当記事ではCS:GO(カウンターストライク:グローバルオフェンシブ)向けおすすめのゲーミングマウスを紹介します。
まず前提として
当記事では「CS:GO向けおすすめのゲーミングマウス」を解説していますが、だからと言ってほかのゲームで使えないかと言われればそんなことは一切ありません。
ゲーミングマウスの使いやすさはゲームタイトルでは決まらず、自分との相性がいかに合うかに寄ります。
CS:GOで使いやすいゲーミングマウスはFPS全般で使いやすいと考えてもらって大丈夫です。
ゲーミングマウスの選び方
最も大切なのはマウスの持ち方に合った形状を選ぶこと
FPS向けゲーミングマウス選びで最も重要なことはマウスの持ち方に合った形状を選ぶことです。
マウスの持ち方は主にかぶせ持ち/つかみ持ち/つまみ持ちの3種類があります。細かく見れば他にも持ち方はあるでしょうが、この3つの持ち方に近いもので選べば問題ないはずです。
この持ち方ごとにマウスとの相性があり、相性に合ったものを選ぶことでより自然なグリップと正確なAIMがしやすくなります。
なので自分がゲームをしているときどの持ち方をしているかを理解したうえでマウスを選ぶようにしましょう。もし自分の持ち方が分からないという場合には、下の記事でまとめているので確認してみてください。
次にそれぞれの持ち方のマウスの選び方を解説します。
かぶせ持ち
![]() |
![]() |
かぶせ持ちは指~手のひら全体でマウスをかぶせる様にマウスを支える持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指~手のひら全体がマウスにフィットすること
- 左右非対称であること
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると手のひらはフィットしやすいですが、マウスを持ち上げにくくなったり指が窮屈になる
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると指~手のひら全体のフィット感が悪くなり、つかみ持ちのような持ち方になってしまう
これらポイントを網羅するマウスは「Razer DeathAdderシリーズ」「Logicool G703 HERO(G703h)」のような左右非対称マウスが該当します。
![]() |
![]() |
左右非対称のマウスは左右対称よりも高さが高めで、マウス表面の山の部分が左寄りになっている場合が多いので手のひらに自然とフィットする形状になっています。
手のひらとのフィット感が強いほど力を入れなくてもマウスを保持できるため、力を抜いてAIMすることができるようになります。
つかみ持ち
![]() |
![]() |
つかみ持ちは指と手のひら後部でマウスを保持する持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指と手のひら後部がフィットすること
- 指だけでもマウスを保持できること
- 小指、薬指が窮屈にならないこと
- マウス後部の高さが高めであること
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると指のフィットする位置から手のひら後部に当たる位置の位置が長くなるのでかぶせ持ちのような持ち方になってしまう
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると手のひら後部がうまくマウスに接地しなくなるのでつまみ持ちのような持ち方になってしまう
これらポイントを網羅するマウスは「ENDGAME GEAR XM1r」のような左右対称でマウスサイド後部が大きく膨らむ形状でかつマウス表面後部の高さが高めの形状をしているマウスもしくは、「SteelSeries Prime」のような左右非対称で右サイドの膨らみが大きすぎなく後部の高さがしっかりあるマウスが該当します。
![]() |
![]() |
これらのマウスは小指、薬指が窮屈にならず手のひら後部のフィット感も強いので、自然でかつしっかりとしたグリップをすることができます。
指のフィット感が強いので指だけでもマウスを支えることが出来、指だけでマウスを操作したい際にも適しています。
つまみ持ち
![]() |
![]() |
つまみ持ちは指のみでマウスを保持する持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指がフィットすること
- 指だけでもマウスを保持できること
- 小指、薬指が窮屈にならないこと
- マウス全体の高さが低いこと
- 小さめのマウスを選ぶこと
- マウス後部が手のひら後部に当たらないこと
- 左右対称であること
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると指を広げた持ち方になるので操作性が落ちることと、マウス後部と手のひら後部が当たったしまい指で前後の操作がしにくくなる
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると指が縮こまった持ち方になるので窮屈になる
これらポイントを網羅するマウスは「Razer Viperシリーズ」「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」のような左右対称で、高さが低めで小さめな形状をしているマウスが該当します。
![]() |
![]() |
左右対称マウスは左右で指のグリップ感に違いがでづらく、違和感のないグリップができます。
左右対称のマウスは左右非対称マウスを比べ高さが低めな傾向があるため、指でマウスを操作する際に手のひらに干渉しづらいと言う点も相性が良い理由です。
その他ゲーミングマウスの選び方のポイント
下の記事にさらに詳細な選び方をまとめているので是非参考にしてください。
ゲームタイトルに合わせてマウスを選択するべきか
良くゲームタイトル別のおすすめゲーミングマウスを問われますが、ゲーミングマウスはゲームタイトルに寄って拭き不向きが別れることはありません。
たしかにゲーム寄ってエイムの仕方が少し違い場合はありますが大部分のエイムの仕方は同じで、やはり自分の手にフィットするかとか持ち方に合っているかのほうが重要でAIMにも関わってきます。
また複数のゲームをする場合ために複数マウスを用意するというのも現実的ではないので、ゲームタイトルに合わせてマウスを選択するべきではないと思います。
CS:GO向けおすすめのゲーミングマウス
AJAZZ AJ199:ほぼ「Razer Viper Mini」の形状
本体 | ボタン類 | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下×1、)+電源スイッチ |
---|---|---|
長さ | 118mm | |
幅 | 61.6mm | |
高さ | 38.6mm | |
重量 | 59±3g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | 着脱式USB-Cラバー |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 26000 | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Huano Blue Shell Pink(8000万クリック) |
ホイール | TTC Gold エンコーダー(100万サイクル) | |
バッテリー | 寿命 | 最大40時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | AJAZZ AJ199 |
【特徴】
- ほぼ「Razer Viper Mini」と同じ形状
- 2.4Gワイヤレス接続と有線接続のデュアル接続に対応
- センサーは「PixArt PAW3395センサー」を搭載し、26000DPI、650IPS、50Gと高性能
- 重量は59±3gと程よく軽い
- 上面後部のカバーは着脱が可能で、より軽量な穴あきカバーとの交換が可能
- バッテリー寿命は40時間と短め
「Razer Viper Mini」によく似た形状の左右対称小型形状ワイヤレスマウスです。重量は59±3gと程よく軽量で、最近のFPSゲームに求められる要素をしっかり押さえたゲーミングマウスになっています。
センサーには「PixArt PAW3395センサー」を搭載しており、26000DPI、650IPS、50Gと有名メーカーの上位モデルにも負けない性能を持っています。
上面後部のカバーは着脱が可能で、より軽量な穴あきカバーとの交換することで2グラムほど軽くすることができます。穴が空いているのが苦手な人もいると思うので、選択できるのはありがたい。
これほどの要素を抑えながら価格は7000円ほどとワイヤレスマウスの中ではかなり低価格で、かなりコスパに優れているマウスです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
ENDGAME GEAR XM1r:つかみ持ち最強のフィット感
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1) |
---|---|---|
長さ | 122.14mm | |
幅 | 65.81mm | |
高さ | 38.26mm | |
重量 | 約70g(ケーブル除く) | |
ケーブル | ケーブル名 | Flex Cord 2.0 |
ケーブルタイプ | 布巻きタイプ | |
ケーブル長 | 1.85m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3370 |
DPI | 50~19000(50~10000(50刻み)、 10000~19000(100刻み)) |
|
ポーリングレート | 125/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ | スイッチ名 | Kailh GM 8.0スイッチ |
耐クリック回数 | 8000万クリック | |
ソフトウェア | XM1r |
【特徴】
- XM1のフォルムと握り心地はそのままに、基幹部分を改善したリニューアルモデル
- 左右対称形状でつかみ持ちに理想的な形状
- 約70gの軽量かつ剛性の高いシェル構造
- XM1を上回る性能の「PixArt PAW3370センサー」搭載
- 快適かつ高速なクリックを実現した「Kailh GM 8.0スイッチ」
- XM1と同等の柔軟性で耐久性を向上させた「Flex Cord 2.0」
- PTFE製マウスソール大・小付属
前モデルの「ENDGAME GEAR XM1」のフォルムと握り心地はそのままに、センサー、スイッチ、ケーブルなどの基幹部分を改善したリニューアルモデルです。
XM1シリーズの形状は左右対称で両サイドの後部が大きく膨らむ形状をしていることが特徴で、この形状がつかみ持ちにかなりフィットします。
かなりの数のマウスを触ってきましたが、現状ではつかみ持ちで最も操作しやすい形状です。
重量も70gと軽くとても扱いやすいマウスとなっているため、個人的につかみ持ちユーザーに最も押したいゲーミングマウスです。
後はこれが無線(ワイヤレス)になれば完璧。
【⇓詳しくはこちら⇓】
Pulsar Gaming Gears X2:つかみ持ち/つまみ持ちでやや小さめなワイヤレスマウスが欲しいという人におすすめ
本体 | ボタン | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、DPIボタン[底面])+電源スイッチ |
---|---|---|
長さ | 120mm | |
幅 | 63mm | |
高さ | 38mm | |
重量 | 56g | |
ケーブル | ケーブル名 | 着脱式Type-Cパラコードケーブル |
ケーブルタイプ | パラコード | |
ケーブル長 | 1.9m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 50~26000(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ | スイッチ名 | Kailh GM 8.0 |
耐クリック回数 | 8000万 | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 最大70時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Pulsar Fusion Wireless Mice |
【特徴】
- つかみ持ちとつまみ持ち向けにデザインされた左右対称のX2シリーズの標準サイズゲーミングマウス
- ワイヤレスマウスながら59g超軽量
- PixArt社のフラッグシップモデル「PAW3395センサー」を搭載し、DPIは26000DPI、最大認識速度は650IPS、最大加速度は50Gと必要以上のパフォーマンス
- クリックボタンには高いクリック感と高耐久な「Kailh GM 8.0」を搭載
- スクロールホイールには「TTC Goldエンコーダー」を使用し心地の良いスクロール感を実現
Pulsar Gaming Gearsの左右対称超軽量ゲーミングマウス。
大きすぎず小さすぎず万人受けするサイズ感で、つかみ持ちやつまみ持ちで窮屈感の少ないグリップが出来ます。
59gと最近のゲーミングマウスの中でもかなり軽量で、素早いマウス操作を行うことが出来ます。
ソフトウェアではDPIやポーリングレートなどの一般的な設定はもちろんLoDやデバウンスタイム、リップル制御などコアな部分まで設定できたりとFPSゲーム向けの項目が豊富です。
センサーやクリックスイッチも高性能なものを搭載しており全体的にかなり充実したパフォーマンスを持っていながら、ワイヤレスマウスの中では比較的安価とかなりコスパに優れるマウスになっています。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒Pulsar Gaming Gears「Xlite V2/Xlite V2 Mini/X2/X2 Mini」を一斉比較レビュー
Pulsar Gaming Gears X2 Mini:つかみ持ち/つまみ持ちで小さめなワイヤレスマウスが欲しいという人におすすめ
本体 | ボタン | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、DPIボタン[底面])+電源スイッチ |
---|---|---|
長さ | 116mm | |
幅 | 61mm | |
高さ | 37mm | |
重量 | 52g | |
ケーブル | ケーブル名 | 着脱式Type-Cパラコードケーブル |
ケーブルタイプ | パラコード | |
ケーブル長 | 1.9m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 50~26000(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ | スイッチ名 | Kailh GM 8.0 |
耐クリック回数 | 8000万 | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 最大70時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Pulsar Fusion Wireless Mice |
【特徴】
- 「Pulsar Gaming Gears X2」の小型モデル
- 小型な分、少しだけ軽い52g
「Pulsar Gaming Gears X2」の小型モデルで、ゲーミングマウス全体見てもしっかり小ぶりなマウスとなっています。
小ぶりな分、つかみ持ちで指をしっかり立てて保持したり、つまみ持ちで指の可動域を広く確保出来たりします。しっかり小ぶりなので自分が小ぶりなマウスを好むということを確信している場合に、購入を検討したほうが良いです。
基本的な性能は「Pulsar Gaming Gears X2」と全く同じです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒Pulsar Gaming Gears「Xlite V2/Xlite V2 Mini/X2/X2 Mini」を一斉比較レビュー
Logicool G PRO X SUPERLIGHT:クセの少ない形状を好むのであればコレ
本体 | ボタン | 5箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン)+ワイヤレス接続切替スイッチ |
---|---|---|
長さ | 125mm | |
幅 | 63.5mm | |
高さ | 40mm | |
重量 | <63g | |
ケーブル | ケーブル名 | 充電ケーブル |
ケーブルタイプ | ビニール被膜 | |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | HERO 25K |
DPI | 100~25600(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | – |
耐クリック回数 | – | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 最大70時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | G Hub |
【特徴】
- ワイヤレスゲーミングマウス最軽量の63g
- Logicoolマウスで最高性能を持つ無線(ワイヤレス)マウス
- 左右対称形状の標準的サイズで、つかみ持ちつまみ持ちとの相性が良い
- 摩擦が少なくスムーズなマウス操作ができる大きなPTFEフィート
- 遅延の少ない安定したワイヤレステクノロジー「LIGHTSPEED」
- ロジクール史上最高精度のセンサー「HERO 25K」
今となっては知らない人はいないのではないかというくらい有名になりましたが、かつてゲーミングマウスと言えばコレといった「Logicool GPRO WIRELESS」がさらに軽量化されて登場したマウスです。
このマウスの一番の強みはワイヤレスマウスながら63gという驚異の軽さという点です。現状ワイヤレスマウスの中ではトップレベルの軽さで、軽さを追求するのであればこのマウス一択です。
形状的には全体的に癖が少なくかぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちどれでも無難なグリップ感が得られます。特に指をメインにグリップする持ち方との相性が良く、つかみ持ちとつまみ持ちとの相性が良いです。
性能はLogicool製マウスの中でもトップレベルでFPSゲームでも全く問題なく使用することが出来るので、迷ったらとりあえずコレを買っておけばいいというマウスですね。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」レビュー
SteelSeries Prime Wireless:かぶせ持ち、左右非対称派つかみ持ちのグリップ感最強マウス
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1)+電源スイッチ |
---|---|---|
長さ | 125.3mm | |
幅 | 前部:59mm、後部:67.9mm | |
高さ | 前部:23mm、後部:42.4mm | |
重量 | 80g | |
ケーブル | ケーブル名 | USB-C to USB-Aケーブル |
ケーブルタイプ | 布巻き | |
ケーブル長 | 2m | |
センサー | センサー名 | TrueMove Air |
DPI | 18000(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | Prestige OMスイッチ |
耐クリック回数 | 1億クリック | |
ソフトウェア | SteelSeries GG |
【特徴】
- プロと共同開発されたPrimeシリーズ
- かぶせ持ち、つかみ持ち向け
- ワイヤレスながら80gと軽量
- 磁力を利用して抵抗を作り出し一貫したクリック感を実現した「Prestige OMスイッチ」搭載
- マウスを持ち上げた時、傾けた時も一貫したトラッキング精度を持つ「TrueMove Airセンサー」
- ケーブルと変わらないパフォーマンスを実現した「Quantum 2.0 Wireless」
- 粗い質感を出したマット仕上げによりグリップを強めた表面
- 100%PTFE製マウスソール
- 一回の充電で100時間以上のバッテリー寿命
プロと共同開発されたSteelSeriesのPrimeシリーズワイヤレスゲーミングマウスです。
形状、センサー性能、軽さ、マウスソールの滑りやすさ、グリップしやすい表面加工などあらゆる点で高性能なゲーミングマウスとなっています。
個人的に特に優秀だと感じられたのが、かぶせ持ちとつかみ持ちに適した形状です。
Primeシリーズの形状は左右非対称形状で手のひらにフィットしやすく、さらに右サイド前方側の薬指と小指が当たる部分が上手く引っかかりやすい形状をしているのでマウスを持ち上げやすいです。
多くの左右非対称マウスはこの薬指と小指が当たる部分の引っかかりが弱く持ち上げにくかったのですが、Primeシリーズの形状は難なく持ち上げることが出来ます。
手のひらのフィット感も良く指の引っかかりもしっかりしているので安定したグリップと操作が可能で、現状かぶせ持ちで最強のゲーミングマウスだと思います。
また右サイドの膨らみが大きすぎず、小指と薬指側に窮屈感を感じにくい形状をしています。
マウス後部の高さもしっかりあるので、手のひら後部が接地しやすくかなり安定したつかみ持ちをすることができます。
つかみ持ちユーザーには左右対称マウス派と左右非対称マウス派がいると思いますが、左右非対称マウス派にはベストなマウスだと思います。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「SteelSeries Prime Wireless」レビュー
SteelSeries Prime:Prime Wirelessの有線モデル
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1) |
---|---|---|
長さ | 125.3mm | |
幅 | 前部:59mm、後部:67.9mm | |
高さ | 前部:23mm、後部:42.4mm | |
重量 | 69g(ケーブル除く) | |
ケーブル | ケーブル名 | スーパーメッシュケーブル |
ケーブルタイプ | マイクロファイバー製 | |
ケーブル長 | 2m | |
センサー | センサー名 | TrueMove Pro |
DPI | 18000(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 450 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ | スイッチ名 | Prestige OMスイッチ |
耐クリック回数 | 1億クリック | |
ソフトウェア | SteelSeries GG |
【特徴】
- プロと共同開発されたPrimeシリーズ
- かぶせ持ち、つかみ持ち向け
- 磁力を利用して抵抗を作り出し一貫したクリック感を実現した「Prestige OMスイッチ」搭載
- 高精度な「TrueMove Proセンサー」
- 粗い質感を出したマット仕上げによりグリップを強めた表面
- 着脱可能な「スーパーメッシュケーブル」
上記の「SteelSeries Prime Wireless」と同様プロと共同開発されたPrimeシリーズゲーミングマウスで、有線タイプとなっています。
多少の違いはありますが、有線/無線という点以外はほぼ全く同じマウスです。
有線なので充電の必要が無く、「SteelSeries Prime Wireless」よりも安価です。
ケーブルはとても柔らかく着脱可能で、FPSでもケーブルの煩わしさはそこまで無いと思います。
有線なので「SteelSeries Prime Wireless」よりも重量が軽いので、出来るだけ軽いほうが良いという方はこちらを選択するのもありです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
SteelSeries Prime Mini Wireless:Prime Wirelessよりも小さめが良い人におすすめ
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、底面×1)+底面(電源スイッチ) |
---|---|---|
長さ | 120.3mm | |
幅 | 66.2mm | |
高さ | 40.7mm | |
重量 | 73g | |
ケーブル | ケーブル名 | USBスーパーメッシュUSB-Cケーブル |
ケーブルタイプ | マイクロファイバー | |
ケーブル長 | 2m | |
センサー | センサー名 | TrueMove Air |
DPI | 18000 | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | Prestige OMスイッチ |
耐クリック回数 | 1億クリック | |
ソフトウェア | SteelSeries GG |
【特徴】
- プロと共同開発されたPrimeシリーズ
- 手が小さめの人でかぶせ持ち、つかみ持ち向け
- Prime Wirelessの形状をそのままにさらに小型化、73gとさらに軽量化
- 磁力を利用して抵抗を作り出し一貫したクリック感を実現した「Prestige Optical Magneticスイッチ」搭載
- マウスを持ち上げた時、傾けた時も一貫したトラッキング精度を持つ「TrueMove Airセンサー」
- ケーブルと変わらないパフォーマンスを実現した「Quantum 2.0 Wireless」
- 粗い質感を出したマット仕上げによりグリップを強めた表面
- 滑らかかつ軽やかな100%PTFE製マウスソール
- 100時間を超える高パフォーマンスの1,000Hzゲームプレイと急速充電
- 柔らかいマイクロファイバー製スーパーメッシュケーブル
「SteelSeries Prime Wireless」をそのまま小さくしたような形状で、「SteelSeries Prime Wireless」が大きいと感じられていた人にお勧めなマウスです。
基本的な形状はそのままで小さくなっただけなので、手が小さめな人でかぶせ持ちかつかみ持ちをする人にはかなりフィットする形状だと思います。
【⇓詳しくはこちら⇓】
⇒「SteelSeries Prime Mini Wireless」レビュー
Razer Viper V2 Pro:つまみ持ちユーザーやつかみ持ちで後部の高さが低いタイプが好きという人でワイヤレスマウスが欲しい人におすすめ
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下×1、底面×1) |
---|---|---|
長さ | 126.7mm | |
幅 | 66.2mm | |
高さ | 37.8mm | |
重量 | Black:58g、White:59g | |
ケーブル | ケーブル名 | Razer Speedflex Type-C 充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー |
DPI | 30000 | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 750 | |
最大加速度(G) | 70 | |
スイッチ | スイッチ名 | 第3世代Razer オプティカルマウススイッチ |
耐クリック回数 | 9000万クリック | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 約80時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【特徴】
- 「Razer Viper Ultimate」から全体的にアップグレードされた後継モデル
- 20%以上軽量化され、58~59gと超軽量になった
- 最大36000DPI + 最大認識速度750IPS + 最大加速度70Gに強化された「Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー」を搭載
- 耐クリック回数が9000万回の耐久性とタクタイル感が強化された「第3世代 Razer オプティカルマウススイッチ」を搭載
- 電力効率が改善され、最大バッテリー持続時間が70時間から80時間に強化
「Razer Viper Ultimate」が競技向けにさらなる進化を遂げたViperシリーズ最上位モデル。
基本的な形状は「Razer Viper Ultimate」のままに、性能、軽さがアップグレードされています。
センサーは「Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー」が搭載され、DPIは最大30000DPI、最大認識速度は750IPSとRazerゲーミングマウスの中でトップの性能を持っています。
スイッチは「第3世代Razer オプティカルマウススイッチ」が搭載され、高い耐久性と確かなタクタイル感を持っています。
軽さを追求するため余計なボタンやライティング機能は排除されており、ワイヤレスながら58~59gと超軽量を実現しています。
これほどの性能が必要なのか?と思われるほど高性能で、FPSゲームを本気で取り組みたいという人に向いているゲーミングマウスです。
【⇓詳しくはこちら⇓】
Razer Viper Ultimate:充電ドックの利便性も欲しいという人におすすめ
本体 | ボタン | 8箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 右サイド×2、ホイールボタン、底面×1) |
---|---|---|
長さ | 126.7mm | |
幅 | 66.2mm | |
高さ | 37.8mm | |
重量 | 74g | |
ケーブル | ケーブル名 | Razer Speedflex ケーブル |
ケーブルタイプ | 布巻き | |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Razer Focus+ オプティカルセンサー |
DPI | 100~20000(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ | スイッチ名 | Razer オプティカルマウススイッチ |
耐クリック回数 | 7000万クリック | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 約70時間(ライティング不使用時) (バッテリー持続時間は設定により異なります) |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
【特徴】
- 「Razer Viper V2 Pro」の1つ前のモデル
- 左右対称形状の標準的サイズで、つまみ持ちとの相性が良い
- つかみ持ちユーザーで後部の高さが低めが好きという人にも向いている
- 高性能な「Razer Focus+ オプティカルセンサー」搭載
- クリック応答速度、クリックの誤操作の防止や耐クリック回数の向上した「Razer オプティカルマウススイッチ」
- 柔軟で低摩擦な「Razer Speedflex ケーブル(充電ケーブル)」
- ワイヤレスマウスながら74gと超軽量
- 充電ドックに乗せるだけ充電できる
「Razer Viper V2 Pro」の1つ前のモデルです。
「V2 Pro」では充電ドックが非対応になってしまったので、利便性としてはこちらのほうが優秀です。
軽さや性能面では「V2 Pro」のほうが優秀ですが「Viper Ultimate」もワイヤレスマウス全体で見れば十分優秀で、FPSゲームでも全く問題なく使用できます。
【⇓詳しくはこちら⇓】
どうしても選べない人にイチオシ
「イマイチ自分に合ったマウスが分からない」「自分の持ち方が分からないから選べない」という方もいるかと思います。
そう言った方にコレを選んでおけばとりあえず大きな失敗はしないであろうイチオシのマウスを紹介します。
AJAZZ AJ199
本体 | ボタン類 | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下×1、)+電源スイッチ |
---|---|---|
長さ | 118mm | |
幅 | 61.6mm | |
高さ | 38.6mm | |
重量 | 59±3g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | 着脱式USB-Cラバー |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 26000 | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Huano Blue Shell Pink(8000万クリック) |
ホイール | TTC Gold エンコーダー(100万サイクル) | |
バッテリー | 寿命 | 最大40時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | AJAZZ AJ199 |
【特徴】
- ほぼ「Razer Viper Mini」と同じ形状
- 2.4Gワイヤレス接続と有線接続のデュアル接続に対応
- センサーは「PixArt PAW3395センサー」を搭載し、26000DPI、650IPS、50Gと高性能
- 重量は59±3gと程よく軽い
- 上面後部のカバーは着脱が可能で、より軽量な穴あきカバーとの交換が可能
- バッテリー寿命は40時間と短め
「Razer Viper Mini」によく似た形状なためつまみ持ちとつかみ持ち向きのゲーミングマウスですが、最近のFPSゲームに求められる要素をしっかり押さえているため、FPSを理解する取っ掛かりという意味で優れたマウスかと思います。
価格も安いためお試しとしてもちょうど良く、ここから自分に合ったものを探っていくのが良いのではないかと思います。
【⇓詳しくはこちら⇓】
補足
ゲーミングマウスをもっと使いやすくする方法
マウスの滑りやすさはマウスパッドで調節したほうが良い
マウスによって滑りやすさに多少の違いがあります。
ですがマウスの持ちやすさを犠牲にしてまで、滑りやすさを重視して選ぶのはもったいないです。
マウスパッドにも滑りやすいタイプ~滑りづらいタイプまでたくさんあるので、滑りやすさはマウスパッドで調節するようにすると良いです。
⇒FPS向けおすすめのゲーミングマウスパッド【滑りやすさ別】
邪魔なケーブルはマウスバンジーで解消
FPSのようなマウスを激しく動かすゲームではケーブルが邪魔になり、マウス操作の妨げになることが良くあります。
マウスバンジーというケーブルを固定するアイテムを使うことでケーブルの煩わしさはかなり解消されるので、有線マウスを使用する場合は検討してみてはどうでしょうか。
⇒【FPS向け】おすすめのマウスバンジー【邪魔なケーブルを解消】
マウスソールを張り替える
ゲーミングマウスの底面にはマウスの滑りを良くすためのマウスソールが張られています。
マウスソールは使っていくうち摩耗し、滑りが悪くなっていきます。
マウスソールは単品で売られており張り替えも簡単なので、滑りが悪くなったなと感じたら張り替えると良いです。
マウスのグリップ性を上げたい場合はグリップテープを張る
ゲーミングマウスはグリップ性を高めるためにマウスサイドに滑り止めラバーが張られていたり、グリップしやすい表面加工がされているものがあります。しかし中には滑りやすくしっかりグリップできないようなマウスもあります。
そんな時はグリップテープをマウスに張ることで簡単にグリップ性を高めることが出来、しっかりとマウスをグリップ出来るようになります。
Amazonでお得な買い方
Amazonギフト券チャージしてから買うだけで最大2.5%ポイントが還元されるので、普通に買うよりもお得です。
コレをしないと常に数%分のポイントを損することになるので、絶対に知っておいた方が良いです。
詳細やその他お得な買い方を下の記事で解説しています。
Amazonプライムを利用するといろいろお得
Amazonでよく買い物をする方はAmazonプライムを利用するとお得です。
プライム会員だと「注文金額が2000円未満」「お急ぎ便」「日時指定」でも配送料が無料だったり、Prime Gaming限定のゲームアイテムを貰えたりといろいろな特典があります。
下の記事でAmazonプライムのゲーマー向けの特典情報をまとめているので、よければ参考にしてみてください。