命 | 最大70時間 | |||
ソフトウェア | Pulsar Fusion Wireless Mice |
性能面の違いとしては搭載されているセンサーが違う点と、「X2シリーズ」にはスクロールホイールにTTC Goldエンコーダーが搭載されている点です。
「Xliteシリーズ」では「PixArt PAW3370センサー」が搭載されており、最大DPIが20000DPI、最大認識速度が最大400です。対して「X2シリーズ」では「PixArt PAW3395センサー」が搭載されており、最大DPIが26000DPI、最大認識速度が最大650です。
また「X2シリーズ」にはスクロールホイールにTTC Goldエンコーダーが搭載されていますが、「Xliteシリーズ」には搭載されていないっぽいです。
特段重きを置く点ではありませんが、性能的には「X2シリーズ」のほうが若干良さそうですね。
パッケージ内容
梱包状態
内容物
内容物は全てマウス本体、着脱式Type-Cパラコードケーブル、ワイヤレスレシーバー、ワイヤレスレシーバーアダプター、ステッカー、スタートガイド等となっています。
形状・仕様
形状
【Xlite V2】
【Xlite V2 Mini】
【X2】
【X2 Mini】
XliteシリーズとX2シリーズの一番の違いは形状です。
Xliteシリーズは左右非対称形状、X2シリーズは左右対称形状と大きく異なるためそれぞれ別々に見ていきたいと思います。
Xliteシリーズ
サイズ感としては「Xlite V2」は「DeathAdder系」や「G703」よりは小さく、「EC3」よりは若干大きいといった感じで「EC2」とほぼほぼ同じサイズ感といった感覚でした。左右非対称マウスの中では標準的サイズかと思います。
「Xlite V2 Mini」は「EC3」よりは小さく「DeathAdder Mini」よりは大きいといった感じでした。左右非対称マウスの中では少し小ぶりなサイズかと思います。
今更ながらに思いますがどちらも「EC系」の形状とかなり類似しているようでした。
左サイドの形状は程よいくびれでやや前方寄りの位置で、母指球にしっかり当たる後部の大き目な膨らみで自然とマウスが斜めに保持されるような形状。
右サイドは指の先から指に腹まで全体的にバランスよくフィットする形状で、指先が当たる部分は返しが浅めで指の引っかかりが弱く少し持ち上げにくい形状。Primeを見てもらえればわかりますが、下部が少し内側に入っているためこういったタイプは指が引っかかりやすく持ち上げやすいです。
上面の形状は一番高い山の位置が前方寄りで後部の高さはやや低めなので、指の腹のフィット感が強く手のひら後部に入り込むようにフィットする形状。後部の高さが「DeathAdder」程低くなく「G703」よりは低いといった感じで、程よく手のひら後部フィットします。
特にかぶせ持ちと相性が良い形状で、浅く持つ場合と深く持つ場合のどちらでも程よくフィットしやすいです。
左右非対称派のつかみ持ちユーザーという場合でも、右サイド下部の返しが弱い分少し持ち上げにくさを感じますが、手のひら後部が程よくフィットするので極端に持ち上げにくく感じないので十分扱えるレベルです。
「Xlite V2」と「Xlite V2 Mini」との違いはサイズだけで基本的な形状は同じです。また旧モデルの「Xlite」との基本的な形状の違いはありません。
X2シリーズ
サイズ感としては「X2」は「XM1系」より小さく、「Viper系」よりは少しだけ横幅が長い分若干大きく感じるといったサイズ感でした。左右対称マウスの中では標準的サイズかと思います。
「X2 Mini」は「Viper系」よりは明確に小さく、「Finalmouse Ultralight 2」よりは大きいといった感じです。左右対称マウスの中では少し小ぶりなサイズかと思います。
基本的な形状は「XM1系」のような前方は細く、後部の膨らみが大きい洋梨タイプ。
「XM1系」ほどのサイド後部の膨らみは無く控えめな膨らみなので、つまみ持ちやつかみ持ちでの小指の窮屈感が少ないですが手のひら後部への引き付けやすさとしては弱めです。
くびれというくびれも無いので指の置き場所を自由に調整しやすいですが、その分収まりが悪い印象です。
サイド下部の返しはかなり少なく、「G Pro Wireless」ほど垂直ではないですが「XM1系」ほど深い返しがないので指の引っかかりはそこまでありません。とは言え持ち上げにくいと感じるほどではなく基本問題ないレベル。
上面の形状は「XM1系」のような後部が大きく盛り上がっているタイプ。
手のひら後部と接地させやすい形状でつかみ持ちのような持ち方とフィットしやすい形状です。「XM1系」ほど高さが高くないため、「XM1系」よりは手のひら後部のフィット感は弱め。
特につかみ持ちと相性が良い形状で、指の位置を自由に調整しやすいので浅く持つ場合と深く持つ場合のどちらでも問題なく扱うことが出来ます。
サイド後部の膨らみが大きすぎないのでつまみ持ちでも違和感は少なく、問題なく扱うことが出来ます。
「X2」と「X2 Mini」との違いはサイズだけで基本的な形状は同じです。
表面の穴抜きや質感
まず「Xliteシリーズ」は、旧モデルでは両サイド全面が穴あき構造になっていましたが、V2では指や指の腹が触れる部分は穴が埋められています。それにより耐久面とグリップ性が向上したとのことです。
実際に握ってみた感じではグリップ感が増したとは感じませんでした。むしろ旧モデルでは肉が穴に若干でも食い込んで引っかかるのでグリップがかかりますが、穴が無くなった分引っかかりが無くより滑りやすくなっている印象です。グリップを増したいのであれば、やはり穴の向きを変えるか表面の質感を変えるのが良かったのではないかと思いました。とは言えグリップ力が落ちたとはいえほぼほぼ変わらずかなり軽いので、問題は無くグリップ出来るレベルではあります。
穴あきされている箇所は「Xliteシリーズ」は両サイド前面と上面と底面で、「X2シリーズ」は底面のみとなっています。
表面の質感としては全て若干のザラ感があるサラサラとした質感で、手汗や脂が目立つといった印象はありません。その分滑りやすくグリップ力としてはそこまで強いものでありません。
ソール
【Xlite】
【Xlite V2】
【Xlite V2 Mini】
【X2】
【X2 Mini】
ソールは全て100%PTFE製のマウスソールとなっており、上下に細長いソールとセンサー周りに張られています。
旧モデルも100%PTFE製のマウスソールでしたがエッジ処理の仕方に違いがあり、しっかり丸みが増しているのでより引っかかりにくくなっています。
重量と重心バランス
重量は以下のようになっています。
Xlite | 59.5g |
---|---|
Xlite V2 | 61.8g |
Xlite V2 Mini | 57.8g |
X2 | 56.4g |
X2 Mini | 54.1g |
どれも公称値よりは少し重いといった感じですね。
「Xlite V2」は旧モデルと比べると穴抜きが減った分少し重くなっているようです。
全体的に最近のゲーミングマウスの中でもかなり軽い部類で、軽さを重視する人でも満足できる軽さかと思います。
また旧モデルでは前後の重心バランスが前に偏っていましたが、「Xlite V2」は改善され中央に調整されています。
それぞれ重心バランスを確認してみたところ、確かにしっかり中央にバランスがとれている印象でした。
ただ「Xlite シリーズ」はフィンガーポケット(親指を置く位置)が前方寄りなので、「Xlite V2」と「V2 mini」はこの部分を持つと重心が後ろによってしまう感じでした。つかみ持ちやかぶせ持ちだと手のひら後部でも支えるので違和感は感じませんが、持ち方次第では偏りを感じることがあるかもしれません。
「X2」シリーズではしっかりフィンガーポケット(親指と薬指を置く位置)にバランスが取れており、違和感は全くありません。
ビルドクオリティ
どれも強めに握ってもきしむ音はせず、とても頑丈な印象でした。
振ったとき音は「X2シリーズ」のみ中で小さくカラカラなっている音が聴こえました。その他のマウスはまったく音はなりません。
基本的には作りが甘いとか雑さを感じる部分は無く、個人的には丁寧に作られている印象でした。
ケーブル
ケーブルは全て着脱式のType-Cパラコードケーブルとなっています。
ケーブルは主に充電とワイヤレスレシーバーアダプターと接続してワイヤレス接続するのに使用します。
全てワイヤレスマウスなのでケーブルが無くても使うことが出来ますが、有線としての使い方もできます。
太めのケーブルですがかなり柔軟でかつサラサラとした質感で、有線として使用しても煩わしさは少ないと思います。
長さは実測で約1.9mでした。
ワイヤレスレシーバー、ワイヤレスレシーバーアダプター
ワイヤレスレシーバーとワイヤレスレシーバーアダプターはワイヤレス接続時に使用します。
アダプターとケーブルを接続して出来るだけマウスに近い位置に置いておくことで通信が安定します。
ライティング
ライティング機能は全て搭載されていません。
ちょっとしたDPIインジケーターが「Xlite シリーズ」には底面、「X2シリーズ」に左サイドに備わっている程度です。
個人的にライティング機能はいらない派なので無くて嬉しい。
ボタンの形状やクリック感
⇓クリック音⇓
左右クリックボタン
「Xlite シリーズ」のボタンの形状は前方側から後方側まで指でなぞると若干の窪みが感じられるといったような形状、「X2シリーズ」は前方側から後方側まで指でなぞるとしっかり窪みが感じられるといったような形状。
表面の質感はどちらもサイドや上面同様、若干のザラ感があるサラサラとした質感をしています。
クリックボタンの高さとしては「Xlite V2」はかなり高め、「Xlite V2 Mini」はサイズが小さいので「Xlite V2」よりは低いですがそれでもまぁまぁ高めです。「X2」と「X2 Mini」はどちらもかなり低い位置にあります。
クリック感としては「Xlite V2」の押下圧はやや軽めストロークはやや浅めといった印象で、旧モデルの「Xlite」よりも軽い押下圧でサクサク押せる感じになっています。「Xlite V2 Mini」の押下圧はやや軽めか標準的でストロークはやや浅めといった印象で、個体差という可能性もありますが「Xlite V2」よりも少しだけ重めの押下圧でした。「X2」と「X2 Mini」の押下圧はやや軽めか標準的でストロークはやや浅めといった印象で、どちらもかなり似たクリック感でした。
クリック音としては「Xlite V2」と「Xlite V2 Mini」は高めの音で軽快な音と言った印象で、少し左右での音の差があります。「X2」と「X2 Mini」は「Xlite V2」と「Xlite V2 Mini」はよりは低めの音でコチコチといったような音になっていて、結構左右での音の差があります。
サイドボタン
ボタンの形状として「Xlite シリーズ」は幅広タイプで、表面は平べったい形状をしています。「X2シリーズ」は細長タイプで表面は丸い形状をしています。
位置的には「Xlite シリーズ」は一番凹んでいる部分のやや後方の位置にあり、結構高い位置にあるため指が干渉することはまずありません。その分しっかり上まで親指を上げないと押せないといった感じです。「X2シリーズ」は概ね窪みの位置にあり、高さもしっかりあり指が干渉することはありません。高すぎるということも無く少しずらすだけで押すことが出来ます。
突出としては「Xlite シリーズ」はやや控えめですが押しにくいほどではなく、指先はもちろん指の腹でも押し込むことが出来ます。「X2シリーズ」はしっかり突出しておりかなり押しやすいです。
スクロールホイール
ホイールは全て滑り止めラバーが巻かれており、ラバーは横ライン状に凸凹があり指が引っかかりやすくなっています。
ラバーの質感は「Xlite シリーズ」はかなりサラサラとした質感ですが、「X2シリーズ」はしっとりと肌に張り付くような質感をしています。そのため「Xlite シリーズ」はグリップ力は弱いですが埃などは付きにくそうです。「X2シリーズ」はグリップ力が強い分、埃等は付き易そうです。
スクロールホイールの重さは「Xlite シリーズ」はやや軽め、「X2シリーズ」はやや重めです。
コリコリ感は「Xlite シリーズ」は少しだけありますがほどんど感じないといった感じで、「X2シリーズ」はしっかりとしたコリコリ感があります。そのため「Xlite シリーズ」はホイールを回したときの音が小さいですが、「X2シリーズ」は結構カリカリなります。
ホイールボタンの押下圧は全て少し重めです。しっかり力を押さないと押し込めない感じでした。
ストロークは全てやや浅めといった感じ。
底面
底面には電源スイッチが備わっています。
「X2シリーズ」はプラスしてDPIボタンも備わっています。
ソフトウェア(Pulsar Fusion Wireless Mice)
ソフトウェアの機能としては概ね全て同じような内容になっています。
「X2シリーズ」にはMotion Sync機能が備わっているので、Motion SyncのON/OFFだけプラスして備わっています。
ボタン割当
各ボタンの機能割り当てを行うことが出来ます。
上下スクロール以外のボタンは割り当て変更が可能です。また左クリックは必ずどこかのボタンに割り当てられている必要があります。
【割り当てられる機能】
- 左クリック
- 右クリック
- ホイールボタン
- 前方
- 後方
- ポーリングレートスイッチ
- プロファイルスイッチ
- キーコンビネーション
- 無効化
- マクロ
- DPI
- マルチメディア
- DPIロック
MotionSync
「MotionSync」とは、PCがマウスからセンサーの信号を受信する時とマウスがセンサーを検知する時の僅かなブレを完全に同期することでより正確なトラッキングを実現するという機能のようです。
「MotionSync」の項目ではMotionSync機能のON/OFFが可能です。
「MotionSync」のONとOFFでのセンサーテストや実際の使用感の違いも、下のほうで確認致します。
デバウンス
デバウンスタイムとはクリック時の金属接触により発生するチャタリングを防ぐための待ち時間のようです。
このデバウンスタイムを短くすることで応答速度を速めることが出来ますが、その分チャタリングが起きやすくなります。
デバウンスタイムの設定は0~30の間で設定できます。
デバウンスタイムによる応答速度の差やゲームでの使用感は下のほうで確認します。
Auto Sleep
Auto Sleepはスリープモードに移行するまでの時間を設定できる項目です。
時間は10秒~10分の間で設定できます。
パフォーマンス
DPI
マウス感度(DPI)を調整する項目。「Xlite V2シリーズ」では50~20000DPI、「X2シリーズ」では50~26000DPIの範囲を50刻みで設定することができます。
DPIステージは4つまで設定でき、DPIボタンで切り替えることができます。
初期のDPI設定は400/800/1600/3200です。
ポーリングレート
1秒間にマウスの操作情報を送信する回数のことで、カーソルの滑らかさに影響します。
ポーリングレートは125/250/500/1000の中から選択可能。
数値が高いほうがカーソルが滑らかに動くので、特にこだわりがないのであれば1000Hzがおすすめです。
LoDの高さ
LoDとはマウスを持ち上げたときにセンサーが感知する距離のことです。
このリフトオフディスタンスが長すぎると、マウスの持ち上げ動作時にセンサーが反応しなくていいタイミングで反応してしまいAIMがぶれてしまいます。
逆に短すぎるとマウスの持ち上げ動作からマウスパッドに置くと同時に視点移動をしようとするとセンサーの反応が遅れてしまい、マウスを動かしているのに視点が動かないタイミングがでてきます。
LoDの高さは1mmと2mmから選択できます。
実測のLoDとおすすめ設定は下のほうで解説します。
リップル制御
リップル制御はカクつきやブレを抑える機能です。
FPSゲームでの使用感は下のほうで確認します。
直線の補正
カーソル移動の際に上下左右の直線的な移動をするとき僅かなブレを補正してくれるという機能です。
FPSゲームでの使用感は下のほうで確認します。
Windowsシステム設定
ウィンドウズ(PC)側のマウス設定。
ココの設定はあまりいじらないほうが良いです。
ポインターの精度を向上に✅がついているとマウス加速がONになるので、✅を外しておいた方がいいです。
DPIのLED設定
DPIインジケーターのエフェクト、明るさ、速度を設定できます。
マクロ
マクロ設定を行う項目。
ゲームでの使用感
次はマウスの持ち方ごとの使用感です。実際にゲームをしてみて感じた使用感をまとめていきます。
※ちなみに私の手のサイズは中指の先端から手首までで約18.5cmです。手のサイズによって使用感に違いが出るので、その点はご了承ください。
「Xlite V2」の使用感
かぶせ持ち
かぶせ持ちでは自然なフィット感で手のひら全体がバランスよくフィットしていました。手のひら後部も程よくフィットし力を入れなくても持ち上げることが出来、ゆったりとしたグリップが出来る印象でした。
後部の高さが高すぎないので手首が浮いてしまう感覚も少なく、深く持ちたいという人にも使いやすいんじゃないかと思います。
小指、薬指側のサイド下部の返しが少ないので指の引っかかり感が弱いですが極端に持ち上げにくいと感じることも無く、持ち上げ動作時もスムーズでした。
ただ個人的にはもう少し後部の高さが合った方が指と手のひらでしっかり固定できるので、よりしっかりグリップ出来そうだなと感じました。
基本的には深く持っても浅く持っても違和感なく保持することが出来るので、かぶせ持ちとの相性は良いと思います。
つかみ持ち
かなり自然で違和感のないつかみ持ちが出来たと思います。
あまり指を立てずゆったりとした感じで指を置くとかなり自然な指配置になり、自然と手のひら後部に引き付けられてとても保持しやすい印象でした。
後部の高さは決して高い部類ではないですが低すぎることも無いので、ほどほどにフィットし安定したつかみ持ちが出来ていたと思います。
左右非対称形状でまぁまぁ大きさもあるので若干小指側に窮屈感を感じないでもないですが、個人的には全く問題ないレベルだったと思います。ただつかみ持ちでしっかり指を立てて保持したいという人の場合は小指側に結構窮屈感を感じると思います。よっぽど手が大きい人で無い場合はMiniのほうが窮屈感なくグリップできるのではないかと思います。
とは言えつかみ持ちの形でのグリップ感は基本的に違和感は少なく、相性はかなり良いと思います。
つまみ持ち
使えるには使えますがどうしても指が前方側に寄ってしまうのとマウス後部が手のひら後部に当たってしまうのが煩わしく、グリップ感はイマイチでした。
薬指と小指側のサイド後部の返しが無い分どうしても位置がズレ易く、安定感が弱く感じられます。ズレないようにしっかり保持する必要がある分、指に力が入ってしまうのでAIMがカクつく原因になっていた印象です。
つまみ持ちで使うメリットはあまりないかと思います。
補足
また持ち方の使用感とは別に、サイドボタンの高さがかなり高く結構親指を持ち上げるように押さないといけないので、結構押しにくさを感じました。
出っ張りはしっかりあるのでそこまで押しにくいとは感じませんが、少しだけずらして押したいという人には不向きな印象です。
「Xlite V2 Mini」の使用感
かぶせ持ち
手のサイズに寄るところかとは思いますが、私の場合だと小さすぎて手のひらとのフィット感が弱くほぼほぼ手でマウスを保持する形になってしまっていました。
手の小さめの人であれば「Xlite V2」同様の使用感になるかと思いますが、男性の一般的な手のサイズの人だと小さく感じられると思います。
ただかぶせ持ちで浅めに持つという人で手のひらに接地させないような持ち方をするという場合には問題なく扱えると思います。もはやそれはかぶせ持ちなのかすら怪しいですが・・・。
なのでかぶせ持ちとの相性としては手の小さめの人であれば相性はいいといった感じです。よっぽど手のサイズが小さい人でなければ標準サイズの「Xlite V2」を選ぶのが無難かと思います。
つかみ持ち
個人的には小さすぎてかなり指を立てないと手のひら後部に当てにくく、保持しにくいといった感じでした。
逆に言えばしっかり指を立てて保持したいという人の場合は「Xlite V2」よりも「Xlite V2 Mini」のほうが違和感なく保持できるかもしれません。
サイズが小さいことで小指側の窮屈感も少なく、思ったよりも自然にグリップ出来たなと感じました。
なのでつかみ持ちでしっかり指を立てて保持したいという人には相性が良いマウスだと思います。
あと単純に手のサイズが小さめという人は「Xlite V2」よりも「Xlite V2 Mini」のほうが窮屈感なく自然なグリップが出来ると思います。
つまみ持ち
サイズが小さい分「Xlite V2」よりはつまむように保持することが出来るので操作はしやすいですが、やはり小指と薬指側のサイド下部の返しが無いことで指の位置がズレ易い印象でした。
扱えないことは無いですが、わざわざつまみ持ちでこのマウスを選ぶメリットは無いかと思います。
補足
「Xlite V2」と同様にサイドボタンが高すぎて若干押しにくさを感じました。
サイズが小さい分少しだけましですが、それでもやはり多少は押しにくさを感じやすい印象です。
「X2」の使用感
かぶせ持ち
かなり保持しにくく感じられました。
自然に手を乗せただけだと手のひらがほとんど接地せず、手のひらをすぼめるようにしないと接地しませんでした。
すぼめる様に保持しても手のひら後部が接地するだけで、指を伸ばしたつかみ持ちのような形になります。
それでも指のフィット感が良いので保持することは出来ますが、かぶせ持ちをしているとはとても言い難いかなと思いました。
というわけでかぶせ持ちとの相性は良くありません。
つかみ持ち
かなり扱いやすいです。
マウス後部の高さがとても高いので手のひら後部とのフィット感が強く、つかみ持ちの形を安定して保持出来ていたと思います。
両サイドの形状がくびれが少ないタイプなので指を伸ばした状態、立てた状態でも変わらず保持できるので幅広いつかみ持ちが出来る印象でした。
サイドのくびれが少ない分引き付けにくさは若干ありますが、それでも全く問題ないレベルだと思います。
基本的にはつかみ持ちでの持ち方がしやすく問題なく扱えるとは思いますが、どうも「ENDGAME GEAR XM1r」程の自然で安定したグリップ感はないと感じられます。
「ENDGAME GEAR XM1r」の場合手のひら後部の母指球と小指球がバランスよくフィットするのですが、「X2」の場合小指球側が強く接地しやすいです。
また保持したときに「ENDGAME GEAR XM1r」はマウスが真っすぐ保持されますが、「X2」の場合若干斜めに保持される形になります。そのせいで若干の小指の窮屈感と操作のし辛さを感じる印象でした。
これは手のサイズや指の長さなどによっても変わるところかと思うので全ての人に当てはまるとは言えないですが、個人的には「ENDGAME GEAR XM1r」ほどのフィット感ではないと感じました。
とは言え「ENDGAME GEAR XM1r」はサイドの下部の窪みが強すぎて若干指のグリップ感に違和感があったりとやはりどれも一長一短あるので、最終的には好みになってしまうかなとは思います。
また私の場合ですが標準サイズの「X2」でもつかみ持ちの場合は少し小さく感じられました。なので恐らくですが「G Pro Wireless」より小さめに感じられるのではないかと思います。
とにかくつかみ持ちとの相性はかなりいいと思います。
つまみ持ち
かなり扱いやすいと感じました。
左右対称なので左右で指のグリップ感に違いが無く、サイド後部の膨らみも小さいので小指が変に当たるということも無いのでかなり自然なグリップが出来ていたと思います。
両サイド下部の返しが程よくあり軽さも相まって、指だけでも持ち上げ動作がかなり楽に行うことが出来ます。
マウス後部の高さは高めですが長さがそこまで無いので指で上下の操作をした際に手のひら後部に干渉するということがなく操作もしやすい印象でした。
ただ個人的にはですがサイドのくびれが少ない分横幅が少し広めなので、若干ですが窮屈かなと感じました。
基本的にはつまみ持ちとの相性はかなりいいと思います。
「X2 Mini」の使用感
かぶせ持ち
「X2」同様に手のひらをすぼめる様にしないと手のひらがフィットせず、手のひらをすぼめても指を伸ばしたつかみ持ちのような形になってしまいます。
小さい分余計に手のひらに接地しにくく、指だけで保持しているようになります。
なのでかぶせ持ちとの相性は良くありません。
つかみ持ち
そこそこ小ぶりなマウスなのでつかみ持ちの形で保持するにはしっかり手のひら後部側に引き付ける必要がありますが、思ったよりも保持しやすいと感じました。
個人的には「X2」のサイズ感のほうが保持しやすいですが、しっかり指を立てる様に引き付ければ安定したつかみ持ちができました。
「X2」よりも小さい分手のサイズが小さめな人向けかとは思いますが、案外つかみ持ちをする人で小さめのマウスが好きという人にも向いているように感じられました。
「G Pro Wireless」や「Razer Viper系」を触ったことがある人でその辺がかなり大きいと感じる人にはちょうどいいサイズ感かもしれません。
私の手のサイズ感でもつかみ持ちとの相性は中々いいように感じられました。
つまみ持ち
かなり扱いやすいと感じました。
「X2」同様に、左右で指のグリップ感に違いが無くサイド後部の膨らみも小さいので小指が窮屈にならずかなり自然なグリップが出来ていました。
「X2」よりも小ぶりなマウスなのでまさにつまむように保持することが出来、細かい操作がしやすい印象でした。
指でマウスを大きく操作しても手のひらに干渉することも無く、かなり快適に操作出来ていたと思います。
指だけでも持ち上げやすく指での操作もしやすいといった感じで、かなり相性が良いように感じました。
「Finalmouse Ultralight 2」のサイズ感よりも少しだけ大きめなので、小さめだけど小さすぎないくらいのサイズ感が好きという人にはちょうどいいサイズ感かもしれません。
補足
今回のレビュー対象全てに言える補足的な部分について触れていきます。
カーソルが斜めに上がったり下がったりしてしまうということはありませんでした。使い始めのときは少しその傾向が見られましたが、使っていくうちに段々慣れてきて真っすぐ動かせるようになりました。
ソールの滑りもとてもよく引っかかりを感じるということは一切ありませんでした。
また今回デバウンスタイムは最小値の0msと中央値の15msと最大値の30msでゲームをプレイしてみました。
30msでは体感で分かるほどクリックしてから弾が発射されるまでの遅延が感じられました。恐らくチャタリングは起こりにくくなるんだとは思いますが、ここまで遅くしてしまうとまぁまぁなハンデになりそうです。
15msではほとんど遅延は感じられず、もちろんチャタリングもありませんでした。0msと比べてみると若干遅いかな?と感じる程度で大きな差は感じられませんでした。FPSでも問題なく使えるレベルだと思います。
0msでは全く遅延は感じられず、チャタリングも1度も起こることはありませんでした。なので基本的には0msに設定しておいて問題はないかと思います。もしチャタリングが起きるようであれば、徐々にタイムを上げていけばいいと思います。
また「MotionSync」のON/OFFの違いとしては、体感では全く感じられませんでした。ONにしておいてても損は無いかと思うので、とりあえずONにしておけばなんちゃら効果はあるんじゃないかと思います。
直線の補正は直線的な移動をするときちょっとしたブレを抑えてくれる機能ですが、リコイルコントロールをしながら左右に動く敵を狙う時に直線補正が掛かり真横に動かしている判定になることがあり、リコイル量が増えてしまう場面が多々ありました。APEXのウィングマンで頭を狙う際やVALORANTなどでHSラインを維持したい場合には便利かもしれませんが、不利に働く場面のほうが多いと思うのでFPSゲームではOFFが良いと思います。
リップル制御ですがこれは結構やばい機能かもしれません。
体感でめちゃくちゃ変わるという訳ではないですが、撃った時の横反動が少なく感じられました。CARでボットを撃ってみた感じだとONにしたほうが遠くのBOTも安定して1マガ出来ていた印象です。
実戦ではONにすることでめちゃくちゃ変わったということはありませんでしたが、使う人に寄っては体感で分かるほど敵を狙いやすくなるかもしれません。
Pulsarのゲーミングマウスを持っている人はぜひ試してみてほしいです。
リフトオフディスタンス(LoD)
- 検証用マウスパッド:SteelSeries QcK+
LoDは短すぎたり長すぎたりすると操作感に違和感が出てきます。個人的な体感としては0.3~1.6mmの範囲であれば違和感無く操作できる印象でした。
PulsarのゲーミングマウスのLoDはソフトウェアで1mm/2mmの2つから設定できるので、それぞれのLODを計測してみました。
1mm | 2mm | |
---|---|---|
Xlite V2 | 0.6mm | 1.3mm |
Xlite V2 Mini | 0.6mm | 1.3mm |
X2 | 0.8mm | 1.3~1.4mm |
X2 Mini | 0.7mm | 1.2~1.3mm |
全てLoDの設定に関わらず問題ない長さでした。基本的にLoDは短めのほうが違和感が出づらいので、1mm設定にしておいた方が良いと思います。
また2mm設定の場合、「X2シリーズ」は測り始めてからすぐにセンサーが反応するのではなく一定時間操作してから反応するといった感じだったので、少しだけ長さが調節されるようになっているんだと思います。新しいセンサーだとよく見るやつですね。
応答速度(反応速度)
次はクリック応答速度(反応速度)を計っていきます※純粋なマウスの応答速度を計っているわけではないので参考程度にお考え下さい。
測定には「反応速度測定-改」というゲームを使わせていただいています。
Xlite V2 | Xlite V2 Mini | X2 | X2 Mini | |||||
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デバウンス | 0ms | 30ms | 0ms | 30ms | 0ms | 30ms | 0ms | 30ms |
最速 | 0.144 | 0.183 | 0.152 | 0.183 | 0.153 | 0.186 | 0.15 | 0.183 |
最遅 | 0.177 | 0.21 | 0.185 | 0.215 | 0.179 | 0.209 | 0.178 | 0.209 |
平均 | 0.16466 | 0.19879 | 0.17003 | 0.19828 | 0.16924 | 0.20017 | 0.16797 | 0.19859 |
全マウス平均 | 0.18122 |
デバウンスタイムの設定ができるので、それぞれ0msと30msを測定しました。
測定してみた結果、0msと30msは実測でもちょうど30msくらいの差がありました。デバウンスタイムを遅らせるとしっかりその分遅くなるっぽいので、FPSゲームなどの反応速度を求められるゲームでは出来るだけデバウンスタイムは短めにしておいたほうが良いということですね。
0ms設定だと他のゲーミングマウスと比べても速く反応できていたと思います。実感できる遅延等はもちろん感じられず、FPSゲームでも全く問題なく使用できると思います。
センサーテスト
「X2シリーズ」には「MotionSync」機能が備わっているので、ONとOFFでどれくらい違いがあるのか確認してみます。
一応「Xliteシリーズ」も確認します。
確認してみた感じこのようになりました。
【Xlite V2】
【Xlite V2 Mini】
【X2】
MotionSync OFF | MotionSync ON | ||
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【X2 Mini】
MotionSync OFF | MotionSync ON | ||
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正直センサーテストの使い方はイマイチ分かっていませんが、「MotionSync」をONにしたほうが明らかに綺麗なのは分かります。
実際にゲームをプレイした感じでは違いは感じられませんでしたが、悪影響を与えているということは無いかと思うので取り合えずONにしておいて良いのではないかと思います。
FPS向けおすすめ設定
FPS向けのおすすめ設定を紹介します。
この設定は今回のレビュー対象全てに有効です。
【FPS向けおすすめ設定】
- DPI:800~1600
- ポーリングレート:1000Hz
- LoD:1mm
- MotionSync:ON
- デバウンス:0ms
- 直線の補正:OFF
- リップル制御:ON
DPI
DPIは感度なので自分の好みに合わせるのがベストです。
DPIは出来るだけ高めの数値にして、ゲーム内の感度を下げることでカーソルが滑らかになるのでおすすめです。
特にこだわりが無いのであれば、800dpiか1600dpiに設定してゲーム内で調整すると良いと思います。
ポーリングレート
ポーリングレートは数値が高いほどカーソルが滑らかに動くので、一番高い1000Hzがおすすめです。
LoD
LoDは出来るだけ短いほうが操作感への影響が少ないので、FPSでは「1mm」に設定しておくことがおすすめです。
MotionSync
ONだろうがOFFだろうが体感では全く違いは感じられませんが、ONにすることで気づかないところで若干AIMがしやすくなっているかもという願いから。
デバウンス
デバウンスタイムは出来るだけ短い設定にしておいた方が反応速度が速くなるので0msがおすすめです。
もしチャタリングが起きるようであれば少しずつ伸ばして調整してください。
直線の補正
直線補正はよっぽどHSラインを維持したいという場合以外は使い道が思いつかないし、犠牲が多すぎるのでOFFがおすすめです。
リップル制御
反動制御が若干しやすくなっていた気がしたので、もしかしたらかなり優秀な機能かもしれません。
人に寄って良し悪しはあると思うので、一度試してみてほしいです。
まとめ
Xlite V2
「Xlite V2」はかぶせ持ちをする人や、左右非対称マウス派のつかみ持ちユーザーでそこそこ大きさのあるマウスが欲しい、という人に向いているマウスです。
左右非対称マウスの中では後部の高さが低めで手のひら後部に差し込むように保持できるので、つかむというよりも手を乗せる様に保持したいという人にはより扱いやすいマウスかと思います。
「EC2」とほぼほぼ同形状なので、「EC2」の形状が好きという人にも使いやすいかと思います。
またややグリップ力が弱く滑りやすいため、グリップテープを張るとより安定したグリップが出来ると思います。
Xlite V2 Mini
「Xlite V2 Mini」は手が小さめでかぶせ持ちをする人や、左右非対称マウス派のつかみ持ちユーザーで小ぶりなマウスが欲しいという人に向いているマウスです。
「Xlite V2」よりも小ぶりなのでつかみ持ちでしっかり指を立てて保持したいという人にはより扱いやすいマウスかと思います。
「Xlite V2」同様にグリップ力が弱く滑りやすいため、グリップテープを張るとより安定したグリップが出来ると思います。
X2
「X2」はつかみ持ちユーザーで左右対称マウス派の人、つまみ持ちをする人で標準的サイズのマウスが欲しいという人に向いているマウスです。
「XM1系」の形状に似た洋ナシ型マウスですが両サイド後部の膨らみが控えめなので、小指の窮屈感の少なさを重視したい人にはより扱いやすいマウスかと思います。
左右対称マウスの中では後部の高さが高めで、しっかり手のひら後部と接地させたいという人にも向いています。
X2 Mini
「X2 Mini」はつかみ持ちユーザーで左右対称マウス派の人、つまみ持ちをする人で小ぶりなサイズのマウスが欲しいという人に向いているマウスです。
「X2」よりも小ぶりなのでつかみ持ちでしっかり指を立てて保持したい人、つまみ持ちで指の可動域を重視したいという人にはより扱いやすいマウスかと思います。
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