ゲーミングマウスはFPSゲームのパフォーマンス向上への貢献度が非常に高く、マウスパッドやモニター、キーボードやヘッドセットなどのゲーミングデバイスの中で投資先として最も優先すべきゲーミングデバイスと言っても良いほど拘るべきデバイスです。
ゲーミングマウスの選び方1つで操作性やグリップ性に大きく差が出ることがあり、ゲーミングデバイスの中でも最もAIMに影響するデバイスなので、しっかり自分に合ったマウスを選択することをお勧めします。
※当記事はFPSゲーム(ApexLegends、Valorant、CS:GO、Escape from Tarkov、CoD、Battlefield(BF)、PUBGなど)に向いているデバイスを紹介しています。
FPS向けゲーミングマウスの選び方
FPS向けゲーミングマウスの選び方のポイントとしては、とにかく操作性を上げることを意識して選ぶことです。正確かつ高速なAIMを実現するためにはどんなマウスが良いか理想像をイメージしながら選ぶことが重要です。
意識すべきポイントは以下があります。
- マウスの持ち方に合った形状を選ぶ ⇐ 最重要
- 有線か無線(ワイヤレス)か
- 軽さ
これらポイントについて解説していきます。
マウスの持ち方に合った形状を選ぶことが最重要
FPS向けゲーミングマウス選びで最も重要なことはマウスの持ち方に合った形状を選ぶことです。
マウスの持ち方は主にかぶせ持ち/つかみ持ち/つまみ持ちの3種類があります。細かく見れば他にも持ち方はあるでしょうが、この3つの持ち方に近いもので選べば問題ないはずです。この持ち方ごとにマウスとの相性があり、相性に合ったものを選ぶことでより自然なグリップと正確なAIMがしやすくなります。
なので自分がゲームをしているときどの持ち方をしているかを理解したうえでマウスを選ぶようにしましょう。もし自分の持ち方が分からないという場合には、下の記事でまとめているので確認してみてください。
次にそれぞれの持ち方のマウスの選び方を解説します。
かぶせ持ち
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かぶせ持ちは指~手のひら全体でマウスをかぶせる様にマウスを支える持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指~手のひら全体がマウスにフィットすること
- 左右非対称形状のマウスを選ぶこと
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると手のひらはフィットしやすいですが、マウスを持ち上げにくくなったり指が窮屈になる
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると指~手のひら全体のフィット感が悪くなり、つかみ持ちのような持ち方になってしまう
これらポイントを網羅するマウスは「Razer DeathAdderシリーズ」「Logicool G703 HERO(G703h)」のような左右非対称マウスが該当します。
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左右非対称のマウスは左右対称よりも高さが高めで、マウス表面の山の部分が左寄りになっている場合が多いので手のひらに自然とフィットする形状になっています。
手のひらとのフィット感が強いほど力を入れなくてもマウスを保持できるため、力を抜いてAIMすることができるようになります。
つかみ持ち
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つかみ持ちは指と手のひら後部でマウスを保持する持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指と手のひら後部がフィットすること
- 指だけでもマウスを保持できること
- 小指、薬指が窮屈にならないこと
- マウス後部の高さが高めであること
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると指のフィットする位置から手のひら後部に当たる位置の位置が長くなるのでかぶせ持ちのような持ち方になってしまう
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると手のひら後部がうまくマウスに接地しなくなるのでつまみ持ちのような持ち方になってしまう
これらポイントを網羅するマウスは「ENDGAME GEAR XM1シリーズ」のような左右対称でマウスサイド後部が大きく膨らむ形状でかつマウス表面後部の高さが高めの形状をしているマウスもしくは、「SteelSeries Prime」のような左右非対称で右サイドの膨らみが大きすぎなく後部の高さがしっかりあるマウスが該当します。
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これらのマウスは小指、薬指が窮屈にならず手のひら後部のフィット感も強いので、自然でかつしっかりとしたグリップをすることができます。
指のフィット感が強いので指だけでもマウスを支えることが出来、指だけでマウスを操作したい際にも適しています。
つまみ持ち
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つまみ持ちは指のみでマウスを保持する持ち方です。
そのためマウスを選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 指がフィットすること
- 指だけでもマウスを保持できること
- 小指、薬指が窮屈にならないこと
- マウス全体の高さが低いこと
- 小さめのマウスを選ぶこと
- マウス後部が手のひら後部に当たらないこと
- 左右対称形状のマウスを選ぶこと
- 自分の手の大きさに対し大きすぎないこと – 大きすぎると指を広げた持ち方になるので操作性が落ちることと、マウス後部と手のひら後部が当たったしまい指で前後の操作がしにくくなる
- 自分の手の大きさに対し小さすぎないこと – 小さすぎると指が縮こまった持ち方になるので窮屈になる
これらポイントを網羅するマウスは「Razer Viperシリーズ」「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」のような左右対称で、高さが低めで小さめな形状をしているマウスが該当します。
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左右対称マウスは左右で指のグリップ感に違いがでづらく、違和感のないグリップができます。
左右対称のマウスは左右非対称マウスを比べ高さが低めな傾向があるため、指でマウスを操作する際に手のひらに干渉しづらいと言う点も相性が良い理由です。
有線か無線(ワイヤレス)か
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有線と無線それぞれにメリット、デメリットがありどちらのほうが良いということは一概には言えません。
それぞれのメリット、デメリットから自分に合ったほうを選ぶようにすると良いです。
【有線のメリット、デメリット】
- 無線ゲーミングマウスと比べて価格が安い
- 無線ゲーミングマウスと比べて軽量
- 種類が豊富
- ケーブルがマウスパッドに引っ張られる、物に引っかかる
- マウスバンジー等ケーブルを固定する物が必要になる
【無線のメリット、デメリット】
- ケーブルが引っ張られたり、引っかかることがない
- ケーブルが無い+マウスバンジー等が必要ないので机周りがスッキリする
- 充電、電池の交換が必要になる
- 有線ゲーミングマウスと比べて価格が高い
- 有線ゲーミングマウスと比べて、電池やバッテリー分の重さが加わるため重くなる
個人的には無線(ワイヤレス)がおすすめ
FPSの場合マウスを激しく操作するため、ケーブルがかなり邪魔になります。たしかに有線のほうが比較的軽く安かったりしますが、ケーブルの煩わしさが無いことと比べればはるかにメリットが大きいです。
もし有線と無線(ワイヤレス)で拘りが無いのであれば、無線(ワイヤレス)マウスを選ぶことをおすすめします。
無線(ワイヤレス)の遅延について
無線は有線と比べて遅延があると考えられることが良くありますが、現状のゲーミングマウスでは差は全くないと言えます。
FPSでガチでやっていきたいという方でも無線だからと言ってハンデになることはまずないので安心してください。そういった意味ではむしろ有線のほうがハンデになりえる要因は多いです。
ちなみにゲーミングマウスの応答速度を下の記事でまとめているので興味がある方はご覧ください。
重さ、軽さ
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重さはゲーミングマウスによって大きく異なり、重さによってマウスの操作感に違いが出ることがあります。
軽いマウス、重いマウスにはそれぞれメリットデメリットがあり、一概にはどちらが良いとは言えません。なのでそれぞれのメリットデメリットから、自分はどちらが良いか選択すると良いかと思います。
しかし基本的には軽いマウスのほうがマウスを動かしやすく操作しやすいかと思うので迷ったら軽いマウスを選択するのが無難です。目安として最近のマウスだと、90g以下だと軽めでそれ以上だと重めといった感じです。
【軽いマウスのメリット、デメリット】
- マウスパッドとの摩擦が少なくなるので滑りやすくなる
- 軽い力でマウスを動かすことができるので細かい操作ができる
- マウスを保持する際、指に力を入れなくても保持できるので疲れづらい
- 軽い力でマウスが動くので手に力が入るとAIMが行き過ぎてしまったりすることがある
【重いマウスのメリット、デメリット】
- 重いと手に力が入ってもAIMが行き過ぎてしまうことが減るので安定する
- マウスを保持する際、指に力を入れていないと重さに負けて滑ってきてしまったりする。また、疲れやすい
- マウスパッドとの摩擦が強くなるので滑りづらくなる
FPS向けおすすめのゲーミングマウスランキング
1位:結局間違いないのはコレ「Logicool G Pro X Superlight 2」
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン類 | 左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、電源スイッチ |
長さ | 125.0mm | |
幅 | 63.5mm | |
高さ | 40.0mm | |
重量 | 60g | |
ケーブル | タイプ | 着脱式ラバーUSB Type-C |
ケーブル長 | 2m | |
センサー | センサー名 | HERO 2 |
DPI | 400/800/1000/1200/1600/3200 | |
ポーリングレート | 44,000 | |
最大認識速度(IPS) | 888 | |
最大加速度(G) | 88 | |
スイッチ類 | 左右クリック | LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ(光学式) |
ミドルマウスボタン | – | |
サイドボタン | – | |
ホイールエンコーダー | – | |
バッテリー | 寿命 | 95時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | G HUB |
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G Proシリーズは元々癖の少ない形状であらゆる持ち方に対応しやすくどんな人にも程よいグリップ感が得られるため万人に勧められるマウスでしたが、新モデル「Superlight 2」になってからさらに進化しより優れたマウスとなりました。
特に私が優れていると感じた点は、8000Hz高ポーリングレート対応になったことで視認性が良くなった事です。
ポーリングレートはマウスの操作情報を更新する頻度の事で、ポーリングレートが低いほどマウスを動かしているときのゲーム画面の動きがコマ送りになり、高いほど滑らかになります。前モデル「Superlight 1」を含む通常のマウスのポーリングレートは1000Hzまで対応している物が多いですが「Superlight 2」は8000Hzと高く、1000Hzマウスと比べてゲーム画面がとても滑らかです。その滑らかさは目が良くなったように錯覚するほどで、常に敵がハッキリ見えるのでかなりトラッキングがしやすくなります。マウスを変えることで視認性が上がるとかいう謎の現象が起きます。
ポーリングレートが高くなることによって応答速度も速くなるようですが、それよりも私は視認性が上がることのほうがFPSゲームに置いて大きく恩恵を得られていると感じています。
万人に扱いやすい形状と8000Hz高ポーリングレートが合わさったことで、誰がこのマウスに乗り換えたとしても分かりやすく感動を得やすいだろうという点を見て今のところ一番の推しとなりました。
※注意点としては左右クリックボタンがやや重めになっているので、クリック感を重視する人は確認しておいた方が良いです。
【⇓レビュー記事⇓】

2位:つかみ持ち向け小型マウス「Endgame Gear OP1w 4K」
接続方法 | 有線 / 無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン類 | 左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、 CPIボタン、電源スイッチ |
長さ | 118.2mm | |
幅 | 60.5mm | |
高さ | 37.2mm | |
重量 | 約58.5g(ブラック、ホワイト) 約59.5g(ダークフロスト、ホワイトフロスト) |
|
ケーブル | タイプ | 着脱式編込みUSB Type-C |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Pixart PAW 3395 |
DPI | 50 ~ 26,000 | |
ポーリングレート | 4,000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Kailh GX スイッチ(8000万回耐久) |
ミドルマウスボタン | Kailh GM 2.0スイッチ(2000万回耐久) | |
サイドボタン | Kailh GM 2.0スイッチ(2000万回耐久) | |
ホイールエンコーダー | TTC シルバー(ワイド) | |
バッテリー | 寿命 | 30時間(4000Hz) |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Endgame Gear OP1w 4k Configuration Tool |
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Endgame Gear(エンドゲームギア)のつかみ持ち向け小型フォルムのOPシリーズ最上位ワイヤレスモデル。
つかみ持ち向けだがつかみ持ちに特化しすぎていない形状で、幅広い持ち方をするつかみ持ちでも対応しやすいマウスになっている。特化型は使い手を選びやすいが、このマウスはつかみ持ちユーザーであれば大体は使いやすいであろう形状になっています。
形状も素晴らしいが、特に優れていると感じたのはマウスソール。元々マウス本体に貼られているソールとは別にマウスソールが付属しているが、元々張られているソールが素晴らしく、滑りやすくかつ沈み込みの影響を受けにくいものになっている。どのようなマウス操作でも一貫した滑りになっており、操作感の変化が少なく安定したマウス操作が可能です。
またマウスソール用の溝が大きめに設計されており、様々な形状のソールに対応しやすいのもポイントが高い。
性能面もポーリングレート4000Hzと優れており、マウスに妥協したくない人にはおすすめです。
【⇓レビュー記事⇓】

3位:最近のトレンドに合わせたViperシリーズ「Razer Viper V3 Pro」
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン類 | ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、ホイールボタン、 DPIボタン[底面]×1、ポーリングレートボタン[底面]×1) + 電源スイッチ |
長さ | 124mm | |
幅 | 58~65mm | |
高さ | 32~38mm | |
重量 | 55~56g | |
ケーブル | タイプ | 充電ケーブル(USB-A to USB Type-C) |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Focus Pro 30K オプティカルセンサー |
DPI | 30,000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000/2000/4000/8000 | |
最大認識速度(IPS) | 750 | |
最大加速度(G) | 70 | |
スイッチ類 | 左右クリック | 第3世代オプティカル(耐9000万クリック) |
ミドルマウスボタン | – | |
サイドボタン | – | |
ホイールエンコーダー | – | |
バッテリー | 寿命 | 最大70時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
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「Razer Viper V2 Pro」よりもつかみ持ちのトレンドに近い形状になっており、重量はより軽量、グリップ性が改善されより安定したグリップが出来るようになりました。
つまみ持ちはもちろん使いやすいですが特につかみ持ちに適した形状をしており、つかみ持ちユーザーでマウス選びに妥協したくないという人におすすめです。
ポーリングレートも8000Hzに対応しており性能面的にも最強格で、つかみ持ち向け最強と言っても過言ではないマウスです。
【⇓レビュー記事⇓】

4位:今DeathAdderシリーズを買うならコレ一択「Razer DeathAdder V3 HyperSpeed」
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、DPIボタン[底面]×1) |
長さ | 122.2mm | |
幅 | 64.8mm | |
高さ | 41.3mm | |
重量 | 55g | |
ケーブル | ケーブル名 | PVC製充電ケーブル(USB-A to USB Type-C) |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Focus X オプティカルセンサー |
DPI | 26,000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000(2000/4000/8000 ※HyperPolling Wireless Dongle接続) |
|
最大認識速度(IPS) | 500 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | 第3世代Razer オプティカルマウススイッチ |
耐クリック回数 | 9000万クリック | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 1000Hz:最大100時間 8000Hz:最大20時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
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このマウスの魅力はDeathAdderシリーズの中で最も優れる形状という点と、表面が強力なグリップ性を持っている点です。
DeathAdder V3以降は「手のひら後部のフィット感が強く」「薬指部分はマウスの持ち上げ動作をしやすく」「左サイド溝の深さが浅くなりマウスを真っすぐ保持しやすく」する形状に改良されています。V2以前よりも優れた形状をしており、グリップ性や操作性が向上しています。
表面は肌に張り付くように強力なスムーステクスチャが施されており、今までレビューしてきたマウスの中で最も強力な表面グリップ力になっています。グリップテープ無しでも強固に保持することが出来、安定してマウスを保持することが出来ます。
DeathAdderシリーズの購入を考えているのであれば、現状このマウスが最もおすすめです。
【⇓レビュー記事⇓】

5位:全体的な高さが低いつかみ持ち・つまみ持ち向けマウス「Razer Viper V2 Pro」
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 6箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下×1、底面×1) |
長さ | 126.7mm | |
幅 | 66.2mm | |
高さ | 37.8mm | |
重量 | Black:58g、White:59g | |
ケーブル | ケーブル名 | Razer Speedflex Type-C 充電ケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー |
DPI | 30000 | |
ポーリングレート | 125/500/1000/2000/4000(2000以上は4kレシーバーが必要) | |
最大認識速度(IPS) | 750 | |
最大加速度(G) | 70 | |
スイッチ | スイッチ名 | 第3世代Razer オプティカルマウススイッチ |
耐クリック回数 | 9000万クリック | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 約80時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | Razer Synapse |
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このマウスの魅力はつかみ持ちとつまみ持ちに適した形状で上面後部が高すぎない点と、あらゆる面で性能が優れている点です。
形状は何かの持ち方に特化したクセの強い形状ではなく、左右対称で上面後部の高さが高すぎない形状をしているため、つかみ持ちとつまみ持ちに適した形状をしています。
性能面は「4000Hzポーリングレート」「58~59gと超軽量」「第3世代Razer オプティカルマウススイッチ」「バッテリー寿命約80時間」など、FPSゲームをする上で性能不足を感じることはまずないかと思われます。(※4000Hzポーリングレートは別売りの4kレシーバーが必要です。)
上面後部が高すぎない形状が好きなつかみ持ちユーザーやつまみ持ちユーザーで、性能に優れるワイヤレスマウスが欲しいという人におすすめなマウスとなっています。
【⇓レビュー記事⇓】

6位:ほぼRazer Viper Miniの形状「AJAZZ AJ199」
本体 | ボタン類 | 6ボタン(左右クリックボタン、左サイド×2、 ホイールボタン、ホイール下×1、)+電源スイッチ |
---|---|---|
長さ | 118mm | |
幅 | 61.6mm | |
高さ | 38.6mm | |
重量 | 59±3g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | 着脱式USB-Cラバー |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | PixArt PAW3395 |
DPI | 26000 | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 650 | |
最大加速度(G) | 50 | |
スイッチ類 | 左右クリック | Huano Blue Shell Pink(8000万クリック) |
ホイール | TTC Gold エンコーダー(100万サイクル) | |
バッテリー | 寿命 | 最大40時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | AJAZZ AJ199 |
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このマウスは人気なマウス「Razer Viper Mini」の形状とよく似ていながら、超低価格とコスパにも優れた人知れないワイヤレスマウス。
性能面的には現状ではミドルレベルですが、十分使えるレベルなので普通におすすめ。
バッテリー寿命は40時間と短めなのでそこは注意です。
【⇓レビュー記事⇓】

その他
FPSにも使いやすい多ボタンワイヤレスマウス:Logicool G502 X LIGHTSPEED
接続方法 | 有線、無線(2.4GHz) | |
---|---|---|
本体 | ボタン | 11箇所(左右クリックボタン、左サイド×3、左クリックサイド×2、 ホイールボタン、左右チルト、ホイール下×1)+ホイールスピン切替ボタン |
長さ | 132mm | |
幅 | 75mm | |
高さ | 40mm | |
重量 | 102g | |
ケーブル | ケーブルタイプ | USB-C充電ラバーケーブル |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | HERO 25K |
DPI | 100~25600(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | LIGHTFORCEハイブリッド スイッチ |
耐クリック回数 | – | |
バッテリー | バッテリー寿命 | 140時間 |
充電時間 | – | |
ソフトウェア | G Hub |
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このマウスの魅力は多ボタンながらグリップ性が優れている点です。
多ボタンマウスは左サイドにびっしりボタンが敷き詰められていてしっかり握りこめないタイプのマウスもありますが、このマウスは指が触れる部分にボタンが配置されておらず多ボタンとグリップ性のバランスが取れたマウスになっています。
多ボタンと言うこともあり重量はやや重めなため操作性重視ではありませんが、出来るだけボタン数が多めのマウスでFPSゲームをやりたいという人におすすめなマウスとなっています。
【⇓レビュー記事⇓】

Logicool G Pro Wireless:左利きの人、SUPERLIGHTが軽すぎる人におすすめ
本体 | ボタン | 8箇所(左右クリックボタン、左サイド×2、右サイド×2、 ホイールボタン、底面×1)+ワイヤレス接続切替スイッチ |
---|---|---|
長さ | 125mm | |
幅 | 63.5mm | |
高さ | 40mm | |
重量 | 80g | |
ケーブル | ケーブル名 | 充電ケーブル |
ケーブルタイプ | ビニール被膜 | |
ケーブル長 | 1.8m | |
センサー | センサー名 | HERO 25K |
DPI | 100~25600(50刻み) | |
ポーリングレート | 125/250/500/1000 | |
最大認識速度(IPS) | 400 | |
最大加速度(G) | 40 | |
スイッチ | スイッチ名 | – |
耐クリック回数 | – | |
バッテリー | バッテリー寿命 | ライティングなし:60時間、デフォルトのライティング:48時間 |
充電時間 | 10分で最大9時間分、最大90分(0%⇒100%) | |
ソフトウェア | G Hub |
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「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」の前モデル。
「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」ほど軽量ではないですが、「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」が軽すぎると感じる人はこちらがおすすめ。
また「Logicool G Pro Wireless」は両サイドにサイドボタンがあるので、左利きの人にも向いています。
【⇓レビュー記事⇓】

補足
ゲーミングマウスをもっと使いやすくする方法
マウスの滑りやすさはマウスパッドで調節したほうが良い
マウスによって滑りやすさに多少の違いがあります。
ですがマウスの持ちやすさを犠牲にしてまで、滑りやすさを重視して選ぶのはもったいないです。
マウスパッドにも滑りやすいタイプ~滑りづらいタイプまでたくさんあるので、滑りやすさはマウスパッドで調節するようにすると良いです。

邪魔なケーブルはマウスバンジーで解消
FPSのようなマウスを激しく動かすゲームではケーブルが邪魔になり、マウス操作の妨げになることが良くあります。
マウスバンジーというケーブルを固定するアイテムを使うことでケーブルの煩わしさはかなり解消されるので、有線マウスを使用する場合は検討してみてはどうでしょうか。

マウスソールを張り替える
ゲーミングマウスの底面にはマウスの滑りを良くすためのマウスソールが張られています。
マウスソールは使っていくうち摩耗し、滑りが悪くなっていきます。
マウスソールは単品で売られており張り替えも簡単なので、滑りが悪くなったなと感じたら張り替えると良いです。

マウスのグリップ性を上げたい場合はグリップテープを張る
ゲーミングマウスはグリップ性を高めるためにマウスサイドに滑り止めラバーが張られていたり、グリップしやすい表面加工がされているものがあります。しかし中には滑りやすくしっかりグリップできないようなマウスもあります。
そんな時はグリップテープをマウスに張ることで簡単にグリップ性を高めることが出来、しっかりとマウスをグリップ出来るようになります。

MMO用、FPS/MMO両用ゲーミングマウス
MMO用、FPS/MMO両用ゲーミングマウスが欲しいという場合は、下の記事にまとめています。

Amazonでお得な買い方
Amazonギフト券チャージしてから買うだけで最大2.5%ポイントが還元されるので、普通に買うよりもお得です。
コレをしないと常に数%分のポイントを損することになるので、絶対に知っておいた方が良いです。
詳細やその他お得な買い方を下の記事で解説しています。

Amazonプライムを利用するといろいろお得
Amazonでよく買い物をする方はAmazonプライムを利用するとお得です。
プライム会員だと「注文金額が2000円未満」「お急ぎ便」「日時指定」でも配送料が無料だったり、Prime Gaming限定のゲームアイテムを貰えたりといろいろな特典があります。
下の記事でAmazonプライムのゲーマー向けの特典情報をまとめているので、よければ参考にしてみてください。

こんにちは。ロジクールG502WLのレビュー拝見させていただきました。丁寧なレビューで助かりました。
質問なのですが、使ってきたマウスの中でどのマウスが1番クリック音が静かでしたでしょうか。ゲーミングマウスはどれもカチカチ音がうるさく困っています。ロジクールG300Sを買いましたがやはりカチカチ音が気になりました。信憑性のある静音ゲーミングマウスまとめサイトが見当たらないので需要あると思います!
ちなみに自分は海外のレビューでTENMOS X96が静かと言うことで新品をフリマで入手し、実際クリック音が無音だったのでお気に入りでした。壊れてしまい2台目が入手できないためかわりにロジクールG502WLを購入しようと思います。(もう購入したのですが。)教えていただけると次回マウス購入時に参考になります。よろしくお願いします。
ゲーミングマウスでは「G502WL」「GPRO」が比較的静かだなと感じました。
ただどのマウスも静音マウスではないので、そこまで大差はないかなと感じました。
とにかく静かなマウスが良いのであれば、静音マウスを選んだほうが良いんじゃないかなと思います。
G502WLを購入しました。クリック感が良い感じで音も割と静かで良かったです。
ぬるゲーマーなんでサイドキーついた静音マウスで良いんですが千円くらいのがすぐ壊れた経験あったので…。マウスパッドもついでに買ったらかなり快適ですね。
返信ありがとうございます。