当サイトはFPS向けにゲーミングデバイスのレビューを行っています。
当記事ではおすすめのゲーミングマウスパッドを紹介します。
FPS向けゲーミングマウスパッドの選び方
自分に合った滑りやすさを選ぶ
FPSにおいてもっとも重要なことは「自分に合った滑りやすさ選択する」ことです。
ゲーミングマウスパッドによって滑りやすさにかなり違いがあります。止めやすいコントロール系のものから滑りやすいスピード系のものまで様々です。
自分が滑りやすいタイプが好きかコントロールしやすいタイプが好きかしっかり見極めてから選ぶことをおすすめします。
スピード系(滑り重視)とコントロール系(止めやすさ重視)のメリット、デメリットは以下。
スピード系(滑り重視)
〇メリット
- 軽い力でマウスを動かすことができるためスムーズなAIMを行うことができる
- 敵を追い続けるようなゆっくりとしたAIMがしやすい
- 初動が軽い
〇デメリット
- マウスを持つ手に力が入った状態だとAIMがブルブルしてしまうことがある
コントロール系(止めやすさ重視)
〇メリット
- マウスを持つ手に力が入った状態でも摩擦が手ブレを抑えてくれて安定する
- ちょっとした力ではマウスが動かないので、自分が動かしたいと思う分だけ動かせる
- マウスを大きく振ってもそのまま流れてしまうことがなく止めやすい
〇デメリット
- マウスを動かす際、初動が重くなることがある
- 敵を追い続けるようなゆっくりとしたAIMをするとき、カクついてしまうことがある
- 指でのマウス操作のような力の弱いAIMだとなかなかマウスが動き出さずカクッカクッとしてしまうことがある
ソフトタイプ(布)かハードタイプ(プラスチック)か
ゲーミングマウスパッドの種類は基本的にソフトタイプ(布)かハードタイプ(プラスチック)の2種類に分けられます。
ソフトタイプはハードタイプよりも滑りやすさが抑えられておりコントロール面が強い場合が多いです。
また、クッション代わりになるものも多く手首の負担を抑えられるメリットもあります。
布素材なため、マウス操作時の手のひらがマウスパッドに擦れても痛くないという面もあります。
しかしソフトタイプは湿気の影響を受けやすく、湿気が多いときは滑りが悪くなることがあります。
ハードタイプはソフトタイプよりもかなり滑りやすいです。
また、ハードタイプは湿気の影響を受けないため、滑りやすさを常に同じ状態で保つことができます。
ただ表面が固くクッション性もないので手首の負担や手のひらの擦れなどの原因になる場合があります。
またマウスソールが削れやすいという点もあり、現状ではソフトタイプ(布)が主流になっています。
↓ソフトタイプとハードタイプで滑り具合を比較してみました。
マウスパッドには湿気に強い、弱いがある
ソフトタイプ(布)のマウスパッドはどうしても湿気の影響を受けやすく、滑りが悪くなってしまうこともあります。
しかしそれは全てのマウスパッドに言えるわけではなく中には湿気の影響を受けづらいものがあります。
基本的にハードタイプのマウスパッドはプラスチック製のため湿気の影響を受けません。そのため汚れない限りは年中同じ滑りを保つことができます。
またソフトタイプの中にも影響を受けづらそうなものもあります。「BenQ ZOWIE GTF-X」というマウスパッドはソフトラバーと布とプラスティックが融合したような表面をしており、湿気の影響を受けづらい印象があります。
サイズ
ゲーミングマウスパッドには同じ種類でも環境に合わせて多種のサイズに分けられているものが多くあります。
「テーブルが小さいから小さめのサイズ」「マウス感度が低いから大きいサイズ」など用途に合わせてサイズを選ぶことができます・・・がしかし。
声を大にして言いたい。とりあえず大きいサイズの買っとけ!と。
小さいサイズを買って後悔することはあっても大きいサイズを買って後悔することはそうそうないと思います。
「大きいサイズだとモニターとかキーボードと重なる」とか「テーブルからはみ出す」とかあるとは思いますがモニターやキーボードはマウスパッドに重ねればいいし、テーブルからはみ出ても垂らしておけばいいので大した問題はないと僕は思っています。
マウス感度が高いからあまりマウスを動かさないという場合でも、高いからと言って絶対大振りしないということはないので僕は大きいサイズを買っておくことをおすすめします。
厚み
ゲーミングマウスパッドはものによって厚みが全然違います。
おおよそ3~6mmくらいの幅があり、基本的には薄いもので問題ありません。
テーブルの角に垂らしてクッション代わりにしたい場合など特別な理由があるのであれば、厚めのものを選択すると良いかと思います。
デザインで選ぶ
マウスパッドには無地のものからロゴマークや模様が入ったものまで様々なものがあります。
そこで気になるのが「模様が入っているものはセンサー精度に影響はないのか?」ということです。
ということで検証してみました。
ゲーミングマウス「Razer DeathAdder Elite」と「Logicool G Pro Wireless」を使ってセンサーテストを行いました。
この2つのマウスを使って、無地マウスパッド「Logicool G640」と模様ありマウスパッド「ZOWIE G-SR-SE DEEP BLUE」とで比べてみます。
Razer DeathAdder Elite
Logicool G Pro Wireless
結果はまったく違いはありませんでした。
無地だろうが模様が入ってようが大きな影響はないので、特に気にする必要はないです。
FPS向けおすすめのゲーミングマウスパッド
ソフトタイプ(布)
Logicool G640
サイズ | 横460mm×縦400mm×厚み3mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 程よく滑り程よく止めやすいバランス系マウスパッド
- 2サイズから選択可能(G640:460 x 400 x 3mm/G240:340 x 280 x 1mm)
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SteelSeries QcKシリーズ
サイズ | SMALL:横250mm×縦210mm×厚み2mm
MIDIUM:横320mm×縦270mm×厚み2mm LARGE:横450mm×縦400mm×厚み2mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 止めやすいコントロール系マウスパッド
- 水洗い可能
【⇓詳細はこちら⇓】
SteelSeries QcK Heavyシリーズ
サイズ | MIDIUM:横320mm×縦270mm×厚み6mm
LARGE:横450mm×縦400mm×厚み6mm XXL:横900mm×縦400mm×厚み4mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 止めやすいコントロール系マウスパッド
- 厚みが4~6mmで、クッション性に優れる
- 水洗い可能
【⇓詳細はこちら⇓】
BenQ Zowie GTF-X
サイズ | 横480mm×縦400mm×厚み3.5mm |
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滑り具合 | 滑り重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- スピード重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- ソフトラバーと布とプラスティックが融合したような表面
- 表面撥水加工でメンテナンスにも最適
- 耐久性の高いフチ縫い加工
- 2タイプのサイズ展開(Lサイズ:GTF-X、Sサイズ:PTF-X)
【⇓詳細はこちら⇓】
Xtrfy GP1
サイズ | MEDIUM: 横320 x 縦270 x 厚み2mm
LARGE:横460 x 縦400 x 厚み4mm EXTRA LARGE:横920 x 縦360 x 厚み3mm |
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滑り具合 | 滑り重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- スピード重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- 耐久性の高いフチ縫い加工
- 洗濯可能
- 3タイプのサイズ展開(MEDIUM、LARGE、EXTRA LARGE)
【⇓詳細はこちら⇓】
Xtrfy GP4
サイズ | 横460mm×縦400mm×厚み4mm |
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滑り具合 | バランス重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- バランス重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- スウェーデンの画家、Kim Berkhuizen氏による4種類のデザイン(STREET BLUE、STREET PINK、ABSTRACT RETRO、CLOUD WHITE)+無地(ORIGINAL BLACK)
- サイズ展開(LARGEのみ)
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Razer Gigantus V2
サイズ | M:横360mm×縦275mm×厚み3mm
L:横450mm×縦400mm×厚み3mm XXL:横940mm×縦410mm×厚み4mm 3XL:横1200mm×縦550mm×厚み4mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- コントロール重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- 厚さ3mm(M&L)と4mm(XXL&3XL)のラバーパッドは激しいマウス操作でもズレることなく手首の負担を軽減
- M、L、XXL、3XLの4種類のサイズ展開
【⇓詳細はこちら⇓】
Corsair MM300
サイズ | Medium:360 x 300 x 3mm
Extended:930 x 300 x 3mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- コントロール重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- ステッチ加工あり
- サイズ展開(Medium、Extended)
【⇓詳細はこちら⇓】
Corsair MM350
サイズ | XL:450 x 400 x 5mm
XL Extended:930 x 400 x 5mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- コントロール重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- 厚さ5mmの高クッション性
- サイズ展開(XL、XL Extended)
【⇓詳細はこちら⇓】
ARTISAN 零(ゼロ) SOFT
サイズ | S:240 x 210 x 4mm(MIDは3mm)
M:310 x 240 x 4mm(MIDは3mm) L:420 x 330 x 4mm(MIDは3mm) |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- 止めやすいソフトタイプコントロール系マウスパッド
- 中間層硬度 (スポンジの硬さ)をXSOFT/SOFT/MIDの3種類から選べる
- 手汗、湿度の影響を受けにくい
【⇓詳細はこちら⇓】
ARTISAN 疾風乙(ハヤテオツ) MID
サイズ | M:310 x 240 x 4mm(MIDは3mm)
L:420 x 330 x 4mm(MIDは3mm) XL:490 x 420 x 4mm(MIDは3mm) |
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滑り具合 | バランス重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 程よく滑り程よく止まるバランス系マウスパッド
- 疾風よりも止めやすい
- 中間層硬度 (スポンジの硬さ)をXSOFT/SOFT/MIDの3種類から選べる
【⇓詳細はこちら⇓】
ARTISAN 飛燕(ヒエン) MID
サイズ | S:240 x 210 x 4mm(MIDは3mm)
M:310 x 240 x 4mm(MIDは3mm) L:420 x 330 x 4mm(MIDは3mm) XL:490 x 420 x 4mm(MIDは3mm) |
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滑り具合 | バランス重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 程よく滑り程よく止まるバランス系マウスパッド
- 滑りが湿度、手汗に左右されない
- 中間層硬度 (スポンジの硬さ)をXSOFT/SOFT/MIDの3種類から選べる
【⇓詳細はこちら⇓】
ARTISAN 紫電改(シデンカイ) MID
サイズ | S:240 x 210 x 4mm(MIDは3mm)
M:310 x 240 x 4mm(MIDは3mm) L:420 x 330 x 4mm(MIDは3mm) XL:490 x 420 x 4mm(MIDは3mm) |
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滑り具合 | バランス重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布)-ガラスコーティング |
【特徴】
- 滑りやすいガラスコ-ティングされたスピード系マウスパッド
- 布の柔軟さとガラスの滑りの融合
- 中間層硬度 (スポンジの硬さ)をXSOFT/MIDの2種類から選べる
- 湿気の影響を受けにくい
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HyperX FURY S
サイズ | SM:290 x 240 x 3mm
M:360 x 300 x 3mm L:450 x 400 x 4mm XL:900 x 420 x 4mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 止めやすいコントロール系マウスパッド
- ステッチ加工が施され、ほころびにくくなっている
- 安定感のある天然ゴム製の底面
【⇓詳細はこちら⇓】
HyperX FURY S – Speed Edition
サイズ | SM:290 x 240 x 3mm
M:360 x 300 x 3mm L:450 x 400 x 4mm XL:900 x 420 x 4mm |
---|---|
滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- ソフトタイプ(布製)
- 止めやすいコントロール系マウスパッド
- FURY Sのスピードタイプ
- ステッチ加工が施され、ほころびにくくなっている
- 安定感のある天然ゴム製の底面
【⇓詳細はこちら⇓】
Amazonベーシック ゲーミングマウスパッド
サイズ | ミニ: 横250 x 縦210 x 厚み2mm
標準:横320 x 縦270 x 厚み2mm XXL:横450 x 縦400 x 厚み2mm 拡張サイズ:横910 x 縦420 x 厚み2.5mm |
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滑り具合 | コントロール重視 |
タイプ | ソフトタイプ(布) |
【特徴】
- コントロール重視のソフトタイプ(布)マウスパッド
- 洗濯可能
- 4タイプのサイズ展開(ミニ、標準、XXL、拡張サイズ)
【⇓詳細はこちら⇓】
ハードタイプ(プラスチック)
Logicool G440
サイズ | 横380mm×縦280mm×厚み3mm |
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滑り具合 | 滑り重視 |
タイプ | ハードタイプ(プラスチック) |
【特徴】
- ハードタイプ(プラスチック)マウスパッド
- 超スピード系マウスパッド、摩擦がとても少なく滑りやすい
- 底面は天然ゴムのラバーベース
【⇓詳細はこちら⇓】
Xtrfy GP3
サイズ | 横420mm×縦350mm×厚み2.5mm |
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滑り具合 | 滑り重視 |
タイプ | ハードタイプ(プラスチック) |
【特徴】
- スピード重視のハードタイプ(プラスチック)マウスパッド
- ハードタイプだが、マウスコントロール、安定性、正確さを増すようにデザインされたマウスパッド
- サイズ展開(LARGEのみ)
【⇓詳細はこちら⇓】
Razer Acari
サイズ | 横420mm×縦320mm×厚み1.95mm |
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滑り具合 | 滑り重視 |
タイプ | ハードタイプ(プラスチック) |
【特徴】
- 超低摩擦なハードタイプスピード系マウスパッド
- 耐水性と耐湿性に優れた表面
- 中サイズのゲーミングマウスマットよりも大きい面積(420 x 320 x 1.95mm)
【⇓詳細はこちら⇓】
滑りやすさ順
豆知識
ゲーミングマウスとゲーミングマウスパッドとの相性
余談ですが、ゲーミングマウスとゲーミングマウスパッドとの相性はあるっぽいです。
以前、布製の「Logicool G640」とプラスチック製の「Logicool G440」とで「Razer DeathAdder Elite」のリフトオフレンジを計ってみました。
リフトオフレンジとはマウスを持ち上げたときにセンサーが感知する距離のことです。
結果は「Logicool G640」が0.9mm、「Logicool G440」が1.4mmとかなり大きな差が出ました。
0.9mmぐらいなら特に違和感なくゲームをプレイすることができるのですが、1.4mmとなると大きな支障はないとはいえ人によっては違和感を感じるかもしれないくらいの長さです。
ほかのマウスでも試してみましたがここまで大きな差はなかったので、マウスとマウスパッドの相性はあるとみるしかないと思います。
だからと言って相性の良しあしなんて使ってみるまで分からないのでどうしようもないのですが・・・。
汚れ防止、手のひらがペタ付く場合はアームカバーが便利
ソフトタイプ(布製)のマウスパッドだと、手垢などの汚れがマウスパッドに付着し汚れてしまい滑りが悪くなったりすることがあります。
ハードタイプ(プラスチック製)マウスパッドだと、マウスパッドと手のひらが触れた状態だと手汗でペタペタして滑りが悪くなったりすることがあります。
これらを防ぐにはアームカバーを付けると改善される場合があります。選ぶものとしては手のひらまでカバーされるタイプが良いです。
それぞれのレビュー記事
それぞれのレビュー記事は以下で確認できます。